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ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

改造

LED電球のLED交換

どーでも良い改造


 いかにも埋草っぽいネタだが…全くその通り。予定記事がまた完成しなかったので急遽これをぶち込むのだった。いつもにも増して実はないので真剣に読まないようにお願いしますよ(^^


★コイツが主役
led1
 2015年5月にアキバで買ってすぐ失敗が判明し、その後も色々あって三重に失敗だった中華LED電球だ(^^ この改造で少しは挽回できるのだろうか?せめて199円の元くらいは取りたい。W相当は不明だが、消費電力から言って精々15〜20W相当かな?

 我々にとってこの電球の最大の欠点は暗い電球色であるところ。白色・昼光色が望ましいのでこれでは使いたくない…と言いつつ、色も明るさもどうでも良いトイレの電球はこれに換えてもいいかな。


led2
 これの良さは電球の拡散キャップがネジになっていて手軽に外せるところ。このようにすぐにチップを弄る事が出来るのだ。今日はこの電球色LEDを白色LEDに交換する。実験なので実用性は問わないが、もし実用に耐えてくれれば更に申し分無いね。


★キット入手
chuuka1_kit
 アキバに行ったらLEDアップグレードキット(注1)が売っていた。と言うかこれを売っていたからこそ記事が書けたわけだが(^^ このキットを使えばチップLED→パワーLEDで明るくなるばかりでなく昼光色になるのが嬉しい。それだと充分実用になりそうな気がする。

 まずは基板にパワーLEDを貼りつけて、その後アルミ基板をLED電球内に取り付ける流れとなる。アホでもできる簡単さだ。


chuuka1_mod1
 ノーマル基板を外してしまった。もう後戻りはできないというかしない。


chuuka1_mod2
 でけた。これなら数分で充分だな。さあ早速使ってみよう。


chuuka1_normal
 コイツはどうするかな?もう必要はないのだが一応予備として残しておくか。1WのパワーLEDは換えが一杯売っているので交換するから必要無いといえば無い。


注1:言うまでも無いがそんな名前のモノではない(^^ それどころかこのLED電球用かどうかも分からない。いつものようにHSDLがそう呼んでいるだけ。

★テスト
chuuka1_before
 テスト台にぶら下げて明るさと色をチェック。まずこれはノーマル電球色である。撮影はオート露光なので電球が明るければ明るいほど露光は絞られ周囲が暗くなる。


chuuka1_after
 これが改造版。ワット数も色相も違うがちょっと明るくなったようだ。だが直視もできるし思ったよりは明るくなっていない。これは当初から分っていた事だが電源の問題である。この電球は安物なので、恐らくコンデンサ(リアクタンス)→ブリッジダイオードだけで生成しているはず。しかしまあ色相が白色に変わっただけで大満足のよしとみだった。

 この電球はとりあえずラボのライトとしてテスト運用する。ラボの電球型蛍光灯は死ぬ気配が全く無いので玄関用に転用する。HSDL全体の緩やかなLED化(注2)に向けて、いずれまた格安の謎LED電球を見つけたら買ってみたい。

注2:現在はLED電球はあまり使っていない。現在使っている5つの電球型蛍光灯が死んだらその都度交換する予定。ところがなかなか渋太いんだな〜これが(^^; 初期不良ではバタバタ死んだけどそれ以降はド安定である。特に40Wタイプは一つも死んでいない。60Wは冬は点け始めに数分間暗いのが気に食わない。40Wと明るさに違いが感じられないのもマイナス。


サウンドブラスター改造

どーでも良い改造


 サンブラは歴史が長くあまりにも種類が豊富だがCT4750である。判らないって?いや実は筆者も型番をよく知らなかったりする。前世紀にサウンドカードの実力を知ってしまってからサウンドカードには興味が無くなってしまったので詳しくない。その割に金額的にはかなり買っているような気もする。当時はマザーオンボード音源が少なかったので仕方がなかったのだが、これらの投資は今考えても非常に損した気分だ。今なら手軽にちょっとマシなカネの掛かったUSB音源1つで済ませていただろう。内蔵音源の進歩で今更どうでも良くなってしまったが。


★ちょっと見る
ct4750
 基板はEPC INTERNATIONALにて1999年35週に製造されており、カード自体はその直後のアセンブルとなるから確実に前世紀の製品だ。


ct5880
 論理層チップはCT5880-DBQである。このカードは他社製よりも負荷が軽いのが取り柄だったと記憶している(だからこの製品を選んだのだろう)。今の人には全く理解できないかもしれないが、P5〜P6時代にはサウンドカードの負荷は無視できなかった。Live!以降はIRQを2つ持って行かれたりして昔のACPIがあやふやなマザーだと不調に悩んだ記憶がある。

 HSDLブログ読者に知らない人は居ないと思うがICHやVIAのスーパーサウスだとこの論理層が内蔵されている。だからマザーボード内蔵音源には下のAC97コーデックチップしか無いんだね。


stac9708t
 物理層というかAC97コーデックチップはSIGMATEL STAC9708Tである。今となっては仕様自体が高性能とは言えない。全能力を完璧に出し切っても内蔵HDオーディオには及ばないのだ。そもそもAC97自体が1996年の規格である(注1)。


l78m05
 STマイクロのL78M05は定格出力0.5Aの正NPNレギュレータICでありLDOではない。低性能ではあるが特に補償を意識する必要が無いのでこのような負荷には向いている。いやー何と感激、入出力コンが付いている(写真では抜いてあるけど)。マザーボード内蔵音源なら出力は付いていても入力は恐らく付いていないだろう。マザーボード上だと通常は入力の方が効くのだけどね。アナタのマザーで確認してみてね。


l79l05a
 STマイクロ(じゃなくても良いけど)のL79L05Aは定格出力0.1Aの負NPNレギュレータICでありLDOではない。通常OPAMPはマイナス電源を用いる方が高性能になる。これも抜いてあるけど入出力コンは完璧だ。


l3_c60
 電解コンは既に抜いたがR37、L3、C59、60はデジタル電源とアナログ電源を分離するDCである(5Vは共用の為)。流石に単体カードだと手抜きしてない。内蔵AC97音源ならこんな丁寧なDCは絶対にお目にかかれないだろう。尤も内蔵だとDVDDは本体から流用するだろうな。


