当地でラジオのテストをする周波数は2019年夏季(6〜8月)現在こうなっている。初期のHSDLではチェックに多数の周波数を用いていたが、アナログで一々周波数を合わせるのが面倒くさい上にテストにも有効とは言い難かったのでだいぶシンプルになった。これをチェックすると感度(絶対値とバンド内の感度ムラ)と選択度の能力が分る。

531kHz(NHK盛岡1):下側バンドエッジ(トラッキングムラが判る)
639kHz(NHK静岡2):最低限選択度+昼間ローバンド用
1053kHz(CBC):バンド中央(トラッキングムラが判る)
1431kHz(GBS):実用充分選択度
1530kHz(CRT):昼間ハイバンド用(絶対感度が判る)
1602kHz(NHK甲府2):上側バンドエッジ(トラッキングムラが判る)

 バンドエッジは混信が少ないので割とチェックしやすい。ダイヤルを一杯に回して内に戻していけばすぐ判る。バンド中央は当地の場合は954kHzから上げていくと見つかるがDMを使って合わせる場合が多い。上の方で昼間聞こえるのはCRTとIBSしかないので直ぐ判るし、639kHzはNHK東京1から上げていくと発見しやすい。選択度が悪いとNHK東京1の次にすぐNHK東京2が聞こえてくるが…(^^;

 練馬・武蔵野・西東京・小金井・東久留米・新座などではこれで同じようにチェックできるだろうし、更にその周辺でも大差無くチェックできるだろう。但し世田谷東部・南部だとRFが厳しいので「実用充分選択度」どころの話ではないかもしれない。このように選択度はロケーションによって大きく評価が変わるので他所に住んでいる他人の性能評価があまりアテにならない。何所でも通用するのは上下バンドエッジと中央だけ。これは日本全国どこでも同じ(場所によって対象局が変わるだろうが)。また絶対感度比較は夜間ではなく昼間に「毎日受信できる出来る限り弱い局」で行なう。

 これらの周波数は正常な製品であれば受信できるはずだが、中華安物ポケットラジオのような最低レベルの製品や不良品だとバンドエッジが全て受信できない場合もある。その場合は全テストを待たずしてMWラジオとしては最低の評価(不良品)となる。