記事が無いのでボツ原稿を載せる(^^; その4

 HSDLの社長(注)に「半島メーカー販売の大陸製アルミ固体電解コン」という何とも微妙な代物を寄付された(^^;


samwha
 ニチコンと提携関係があるらしいSAMWHAの固体コンだ。既に我々もPCマザーボードやビデオカードで見てきたなじみ深い奴である。470μF 6Vという事でVRM出力は勿論のこと、P6系以前の5V入力なら入力コンにも使える。サイズ8φ×9个箸い事でこれが載らないマザーやビデオカードは少なくともHSDLには無いだろう。最近市販されている製品には一杯あるけどね。その性能は通常アルミ電解コンとは比べ物にならない。100kHzの時にESR=7mΩ!リプル5700mA!という驚異の性能だ。今は亡きアキバのクレバリーでタダ貰いしたLelon OCR1500μF2.5Vを越える高性能で、HSDLのコンデンサESR・リプルランキング堂々1位にランクされる。

 …しかしねえ、HSDLに来るのが3年いや5年遅かったようだ。このコンデンサは構造で分類すると導電性高分子アルミ電解コンデンサであり、用途で分類すると高周波低インピーダンス電解コンデンサという事になる。現在HSDLは2017年以前と違って高周波スイッチング電源などは専門外であり、低周波100Hz∨120Hzのシリーズ電源が主体となっている。つまり上記のこの電解コンの超高性能は活きない。ESRは無関係だし耐リプルだって120Hzでは5700mAから285mAまで急降下する。そもそも固体コンは適用範囲が100〜500kHzくらいだから宝の持ち腐れである。DCに使うとLW帯の高周波ノイズが減るかも?いやLWなんてもう放送局が無いし(^^;


fumei220u6v
 おまけで見た事のある奴。これは哀店道にも売っている名無し中華固体電解である。@10円程度と非常に安いので面白半分で入手した人も案外多いのではないだろうか?小さい方は220μF6.3Vとプリントされているが、大きい方は何もプリントが無く容量も耐圧も不明と言う恐ろしい物件だ。容量は測ればいいけど耐圧不明で使えるわけねえだろ!(^^; 耐圧は最低クラスの2.5V程度と考えるしかないな。220μFの方は小柄なので小さなセットでもスキマに押し込む事ができそうだ。サイズと容量的には全く役に立たないわけじゃない。大きな方は478や462マザーのVRM出力に使えそう。これも5年早ければなあ…。


 これらの個体アルミ電解コンを無理やりラジオ内で生かすとすればIF以前の電源バイパスが向いている。こんなにデカい容量は通常は必要無いが、電源回りは高周波をデカップリングしないと発振する場合があるので使い道があるハズ。アルミ固体の性質上は漏れ電流が大きいだろうからOS-CONと同様AFのCCには向かない。その用途ならオーディオ用電解コンの方が向いている。でもQはソコソコ高いからVLFなら同調回路にも使えるかも(^^

 取りあえずこの電解コンを有効使用すべく、今後は色々なところで無駄遣いされるであろう。何しろ数量が無尽蔵(数百?)にあるので、今後HSDLブログにこの電解コンが出現したら「ああ、やはり使い道が無いんだな…」と察して欲しい(^^;

注:通称・綽名です(^^ HSDLは会社ではなく任意団体なので社長などは存在しない。他に隊長・編集長も存在するが、真っ当に意味のある役職はブログ編集長だけである。