この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

速報:R-1000(2号機)ゲット!比較的安かったけど流石にボロイ(^^;


 以前から書いているように、筆者が最初に手に入れた新品の通信型受信機はR-1000だった。それまでは近所のジジイから借りたり、ブチ壊れたRxを貰ったりしていたのだ。そんなわけでR-1000には思い入れがあるというか思い出深い。ただ現在はその思い出のR-1000は箱に入ったまま天袋に押し込まれていて使えない。一部改造はしてあるけど完全動作品・欠品無しなのだが箱から出すのは案外面倒なのだ。今回の移転でも引越し屋が運ぶR-1000の箱を眺めていただけだった。


r-1000_2gou
 そんなある日、HSDL社長(ユーチューバーではない^^)がジャンクR-1000を手に入れてきた。一万円という事でロクでもない状態が想像される。で見てみたらやっぱり価格に見合ったボロさだった。生成りの色のボタンの頭が黄色くなっているのは許せるとして、よく見るとタイマーボタンが消滅しているのがカッコ悪い(機能はする)。あと実際触らなければ判らないがバンドスイッチがネジで止まっていなくて空転するし、ATTはR-1000の典型的持病(注1)により回らない。

 これは部品取りだな…(^^; と思ったのだが、試しに電源を入れると案外ちゃんと受信しているので「もしかすると使えるかも?」と言う気になってきた。VRガリが酷くメチャクチャな状態だが受信テストしてみよう。ここで問題になるのはアンテナだ。普通にワイヤーアンテナを繋いだらノイズで何も受信できなかった。これが使えないとMWは受信不能だ(注2)。という事でテスト史上初の試みで0時台にSWバンドを流す。


ant_200531
 アンテナは以前HO巡回で手に入れたSPコードをパラで使っている。張った場所は室内で長さは2mも無い。がしかし地上高があるからか?これでも何かしら入感するようだ。トランジスタラジオのホイップアンテナで受信しているイメージだ。写真は給電部だが同軸でコンセントのアース端子に繋いでいる。芯線側はSPコードだ。これを同軸でR-1000のMコネクタに入力する。妙な使い方だがこうしないとノイズで何も受信できなかった。

 範囲は2〜6MHzの間で、局名はおろか言語すらロクに確認していない。何しろ入感局の6割が中国語(注3)なのでヤル気が無くなった次第(^^; まあ時間の関係でダイヤルを10秒くらいしか止められないので頑張っても言語くらいしか判らないのだが。それでも何局入感したかで大体の環境と実力が判る。


=0時20分台=
 多分無理だろうけど2.000〜4.000MHzを聞いてみた。ここには120mb、90mb、75mbが含まれる。これらのバンドが受信できると非常に楽しいのだが、当地ではMWと同じくらいノイズがあるはずなので無理だろう。

3.320
3.480
3.910
3.925
3.985

 何にも受信できないと思ったら上記の周波数で入感していた。殆どが中国語局だが一つ不明言語もあった。ノイズが無かったらDX出来るのかもしれないなあ。いつもは便利なデジタル機器が恨めしくなりますね(^^ でもこのR-1000使えそうだ。筆者は新品の時から使っているので調子の善し悪しは直ぐに分るのだ。


=0時30分台=
 この時間は5.900〜6.500を聞いてみた。この周波数帯が当地のSWバンドで一番賑やかだったから。昔は賑やかだった31mbや25mbはサッパリだ。曲がりなりにも放送波が入感したのは以下の周波数。中国語局はほぼ10kHz置きに並んでいる。中国局でも自治区の地方局だったら面白いけど殆どが中央と同一プログラムだから。

5.905
5.910
5.915
5.920
5.925
5.935
5.945
5.955
5.960
5.965
5.970
5.985
5.990
5.995
6.000
6.010
6.040
6.065
6.075
6.090
6.100
6.120
6.125
6.145
6.155
6.165
6.170
6.175
6.180
6.185
6.190
6.200
6.400

 深夜でもこの5〜6MHzバンド(大部分は49mb)では並べてみると局数が多いのが判る。SDRならば絵で見せられるのだがバンドスコープも無いRxなので手で書いた(^^;

 これを一つ一つ確認していったら中には中国局ではないのも聞こえているかもしれないが、時間が無いのとノイズが多くて疲れるのでそれは無理だった。アンテナを外部に出さないとこのノイズからは逃げられそうにない。逆に言うと絶望視していたSWでも外部アンテナならかなりの局数が拾えそうだ。あと闇雲に拾いに行くのではなく、ネット情報などで周波数を特定して狙って行った方が効率がイイ。ノイズの中でやっと確認したら中国局だったりするとダメージがデカい(^^;


 今回テストしたR-1000は例によってVRがガリガリなのだが、何とか普通に受信できる事が判った。次回はスケジュールが判っている日本語放送でも狙ってみる。RECORD端子のお陰で録音が簡単なので出来れば音も録りたいところ。そして当該機の悪い部分を全部確認したらその後で不具合を直していきたい。


注1:アッテネータのシャフトがプラ製のカップラでロータリーSWに繋がっている。このカップラが経年劣化で割れてしまうのだ。割れなくてもこのSWは接触不良が多発するのでイラついて使わなくなった。余談だがこの製品の-20〜-60dBまで20dB刻みという仕様は異常で設計者はDXをやった事が無いのだろう。せめて10dBステップにして欲しかった。

注2:知らない人の為に書いておくと、このR-1000はMWとSWのアンテナ端子が完全独立している。SWはハイ・インピーダンスのワイヤー端子ととロー・インピーダンスのMコネの2系統、MWはハイ・インピーダンスのワイヤー端子だけだ。当時これが非常に使いにくくてイヤだった。これについてはいずれ当時の改造を紹介する。

注3:残りの言語も殆どが中国局の国外向け各言語放送だと思われる。つまりほぼ全て中国局という事になる(^^; 中国語が完璧に解ればこの時代でも楽しいんだろうな。勉強したいけどもう間に合わないっぽい(^^;