電源(VRM)だけで選ぶマザーボード「AMD SocketA編」(^^


 以前誰かにマザーボードを選ぶ時にどうやって選ぶか?を聞かれたが、確か筆者は「全て値段で決める!」と書いた記憶がある。では値段が同じ時はどうするか?その時はどうせ安いだろうから両方買う(^^ 買う時に機能や品質を考える事はあまり無い。全く身も蓋もありゃーしない。だが在庫や経済的な柵が無いなら選んで買いたいのも事実だな。それではここでマザーボードの電源(VRM)だけに注目してマザーボードを選んでみよう(役立たない範囲で^^)。

http://www.tomshw.it/cont/articolo/la-madre-di-tutte-le-classifiche-di-cpu-parte-2-pagina-n-5/20466/5.html
 ソースはテキトーに検索して見つけたこれを使う。大型写真が並んでいるので使いやすい(注)。イタリア語なので何が書いてあるかは解らない。この際解らなくて良いです(^^


=ASUS A7N8X-E=
http://www.tomshw.it/guides/hardware/cpu/20041221/images/board_nforce2_big.jpg
 このマザーの良い所は電解コンが全てRubyconMBZであり、入力コンの位置が良い事が挙げられる。だがしかし、入力インダクタとATX電源コネクタが遠いとか、2相電源で電解コンの本数が少ないとか、入力インダクタがフェライトバーだとか気に食わない。電源だけで見れば最悪だな。


=EPOX EP-8K3A+=
http://www.tomshw.it/guides/hardware/cpu/20041221/images/board_kt333_big.jpg
 このマザーの良い所は全4枚中でこれとABITだけが3相電源であるという所。加えて入力コンの位置がまずまず良い所にあり本数も4本と充分。更に入力インダクタとATX電源コネクタが至近でロスが少ない事が挙げられる。特に最後の件は5Vソースなので大電流が流れるから重要だ。悪い所はオール中華コンであること。高クロックの明日論でぶん回せば短時間で爆発するだろう。先に褒めた入力コンの位置も、この場合は熱がモロ被りなので短所となる。このように長所と短所は諸刃の剣だったりする。


=MSI K7T TURBO2=
http://www.tomshw.it/guides/hardware/cpu/20041221/images/board_kt133a_k7t_big.jpg
 このマザーの良い所は唯一の12Vソースで電流的に楽、電解コンがオールNCC製、発熱の元凶であるパワーMOSFETにヒートシンクが付いている事が挙げられる。未改造なら一番安定するかもしれない。がしかし、その12Vソースというのは良し悪しで、変換効率が悪い事にも繋がる。2相電源なのも勿論マイナス要因だ。


=ABIT KT7-RAID=
http://www.tomshw.it/guides/hardware/cpu/20041221/images/board_kt7raid_big.jpg
 このマザーの良い所は3相VRMで、入力コンの位置が良く部品配置が美しい所だろう。反面入力インダクタとATX電源コネクタが遠い所とか、オール中華コンで1本省略など耐久性に疑問がありそうな所が良くない。比較的弱点は少ないが特筆すべき特徴も少ない中庸マザー。


=結論=
 電源だけならHSDLはEPOX EP-8K3A+を選んだ。このVRMは電解コンが中華コンという以外に弱点が目につかない。唯一の欠点である中華電解コンは交換してしまえば良いので弱点の内には入らない。次点はそのままでも使えそうという事でMSI K7T TURBO2だろう。

 なおチップセットやOC機能、メモリ周りなどは考慮していないので、総合的にはそれらを勘案して決めねばならないのは言うまでも無い。ま、電解コンだけでマザーを選ぶよりはマシだろう(^^

注:何故かEP-8K3A+にMSIのヒートシンクが付いているのだが(^^; これはオーナーが付け替えたんだろうなあ。