以前SLGU4の回路違いについて書いたが、今回はE4400の違いについて。これはsSpec違いなので明らかな仕様変更でありSLGU4とは事情が異なる。


sla3f_omote
sla98_omote
 ヒートスプレッダの刻印自体が全く違う。上が旧L2ステッピングのSLA3F。下のSLA98は新M0ステッピングである。SLA3Fが2006年52週製造でSLA98が2007年33週製造だ。ステッピングが変わったのは2007年からだろうか?


e4400_ura
 裏面のDCはこうなっている。左がL2で右がM0である。M0は高価なLW逆転型のMLCCが大幅に減少し、安価な通常MLCCに置き換えられている。MLCCの総数はほぼ変わっていないので回路に変更は無く、単純に部品の質を落としただけだと思われる。M0ステップが完成バージョンと思われ、HSDLのHO市場調査(笑)に拠れば2008年製もM0だった。


 旧型の方が明らかに丁寧なDCが行なわれており好感が持てる。だがコア自体の出来は言うまでも無く新コアの方が上(注)である。なので旧型基板に新コアを載せるのがベストなのだがうまく行かないな(^^


注:M0は当たりハズレ無しに3GHz以上で動作する(DCが不充分でも3GHz動作する)が、L2は安定のためVcore昇圧を必要とするものが多い。なおSLA5Fというのもあるらしいが存在は未確認。