ELPA ER-C55TでMW受信


 先日はAIWA CSD-SR700で受信してみたが、今回はER-C55T+内蔵バーアンテナで受信してみる。度々書いているようにこのラジオは受信できない周波数がかなり多い。当地ではMW120波の中で50波弱しかまともに受信できないのではなかろうか。これは主に選択度の不足と多信号特性・スプリアスなどICに起因する欠陥によるものである。

 がしかし、そんな不自由なラジオで楽しむのも面白い。既にほかのラジオでだいぶ録音してしまったので残り受信できそうなのはあまり無かった。


★2018/09/08(1602kHz)
 この1602kHzは既にRAD-S600Nで朝の開始時に受信している。その時は甲府本局が圧倒的だったが、今回はアナログのER-C55Tで終了時を試す。この日の終了は01:59とかなり変則なので違いが出るかもしれない。希望としては甲府以外が望ましいのだがラジオの向きが同じなら大して変わらんだろうな。それ以前にTA2003の感度の絶対値が遠距離受信に足りるか?という本質的問題があったりして…(^^;

1602:NHK旭川2(JOCC)[1kW]
1602:NHK旭川2(遠別)[1kW]
1602:NHK沖縄2(宮古)[100W]
1602:NHK宮崎2(延岡)[1kW]
1602:NHK宮崎2(日南)[100W]
1602:NHK熊本2(人吉)[1kW]
1602:NHK広島2(東城)[100W]
1602:NHK広島2(尾道)[1kW]
1602:NHK甲府2(JOKC)[1kW]
1602:NHK鹿児島2(名瀬)[100W]
1602:NHK室蘭2(浦河)[100W]
1602:NHK秋田2(横手)[100W]
1602:NHK松江2(川本)[100W]
1602:NHK松山2(宇和島)[1kW]
1602:NHK盛岡2(釜石)[100W]
1602:NHK盛岡2(岩泉)[100W]
1602:NHK大阪2(古座)[100W]
1602:NHK大阪2(田辺)[100W]
1602:NHK大阪2(舞鶴)[100W]
1602:NHK長野2(上田)[100W]
1602:NHK長野2(木曽福島)[100W]
1602:NHK福岡2(北九州)[1kW]
1602:NHK福島2(JOFD)[1kW]
1602:NHK福島2(田島)[100W]
1602:NHK名古屋2(熊野)[100W]
1602:NHK名古屋2(萩原)[100W]

https://www.axfc.net/u/3935371(パスワードはhsdl、およそ9192.9日間の保存ができる見込みです)

 ゲゲッ!何だこのシンクロ率は(^^; いつもは結構バラつくのに今日は一糸乱れぬアナウンスで確認できない…。それでも5局程度は出ているようなので02:00終了だと変化が出るって事だね。本格的に選別するにはやはりアンテナを回すしかないだろうな。

 感度は低いけどアナログなのでデジタルのソフトミュートの誤爆?と思われる音の段階的な強弱が無いから聞きやすい部分もあったりして。やはりこのラジオは選択度と225kHzイメージを何とかしたい。そうすればデジタルとは一味違うアナログラジオとしてソコソコ使えるラジオになるだろう。但し感度は上げられないので同調ループ系アンテナを付けるしかない。


★おまけ1:東海ラジオ(1332kHz)
 当地で最も良好に受信できる地方局の代表格がこの東海ラジオ。50kWと大出力の上に当地では何故か相性が良い名古屋という事で夕方辺りからバリバリである。クリヤーチャネルという事であまり感度のよくないER-C54/55Tでも全く問題は無い。

https://www.axfc.net/u/3935381(パスワードはhsdl、およそ9193.6日間の保存ができる見込みです)

 このように時折フェーディングの谷が気になるものの平均的な信号強度は夜のRFと同等になる。むしろこの局のサイドで両脇のNHK(1323、1341kHz)が厳しくなるくらい。高感度ラジオで頑張れば当地で24時間受信できるのは以前書いた通り。


★おまけ2:中国放送(1350kHz)
 昔ほどではないが中国地方では良好な局の一つ。但し移転後は山陽放送の方が良好である場合が多い。実は当地ではここは確実に相互変調の出る周波数だ。あまり大きなアンテナを繋ぐとバックに汚い音のローカル局が聞こえてくる。多信号特性の弱いこのラジオでは注意が必要な周波数だったりする。

https://www.axfc.net/u/3935382(パスワードはhsdl、およそ9193.6日間の保存ができる見込みです)

 零時の時報前だがこの頃になると夕方〜夜と違ってかなり状態は良くなる。もっとも番組は早い時間の方が断然面白い。


★おまけ3:西日本放送(1449kHz)
 最近、山陽放送と並んで非常に状態が良い局。どちらも1400台の瀬戸内海の局という共通点がある。昔はこんなに良くは無かったと記憶しているのだが。このおまけに取り上げている民放は受信が非常に楽な局だけを集めているが、この局は関西・九州・北海道の大電力局を差し置いて取り上げられたことでも察せると思う。少なくとも隣の50kW局であるSTVラジオよりは確実に上。RFが分離できればポケットラジオでも受信できる。

https://www.axfc.net/u/3935385(パスワードはhsdl、およそ9193.6日間の保存ができる見込みです)

 今日はあまり強くないというか、室内でこのラジオの感度がそれほど高くないので仕方が無い。少なくとも夜は毎日実用になる程度の状態で聞こえる。例えればラジオ日経くらいの感覚かな(^^


★ER-C54/55T実戦で気づいた事

・規定の感度が出ていない?
 上でワザとMW上限と下限で使ってみたが、明らかに上の感度が良く下は良くない。ER-C54/55Tは新品の時からトラッキングが全く調整されていないようだ(確認済)。暇を見つけて至急対策しなくてはいけないな。既に調整したER-C54Tの方はER-C55Tノーマルより感度が上がった。本質的な感度不足は専用の廉価ループアンテナを開発して解決したい。

・録音音量が極度に小さい
 いつものようにイヤホン端子から抵抗入りケーブルで録ったのだが音量が小さく、ボリューム全開にしても全く足りていない。どうもこのイヤホン端子のインピーダンスは普通と違うらしい(インピーダンスが高い?)。抵抗無しケーブルで録ったら漸くまともな音量になった(但し失敗してレベルオーバー気味)。RAD-S600Nと違ってREC端子と同じ扱いにした方が良さそうだ。イヤホンで音が小さいのもこのせいだろうな。後で知ったが録音に関して言えばICレコーダ側の設定変更で何とかなるっぽい。

・電池電圧
 このラジオは2V程度まで電圧低下しても一見受信できるが、低電圧だと全ての性能が激落ちしている。具体的にはRF〜AFまで歪が増え、しかも感度が大幅低下した上に最大音量も低下する。動くからと言って電池を引っ張ってはいけないという事だ。HSDLでは電池はニッスイなので週一で強制充電している(電池は@50円のエコトータル^^)。本当は電圧降下の無いACアダプタを繋ぐのが一番なのだが。