 普及版とは言え流石にSBは手抜きしていなかった。そんなの当り前って言うかもしれんけど、アナタ方の手元にある安物サウンドカードの電源部やマザーボード内蔵音源見て御覧?多分こうはなっていないから。普及版と言えどもこのような地道な積み重ねの上に回路は成り立っている。こういうところをよく理解せず電解コンだけ交換して得意になっているインターネット上の駄文の何と多い事か。GNDパターンが#になっている意味すら解らんのだろうな。

注1:AC97と一口に言ってもリヴィジョンがあるので全て20年前と言うわけではない。最終Rev2.3は2000年代の規格である。

★電解コン全交換
 ハッキリ言ってボード上の電解コンを全部取り替えても、それが極度に劣化していない限り何も起こらない。よく安物粗悪オーディオ製品の電解コンを交換したら驚くほど高音質になったとか書いている人も居るけど、安物製品は全てが粗悪安物なので電解コンだけがボトルネックなんて有り得ない。電解コンは魔法ではなく回路の一部分を形成するだけの部品に過ぎない。加えてどんなに部品を良くしてもサウンドコーデック以上の音は出ないと言う理論的な限界もある。このカードのサウンドコーデックはAC97規格で、当然ながらどんなに良くしてもIC規格を超える音にはならない。今となっては内蔵HDオーディオにも全く敵わない訳で、落語みたいだけどコーデックICも含め全交換しかない(^^ 良い音はあとから何を付けても発生したりはしないのだ。何かを期待している人には悪いが、電解コンが音質に与える影響は半導体や回路そのものの仕様と比べれば微々たるものである。

 ではなぜ交換するかと言えばボード上の中華コンが目障りだったからに他ならない。この改造はそれ以上でも以下でもない(どーでも良い改造だし^^)。それだけで、イヤそれだからこそ部品交換する大きな理由になる。

 ところでサウンドカードの電解コンを交換する記事は検索すると一杯あるけど、何であんなに左足でハンダ付けしたみたいな小汚い改造ばかりなのだろうか?見た目で良い音が出そうな気配が全く感じられない。良い音は気分が一番大事だって近所のオーディオ変態おじさんが言ってたよ(^^ だから高いのを買うんだね。


★準備
wincap
 このカードの電解コンは全部中華製のショボイ一般用85℃品である。この程度のカードにはこの程度の電解コンが似合いかも知れない。しかし見栄えが良くないのは事実なので交換したい。我々は全交換した姿が見たいわけである。気分だからな(^^

 電源はサウンドカードらしく電源ICの中で最下級の78系(−は79系)が使われている。スイッチングレギュレータではないし、負荷が流れっぱで応答性とかその辺もテキトーで良い。そのため出力コンは低インピーダンス品は必要とせず一般用85℃品アルミ電解コンで充分だ。

C8,9,41,51,52,56,57(入出力CC):4.7μF50V
C11(入出力CC):4.7μF16V
C14,15,34,35(入出力CC):10μF16V
C43(Vref):10μF16V
C48(ADCref):10μF16V
C55,60(VddのDC):10μF16V
C36,83(-5V入出力DC):47μF16V
C77(PCI12VのDC):47μF16V
C37,39(+5V入出力DC):100μF16V

 論理層のCT5880-DBQには電解コンは無い。電解コンが付いているのは物理層のコーデックチップ側だけである。STAC9708の25と38ピンがアナログ電源、1と9ピンがデジタル電源である。このピンに繋がっている電解コンが電源のDCという事になる。他にはCCとリファレンス電源用かな。音声信号に直接関係する電解コンは非常に少ない事が判る。


nichicon
 主力はWincapで、100μF16Vと4.7μF50Vにはnichiconと書いてあるが本物か?何か大きさがバラバラに見えるんだが。ちなみに新しい方のCT4750(注2)はWincapとJAMICONが使われていた。本物だろうが偽物だろうが、どちらにしても一般用85℃品だし抜いてしまうので構わない。クソコンであるほど交換した時の喜びは大きい。気分的に(^^


nec_dn
 一般用85℃品で充分のところだが所有していない。代わりに用意したのは主にタンタル電解コンである。タンタルだと見た目に国籍不明感が漂うがそれがいい。要はそこら辺のニワカにはサッパリ理解できない外見になればいい。比較的大容量の電源ラインの電解コンは余っている低インピーダンスコンを付ける。カップリングにタンタルは使わない方が良いのだが気分なので構わん。

注2:もう1つのCT4750は基板が四海電路板製で2001年38週製造だったのでその直後アセンブルされたと推定される。

★作業開始
ct4750_removecap
 全部抜いた。ホールが細いのでハンダ掃除するときにブチ壊しそうでヒヤヒヤする。こんな小さなカードでもマザーやビデオカード以上に油断は禁物である。実はランドが2か所3/4になってしまった。このスッキリした基板をこのまま動かしてみたい衝動に駆られるな(注3)。

 付けるのは外すのと比べれば1000倍楽なので、元の電解コンを外してホール掃除すれば作業はもう終わったも同然。あ、部品揃えてねえや!また明日な(^^;


ct4750_mod
 結構渋い。これまでに世間で見た事の無い外見になったので気分は良いが深い意味は無い。サウンドブラスターの電解コンは割とたくさん載っているので一度全交換をやってみたかった。CCがタンタルだとまともに動かないような気もするが、これらの大部分はCD-INやAUXや入力CCなので今後使われる事は無い。サウンド出力は100円SPに出力されるだけだから。

注3:この話題は次回バカ記事として書く事になるだろう。

★動かす…いや動かない!(^^;
 ここからは私しばたよしとみ々罎お送りします(^^ ノーマルのCT4750をHSDL45に付けて起動してみたが動かない。具体的に不具合を言えばこれをPCI2に挿したらFX5700と82559が出刃マネから消えた。完全にIRQルーティングを破壊してやがります。PCI4に挿したら一見正常に動いたがこれもダメ。OS起動時間が3、4倍だしサウンド機能を使うソフトがOSごと固まってしまう。しかもこの時ドライバはXP内蔵が勝手に入ってしまったのだが消せない。削除しようとすると出刃マネが固まってしまうのだった。久々に9x時代のテイストを味わってしまった(^^;


device_ct4750
 PCI5は82559が入っているしPCI4とPCI2は動かない。ではどこで動かせというのか?PCI1はビデオカードの真横なので不可能。消去法で3に挿すしかないようだ。PCI3に挿した後は何食わぬ顔で安定している。あと気づいたのだがもう20年物なので電解コン以上にコネクタが劣化している。フォーンジャックの穴から覗くと汚れや錆びのようなものが見えるのだ。分解して掃除したい!とビックリマーク付きで思ったが元に戻らない可能性が高いので止めた。何とか接点を磨きたいので爪楊枝に不織布を巻きつけて磨いておいた。音は出ているしガリも無いので当面問題は無さそうだ。


