この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はお帰りください(^^/~

名前からして察せられる当時のソニー最下級ラジオ(^^;


 クソ暑いお盆休み(去年8月の話^^;)にHOで拡販セールは有れどもジャンクは殆ど無い。そんな訳でいつもは買わないでスルーしているアレなラジオを買ってしまう事になる。その代表格とも言うべきラジオがこのICR-P10である。ICFではないという事でFM無しのAM専用ラジオである。


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 2ヶ月の間に2台別々に入手したが片側は例のメタリック塗装の腐食がある。発売は2000年という事でもうすぐ20年になろうとしている。世間で大騒ぎしたミレニアムからそんなに経ってしまった事に驚きを感じる。もうすぐジジイやんけ(^^; まあ筆者は特例で100歳になってもジジイにはならない事になっているが(妖怪だから^^)。閑話休題、

 ドヨでの最終価格は780円だった。ブリスターパック980円が良く似合うポケットラジオとは言え粗ニーのラジオとは思えない低価格だ(^^; 瞬間風速では特売500円なんてこともあったらしい。当時はまだ円高だったんだね〜。さすがにもうネット通販にも新品は見かけなくなった。つまり完全に中古・ジャンクフェーズに入っている。粗ニーサイトの製品リストからも既に時間切れで消えている。特に名の通った製品でもないので、所有している人以外はそろそろ「無かったこと」になりそうな予感。

 知る人ぞ知る事実だが、このラジオは搭載ICの違いにより二種類ある。某掲示板に写真が貼ってあったけど、一つは粗ニー製CXA1600Pでもう一つは倒芝TA7641BPだ。CXA1600Pは特殊な石(注)なのでどれか一つなら倒芝希望だが比較の為に出来れば二種類ともゲトしたい。何で二種類になったのかよく解らないけど粗ニー&オワタ音響は屡こういう事例が結構あるので何か生産が特殊なのだろう。働きたくはないけど内部に入って偵察してきたい心境だ(^^ このラジオからどんなICが出てくるか?は次回のお楽しみ。

注:SRF-18/19と同じタイプでIFフィルターが内蔵固定となっている。IFは455kHzではなく非常に低いVLF帯である。恐らくOPAMPのアクティブフィルターのようなものなのだろう。アナログラジオではあるがHSDLではDSPラジオのような扱いだ。


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 よーし、まずはキレイな方に電源入れてみるぞ。そう思って電池ボックスを開けてみたら電池が吹いていた(^^; いきなり掃除をさせられる。

 電源SWをオンにする…動かねえええ!最近これが定番となってきたな(^^; 「オレって修理キライなんだよね〜」とか書くとだいたい逆目に出やがる。SW入れてもノイズさえ聞こえない。音が全然出ないのだ。ははあ、これはオワタ支那にありがちなイヤホンジャックの腐りに違いない。そう思ってイヤホンをブチ込んでみたが何〜も聞こえない。音が聞こえないのではなく電源自体が入っていないようである。


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 フト電池を見たら入れ方が間違っていた(^^; この電池ボックスと言うかコンタクトはおかしい。コンタクトがプラスもマイナスもごっちゃになっているのだ。これってAIWA CR-S3でも見たけど同じ筐体設計者なのだろう。なぜこんな事になっているか?それは開口部が僅かに短いのでこうしないと電池が入らないからだ。どんな理由があってもこれは入れ間違いの元だよ。僅かに蓋の開口部を広げればこんな事にはならない。その程度広げたところでコストアップにはならないと思うよ。まあ壊れていないので良しとするけど設計者にマヌケ疑惑をもってしまう。


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 次に腐食版だが、こちらは全くウンともスンとも言わず。そもそもこの腐食は悪い液体によるもので、恐らく中も同じように腐食しているのではあるまいか。こちらの方が次回解体に回すとして動く方でテストしようか。


★受信テスト
 キレイな方が動くようになったところでテストしてみよう。移転により難易度が上がった為に2020年春以前の他ラジオの成績と直接比べることはできない。

× 639kHz:NHK静岡2
× 729kHz:NHK名古屋1
△ 765kHz:YBS各局
× 882kHz:NHK静岡1
×1062kHz:CRT足利
×1197kHz:IBS水戸
×1404kHz:SBS静岡
×1458kHz:IBS土浦・県西
×1530kHz:CRT栃木
×1557kHz:SBS熱海

 全然ダメ。感度が異様に低くて765kHzしか受信できなかった。予想では選択度不足だったのだがこれほど感度が低いとは思わなかった。実はバンドエッジがメーカー規定に達しておらず、誰かに中身が弄られている可能性も高い(見た目開けた跡は無い)。動かない腐食版と共に次回はバラして調査するしかない。ICは何なのかな?当たりの倒芝かハズレの粗ニーか次回の分解が待ち遠しい。でも理想は両方共あるとイイな。


★続く
 次回は不動品をまず開けてみる。それでハンダ付け無しに動くようにできれば動かしたい。ICの判別もあるので楽しみは大きい。