HDD


 以前電源の互換性について書いたが、電源と同じかそれ以上に互換性に問題があるのがこのデバイス。PC/AT互換機のHDDは大半がIDE→SATAであり、鯖方面でSCSIやSASが使われている。これらはオープンな規格でありハード的には互換性は保たれているはずだ。だが現実的にはそうでもない。非互換問題とはソフト的な制限の事である。新旧取り混ぜ色々なマザーを取り扱うジャンカーにとってはかなり致命的な問題なのだ。代表的なソフト的な制限とはズバリ容量の壁である。これらはファームウェアだけでなくOSにも起因するので尚更厄介だ。ちなみにこれらの壁はソフトウェアだけの問題であり、ハードウェアには特に関係は無い。

 という事でジャンカーは電源と同じく動作チェック用ハードディスクも一種類で済ませる訳にはいかないのだ。筆者らが扱うのは286や386といったあまり古いモノは無いが、それでも過去に32GBの壁に当たった事はあるし、128GBの壁は越えられないマザーはかなり多数ある。具体的に言えば旧来マザーボードのファームウェアがアップデートされなくなるとこの制限に引っかかる。HSDLではいつも使っているデータ取り用のディスクは40GBでやっていたが、ある日認識しない古いP6マザーが現れてこの壁を実感する事になった。そのマザーの場合はBIOSアップデートにより認識できたが、アップデートしても明示的にLBAを指定しないと動かないマザーもあった。HSDLブログが始まって今のところ引っかかったのはこの32GBと128GBの壁だけだ。128GBの方はHDD自体が少ないので普段は全く意識する事は無いが、32GBの方はソケ7などでは常に意識する必要がある。流石にATA33以前のは使いたくないので100の20GB辺りが貴重になってきたりして。あと120GBとか。

 …もっと新しい話をしよう(^^; 実は最近困っているのはIDEコネクタが消え始めている事だ。これはサウスがサポートしなくなったので当たり前と言えば当たり前だが、HSDLにはIDEのHDDが殆どなので困る。ICH7以降になるとIDEは1chしかないし、AMDの方もAM3以降はかなりヤバい。そこで最近は新しいマザーボード用にデータディスクだけSATAにしている。ブートは1つ残っているIDEを使うが、更に新しくなるとこれも無くなるので二度と使う事は無いと思っていた懐かしのプロミスのATAカードが出て来る。ところが今度はPCIバス・スロットが無くなってしまった。PCI-EのATAカードなんて持っていないし、第一存在するのだろうか?ジャンカーの悩みは尽きないのでした…。