★一応比較してみる
noise_normal
 さすがにサウンドカードのデファクトスタンダード、ドライバはXP内蔵で入ってしまったのでそのまま使用する。これがノーマルのノイズフロアレベルだ。


noise_mod
 これが改造後のノイズだ。稍平坦になったのは元のが劣化していたからなのかな。聴感上の比較は無意味なので行なわない。恐らく差は無いし、人間の耳は日によって時間によっても大幅に調子が違うからアテにならない。測定器としては使い物にならないのだ。


3tone_mod
 試しに3TONEをブチ込んでみる。思ったより良くないね…CMI8738の方が断然良かったな。この調子だとRMAAは大してよくないだろうし面倒なので止めた。


★使用部品
 電源ライン以外の耐圧は考えずに付けてしまった。音声のようなP_Pなら倍掛かっても壊れないだろうし大丈夫だとは思う。

NCC KZH 150μF25V×2
NEC DN 10μF16V×8
NEC DN 4.7μF6.3V×8
TK UTWRZ 47μF25V×3
合計100円(税込み・銭単位切り上げ・副資材+電気代別)

 ジャンクなら100円のカードなのに部品代高過ぎ(UTWRZの@13.5円が高い)。まあ当該カードは当時バルクとは言え(故・クレバリーにて)新品で買っているので価格的に問題ないか。


★終わり
 どーでも良い改造を長々引っ張ってもしょうがないので終了。次回はバカ記事でお目にかかりましょう(^^


調子悪いラデ9600XT

 久々にSocket939に98SEをインストールしたのだが、付けたRADEON9600XTが極度に調子が悪い。ベンチマークを回しているとゴミが発生してぶっ飛んでしまうのだ。ひょっとしてハンダ割れしてしまったのだろうか?カードはクーラーがブチ壊れていたGeCubeのGC-R96XTGである。

黄昏のビデオカード GC-R96XTG
GC-R96XTGその後


★RADEON9600XT壊滅寸前!
 HSDLでは多数あるので大切にされていなかったRADEON9600XTだが、先日登録をチェックしたら何と2枚しか無い事に気づいた。しかも1枚はMAC用(尤も改造したが)なので、このGC-R96XTGが最後の1枚という事か。何でこんなに減ったのかと言うと壊したり他人にあげたりしたからだろう。

RADEON9600XT(MAC)(2014/04/20)
GC-R96XTG(GeCube)(2015/04/30)

 HSDLのビデオカードはPCI-Eに比べAGPカードはダブりが少ない。一番多いのはMS-8881(GF4-MX440、全5枚)だが、それ以外は多くても2枚しかない。常用はよく壊すので予備が欲しいのだが。ジャンク屋に状態の良い9600XTが有ったら確保しておくかな。


★まずはメモリチェック
vmtce_gcr96xtg
 VMTCEを1周回してみたが異常は無い。おかしいな?メモリに物理的な異常が無いとすると発熱だろうか?少なくともハンダ割れではない事が判ったので安心したが、リテールのクーラーで不足があるのだろうか。もう一度重いベンチマークを回すと、最初のうちは好調だったが次第にゴミが出てきた。やはりこれは発熱タレとしか言いようがない。9600XTってそんなに発熱酷かったかぁ?これATIリテール品なんだけど足りないのか。


★多分原因はこれだ
gpuz
 どうも発熱らしいという事でもう一度クーラーを見直してみるが異常はない。で上のGPU-Zステータスを見ていてハタと気づく。メモリが325(650)MHzになっている。実は9600XTの定格は300MHzなんだな。つまりこれプチOC仕様の製品だったのだ。

 考えてみればノーマルのクーラーはノーマルとしては異常に大げさなもので、あれはGPUだけでなくメモリも冷やしていたのだろう。GPUクロックは同じ500MHzだからGPUは足りていてもメモリが付いてこないんだな。裏のメモリにはヒートシンクが付いているが、風が当たるはずの表も貼らないとダメらしい。


gcr96xtg_ht
 という事でショボイけどアルミヒートシンクを貼ってみた。これでテストしたらぶっ飛んでいた3DM03以降も完走できた(気温は28℃)。たった25MHzとは言えOCすると発熱の影響は大きいんだな。これ以上のOCは現状の冷却ではとても無理そうだ。やはり特売で買ったNIGHT HAWKを付けるしかないのか。この程度のカードには大仰でイヤだなあ。


 という事で、この再生品も冬には気付かなかった欠点が露呈したのだった。

半分死んだHDD(^^;

 動作チェック[16/04/07]で不良発覚したSeagate ST340015Aを強引に再利用する。この不良ドライブは先頭からある程度の範囲までは全く正常なので、HPAで制限すればエラー無し少容量HDDとして復活するわけだ。OSでパーティションを切っても同じことができるが、それだとソフト的にゴミ領域が発生するので気に食わない。ハード的に認識された方が気分的にも使い勝手も良い。


=5LAJMT7X=
5lajmt7x_1
 これは正常範囲が8.2%の個体。ST340015Aの全セクタ数は78165360なので、8.2%だと6409559セクタまで使える計算になる。

5lajmt7x_2
 HPAで6291456(多少キリを良くした^^)に設定する。これで3.2GBのHDDになる(3072MB)。元の40GBがたったの3.2GBか…自業自得とは言え厳しい。まあWindows98SEくらいは入るだろう。尤も去年まで3.2GBのHDDを使っていたHSDLなので文句を言う事でもないか。今後は耐久テストのごとく酷使されるであろう。

5lajmt7x_3
 イレーサーで終了LBAがHPAで指定したLBAにデフォルトで設定されるようになっている。


=5LAG9GHL=
5lag9ghl_1
 これは正常範囲が24%の個体。ST340015Aの全セクタ数は78165360なので、24%だと18759686セクタまで使える計算になる。

5lag9ghl_2
 HPAで18874368(容量マシ^^)として設定する。これで9.66GBのHDD(9216MB)になる。このくらいの容量があればWindowsXPでも大丈夫(^^

