この記事は、最低でも過去記事と「HSDL用語集」「HSDLラジオ用語集」を読んでいる事を読者の条件とする(リンク条件はこちらを参照)。

CF交換の後日譚(^^;


 前回CFを付け間違えたせいで?感度が激落ちしたRF-P50だが、CFを逆に付けたくらいでここまで感度が落ちるのはおかしいと思いIFトランス調整をやり直した。そうしたら相変わらず感度は最低クラスに低いもののローカル程度は普通に受信できるようになった。但し懸案の二等ローカルは下の方の静岡2、名古屋1、YBS、静岡1以外は受信できずやはり感度は低いようだ。

 それよりも更に致命的な欠点を発見してしまった。以前から気になっていたIF漏れである。具体的に言うとダイヤルがバンド中何処にあってもTBSが薄らと聞こえる(^^; これはウザい!ラジオの方向に依るので部屋の真ん中等の電界強度の低い所では漏れないようだ。これはどういう事なんだろう?リードが長過ぎるからそこで拾ってストレートラジオと化しているのかな。にしても普通なら当地はTBSよりもAFNが入るはずなんだよね。ひょっとして周波数特性が出ているのだろうか。ちょっと解らなくなってしまった。取りあえず次回こそはリードを短くする工夫をしたい。


>夜間受信1431kHz
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 何とか聞こえるようになったので、夜間に「安物ラジオの選択度の壁」とも言うべき1431kHzを受信してみた。感度が低過ぎてよく判らないけどGBSだろう。お聞きの通りRFの混信はSSですらあまり感じない。アナログラジオでこんなに選択度が良いのは市販品ではICF-EX5等ごく少数の高性能機(高級・高価に非ず^^)だけだろう。それもそのはずCFW455HT搭載なのだ(^^

 それと同時にダイヤル合わせが非常に難しくなった。改造して何から何まで全ての面で良くなる事はあまり無い。殆どの改造は何らかのリスクがあり、この場合は使い勝手が悪くなってしまったという事か。当初の予想通りCFW455HT(注)はやり過ぎで、筆者の意見としてはこのラジオに似合ったCFはPFBのような小型2エレか、R-P30で好結果だった東光CFA455L02くらいではないかと思った。高選択度化はダイヤルの良い安定度の高い受信機で行なおう!というのが今日の結論(^^


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 現在はこうなっている。目障りな?黄色いリード線がFMアンテナである。FMの改造は本当に成功だった。帯域が変わっていないので音に影響はないし、感度が下がるほどの損失も無い。選択度だけが向上したわけで害はなくメリットだけと言って良い。もっと早くやるべきだったと後悔しているくらいだが、考えてみればFMラジオを扱い始めたのは最近なので仕方がないか。


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 裏面。電池ボックスの蓋が無いのはRF-P50Aに取られたため。裏蓋が完全に閉まっていないように見えるのは大型CFが収まり切らないからである(^^;

 次回はリード線を短くしてCFをもっと基板に近づけたい。そのためには恐らく電解コン交換を行なわねばならない。それで裏蓋も閉まるようになりIF漏れも無くなるだろう。FMアンテナ問題はまだ解決していないけど、CFのリード線を詰めて一応完成という事で。この改造ラジオはバランスが悪くて完成度が低いけど、CFの損失も判ったしCXA1019SのIFゲインも判ったのでHSDLとしてはノウハウは得られて有意義だった。このノウハウは量産機?に活かされるだろう(^^

注:このCFは実験結果に拠れば2段重ねると819kHzのNHK長野1が何とか聞こえる。もちろんFEの感度が充分に確保されている前提だが。但し損失は大きいので2段だと6dB以上のゲインを持つアンプが前・後・間どこかに必要となる。