CPU死亡


 動作チェックで使用してきた"AXMD1400FQQ3B AIRGA 0227TPBW"が壊れた。これをお読みの方なら知っているだろうが、分りやすく言えば"Mobile Athlon XP 1400+"である。もうずいぶん前から動作した記録が無いのだが(下手すると去年は動いていないかも)、何しろ相手がジャンクマザーなので確信が持てずに放置していたモノだ。まだ動かないKX18D Proのテスト途中で確信に至り2016年11月23日付で登録抹消となった。入手は2010年11月27日なのであと4日で満6歳の誕生日だったのだが…お疲れ様でした。ソケAのCPUは2つ必要なので後任は取りあえず"AXMS1400FWS3B AIRGA 0224RPBW"を指名する。

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 このように外見上はコア欠けなど全く異常が無いのだが。諦め悪く洗濯でもしてみるかな?でもこの時期クソ寒いから水仕事はやりたくないな。

 ソケAのCPUはある日気が付いたら起動しなくなっていたというのが非常に多い。動作中に壊れた事はまだ一度も無い。HSDLに於いてCPUが死亡したのは2016年5月23日のADA3500IAA4CN以来で2016年2個目、通算24個目である。尤も通算の中には入手当初から既に死んでいたジャンク品も含まれている。動作確認テスト時点で死亡診断となるので、必ずしもしばたよしとみ氏が壊したモノとは限らない。

 しかし本当にソケAのCPUはよく壊れるな(注)。HSDLの通算24個の内、実に半数の12個がソケAなのである。これはもう偶然とかじゃなく確実に「PC史上最も壊れやすいCPU」なのだろう。壊れる原因はあくまでも筆者予想だが静電気破壊だと思う。AMDはこの時期までESD対策が甘いかったのではないだろうか。何しろ熱対策すらかなり後までしていなかったメーカーなので大いに有り得る。壊れ方がある日突然自然に死亡というのが怪しい。我々は自作素人のように扱いを間違ったり失敗して壊す事は無い。ただ他と違うのはHSDLは異常に頻繁に組み立てたりバラしたりを繰り返す事だ。静電破壊する確率は他より大きいはずだ。

A(462)→12
370→ 6
Super7→ 2
754→ 1
AM2→ 1
478→ 1
775→ 1

AMD→16
intel→ 8

 754は東日本大震災で潰れたもの、AM2はランパチがあの世の道連れにしたモノなので自身が壊れたわけではない。つまりAMDもソケA以前の製品しか壊れた事は無いのだ。尤もAMD内の比率は数が少ないので統計的な価値はあまり無いのだが。

 ちなみにヒートスプレッダの効用と考える人もあるだろうが、いわゆるコア欠けで死亡したCPUはこれまで一つも無い。イソテルCPUでコアが真っ二つに割れて死亡したのは何度も見た事があるが。そもそもコアの中に回路が入っている訳ではないのでコアはミリ単位で欠けても動作に影響は無かろう。むしろ欠けるほどのショックを与えた事でハンダ割れする可能性の方がはるかに高そうだ。

注:壊れやすいのはCPUだけじゃなくてマザーボードもだけど(^^; 今まで何枚不動ソケAマザーを掴んだか記憶できないくらいある。