5lag9ghl_3
 2回目のスキャンディスクはエラーゼロ。これはハードウェア的に9.66GBのHDDになっている証拠だ。10GBに満たない半端な容量が気になるがまあいいか…(^^;


=5LAHM4N5=
 残りの1台は全く認識しないので分解する。このST340015Aは分解した事が無い。コイツのパワーツェナは例のHDDに移植する事にする。それだけでは元は取れないけど一寸は役に立つかな。


 何とか2台のHDDを復活させる事ができた。普通の人ならエラーが出たものはすぐに捨てるだろうが、HSDLは完全に壊れないと捨てられないので厳しいのだ(^^ ちなみに10年以上前だが、エラーの出た1.2GBのHDDを800MBくらいのドライブとして3年くらい使ったことがある(NT4.0のブートドライブとして)。壊れてからが更に長いHSDLだった。

注:次号に訂正があります。

VGAカード・デチューン

 世の中に改造記事は多々あれどデチューン改造記事を書く奴はいない。PC製品の性能・機能をわざわざ低下させる事には意味が無いからだ。なのに何でこのような記事を書くのか?勿論HSDLにとっては意味があるからだよ。

 あ、カテゴリは改造だけどバカ記事でもある。タイトルも殆ど釣りに近いし、いつもと同等以上にマジメに読まないようにお願いしますよm9(^^


★その1「3D PROPHET II Ti
3dp2ti_1
 コンデンサはOS-CONメイン。これを前回交換したWGも含め、格下の通常ウェットに交換する。実はバカ記事ではあっても無意味な記事ではない。HSDLにとっては多大なメリットがある改造である。外したOS-CONを他のマザーボードなど有意義な物件に流用するのだ。

SANYO OS-CON
4SP510M[14mΩ/4080mA]×4
6SP620M[13mΩ/4840mA]×1

 SP510も620も現在の標準品には無い。これは同品種・同耐圧・近似容量のSP560と680とほぼ同性能と見てよい。サイズは全く同一のE(8φ×11.5)とF(10φ×11.5)サイズだ。

 OS-CONの代わりに何を付けるか?HSDLでは日本メーカー製低インピーダンス品を付けるのがお約束だが、どうせ軽めの古代のカードだから思いっきりバカな奴を付けようぜ。という事で用意したのがこれ。


suscon_sd
 Su'scon SD1000μF6.3.Vという、アキバで新品で入手できる数少ない中華低インピーダンス品(100mΩ/650mA)だ。もう6年前「ひさびさに部品の話」でちょっと書いた奴だが、チビデブ型なのでビデオカードにはお誂え向きの形状。実は興味本位で手に入れたけど使い道が無かったという情けない物件だ。

 普通に考えれば「WXで膨らんだのだからSDで持つはずがない」という事になるが、その場合はすぐに破裂するだろうから分るだろう。常用カードじゃないので、HSDLの使用頻度では破裂しないかもしれない。破損する場合は予兆として超発熱するから触ってみればアホでも判る。


3dp2ti_2
 考えがまとまれば後はそれに従って付けるだけ。コンデンサ交換は単純でつまらない作業である。以前の電解コンデンサはWGも含めて全部抜いてしまう。電源等の片面基板ほどじゃないが、多層ザーボード基板と比べると幾らか抜きやすい。この時期のゲフォは5Vか3.3Vソースなので全部同じ6.3Vを付けても大丈夫。挿す位置は記憶しなくても良い。


3dp2ti_3
 OS-CONから大幅にビンボー臭くなったが、昨今の安物ビデオカードを見慣れた目には特に変わりない普通のカードに見えるかも知れない。それどころかこのままジャンクで流しても疑問を感じる人は少ないだろう(^^


hwinfo_3dp2ti
 動かしてみた。何時まで動くかは分らないが、取りあえず当初の目的は果たせたという事で。でも2、3年後には寿命で動かなくなっているかもしれんな…。


★終わり
 お陰様でカードを使用不能にせず(←重要)OS-CONを分捕る事に成功した。加えて高値で買った中華電解コンSu'scon SD1000μF6.3Vも有効利用(処分とも言う^^)できたので言う事なし。SMDランドがあるから、もっと高性能のカードであればPOSCAPなどを使うところだったが…。それはいずれ他の物件でやる事になるだろう。まだまだ山のように部品取りの候補があり、使えない部品も山のようにあるのだ(^^

 もし何か中華電解コンデンサに外見上の変化が有ったら随時ブログで報告する。SDは水系ではないっぽい(未確認)ので保存中に爆発!は無いと思われる。何でもありの中華なので断言はできないけど。

MS-8964その後

 HSDLブログに於いて「その後」記事が出るのは担当者が甚くお気に入りの製品という事だ。今回はオール固体電解にモデφする。何故壊れてもいない電解コンを交換するか?それはHSDLの戦略的事情によるものだが今はまだ知らなくてもいい(^^


★テキトー観察
 カード上を一見すると、まるで付け忘れたかの様に疎らにしか部品が付いていない。これで動くのならばチョロイもんだよな。だがしかし、部品自体はそれなりに良い物が付いている。OEM先の要望なのかもしれないが、アルミ電解は全ニチコンでタンタルは全AVXでキッチリ揃えられている。生産を分離してから部品メーカーがバラバラになったASUSとはえらい違いだ。省略された電源や部品が多いが、追加機能を使わない限り必要ないモノが多い。


esd_diode
 今まで気にしてなかったけど、静電気・ホットプラグ対策のダイオードが全部省略されている。ついでにEMI防止のFBもCも何もついていない(^^; このラインを辿って行くとVPU直結に近い(Lが2段ある)ので保護は必要だと考える。現状ではVPUが死亡する可能性は皆無ではなかろう。今まで気にしていなかったけど、この時期以降の奴ってみんなこうなのかな?同形状のBAT54S系を入手できたら暇潰しに付けてもいい。


ap431
 黒い5本足はシャントレギュレータで、T3C3(TL431)やA26CL(AP431)が使われていた。基板上の大部分の電源がこれで賄われているのでパーツが少なく見えるわけ。シャントレギュレータ電源はECSの得意技だったな。ちなみにATIリファレンス設計からしてこうなっており、MSIが手抜きしたわけではないので念の為。


c323_324
 C323/324は疑問だ。これはC321/322と並列に入っているタンタルコンだが、ハッキリ言って何も効いていないと思う。リファレンス回路でもオプションとなっているし、筆者なら真っ先に省略するだろうね(^^ 銘柄は不明だが、例えこれがTPSだったとしても高々400mΩ×2でしかない。カタログ上は30mΩ(カタログ上だけだけど^^)のHC470μF10Vに並べても意味が無かろうに。POSCAPかMLCCならまだ解るけど、これだとただの予算の浪費だと思う。このように無用ではあるが、既に実装されている物なので除去はしない(^^


