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ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

ベンチマーク

MSI RX480M2-IL

 久しぶりにマザーボードの動作記事でも書いてみようと思ったのだがネタが無い。入手10年以内の適当な物件が見当たらないのだ。条件はCPUが一杯あること。それだとintel系しか考えられないが、775以降のは詰まらないので478以前となるとマザーは案外限られている。AMDの方はAM2マザーが近年豊富だがCPUが激少なくて動かす気が起きない。939以前だとかなり少なくなってくる。この辺りかなあ。

(2012/12/12)●PIIIDME
(2014/06/26)MSI RX480M2-IL
(2015/03/11)MSI K8NGM-V H
(2016/09/11)BIOSTAR NF4UL-A9
(2016/10/13)Albatron K8NF4U

 今年新たに何か魅力的な物件を手に入れない限り、この中から順次選ぶしかないのだった。今日はSocket939のRX480M2-ILから行ってみよう。HO多摩和田開店の時に入手したものだ。色々な意味で懐かしい板だね(^^


★注目ポイント
ms7093
 基板はDYNAMIC ELECTRONICSにおいて2005年4週製造。アセンブルは当然その直後だろう。VRMは3相で入力コンはKZE820μF25Vが4/4、出力コンはMBZ1500μF6.3Vが6/10と少ないがまあ水準クラス。基板裏DCもこのクラスとしては非常によくやっている。予想ではK7N2G-Lとか845E MAX2と同じ設計者だと思うのだが、何でこの人の時だけは板品質が良いのだろう?(^^


ics951412ag
 ICS951412はRS・RX480の周辺を構成するクロックジェネレータICである。これの何が困るかと言えばBCLK設定範囲が非常に狭い事だ。規定が200MHzなのでOCは220MHzまでしかできない。全くOCできないイソテルマザーほどじゃないけどこれにはかなりメゲタ。このマザーを長年評価せず放置していたのはこれが半分の理由である。なおBIOSセットアップにはクロック設定機能は無いので自前でSM-BUS経由でクロックジェネレータICを動かさねばならない。フリーソフトのSetFSBClockGenがICS951412AGに対応しているので動く可能性はある。

 もう半分の理由はATIチップセットなのにIGPが無い事。RS480だと楽しいのに。尤も939の動作チェックにはいつもこのマザーが使われている。使えなさを挽回するために無理やり使っている側面もあるが(^^; 全体的に見れば特に可も無し不可も無しかな。このマザーのメインのターゲット層がよく解らないが、上記の通りBIOSやボード上にクロック設定が無いとか、必要最低限のシンプルな板だからOEM採用を期待していたのだろう。


★動かす
 OSはいつものXPではなく、最近π焼き最速タイムをマークしたことで脚光を浴びているWindows Vistaである。件のπ焼きレコードはサンディエゴ3700+だったのでAthlon64と相性が良いのかなーと思って。ここで問題点が発覚。インストール時間が長すぎ(^^;

Vista本体→約20分
SP1→約50分
SP2→約45分
Others→約25分
IE9→約10分

 環境にも依るがこんなものだろう。サービスパックやパッチやIE9を元掛けすれば何と2時間以上節約できることになる。でもSP統合は(特にSP2が)面倒なのでまた今度。

//G093
MB:RX480M2-IL(MS-7093)[Rev1.0/Ver3.9]
CPU:ADA3000DAA4BP LBBLE 0516EPLW
MEM:SanMax(Hynix)PC3200-333-512MB×2
PCI-E:ASUS EAX300LE(RADEON X300+DDR128MB)
IDE1:ST340015A
IDE3:[HSDLDATA1]
NETWORK:RTL8100C(100BASE)
SOUND:ALC658C(AC97 V2.3)
PS:MIRAGE DR-B350ATX(ATX12V Ver1.3)
OS:Windows Vista SP2

