常連読者は既に気づいているだろうが、ブログの左側メニューに「人気記事」項目を加えた。特に役立つ機能とも言えないかもしれないが、筆者らが傾向を確認するのに便利という一面もある。このランキングは過去一週間分のアクセス統計から算出される。ブログの機能としては一日分でも出来るけど、HSDLはそれ程のアクセス数は無いのでこの方が良かろう。傾向としては概ね最新記事が上位に来るようだが、中にはかなり古い記事もあるので驚かされたり興味深かったり。少なくとも無味乾燥なアクセスカウンターよりは断然面白いと思う。

 これを見て解ったのだが、人気記事の中の入門的解説記事が占める割合が大きいという事だ。思うにこの「ジャンクPC自作界(笑)」の中では層が二分化しているのかもしれない。どういう事かと言うと、「書かなくても阿吽の呼吸で分るようなハイレベル層」と「一々全部教えないと理解できない低レベル層」だけになって、ソコソコレベルの中間層が居なくなっているんじゃないだろうか。これって記事を書く方にはツライ状態だ。低レベル記事ではベテランは全く満足できず、ハイレベル記事では下が全くついて来られない。統計上は本来最も多いはずの中間層向け記事は誰も読まない…(^^; ハイ・ロー両立はこのブログ程度では不可能だ。それこそPC雑誌のような物量が要る。

 筆者個人としては得意・不得意を抜きにすればハイレベル層向けの方が書きやすい。何故なら筆者のジャンク生活も長くなってきた(注)ので、既に入門者の気持ちが判らなくなりつつあるからだ。レベル的には初心者記事の方が楽なのだが。しかしこの結果を見るとハイレベル層向けを書くのは時間の無駄なのではないか?と思えてならない。てなわけで迷った末に、初心者・ベテランどちらでも同じの買い物記事が増えてしまうわけだ。これは言い訳では無いよ(^^


注:筆者のジャンク歴はPC歴ほど長くは無い。ジャンカー以前はバリバリ先端志向・実用派だった。自覚的ではないが、ジャンカーになったのはアキバでジャンク品を買うようになった2005年辺りか。この当時昔のビデオカードを集めまくったのが始まりで、ジャンク歴は8年程度という事になる。ハードオフに至っては2008年辺りなのでまだ5年程度のキャリアしかない。今は新品部品は買う事も無いくらいジャンクにハマっている。恐らくPCを実用しなくなってきたからだろうな。ただ要らないモノにはなっても興味は前にも増して深くなっている。だからこそのジャンク弄りなのだ。