クソケット775のピン曲りマザーが貯まったので久々に修理でもやってみるかな。


★GA-8I955X Royal
 動作チェック[14/11/21]にも書いたが何かもうズタボロだ。ピンが曲がっているのが100本近くある。修復するのはかなり困難なので部品取りとして役に立てるつもりだったのだろう。だが一応修理をしないと死亡診断書はもらえない。


8i955x_1
 ぜーぜーはーはー!最初30本までは数えていたのだが、それ以降はもう分らなくなってしまった。全部で100本程度動かした。180℃ターンしているピンもあったぞ…。この写真だと判らないくらいだが、


8i955x_2
 この角度だと目立つ部分が多くなる。これでも接触は確保されているみたいだ。もうこれ以上はやらないぞ。これで動かなければ心置きなく捨てて、いや解体してやる。

 ペン4(630)を付けて電源を投入したらBIOSが上がった!ところがいきなり電源が落ちやがります。基板を触ったらアツアツだった。やはりこの時期の昼間はもうグリス塗らなければダメだな。いつもコアセレやP!!!しか弄っていないのでプレスコットの恐怖を忘れていた。


8i955x_3
 来たー!グリスを塗った後は問題無く動作している。やはり熱によってセーフィティ機能が動作していたのだろう…当たり前か。動けばもう何でも良いよ。

 このGA-8I955X Royalは当時のギガの最高級機である。お得意の外部VRMはあまり意味が無いようにも感じるが、滅多に見ない高級機が100円で手に入ればおいしい。


★G31T-M死亡?
 ここで悲しいお知らせが!「大泉巡回[15/03/16]」で手に入れたG31T-Mがかなりディープに死んでいた(^^;


g31tm_1
 もともと10本くらいしか曲がっていなかったのでピン修理は楽勝だ。土台の樹脂が削れているので分る程度。


g31tm_2
 別角度から。写真だと殆んど見分けがつかない程度まで修復できた。これで文句は無いだろう。CPUを付けて電源投入だ!


g31tm_3
 がしかーし!全然動かない。御覧のようにポストコードが表示すらされないという全くの不動品だ。これはCPUどころかICHさえ動作していないという事を表している。リセット信号が出っぱなしなのだから、もうこれ以上何をどう弄っても動かない。これでチェック終了だ。コイツ部品取りにもならないくらいの粗末なマザーだからどうするかな。取りあえずは保留という事で。

 一番楽だと思っていたG31T-Mが動かないという予想外の展開となった。恐らくピンが曲がったのは店で不動チェックをした後なんだろう。つまりこれを買ったしばたよしとみ氏がピン曲りの外見でだまされたという事になります。


★終わり
 ダメだと思っていたGA-8I955X Royalが蘇ったのでまあいいか。お役立ち度から言えばG31の方が今後は役に立つんだけどな。つかペンDマザー2枚あってもしょうがないだろうという声もある。そんなのより早くMB-N780-ISH0を修理しろと…。