 CPUはHSDLの939で最低性能に近いAthlon64 3000+、メモリは2GBだとMEMTEST86+でエラーが出たので1GBに減らした。最低限度でどれだけ動くかも重要なのでこれで良いか。ビデオカードはATIなのでRADEON一択だ。これもHSDLのPCI-Eカードで最下級のRADEON X300を用意した(何故かサブベンダがSONY?OEMか)。HDDはいつものようにIDEオンリー、電源は粗末で有名なDR-B350ATXだ。


device_vista
 インストール直後は"マルチメディア オーディオ コントローラ"に!マークが付いたが他は一発認識。サウンドは蟹AC97最終、ビデオカードはMS内蔵はイヤなのでCC10.2を入れ直す。


device_ati
 これでサウンドもビデオカードも完璧。だがヌビと違って純正ドライバに入れ替えても特に何も変わらないようだ。MSでサポートしていないOGLはアップしているかもしれない。


device_vista2
 これが全デバイス。殆ど標準ドライバで動くようになっているらしい。気分的にはカッコ良い名前を付けたくなるが(^^


system_vista
 インストール直後のコントロールパネル→システム。


system_vista2
 最終的にはこうなった。コピーライトが2006から2007に、メモリが1022MBから1.00GBになっているのが時代の移り変わりを表す。


wei_vista2
 WEIはこうなった。Vistaの場合は5.9が上限で、平均の3.0以上なら快適らしいのだが一応超えている。2006年当時の最下級の市販PCはどのくらいだったのだろう?ちなみに筆者はこれでも充分に実用できそう。その場合メモリはもうちょっと増やしたいけど。


system_7
 Windows7も試してみた。これは「Vista32(DELL版)」の追試でもある。ちゃんと認証されて動作した。デバイスはVistaと同じくサウンド(蟹AC97)だけドライバが入らなかった。


device_7
 全部ドライバが入ったところでCPUをX2 3800+に換えてみる。


wei_7600gs_7
 WEIは7の場合は7.9が上限で、4.0以上なら快適らしい。X300では3.6がやっとだったのでビデオカードをGF7600GS(GIGABYTE GV-NX76G256D-RH)に換えて試した。今度のボトルネックはCPUとメモリとなっている。しかし数値上はこれで当時の平均的なPCという事になる。総額1000円のPCだが充分に使える(^^


d3dx9_28dll
 ちなみに3DMark06はVista、7共にそのままでは動作しない。これはDX9cをインストールする必要がある。


★終わり
 ATIを買収してAMDチップセットの品質は漸くまともになった。RS・RX480は現在のAMDチップセットの源流と言える。このマザーは特筆すべき点は無いものの、小型なのでいつもソケ939CPUの動作チェックに使われている。リファレンスにソコソコ忠実なMSIだからか今のところ不快な症状は出ていない。RX480の評価ならこれ一択で良いのではなかろうか(OCしない前提で)。

黄昏のビデオカード

忘れたけど多分2013年の記事(^^;

Winfast A350XT TDH

 「A350XT TDH調査」では修理しようと頑張っていたようだが、新たに同じモノを100円で手に入れたのですっかりヤル気が無くなった。壊れたのは既に解体したので、今回は新たに手に入れた奴を動かしてみる。記事は冗長部分をカットした簡易版で行きます(^^


★リコール対象か?
l404
 残念!当該品はリコール対象機種ではないようだ。クレーマーとしてトコトン粘着してやろうと思っていたのに(ウソ)。しかし「基板上のMOSFETにトラブルが発生する」という事は焼損するんでしょうなあ。見てみたいものだ。
・L4020035801〜4020036000
・L4020036161〜4020036210
・L4020071491〜4020071840
・L4020106041〜4020106240
・L4030001461〜4030001560

http://www.leadtek.co.jp/news_release/a350xt_apology.htm
http://www.sycom.co.jp/custom/recall.htm
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0402/18/news076.html
 もっと深く検索したらIRF7458が発火したらしい。全部で5つあるパワーMOSFETの内のどれなんだろう?シロート報告は要領を得ないな。場所によってこれで良い所もあるし悪い所もある。Vmemの上側なら余裕だし、Vcore下側なら(2パラだけど)稍厳しい。HSDLのロットにはこれは使われていない。

