SONYの廉価アナログラジオICF-28による受信


どーでも良いラジオ話

 買った時は一瞬デジタルと勘違いしたこのラジオだったが、後の調査により当初の狙い通り粗ニーICを使用したアナログラジオだと判って一安心。買う時にロクに情報収集していなかったが、そもそもネット上には中身のICを調べるような突っ込んだ情報は表面上皆無に近い。事前テストの評価は「受信性能は廉価アナログラジオの中では良好。特に選択度は同じ構成のRF-2400Aより優れている。ただVC直回しのダイヤルが非常に大きなマイナスポイント」となっている。

 実際受信してみた感想は(アナログダイヤルなので当たり前の話だが)現在受信している周波数が分らなくて戸惑う事が多かった。デジタルマーカー(ER-C55Tのこと^^;)が下りない965kHz以下は局発漏れが少なくて苦労する。今のところ改造不可だがカウンターを繋ぎたい気分だ。未改造で手軽に繋げる事が出来ればいい。もちろん未改造で繋げるアイデアは既に大昔からある。肝心の使えるカウンターが無いだけで…(^^;


★NHK盛岡1(531kHz)
 ダイヤルを一杯まで下に回してそこから上げていくと最初に見つかるのがこの局。MW放送のバンドエッジなのでテストには欠かせない局だ。これが受信できなければ周波数範囲の調整が間違っていることになる。

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 下で聞こえているのはNHK沖縄1(名護)だな。はるばる名護から1kWでよくいらっしゃいました(^^ NHK佐賀1(伊万里)だったらもっと嬉しいのだけど100Wで九州は難易度のハードルが桁外れに高い。


★NHK1(540kHz)
 この周波数は常にNHK1の複数の局が聞こえている。何が聞こえるかは日によって違うので非常に面白い。山形から石垣島までバラエティに富んでいる。

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 NHK山形1(JOJG)の陰にNHK金沢1(七尾)が居る(中華も居るな^^)。日によって色々聞こえるので、これまでに沖縄(石垣)以外は受信されている。


★NHK札幌1(567kHz)
 567kHzは単独周波数だが半島局が超うるさい。

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 100kWなのにサッパリ弱い札幌。アンテナはどこに向いているのだろうか?それとも減力しているのかな?半島局は夜間増力と言うキチガイじみた事をしている周波数があるので迷惑この上ない。


★NHK鹿児島1(576kHz)
 廉価ラジオ(ポケットラジオなど)では594kHzのNHK東京1に飲まれて全く聞こえない周波数の一つ。これが聞こえたら実用ラジオとして充分な性能がある。

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 受信できた!単板CF+IFTでここまでやれるのは驚きだ。ノーマルのER-C54/55Tは2エレなのに信号が弱いと厳しいのだ。IFTレスだとダメなのかねー。


★NHK東京1(594kHz)

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 当地のローカルはこんな風に聞こえるのだ。当地では初めて聞いたよ。IDの後一旦ザッ!と途切れたのは放送事故なのだろうか?デフォじゃないよね?何時も聞いていないので分らん(^^;


★NHK静岡2(639kHz)
 NHK静岡2本局は当地で全放送時間に渡って受信できる数少ない局の一つである。これだけ13時台のスペイン語ニュースのローカルIDだ。

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 これが聞こえるという事はホームラジオとして感度・選択度に全く問題は無さそう。ノイズは環境の問題でありラジオの性能とは関係無い。


★NHK東京2(693kHz)
 もちろん単独周波数である。名目上はこの局だけがNHK2の本局である。

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 これがローカルの第2である。耳を澄ますとバックにAFNが聞こえているだろう?これが典型的な混変調だよ(^^; 内蔵フェライトロッドアンテナで混変調なんて聞いた事が無い…SONYのICが弱いのか、それとも環境が異常なのか。


★NHK札幌2(747kHz)
 ここも単独周波数である。

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 IDは北海道用の局名が入らない奴。この場合は単独なので問題は無いが、複数局だと推定は不可能だから困る。何でこんな仕様なの?本当にリモートなのだろうか。


★NHK秋田2(774kHz)
 ここも単独周波数である。

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 ソコソコ良好だが後ろで半島局が五月蠅い。混変調に弱いラジオだとAFNもウザい。


★OBCラジオ大阪(1314kHz)
 NHKだけでは寂しいので民放を唐突に入れる(^^;

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 変な切れ方なのはどうしても15秒にしたかったため(^^; 10月の18時だがこんな風に聞こえた。12月だと24時間聞こえる。2018年現在では当地で一番良好な関西局だ。実は当地では相互変調で多少ヤバい周波数なのだが、この場合信号強度のお陰で何とか抑えている(昼間は微妙にザリザリが聞こえる)。


★受信音
 今回も上の受信音を全部ひとまとめにした。一々上げるのが面倒だったからと言うのもあるが斧が調子悪いという理由もある(予備アップローダーも探すよう努力したい)。ファイルが多少大きくなるがこの程度なら落とすのが楽で良いだろう。

icf28_190112.zip
 聞けば分かるがこのラジオの受信性能はホームラジオとしては上々である。特にアナログラジオとしては感度ムラが少なくよく調整されている。選択度も実用充分で通常はアナログだと一段上のクラスを買わないとこの性能は出ないと思う。これもアナログだから当然だがSi4734デフォルト設定ラジオのようにフェーディングの時にガタガタにならないのも気分良い。これだからアナログは捨てられない。


★続く
 次回も受信テストである。周波数の高い方を聞いてみる。