 ヌビリファレンス回路図だと、例えばSII_A3V3_REG(3.3V出力)の出力コンは「47μF6.3Vのアルミ電解コンで、ESR≦760mΩ/リプル150mA(105℃時)を満たす面実装型の5φの物を使え」とか、性能からサイズまで事細かに書いてあるのだが、ATI(AMD)リファレンス回路だと容量と耐圧だけで他は何も書いていない。生産側としては楽で良いが、この辺りが市販製品の品質に影響を与えている可能性もある。この辺り、曾てのintelとVIAのポリシーの違いを思い出させる。


★交換する
 さて、大部分の人は意味がサッパリ判らない解析記事はこの辺でお終い(^^ メインのコンデンサ交換に移る。先ずはVDDC(1.2〜1.3V)から行ってみよう。言うまでも無くVPUのメイン電源だ。


c301
 C301はパッと見て近くに稍大きめのフェライトビーズがあるから入力コンだろう。耐圧が16Vだからソースは12Vということか。HMと言えばカタログデータ上はWGと同じだが二個チンなので一枚落ちのKZH程度だな。ここはラジアルリードしか使えないのが難点だな。


c301_after
 ジャンクコンデンサ入れにOS-CON SVP82μF16Vがあった。その容量と大きさから使い道が無いのだが、能力もサイズ的にもここにピッタリじゃないか?多数並べて使うほど量が無いのでこんな所しか使い道が無い。粗末な上に原価50円のカードにOS-CONはもったいないけど、この部品は全く使うアテが無いのだから構わない。


c321_322
 このC321、322がメインのVDDC出力コンだ。ノーマルはHC470μF10Vが使われている。VDDCは上記の通り極低圧なので、市販の電解コンなら耐圧は何でも良い事になる。上手い具合にSMDのパターンMC321、322も切ってある(Multi Footprint^^)から選択肢は∞だね。これでHC470μF10Vが2本手に入る。

 ここにはマネ下のUD330μF2.0Vを付ける。あまりにも高性能すぎて発振が心配だが、これはノートPCからの外し品で、しかも付け外しを繰り返しているので劣化しているであろうという読みだ(かなりテキトーな希望的観測^^)。発振したら対策するという事で。


c325_r254
 …と思ったけど、転ばぬ先の杖で位相補償用のC325とR254も付けてみた。PWMコントローラがMAX1954だったら必要は無いが、当該板はISL6522なので意味がある。ちなみにR15とC156はスナバである。EMI等が気になる時は付けると良いかも?原作ではR15が1.0Ω、C156が2.2nFとなっている。


c183
 これは3.3V直流しだが、もし電源が付いているのならC183とC184が並列繋ぎで出力コンとなる。これは電源無しなのでC183だけでメモリ電源のDCとなっている。シリーズレギュレータなので代わりは何でも良さそうだな。

 ここはノートPCから外したT520 220μF6.3Vが2つあったので並列にして載せてやる。一寸性能が高過ぎるが劣化しているだろうという読み(^^ これでHC470μF10Vが更に1本手に入った。何故ニチコンHCを集めているかというと他で流用する計画が進行中なのだ。更にそこからまた流用…と「風が吹けば桶屋が儲かる戦略」的な今回の記事なのだ。


c8
 C8は裏のC2と並列になっている3.3VのDCだが、ATIのリファレンス設計では47μFのタンタルコン以上の物を使えとある。劣化はしない部分なので放置でも良いけど全固体式にする為に交換するしかない。

 ここは永久に使うアテが無いと思われたHDDからの外し品T491をここで使う。47μFなので丁度良い。3つあったのでC2とC8両方に付ける(^^ 無駄かもしれないが、外し品は劣化している可能性もあるからな。


c2_after
 裏面のC2も付けたが…邪魔くさい(^^; Dケースは高さがかなりあるのでカードを置いた時にぶち当たるんだな。Vだったらよかったのだが、完璧に付いてしまったのでこのまま行く。


c5
 これで完成かと思ったのだが、3.3VのDCがあれば12Vもあるわな。VGAコネクタの右にある空きパターンC5がそれだった。考えてみればPCI-EピンからB17まで画像信号線の下を電源が通っているのだから、やはり電源ラインにノイズが乗ってしまうのは拙いかもしれない。ということでこれも付ける事にした。

http://www.nix.ru/include/view-photo.html?good_id=47971&pid=2245
http://www.nix.ru/autocatalog/msi/msi_video/42724_top.jpg
 同じ基板でC5が実装されているRX550-TD128E。このC5は省略して良いモノではないと思うのだが…。それにしても似てはいるけどいろいろ部品が変わっている製品だな。

 12Vラインに使える16V以上のタンタルが無い…。必死に探したらHDDから外した10μF35Vを発見した。リファレンス回路では100μF16Vとなっているので、これだと容量が1/10と圧倒的に足りないが致し方ない。心残りだが低周波はマザーのDCに頼ろう(^^


★使用部品
 今回の改造の表目的は固体化だが、裏目的はHC470μFを分捕る事なのだ。今回は殆ど中古部品なので部品代はロハに等しい(^^

=out=
C183,321,322:nichicon HC470μF10V[30mΩ/1230mA]
C301:nichicon HM470μF16V[30mΩ/1140mA]
C8:nichicon SMDアルミ電解100μF16V[NA]

=in=
C5:KEMET T491 10μF35V[1.0Ω/387mA]
C2,8:KEMET T491 47μF10V[700mΩ/463mA]×2
C183,184:KEMET T520 220μF6.3V[7-40mΩ/2.2-5.2A]
C301:OS-CON SVP 82μF16V[40mΩ/2120mA]
C321,322:SP-CAP UD 330μF2.0V[9-15mΩ/3.0-3.4A]
C325:MURATA MLCC 0.1μF50V
R254:KOA 1608 1.5kΩ

合計3円(税込、副資材・電気代・人件費別^^)

