HSDLにて2020年9〜11月に受信した局の中で印象に残った局(^^


 今年に入ってSWを受信し始めて印象に残った局、お勧めの局は以下の通り。過酷な環境のHSDLで受信できる局なので受信設備・ロケーション的に受信できない人はまず居ないはず。末尾の★は受信しやすさを表し、★★★はER-C54/55Tでもダイヤルさえ合えば受信できるが★はDSPラジオ級以上が欲しい。時間は全てJSTだ。

 5935kHz:PBS Xizang(Chinese)		20:00-03:00	P=4820,6050,7240kHz
9750kHz:NHK WORLD RADIO JAPAN(Japanese)16:55-01:00 NHK第一の垂れ流し
13775kHz:R.SAUDI INTERNATIONAL(Urdu) 21:00-23:57 サウジアラビア局
13840kHz:R.NEW ZEALAND INT.(English) 12:59-16:58 オセアニア入門局
15710kHz:中央人民広播電台・神州の声 10:00-18:00 P=11905kHz、台湾向け

 10月に書いた記事なので上記・下記のスケジュールや周波数は変更になっているかもしれないが、それ以外の局の評価には違いが無いのでOK(^^

=5935kHz:西蔵人民広播電台(中国語)=
 西蔵人民広播電台の中国語放送だ。20時開始(20:00〜03:00)で早い時間はただの中国局だが、零時を過ぎると「あの辺りっぽい音楽」が流れ始める事が多いので大変宜しい。当地(東京都練馬区)ではパラ周波数の4820、6050、7240kHzはどれも良くないです。★

=9750kHz:NHK・ワールド・ラジオ(日本語)=
 NHK第1放送の垂れ流しだが、ローカルニュースの時だけはオリジナルの海外情報+WSのSAが流れる。SWでNHK1を聞いていると旅気分でよろしい(^^ 送信所は茨城県のKDDI八俣送信所なのだが時間的にスキップするのか当地ではあまり強くない(16:55〜01:00)。★

=13775kHz:ラジオ・サウジ・インターナショナル(ウルドゥ語)=
 どうせ解らないので何語でもイイんだけど(^^; この時間21:00〜23:57はウルドゥ語らしい。イスラム圏のサウジアラビア局で聞くのはもちろんコーランだけ。寝る前に聞くと良く眠れます(^^ 時間的に信号はあまり強くないが混信が皆無なので★★だ。

=13840kHz:ラジオ・ニュージーランド・インターナショナル(英語)=
 夜間の49mbはDX局状態なので昼間(12:59〜16:58)の放送が聞きやすい。2020年現在のオセアニア入門局と言える。これが受信できないロケ、受信設備では短波を楽しむのは多分無理レベル。ラジオやアンテナにも依るが信号強度はソコソコ強く混信が全く無いのでクリヤーだ。★★★

=15710kHz:中央人民広播電台・神州の声(客家語?)=
 皆様の嫌いな中国局だが、これは台湾向け放送らしくちょっと毛色が違う。この放送で流れる局は筆者の好みの曲が多いのだった。指向性が全然ハズレているので信号は強くないけど混信は少ないので良好。ただ終了間際(10:00〜18:00)にはパラの11905kHzの方が良いかも知れない。★★