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 今日のおかずはHSDLにやって来た客の検索フレーズの中から「オムロン マウス マイクロスイッチ」だ。このワードはたぶん既にHSDLの記事を読んだ人がテキトーにでっち上げたワードだろう。全く無意味で何かを知りたくて検索したとは思えない。まあこの検索者に興味は無いし心理についても興味は無い。もしかしたら検索ボットの捏造かもしれないし、今日の話題から見ればどうでも良いんだ。上の検索ワードを見てふと思いついただけの文章だから。

 それより何故この人はオムロン指定なんだろうか。HSDLがオムロンのタクトスイッチを使っているからだろうか?オムロンのスイッチは別に特段優れている訳でもないし、PC製品ではシェアだって大した事は無かろう。このメーカーの製品を明示的に使う必要が無いのだ。そもそもオムロンはマウス用マイクロスイッチを特に設計製造したりはしてないと思う。長年の読者は知っての通り、HSDLは別にオムロンが優れているから使っている訳ではない。このスイッチがタダ同然で売っていたから使ったに過ぎない。別のメーカーのがもっと安値だったらそれを使っていた。日頃から酷評しまくっている某○チ○ン製電解コンだって以前安かったから一杯使っている。部品なんてそんなものだ。ブランドなんてハッキリどうでも良い。

 それはジャンクにも当てはまる。京都の老舗の饅頭が1000円、中華の毒入り饅頭が10円で売っていたとする。「この中華毒饅頭…見るからに怪しいし不味そうだ」「そもそもこれ食いものなのか?」「くさい!」「それに比べてこの老舗の饅頭!色艶と言い気品と言い申し分ないな」「匂いをかいだだけでよだれが出て来るぞ」「さぞかし味も良いんだろうねえ〜」「値段もスゲエけどな^^」など店頭で評価する段階では迷わず老舗の1000円饅頭に軍配を上げる。そしてそのように正しく評価する目はいつも持っていなくてはいけないのがジャンカーだ。

 だが俺たちは迷わず10円の中華毒入り饅頭を買う。もちろんそれを食う。「まじぃーなこれ、流石中華製だ」「イヤ中華だからじゃなく10円だからかな〜」「賞味期限が10年過ぎてやがるからな」「おっ舌がピリピリしてきやがった!フグ毒かよ」「何かめまいがしてきた!コイツは結構きつい添加剤(毒)だぞ…」と楽しむ。時にはそのままあの世に行ってしまう事もある、それがジャンカー。

 別に俺らは転売屋や骨董屋じゃないし良いモノを探している訳じゃない。また良いモノを極限まで安く買うのはバーゲンハンターでありジャンカーとは別人種だろう。もちろん鍛え抜かれた目利きではあるが高いものなどに用は無い。ブランドの優劣などを捨てたところにジャンカーの楽しみがあるのだ。

 尤もゲテ物好きと言うわけでもないので同じ値段なら老舗の饅頭を買う。ここらがYOUTUBEの爆死上等ネタビデオメーカーとも違うところだ(^^ つまり何かにこだわるというより、流れてきたものを拾ってそのまま楽しむのが我々ジャンカーの流儀。何かを必死に探しに行く訳ではなく自然に落ちているものを拾いに行く感じか。

 で、今日もまた特に見どころの無い100円マザーを買ってしまった訳だが…。