 値段が付くのはKOAの抵抗とMURATAのMLCCだけ。HM470μF16Vはいずれ廉価ビデオカードの補修に使われる予感。SMDアルミ電解は再使用はしないで破棄する。


★テスト
 まあ交換前は完全に動いていたカードなので問題無いだろう。固体コンは変動が少ないのでエージングも必要無し。逆に言うとダメージからの復活もしにくいわけだが、今回使用したポリマータンタルはハンダ付け2回目でも性能に問題は無いようだ。今後LDO等に使用する場合は発振などにも留意しておく必要があるだろう。今回の一番の収穫は、はずし部品が問題無く使えたという事(だけ?)。


★一旦終了
ms8964_151111
 何か部品をはぎ取られて捨てられる寸前のカードに見えるな(^^; 欲を言えばC321とC322をSP-CAPではなくT520のような黄色系のタンタルにすれば統一されて良かった。T520の330μF6.3Vがあったはずなのに見当たらなかったんだよね。見栄えの点でちょっと心残りだ。

 だがしかし、これで電解コンの劣化は無くなったので実用価値は高まった。パーツの背が低くなったから、大型ヒートシンクでファンレス化も視野に入ってきた。クリスタルとインダクタに当たらなければ相当大型のヒートシンクでも付けられる。HSDLにはビデオカードのクーラーは山のようにあるのでしばらく遊べそうだ。

KK-1045の改造

 KK-1045とは何ぞや?という疑問はごもっとも。誰も知らないのが普通だ(^^ 実はこれ100円ショップのストップウォッチの型番なんだな。


kk1045_0
 このストップウォッチは買って失敗だった。モードボタンが露出しているのですぐに当たってしまい、甚だしい場合にはセットモードになって時計が狂う。加えて電池がHSDLでは他に使っていないLR1130なので流用が利かない。このストップウォッチを売っているダイソーには勿論売っているけど高い。まともに買ったら本体を買ったのと変わらなくなってしまう。

 特にボタンが当たる欠陥が気に食わず、自転車に乗る時は別のストップウォッチを使っている。これは捨てるもの癪だからラボで置時計と化している。そんなある日、コイツの時計を見たら消えていた。2013年製なのだが電池がもう無くなったのだろうか?LR44の半分しかないLR1130なので持ちが悪いんだろう。何から何まで気に食わねえな。


kk1045_1
 電池を出したら何と膨らんでいた…漏れる前に出したので運が良かったかな。もし漏れたら電極が腐食して本当に捨てるしかなかっただろう。


kk1045_2
 ここで閃いた。LR1130はLR44と径が同じで高さが半分だ。という事はLR44も「電池ブタ兼用電池押さえ」を削れば押し込めるのではないだろうか?これは改造する価値があるというモノだ。


kk1045_3
 テキトーに1〜2舒(目分量)削ってみた。仮に失敗して削り過ぎたら、電池との間に何か詰め物をすればいいのだから気楽なもんだ。


kk1045_4
 一発で成功。この改造のメリットは、‥澱咾瞭手性が上がる。電池が安いので経済的。E澱咾陵椴未アップして持ちが倍になる。マイナーなLR1130なんてHSDLに在庫するのはゴメンだ。取りあえず他で使って劣化してきたLR44を入れといた。これで完全に使い切ろうというセコイ作戦だ。引っ張り過ぎて液漏れには注意しないといけないが。

 しかし何でこんなにガラガラにスペースがあるのにLR44ではなくLR1130を選択したのだろうか?利点は何もないと思うのだが。

[新]GA-5200X/PCI復活

 前回も書いた通り、この製品は地雷と言うよりミエミエの時限爆弾である。この会社が後に出したGA-8400GSでもそれについての反省の色は全く窺えない。何年も同じ失敗を続けている会社ってどうなの?ネコ電PCを使っていた人(筆者も含む)には昔からなじみのある会社だが、もうあの頃とは中身が全然違う会社と考えざるを得ないな。筆者は騙された奴に同情はしないが、かと言って騙した奴を弁護する理由も無い。

 この記事のGA-5200X/PCIは「ローカル巡回[15/08/08]」で手に入れたもので、「GA-5200X/PCI」の続編である。


★またちょっと見る
ga5200x_pci2
 このロットは基板メーカーがHTでおなじみの永捷電路版有限公司に切り替わった。2006年42週製造なので、約2年間も粗悪電解コンを放置している訳だ。GPUは2006年41週、メモリは廃肉巣に変わって2006年29週製造。ファンガードが地で着色された金属から青色ビニール張りに変わっている。この方が地の着色より安く出来るのだろうが汚らしい。日本企業が販売している製品とは思えないほどの低品質だ。


c45_55
c131_154
 電解コンはASIACONだ。前回はFZだったけど中身は全く同じだと思われる。ASIACONで検索するとHERMEIが出てくる。データシートにもHERMEIとASIACONは同一なのでASIACON=HERMEIという事か。今回の防爆弁はマネ下風に変わっている。これは恐らくマネ下が破棄した製造機械で生産しているのだろう。墓場からの復活は中華ならごく普通である。


★メンテの基本は掃除
ga5200x_pci3
 ホコリまみれだったのでまずはエアーで徹底的に飛ばす。このホコリはもちろん有害なので外で行なう。


ga5200x_pci4
 次にグリスをキレイに落とす。今回のグリスクリーナーは100円のIPAを使う。これで洗う体制が出来た。洗剤は50円ビデオカードに相応しい中性洗剤とした。ファンガードに付いていた汚いビニールは潔くスッパリと剥がした。これで漸く触る気がしてきたな。ファンはもう先行き(寿命)は全く期待できないのでプラが割れない程度の油を注しておく。寿命は短くなるだろうがもう気にしない。

 乾燥してからP6ISA-IIに搭載して電源を入れたら全く反応しない。おかしいな?普通はFX5200程度の電源の軽いカードがこの程度の電解コン損傷で起動しなくなる事は八割方無いのだが。ひょっとすると別の所も逝かれているのではないだろうか…イヤな予感がするが取りあえず電解コンを交換してみるか。やった損の無駄足に終わらなければいいけど。


