元々は掲示板ネタ(しかも1月の^^;)だった。がしかし、あまりにも長くなったので単独記事に昇格させたがあまり中身は無い。

第7話:ICOMのTRxのAMフィルター


 先日甘無線機IC-736の回路図を見る機会があった。ICOMのHFのTRxはIC-720Aからゼネカバになっており大変よろしいのだが、AMモードのIFフィルターはどうなっているのか興味があった。で件のIC-736の気になるIFフィルターはCFW455HTだった。甘無線用通信機のAMフィルターが一般ラジオに過ぎないICF-EX5と同じと知ってドヨーンとした。CFW455HTは6エレだが、せめて金属ケースに入った奴(注1)にして欲しかった。プラのは見栄えが悪い(^^;

 ちなみにFMフィルターはCFW455Eだが、AM・SSB用のフィルターと共にダイオードスイッチで切り替えているので不安だ。腐ってもICOMが某通信型受信機(SWからIF漏れする)のような間抜けた事はしていないだろうけど、これらを単体で使うより威力は更に低減しているだろう。この辺りはダイオードスイッチの宿命か。筆者はだから(例え経年劣化があったとしても)メカニカルスイッチが好きなのだ。もっともメカニカルなスイッチも実装が拙いと寄生容量など別の弊害が出るのだが。

 更に追加。IC-703のAMフィルターは何とCFWS455Gだった!帯域幅8kHzかよ。これって甘無線用には絶対使いたくないけど、リスニング用としてはやたら音が良いのではないかと想像する(^^ DXではなくリスニング用のラジオとして使ってみたいな〜。筆者は個人的にはAM放送に於いては帯域幅8kHzがベスト帯域幅だと確信している(注2)。

 更に更にもう一丁追加、IC-751のAMフィルターはCFW455ITである。何とこれは4kHzなのだ!何て個性的なのだろうか。ICOMの設計者をチュッチュしたくなります。甘無線機のAMフィルターなんて全く誰も注目してないから恐らく読者も知らなかっただろう。それにしても同じメーカーの同じような甘無線機器でも大幅な違いがある事を知った。もっともこんなブレブレなのはICOMだけかも(^^; もしかしてスポット的な価格で決めているだけなのかな?だとすると生産の人はアレだが…。

注1:CFM455HとかCLF-D6Sみたいな奴。金属ケースに入っていて当然シールドされるが実際性能に差は無いだろう。実装の差の方が大きいと思う。

注2:甘無線ではAMは6kHzが標準である。