テキトーMLAその後


テキトーMLA(^^
テキトーMLA(^^;


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 アキバ巡回[20/10/25]でも予告した通りMLAのパッチンコアを中華製からTDKに換えてみた。結果を言うと中華製と比べて感度・指向性・ノイズ・受信可能周波数も、要するにアンテナの性能に何も違いは無い。ブランド物は減衰帯域がある程度正確と言うだけだろう。それでもブランドロゴで恰好よくなったので桶(^^ 確かに言えることはパッチンコアを入れると明らかにノイズが低減するという事だ。

 ちなみにIC-731Sに繋がっているMLA2号の方がやはり感度が高い。1号との違いはコネクタが多いか少ないかだけなのでやはりコネクタは有害なのだろう。解っていたけどエレメントを交換して比較したりプリアンプを入れようと思っていたので致し方ない。長さは4mもあれば感度に影響しないようなのでこれから作るのはコネクタ無しで行きたいね。無指向性のアンテナが一つあればあとは全部MLAだけで良さそうに思える。

 ちなみに同軸は50Ωと75Ωでも比較してみたけどこれも違いは無いようだ。感度重視の場合は周長4〜5m、指向性だけで良い場合は周長2〜3mで良いと思う。まだ製作した事が無い人はHOで売っているTV用のやっすい75Ω同軸でも使って製作してみてはいかが?通信型受信機の人は特にお勧め。ラジオの場合は機種に依るので要実験だ。パッチンコアは室内で使用する場合は特に良く効くようなので(中華製でも何でも良いので)入れましょう。


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 実はその前に遊びでこんなのもやっていた。ATX電源に入っていたT90?-52とか不明コアとか。これでもノイズは微妙に減衰していたが殆ど効果は無く、実際の役目はアンテナをピンと張らせるための重りの役割だった(^^;


★おまけ
 MLAに使用するPRE-AMPを設計した。まだ製作の目途は立っていないが…。出来る限り早く製作してみたいがハンダゴテを振るう場所が無い…。あまり回路に自信が無いのでヒマ人は筆者より早く製作してダメ出ししてください。そうすれば作らずに済むので(^^


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 何と誰も使わないベース接地回路!これは幼い頃よりベース接地回路に魅せられている筆者の好みによるもので深い意味は無い。強いて理由をこじつければアンテナが超ローインピーダンスなので、ベース接地回路の30Ωくらい?しかない入力インピーダンスが合いそうだから。出力はR-1000のハイ・インピーダンス側アンテナ端子専用となっている。インピーダンスで言うと1kΩだ。電池をひっくり返すと2SC1815も使用できるが、オーディオ系と同じく2SA1015の方がローノイズのようだ。


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 ゲイン曲線はこうなる予定。あくまでも設計値なのでこんなキレイな曲線にはならないだろうね(^^; 下の方はノイズの元なので意図的に切っている。


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 この回路は恐らく10mVくらいの入力しか受け付けない。20mVだとちとヤバく、入力30mVだと確実に歪んでくるはず。元々のゲインの無いこのアンテナならではのアンプだ。これもゲインが低いフェライトロッド・アンテナにもイイかな。


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 ベース接地回路のゲインはご存じの通り負荷のインピーダンスで決まる。だから上でR-1000のハイ側専用と書いたのだ。このゲイン不定の使いにくさからベース接地回路は廃れたわけだが…。ちなみにこのように500Ωだと既にヤバさが出ている(246kHzが突起して全体のゲインが下がる)。100Ωだと246kHz以外は数dBになってしまう。通信型受信機の50Ωに適合させるにはもう一石使用してインピーダンス変換するしかない。所謂「ロー出し・ハイ受け」という現代の流行に真反対の特性を持つのがベース接地回路なのだ(^^;