★電解コン交換
 前回はNVVDDの出力にKZHを使ったが、今回はルビコン祭りという事でルビコンオンリーで仕上げる。どうせショボイFX5200なんだからテキトーで良いだろう。ま、そのテキトーより現在のアジアコンは腐っている訳だが。ひょっとすると日本メーカー製の一般用85℃品の方がマシなんじゃないか?とすら思える(流石にそこまでは低くないか)。


test_ga5200xpci2
 ルビコンで統一されて見栄えは良くなった。FB除去が面倒くさいし、基板が汚くなるので(前回は交換した)入力インダクタはスルーだ。C154は横にあるLDO(AMS1084)の出力コンなので固体アルミ電解等は付けてはいけない。イヤ実際に付けているのをどこかのサイトで見たので…アカの他人だし動いているらしいので放っておくけど。無知は怖いもの知らずである意味幸せ。通常はESRが50mΩ前後の電解コンを付けるところだ。ポリマーではなく通常電解ならもう少し低くても(20〜30mΩ)大丈夫だが。これは通常電解のQが低く、周波数特性がブロードでピークが出にくいから。ハンダ付けがヘボピーだとESRが付加されて動くようになるかもしれんな(^^


★使用部品
 前回よりも更にグレードダウンした。「手持ちからギリギリまで性能が低くなるように選んだのでこうなった」と前回書いたが、更に下のギアがあった事になる(^^ 50円のカードには50円なりの部品を使うのが我々の流儀。流石にこれ以下はもう無いだろうが…と言うかこれ以下にするといくらなんでも動作しないだろうね。

C45:Asiacon LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
C55:Asiacon LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
C47:Asiacon LZ470μF16V⇒YXG220μF25V
C60:Asiacon LZ470μF16V⇒YXG220μF25V
C58:Asiacon LE330μF16V⇒YXG220μF25V
C131:Asiacon LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
C154:Asiacon LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V

Rubycon YXG220μF25V[130mΩ/640mA]
Rubycon ZL470μF16V[53mΩ/1030mA]
Asiacon LE330μF16V[90mΩ/360mA]*
Asiacon LZ470μF16V[42mΩ/850mA]
Asiacon LZ1500μF6.3V[26mΩ/1400mA]*
*標準品には存在しない
合計29円(税込・銭単位切り上げ/副資材・電気代・人件費別^^)

 C47、60は当初シルク印刷に合わせて10φのZL470μF16Vにする計画だったが、だんだんもったいなく感じてきたのでYXGで済ませた。勿論YXGの方が余剰在庫が多いからに他ならない(^^


★テスト
 テストの時はファンが間に合わなかったのでファンレスで動かす。こんな所にもこのカードに対する投げ遣りな姿勢が見え隠れする(^^; もし動かなかったらVRAMを全部はぎ取って、前回の奴に移植して256MBバージョンを作ろうなんて思っていた。

hwinfo_ga5200xpci2
 手抜きしまくりなので一寸心配だったが動いちゃうんだね。でもHWINFOだと前回の奴と区別がつかんな。2つあってもしょうがないので前回の奴は友人に進呈したいと思う。Windows上のチェックは任せたぞm9(^^

GC-R96XTGその後

黄昏のビデオカード GC-R96XTG

 もう二度と日の目を見ない予定だったGC-R96XTGだが、驚きの発見があったので再び記事になった。


★膨らんでいた!
 このカードには8φと5φのアルミ電解コンしか載っていない。8φはマネ下FJ1000μF6.3Vで5φは[A]と言う中華メーカーの100μF16Vである。ARKと言うメーカーらしい。問題はその中華コンである。


c157_1
 何と!5φのチビコンがシャキーン(少)状態ではないか。5φの電解コンが膨らんだのを見たのはビデオカードでは初めてかな。マザーでは大昔に一回見た記憶があるけど。

 このC157は裏にある1117相当品の出力コンで、つまり最大でも1Aしか流れないところなのだ。何故壊れるのか見当もつかないので恐らく不良品なのだろう。スンナリと立って漏れてもいないので、容量の違う少々長い電解コンかと思っていたよ。流石GeCube、チビコンでコケるとは詰めが甘い。新品で買ったらorzな物件と言えよう。


★交換
c157_2
 5φのARKは全部交換する事にした。大して重要な役割ではないので抜いたままでも大丈夫だろうが、主に見栄えの観点から似たようなのを付けた。

[A]SZ?100μF16V×7

UTWRZ 47μF25V[750mΩ/180mA]×4
UTWRZ100μF10V[750mΩ/180mA]×3

 多分12Vラインは無いので全部10Vでも良かったけど、均等に減らしたかったので47μF25Vも使用した。使い分けには意味は無い。同サイズなので性能的には同じである。


ark100uf
 外したARK100μF16Vを比べてみる。右の正常サイズと比べて明らかに抜けかけている。まさかこんな小さいのが抜けるとはね。


kzh390
 作業ついでに前回誤魔化した脚の抜けたFJも交換しておいた。FJは持っていないのでお馴染みのKZH390μF25V登場。多分入力コン(確かめていない)なので容量は気にしなくていい。ESR的には{30mΩ/2}が{48mΩ/3}とほぼ同等になるだけ。

 電解コンを交換しないで済まそうと脚を押し込んだりしたのだが苦労は水の泡。やっぱりハンダ付けをやらされる羽目に陥ったのだった。まあ嫌いな作業でもたまにはやらないとヘタになるからな。


★テスト
GC-R96XTG
 これだけで記事が終わると何なので、前からやってみたかったゲホ・ラデの3D画質の比較をしてみた。比較相手は同時代のライバルFX5700である。ドライバはどちらも最終。


nb_high_fx5700
 まずこれが比較相手のFX5700の最高画質だ。カードはリファレンスそのものとも言うべきLR2982である。最高画質だけあってかなり遅い。


nb_high_r96xtg
 これが9600XTの最高画質だ。載せたのがSL6K8(Celeron1.6A)なのでかなり厳しい速度になっている。このままでは実用にはならないが画質のチェックなので。ゲホと比べると金網の描写は負けているが、何より注目できるのはアンチエイリアス処理だね。ジャギが無いのに加え、文字が殆ど滲んでいないのが凄い。これはゲホより一段どころか明らかに格上の画質。それとゲホより輪郭線が明らかに細くなっているのが特徴だ。これは好みもあるので良し悪しは言えない。何となくAviUtilのワープシャープを思い出す画質だ。


nb_normal_r96xtg
 参考までにこれが9600XTのデフォルトだ。ハッキリ言って上の画質を見ると「何だこりゃ!」レベルだが、ライバルFX5700もデフォルトだとこれとソックリになる(^^ つまりビデオカードをデフォルト設定でしか使わない人は「本当のカードの画質」を知ることはできないという事だね。