http://viva2ch.net/jisaku/1077086088.html
http://viva2ch.net/jisaku/1077287811.html
 「該当チップが手で触れられない位熱い」…ってそんなの当たり前だろバカ(^^; 炭焼きオヤジじゃあるまいし、精々60℃位でヒーヒー音を上げるんだろうが。その程度なら電源のMOSFETとしては欠伸が出るほど普通。火柱が上がったとか大げさに書いてあるが、普通はジュワッて感じで光って煙が出るだけだし火事にもならん。なったとすれば艾のようにPC内外にホコリを溜めこんでるユーザーがアホだ。それ以前に火が出たら騒がず黙って消せよ。ボード上のコンデンサは粗悪品などではない!全てSANYO/SEI製で、最も優秀なアルミ電解コンデンサ・メーカーだ。このスレではまともな書き込みが2、3しかないな(1人?)。何時でもそうだけど事故が起こると愉快犯が嘘っ八のデマを流す。全部真に受けてるとバカを見るだけ。

http://www2.odn.ne.jp/knxinfo2/k7tb/mechlog2.htm
 やっと発見したぞ〜。この人の記事が正しいとすれば、Vcoreを生成するDC-DCのQ4らしい。当該品はIRF7821だが、燃えたリヴィジョンはIRF7458が付いているそうだ。あのー、7821の方が7458より微妙に性能落ちるんですが…(^^; 良くなったのはゲートチャージが少ない分、スイッチングが微妙に高速になったという事だけ。むろん効率は改善されるが、その程度で燃えが解決する事は無い。あ、AMR限界温度も5℃伸びているか。しかしこれとて改善と言うには程遠い。このくらいの温度まで上がって来たら明らかに故障だが、その場合は秒単位で通過して燃える。結論として「当初より部品の選択は間違っていなかった」「元設計が悪いわけでもない」という事。やっぱりMOSFETの単純なロット製造不良だったのだろうか…?今となっては確かめようが無いので永遠の謎だ。
q4_irf7821


★テスト
gpuz
 HSDL指定ベンチマークを取ってみた。PCはHSDL49(GA-K8NS+ADA3700DAA5BN)である。大昔のカードに言ってはいけないのだろうが遅いね(^^; X700PROと比べても勝てるのは僅かのベンチしかない。ビデオカードの性能向上は本当にインフレが激しい。

bench_a350


★終了
 HO等でもAGPカードは完全に終息した。なのでAGP×8、DX9対応以降のソコソコ速いカードの完動品はあれば押さえたい。HSDL的にはローエンド以外全シリーズ揃えたいところ。

注:放置しすぎてリンクが全部切れてしまいました。読みたい人はアーカイブでも見てください。



M2N78-LA

 前回の続き。


★動かす
 動かすうえで最も困ったのがSATAのHDDをどうするか?だ。当面はSATA→IDE変換しかなさそうだが、今回はブートドライブにはSSDを使ってみる。このSSDは以前筆者のメインマシンで使っていたモノで、3回ぶっ飛んだ時点でお役御免となり払い下げられた。CPUはADA3500IAA4CWを使う。AM2は代わりが無いので潰さないようにしなければ…潰すなよ?

