880GM-P51修理(できず)

 あれから諦め悪く再度調査してみた。


★その後分かった事

1.ゲート抵抗には異常無し。ひょっとしてこれが逝かれているのか?と思ったがそんな事は無かったぜ。

2.死んだ相は3番目じゃなくて1番目(UGATE1)だった。

3.幸いにしてNB用の電源は無事らしい。これが生きているならまだ可能性はある?

4.このISL6323は確かにドライバを内蔵しているが、実は2相までが内蔵で3〜4相は外部ドライバ(6612)だった。つまり外部ドライバ使用の3〜4相が壊れたのならいくらでも修理のしようがあったという事だ。50%の確率で当たってしまった事になる。何て運が悪いんだろう…(^^;

5.このISL6323もHIP6303等と同じように使わない相は止められるようになっている。6303より面倒だけど。

6.このISL6323はAMD用の(SVI/PVI)VRMコントローラだった。

7.残念ながらこのISL6323はハンダゴテでは剥がせない(不可能)。


★まだ動かせるかも?
 上の状況を把握したところでもう一度考えてみる。抵抗などの信号ラインに問題は無かったのでドライバが逝かれているのだろう。ただ1つしかないNB用VRMは無事なので、残り3相の内2相を動かせれば電源としては成立する事になる。

 もちろんAM3のCPUが2相のVRMで動かせるか?動いたとしても負荷に耐えられるか?と言う問題がある。こればかりはやってみなければわからないが、精々デュアルコアに耐えられる程度だろう。4コアのアス2載せたら残りのニコが炎上する可能性が高いな(^^; 実験するにはHSDLにはあまりにもAM3のCPUが少ないのでやりたくない。イソテル370〜775ならナンボ燃えても構わないんだけど。

 て事で、可能性としてはまだ動かせるかもしれないという事は判った。この減相?改造にはパターンカットが必要なので最後の手段だな。何とか4相のまま動かしたいのだが。