出来る限り簡単な感度の計測法を模索しているが今日はまた測り直し。基本的には前回の方法と同じだが確実性を増した。


★今回の方法
 「DSPラジオのER-C56Fと比較する」「測定する電界強度は一定でギリギリ受信できる距離を測る」というところは変わっていない。人間の耳の能力が反映されてしまうという欠陥も変わっていない(^^;


kando200717
 実はハードで変わったのはこれだけなのだった。アンテナを板の上に固定しただけ。これで板の上で測ると板を移動しても相対距離が動かない。何でこのようにしたかと言うとアンテナが動いてしまう危険性を排除するのと、もう一つは板ごとラジオを回して混信を減らすためである。何故そんな事をするかと言うと混信で計測できないラジオが出てきたため。

 また計測周波数を下は550kHz、中間は同じで1000kHz、上限は1500kHzとした。これは面倒なのでSG-402のバンド内で収まるようにしたのと、稀にバンドエッジが受信できないラジオがあったため。本当はバンド内のムラがハッキリする前回のやり方の方がイイ。ラジオの個別評価の時は適宜バンドエッジ531・1602kHzでもテストしたい。


★測定する
 今回は前回測ったのも含めて22台を計測してみた。ラジオの評価の為ではなく計測法の評価の為なので前回の評価も含めてあまり参考にしないように願います(^^;

kando_r200718
 DD2000-Aは5僂らい下の方にアンテナが付いているので損をしている。上数値に5兮せば他と同等かな(それでも最低だけど^^;)。RF-P50改とR-P30改はHSDL製だがもうちょっと頑張ってほしかった(^^; 今回もER-H100は最高に近いが、AFCとミュートでDXでは使い物にならないから宝の持ち腐れの「ブルペンエース」だ。初登場のICF-EX5とRAD-F770Z-Hは筐体の大きさで計測に問題があるような気がした。傾向から見て真ん中が高くないラジオはトラッキングがズレている可能性が高い。

 何か前回からちょっと数値の傾向が変わったラジオがあるね。もしかするとそのラジオの前回計測はミスかもしれない(今回の方が自信がある^^)。なお今回もβ版なので前回・次回の数値と比較はできない。傾向は大部分のラジオでは同じだと思うけど。


★気づいた事・その他

‥迭Χ度が下・中・上で完全に同一とは限らない
 これはER-C56Fとの比較なので当然だ。このラジオはDSPでトップは非同調っぽいのでムラは少ないだろうが、バンド中が必ずしも同じ感度とは限らないからである。なので各周波数でラジオ同士の比較はできても周波数域の比較はできない事になる。もっとも後で確かめたところではER-C56Fの周波数に依る感度変化はほぼ無視できるようだが。SG-402もDバンドまでは出力電圧は非常にムラ無く安定している(SW帯のFはバンドエッジが多少ヤバゲ^^;)。

 目安を作るには各ラジオの数値の平均を取ってみればいい。今回は下限35、中間43、上限38だった。これを上回るか下回るかで大体評価が可能だ。もっとも高感度ラジオから低感度までバラエティに富んだラジオを用意しないと意味がないが…(^^;

∩択度が高い方が微妙に有利
 1000kHzの計測に於いて感度とは関係無い選択度がマイナスに働いてしまう場合がある。

その日のノイズによって左右される
 周辺ノイズは一定ではないので、同時に全部のラジオを計測しないと厳密な比較にならないかもしれない。これを防ぐには電波暗室を使うしかないのだが…無理。

SG(TO)のアップは最低15分、ベストは30分以上
 これは測定器としては常識だが周波数と出力が安定する。

ゥ薀献のアップは最低3分
 この間にだんだん感度が変わってくる。これは局発の強度が変わるからかトラッキングがズレるか、そのどちらか(か両方)。TOのアップは一度やればOKだがこれは個別なので時間が掛かるのだ。

筐体の大きさで有利不利?
 当初は筐体の中心からの距離でやっていたが、それだと大きなものが不利になるので最前面にした。しかしFRAの位置もあるのでまだ問題があるね。


★続く
 規格の方法を使わない限り一生β版でやっているような気がする(^^; まあ趣味ならばそれでもイイんですが。