最近、ER-C55T[2号機]がどうもおかしい。現在はラジオとしてではなく、周波数が読めないラジオの為のデジタルマーカーとして使っているので「不調」というものはないはずだが?


er55t_490khz
 このように当初は518kHz程度だった最低受信周波数が経年でジワジワと自然に下がってしまっているのだ。このまま下がり続けるとIFまで行ってしまうかも…まあLCの限界があるからいずれサゲ止まるとは思うが。ちなみに上は1612kHzで、上限の1602kHzはカバーしているのでカバー範囲に問題があるわけではない。現在の用途であるデジタルマーカーとしてはカバー範囲が広がるのでもっと下がっても良いくらいだ(^^

 そう言えば大昔、ナショナルRF-541でLWを聞くために改造した時は400kHz以下まで普通に降りた。DF(座間)、PQ(館山)、RB(荏田)等のビーコン各局はそれで受信した。流石にLW放送バンドまでは降りなかったけどね(注)。この場合は受信周波数の方がIFより下になっているがスーパーヘテロダインの意味があるのか?もしかしてアップコンバージョン方式と呼んでも良いのか?(^^; RF-541はCFは搭載していないので感度・選択度共にストレートラジオと何ら変わらない気もする。

注:実は当時は周波数カウンターなどは所有していなかったので正確なところは不明。もしかすると局発は降りていたけどトラッキングが外れて感度不足で何も受信できなかったとも考えられる。当時はまだLW対応の通信型受信機などは所有しておらず、動作確認方法は唯一受信に拠るしか無かったので。