★終わり
gcr96xtg_3
 9600の純正クーラーを何故か一杯持っているので純正相当で組み立ててみる。この純正クーラーは以前書いたように欠陥設計だが、HSDLでは長々使う事は無いので耐えられるだろう。

 このカードはカノプー最後?のビデオカードMTVGA 9600XTのベースになったカードで、OEM向けに大量に出た製品なのだろう。クーラーの柔軟性があるのはそのためだろうか。大型の汎用ファンレスクーラーも余裕で付きそうだ。

GA-5200X/PCI

 悪い意味で有名なエロデータのGF-FX5200搭載PCIカード。コイツの酷さは検索すれば直ぐに判る。使えば確実に壊れるという、地雷じゃなくてミエミエの時限爆弾だ(^^ 長年探していたが遂に50円ジャンクで発見した。


★一寸見る
ga5200x_pci
 基板は特徴的なロゴを持つLIN HORN TECHNOLOGY製で、2004年31週製造なのでカード自体もその後間もなく製造(アセンブリ)されたのだろう(Wistron製?)。なおGPUは同年24週、寒チョンK4D551638F-TC50は同年25週製造である。例のXFXほどじゃないが基板が波打っていてあまり品質が良くない。回路的にはAGP版のP162にシフトレジスタの塊(笑)を載せただけ。一応ヌビリファレンス(P165)も存在するので正式対応なのだろう。

gram
 メモリ実装パターンは8個だが256MbitGDDR-SDRAMを4個実装しているので64bit接続となっている。PNYの製品を見ると全部実装すれば256MBになるっぽい。その場合128bit接続になるので多少は性能が上がるが、この場合PCI接続なので性能向上は殆ど無かろう。AGPならば載せる価値はあるが。

 解像度はアナログではQXGAだがデジタルではUXGAまでと小さくなる。ワイドはアナログの時はWUXGAだが、デジタルは1440×900とハンパなところで止まっている。HSDLは大画面もワイドも使わないので問題は無いが。BIOSROMは25LV512である。VGA-BIOSが32kBを超えるので昔のマザーでは動かない可能性がある。

 電解コンはFZという謎メーカーのLZという品種である。中華コンのデータベースとも言えるコンデンサメーカー一覧サイトでもメーカーもロゴも発見できなかった。勿論メーカーが判らないので性能は不明だが、色と死に方から見てEVERCON系じゃないかと推測している。現実は隣のASIACONと同一の製造メーカーだろう。ズバリ色も同じだし…。


★先ず洗う
 先ず前作業として洗って干した。知らない人が見たら吉外にしか見えないがHSDLではごく普通の作業である…つか何であんたらの使ったカードってこんなにクサイの?どういう生活してるんだよ。早死にするぞ。

gpu_cooler
 このカードはクーラーのファンが腐って回らないのは平常運転。代品も無いのでバラして洗ってグリスアップする。組み立て取り付け回してみたら新品と変わらない回転数を取り戻した。音も今のところ軸音はしないし問題なさそうだ。


★直す
 さて修理だが、実際このカードでは電解コンを変えるくらいしかする事が無い。電池交換とさほど変わらないがハンダ付けが伴うのが面倒くさい。取りあえず謎のFZを抜く。中身はエバーコンと思われるので、カタログ性能はWGより少々落ちるくらいかな。さて交換品種だが、50円の廉価カードなので固体電解なんて絶対に使わない。それではただのアホになってしまう。なので動作テストで使ったREはご退場願う。

 C45とC55はNVVDD(NV34のVcore)出力コン、C47とC60はNVVDD(NV34のVcore)入力コン、C131とC154はFBVDDQ(メモリ関連)だ。重要なのはこの6本だけど、たった7本だから当然全取っかえだよな?ちなみにリファレンス回路ではC45、C55は470μFでESR≦25mΩのモノが指定されている。C58は大体同じ大きさ(性能じゃなくて形状の事)なら何でもよい。

l15
 予算が余ったので?省略されていたL15(VRM入力インダクタ)を復活させた。付けても特にメリットは無いが理論上は電力損失が減る(^^ HSDLは外見のために付けた。リファレンス回路では1μHか、"For Cost Down"(笑)として0Ω×2が指定されている。このカードの回路は両者の中間で折衷回路と言えるか。

r195_202
 言うまでも無いが、上のL15を実装したら裏のR195、196、199、202を除去する必要がある。これはRとなっているが実際はFBだ。見れば判るだろうけど。


★使用部品
 手持ちからギリギリまで性能が低くなるように選んだのでこうなった。ALLKZHも可能だったがZLの方がチビデブなのでこれを採用。リファレンス設計から見れば性能が足りていないように見えるが、実際動作させるとこのメンツで足りている。ま、少々足りてなくてもこれで行っちゃう訳だが。

C45:FZ LZ1500μF6.3V⇒KZH680μF25V
C55:FZ LZ1500μF6.3V⇒KZH680μF25V
C47:ASIACON LZ470μF16V⇒ZL470μF16V
C60:ASIACON LZ470μF16V⇒ZL470μF16V
C58:ASIACON LE330μF16V⇒YXG220μF25V
C131:FZ LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
C154:FZ LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
L15:Empty⇒2.2μH
R195:FB⇒Empty
R196:FB⇒Empty
R199:FB⇒Empty
R202:FB⇒Empty

Nippon Chemicon KZH680μF25V[32mΩ/1650mA]
Rubycon YXG220μF25V[130mΩ/640mA]
Rubycon ZL470μF16V[53mΩ/1030mA]
SMDインダクタ2.2μH
合計37円(税込・銭単位切り上げ/副資材・電気代・人件費別^^)


★完成
ga5200pci_after
 完成しました。紫色でOS-CONっぽく見せていた?オリジナルと比べるとカラーは地味になったかな。まあ中身は伴っているので良いだろう。

hwinfo_ga5200pci
 動作チェックの時BIOSPOST確認してるけど動いた。これから貴重なDX9対応のPCIカードとして活躍するであろう。FXシリーズはWindowsVista〜10TPでもAero動作するし、敢えてコイツを現役のカードと呼ばせてもらう。実用するならもっと良い部品を付けても良かったかな?と思わないでもない。
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