この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

筆者の知らない時代の鸚鵡ポケットラジオ


 「北巡回[2019/10/13]」で入手した鸚鵡のラジオ。2010年製で、鸚鵡に限らずこの時代の製品はメーカー問わず全く知らない。ラジオに関心が無かった時期のものだからだ。失われた時代を取り戻すべくこれを入手した。


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 筆者も既に10台以上の鸚鵡ラジオを使っていたので判るが、この指針はあのRAD-F1691Mに似ている(^^; 恐らくメーカーが同じなのだろう。下の受信テストの選択度の低さから言ってCD2003GPの可能性もあるな。テレスコピック・アンテナの長さは37僂世辰拭


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 VRの方向が逆で驚いた。普通は下に回すと下がって上に回すと上がるのだがこれは逆なので下げたい時に上げてしまう事があった。ダイヤルもヒドイ。通常はダイヤルを上に回すと周波数が上がり下げると周波数も下がるようになっているが、これは上に上げたつもりが下に降りるのである。


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 実にシンプルで無駄が無い。ローカライズされており、出来合いの製品を右から左に流しているわけではない事が解る。ただ上の違和感などちょっとしたところで品質を下げている。


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 裏面はこうなっている。電池は単三2本だ。ネジが錆びているな。


★受信テスト
 先走って書くと感度は予想を超えてかなり低い。今まででも最低レベルだ。しかも選択度もヒドイ。IFTしか使っていないんじゃないか?(^^;

=周波数範囲チェック=
MW下限:522kHz
MW上限:1662kHz
FM下限:75.1MHz
FM上限:90.9MHz

 時間や電源電圧によって範囲は上下する。特に問題無く仕様は満たしている。弄られていない可能性が高い。

=MW受信テスト=
× 639kHz:静岡2(PB) ;選択度不足で受信できず
× 729kHz:名古屋1(CK) ;選択度不足で受信できず
△ 765kHz:YBS各局 ;ラジオの方向次第でAFNが聞こえる
× 882kHz:静岡1(PK) ;選択度不足で受信できず
×1062kHz:CRT足利 ;選択度不足で受信できず
△1197kHz:IBS水戸 ;下でローカル局が聞こえる
×1404kHz:SBS静岡 ;選択度不足で受信できず
△1458kHz:IBS土浦 ;RFが聞こえる
×1530kHz:CRT宇都宮 ;感度不足で受信できず
×1557kHz:SBS熱海 ;感度不足で受信できず

 何と移動受信の恵まれた環境で3局しか受信できなかった。しかもその3局も無傷ではない。

=FMバンド(76-90MHz)=
×76.5MHz:Inter FM(横浜300W) 感度不足で聞こえず
×78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市20W) JCOM混信で不良
△88.3MHz:J-WAVE(みなと100W) DX局並み(^^;

 ワイドFMではないので3局だけ。やはり感度は低い。選択度は安物の標準くらいだが勿論良いわけではない。


★続く
 次回は解剖します。久々に「どうしようもないレベルのクソラジオ」が登場したのでちょっと楽しみだったりする(^^