新しく製作したMLA3をRF-B30に接続してから一ヶ月が経った。このアンテナは常設状態の指向性だと朝鮮半島に強いらしい。真昼間から今までメーター振らなかった49mbの朝鮮中央や平壌がシグナル7〜9で聞こえる。おまけに昼間の対北鮮放送も(PC止めると)60mbや75mbすらも聞こえるようになった…イヤ半島受信出来ても嬉しくは無いけど(^^;

 前回書いたようにこれを90度方向を変える事も出来るが、そうすると何処の地域も信号強度が下がるので面白くない。恐らくロシア極東地域、パプア・ニューギニア、オーストラリアはこの方向で受信できそうだがこの方面は壊滅的に局が減ったのでね…。結局のところ西の半島向けで使用するしかない。もしかすると90度違いは深夜のEU方面で使えそうな気もする。もっともこれも局数が極度に少ないけどね(^^;


=9835kHz:RTM Sarawak FM (Malaysian)=
 先日は朝の放送を受信したが、今回は2021/02/28の17時50分辺りからキャリアが入感して19時前には単独で放送と判る程度まで強さを増した。SAは録れなかったがマレー語、或いはインドネシア語の語感なので間違いあるまい。夜の放送も受信できると判ったので次回は何とかSAを録りたい。


=7450kHz:PBS Xizang (Chinese)=
 2021/02/22の02:35頃から受信。珍しくも何ともない常連の西蔵PBSだが新しいアンテナの向きが合っているのか強かった。と言っても実はパラの6200kHzはピークで59+20dBだったのだが(驚き!)。この局のこの時間は終了までノンストップ・ミュージックなので寝る前に聞くのには良いかも(チベット語プロとは違う音楽である場合が多い)。


=7430kHz:VOICE OF ISLAMIC REP.IRAN (Armenian)=
 2021/02/22の02:00頃から受信。この言語のスケジュールは01:19-02:19のようで、言語が言語だけに全くSAらしきものが判らずに終了時もイスラム教のスローガンみたいなのを最後にプッツリ終了してしまった。この局の確認は難しいな…。


=7530kHz:VOA DEEWA RADIO Kuwait (Pashto)=
 2021/02/22の02:10頃から受信。02:26に…Voice Of AmericaとSAが出た。この言語のスケジュールは02:00-03:58らしい。ウェブサイトに拠れば”VOAディーワラジオ”はアフガニスタン・パキスタンのパシュトゥーン国境地域へ向けた放送らしい。この辺の人々はネットも無いし文盲が多いのでラジオによる報道が有効なのだそうだ。しかし何で通常のボイス・オブ・アメリカの放送と名前が違うのかはサイトの説明では分からなかった(^^;


=4750kHz:不明局 -03:00- (English?)=
 この周波数の常連であるCNR1とバングラディシュ局が終了した後に結構な強さで不明局が入感している。リストに拠ればウガンダしか居ないのだが、R.Dunamis Shortwaveは1kWの低出力でそんなに強力に入るとはとても思えない。何しろ4930kHzのVOAと大差無い強さだから。そんな訳で結局不明局のままになっている(実は相互変調波か?^^;)。04:00に終了すれば確実なのだが、この時間は殆どチェックできないため東京近郊で確認した人は居ないだろうか?


★移動受信[21/03/03]
 今年初めての移動受信である。と言っても10分も受信していないのだが。先日近所に買い物に行った折に公園で受信したのだ。目的は最初から決まっていた。上でも書いたマレーシアRTMとソロモン諸島SIBCの受信だ。1kmも離れていない公園で何か違いがあるか?

 結果を書くとHSDLで受信した状態とは全く違っていた!もちろん良い方にである。マレーシアの方は普通の放送として受信出来て、どう聞いてもマレーかインドネシアの言語だった。確認も出来そうだったが外は寒いのでパス(^^; SIBCの方もキャリアだけでなく放送として認識できた。それどころか4KZも入感しているっぽい。但し後の2局は確認できるかどうかは判らないレベルだ。

 それにしてもこれだけ聞こえるならHSDLでも受信できるはずだ。何しろ短波放送なのでロケーションは1〜2kmくらいでは変わらないはず。ホント宜しく無いところに引っ越してしまったなあと嘆くことしきり。まあ実際選択の余地が無かったのだけど。