日が短くなって憂鬱だが、代わりにMW・SW共に早い時間から聞こえるようになってきている。何かしら季節のいいところを見つけないと気分が良くないからね。日が早く沈むので久々に夕方も受信してみたのだが、今週の49mbラジオ日経は17時にしてほぼキャリアしか確認できないくらいのDX局状態だった(^^; 6055kHzは早めに諦めて3925kHzの開始を早めた方がいいと思う。3925kHzの方はポータブルDSPラジオでも何とか聞こえる状態だ。決して良くは無いけどね。

 ここでRxの話題だが、TS-430Vを掘り出してきた。HSDLのTS-430はもう一つTS-430Sがあるが、別に無線をやるわけではないので100W機は必要無い。コイツの唯一にして最大の欠点はAMフィルター(X'tal Filter)がノーマルでは入っていないこと。しかもそのAMフィルターは今買えば本体が楽勝で買えるくらい高い!その欠点が解決されるのはトリオではなくケンウッド名義になってからだ。筆者はトリオは好きだがケンウッド名義のはあまり欲しくない。もちろん気分の問題で…。


ts430v
 テストでTBSを受信中。どうも前所有者が色々弄っているらしく、MWのATTが中途半端に外れている。中途半端とは完全に外れていないという意味だ。またAMはX'tal Filterスルーがノーマル仕様だが、この個体はMW-DXでもやっていたのか?SSBフィルターを通っているために高選択度だが音がモコモコ(^^; 今日ここまでの選択度は必要無いので元に戻したい。またATTは中途半端ではなく完全に外したい。抵抗をショートしただけでは4dBしか上がらないのを理解してほしいね。まあ元々からして10dBだから超DX以外は外す必要も無いんだけどね…(でも外したがるのがトーシロー)。


=7270kHz:PBS Nei Menggu(Mongolian)=
 2020/11/18の16時45分頃からRF-B30で受信。この内蒙古人民広播電台は昔はDXの邪魔になるくらい強かったが最近はサッパリ。それが夕方聞いたら意外と強く入っていた(隣のKBSと大差無い)。なお同時に7420kHzでも良好に受信できるがパラではなく中国語で番組も面白くない。ネット情報に拠ればこの放送は15:00〜18:50とのこと。

 受信に際しては7275kHzのKBSがうるさいが、ER-C57WR程度でもナローにすればSSは多少あるものの分離できる。受信音は17時のIDを狙ったが何故かその時だけ弱くなるマーフィーの法則(^^; 今回は保留でいずれ確保したい。ちなみに上で書いたDXの邪魔になる内蒙古局は7106kHzで、これが7110kHzのDX局(何だったか忘れた^^;)を狙っていた筆者の邪魔だった。当時使っていたFT-101Eで59+20dB以上振っていたと思います。


=9580kHz:BBC World Service Kranji(English)=
 2020/11/17の受信。19〜21時までの英語放送だ。シンガポールをSWで受信するのは割と難しかった記憶がある。国土はちっさいので国内短波放送は無かったし、小規模で行なっていた国際放送も2000年代に廃止された。今はこのBBC-WSのKranji送信が唯一のシンガポールだろうか。パラは6195、11945kHzで、信号自体は6195kHzが一番強いがノイズや混信も考えると9580kHzがベスト(と言いつつ20時には既に状態落ち^^;)。来年までビッグベンは無いのか?R-1000+MLA1にて受信。


=13730kHz:Radio Romania International(French)=
 2020/11/17に受信。15:00〜15:27のフランス語放送だが開始部分は受信できず。15分にIDが出て確認。ご存じの通り昔はラジオ・ブカレストと呼ばれていた局で、番組は国際放送らしくトークが多く面白くはない(^^; でもルーマニアはヨーロッパの中ではトップクラスの規模の短波放送を行なっている素晴らしい国なのでこれからも頑張ってほしいですね。先日はER-C57WRでも充分なくらい強かったのだが今日は信号が弱く、R-1000+MLA1での受信状態は終始こんな感じだった。これは終了時のISだが録音ボタンを一瞬押し忘れたので頭に終了時のIDが入っていない。ちなみにIDは明瞭でフランス語を知らなくても解るくらい平易だ。


=15515kHz:Radio Kuwait(Arabic)=
 2020/11/17の受信。アラビア語だが昼の14時から18時まで長々と放送しているし、しかもポータブルラジオで受信できるくらい良好なので中近東の入門局と言える。いつも中近東のコンディションチェックに使っているが今日はこんな感じだった。R-1000+MLA1で受信。


=60mbモニター(01:30JST頃)=
 何とこの時間にもうアフリカが聞こえていた!しかも頑張れば確認できそうな勢いだった。それだともっとマジメに探索しないといけないな。もっとも局数が激減しているので昔のような迷いは無いだろう。バングラディッシュやPBS新疆は現在絶好調でDSPラジオクラスなら良好に受信できる。但しインドはそんなに良くないです。

4750kHz:CNR 1 Voice of China	18:00-02:30(Chinese)
4750kHz:R.BANGLADESH BETAR 00:55-02:04(Bengali)
4760kHz:AIR Leh 20:30-02:00(Ladaki) x
4765kHz:Tajik Radio 1 08:00-05:00(Tajik) x
4800kHz:CNR 1 Voice of China 18:00-03:04(Chinese)
4820kHz:PBS Xizang 20:00-03:00(Chinese)
4850kHz:PBS Xinjiang 23:30-03:00(Kazakh)
4885kHz:ECHO OF HOPE-VOH 18:00-14:00(Korean)
4905kHz:PBS Xizang 01:00-02:00(English)
4920kHz:PBS Xizang 01:00-02:00(English)
4930kHz:VOICE OF AMERICA* 23:00-02:00(English)
4950kHz:AIR Srinagar 20:30-02:40(Kashmiri)
4965kHz:Voice of Hope Africa** 01:00-06:30(English)
4980kHz:PBS Xinjiang 23:30-03:00(Uyghur)
4990kHz:PBS Hunan 18:00-02:00(Chinese)
5040kHz:AIR Jeypore 20:20-02:30(Odiya)
5060kHz:PBS Xinjiang 21:30-03:00(Chinese)

*VOA Selebi-Phikwe(ボツワナ)
**Voice of Hope Africaはザンビア

 右の時間はこの時間に放送している番組のもの(JST)。またx付きはキャリアしか確認できない。相当状態が良くならないと確認は不可能だと思う。