この記事はレビュー記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はお帰りください(^^/~

”SOUNDPHONIC G-901”さうんどふぉにっく?聞いたことねぇ(^^;


 北巡回[19/10/13]に於いて入手した謎のラジオ。何でこんなモノを買ってしまったのか…(^^; 夜中に苦悩してしまうような無価値な一品。


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 汚い!実はこの白っぽいのは例によって筆者の仕業である(^^; GD-R01で懲りたと思いきやまたやってしまった。これもエタノールに弱いプラスチックだった。まあ消毒しようと思ったくらいだから元から汚いんだけどね。FMはワイドバンドとなっているがTVとあるのでデジタルTVになる前の製品であろう。


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 中華特有のイソナータイプ(^^; 輸入業者:ゼネラルサプライ・東京とあるが、恐らくはこの会社だと思われる。2020年6月現在はラジオなどは扱っていないようですね。


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 裏はこのようになっている。電池は単三×2でICラジオであろう。早速単三×2を入れて動かしてみたら音は出たがダイヤルを回しても何も入感しない。感度が低いのではないようだ。おまけにAM・FM共に何も聞こえない。壊れている可能性が高いな。それも非常に珍しい壊れ方。


★中を見る
 どうせ動かないので修理するにもしないにも開けなければネタにならない。


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 素直にパッカリと開いた。罠は特にないようだ。見た目古臭いのはベーク基板だからだろうか?スピーカーがコードレス電話並みに小さい(^^; このサイズでこんなに小さいのは初めて見たよ。


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 粗ニー名義のCXA1191が見える。粗ニー名義のA1191は初めて見た。電解コンは中華で流石に中国製だなと思ったのだが…。


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 CFは何とムラタのホンモノ!まさかこんな中華剥き出しのラジオからこんなモノが現れるとは思わなかった。ICも本物かもしれないな。


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 10.7MHzもムラタ純正だ。


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 ディスクリミネータも勿論そう。青いのもあったのね。


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 フェライトロッドの取り付けがショボイ。何とビニールチューブで縛ってあるのだ。テキトーなオッサンが製作した自作ラジオみたいな製品だ(^^; フェライトロッドは精密計測できなかったが3×8×40个蕕靴ぁまあ最低クラスだね。


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 裏まで見てみたが異常は発見されたかった。何で一局も聞こえないのだろうか?


★このラジオの不具合
 このラジオの故障は非常に珍しい症例なのだ。どういうものかというと電源を入れるとノイズが聞こえて如何にも正常動作に感じるがダイヤルを回しても何も入感しないというもの。当初は誰かが弄って周波数範囲が全然関係無い所に移動しているのか?というものだったが、その場合はHSDLの場合は階下からのノイズが発生するので有り得ない。つまりアンテナで拾った信号を何も復調していない事になる。

 どうもIF以降は完璧なようなのだ。CF以降を何処を調べても正常に動作している。CFが不良の可能性はCFをコンデンサでパスしてみれば解るが正常だった。AM-RFINやFM-RFINを触っても反応が無い。これは非常に珍しい症例なのだがICのFE部分が壊れているのではないだろうか?ラジオ用ICは壊れないというのが筆者の持論だが、ごく僅かではあるが例外もあるという事だ。残念ながら動作は諦めて部品取りだな。そう言えば1191所有しているから交換すれば動く(注)んだよなあ…でもこれ動かしても何もならない気がする。何しろ外見も状態も誇れるものは何も無いので…(^^;


★終わり
 無銘ラジオは誰も読んでくれないのであまり力が入らない(^^; IC交換をしようかと一瞬思ったがやはり止めといた方が良さそうだ。

注:確かめていないけど1019や1691に1191付けても動くかもしれない。SMDはピンはどれも同じだから。