//G278
MB:M2N78-LA[Rev3.02/5.22]
CPU:ADA3500IAA4CW(200x11.0)
MEM:512MB(PC5300)
VGA:Geforce9100(IGP)
SATA1:Silicon Power T10
SATA2:[HSDLDATA1]
NETWORK:RTL8201N
SOUND:ALC888S(HDA)
PS:MIRAGE DR-B350ATX
*いつもだけど光学ドライブはインストールの時だけUSBで繋いでいる。

hwinfo_violet
 動作チェックの時はHWINFOすら立ち上がらなかったのだが、今回はわざわざFDDを使って動かしてみた。普通に表示されている。やはりVioletという名称だった。パビリオンというPCネームも入っているのが市販PC用らしい。


bios_menu
 何も弄れないBIOSセットアップメニューである。


hp_shindan
 但しこのファームウェアには診断プログラムが入っていて、CPU・メモリ・HDDのチェックが可能である。この辺りはサポート省力化の努力が認められる。


 試しにXP SP3を入れてみる。実はこのマザー、正式にはVistaと7にしか対応していない。恐らくそのドライバで上書きだと10も動くだろうけど、HSDLでメインに使用しているXPには対応していないのだった。チップセットドライバはNFORCE DRIVERの15.56WHQL(最終)で良さそうだ。このチップセットドライバには、
Ethernet Driver (v73.30) WHQL
Network Management Tools (v73.25)
SATAIDE Driver (v11.1.0.43) WHQL
SATARAID Driver (v11.1.0.43) WHQL
RAIDTOOL Application (v11.1.0.43) WHQL
SMBUS Driver (v4.79) WHQL
SMU Driver (v2.08) WHQL
GPU Driver (v197.13) WHQL
PhysX (v9.10.0129)
Away Mode Driver (v6.0.6000.115) WHQL
Installer (v8.36)
 と殆ど含まれている。唯一単体のサウンドだが、これは蟹のHDAドライバでOK。今回は恐らく最終のR2.74を使用した。


device_m2n78la
 ?マークが無くなってXPでも使えるようになった。正式対応ではないが普通に動く事は判った。


hwinfo
 CPUとGPU情報はこちら。


gf9100
dxva
 GF9000系なので一応現在でも充分使い物になるグラフィック機能と言える。MP4だけでなくFLV再生支援もあるよ。これだけだと判らねえな(^^;


bench_ADA3500IAA4CW
 IGPに負けず劣らずCPUもショボイがSSDのお陰でそれなりのPCになった。だがWriteの数値が不自然に遅いのが気になる。アライメント調整しなかった祟りなのだろうか。一通りベンチマークを取ったところでハードウェアのテストは終了。HP用の7や8.1のリカバリーが手に入ったらいずれテストしたい。

 Geforce9100チップセットはIGPが良さげなのでその後アム・イソ共にヌビチップセットが排除されたのは残念だ。筆者ならこのチップセットで現在のメインマシンにしても充分だな。ただこのマザー、ネットワークが100Mbpsなのは呆れた。939の頃だってGbEだったのにAM2時代に何をやっているのだろうか。


★終わり
 やはりメーカーPC板(特に英煤系)はHSDLとしては受け付けないな。それでも100円ならAM2実験用+OS実験用として買って損は無い。ダメはダメなりに使い道はあるものだ。


またもやSAHARA3810

 電源が入ってからも一苦労。IDEがよく分らない相性を示してHDDとCD-ROMドライブが共存しない。うえすタソから海門に換えたがどちらもCSではダメみたい?


★XPインストールできない!(^^;
 それが終わったら今度はXPインストール中にブルーバックでぶっ飛んでしまう。これは解らない。前任者の残した記録に拠れば9xとNT4と2000しか入れた事が無いらしい。FIC公式では2000までしか対応していないので仕方がない。そこで試しにSP3統合CDからSP1統合ノーマルCDに換えてみたらインストールできた。


xpsp1
 ノーマルCDなのでLunaが超違和感(^^; 筆者はかつて強固な2000党だったのでインターフェイスはクラシックしか使った事が無い。統合CDの段階でテーマを除去しているのでこの画面を見る事は決して無いのだ。


device_sahara
 流石に枯れ果てた810Eマザーなので全てのドライバが内蔵で当たる。ネットワークも当初より繋がるので何もする必要が無い。サウンドも初回起動時より流れる。音が出たのでチョットびっくりしたがこれがノーマルだったな(^^; 当初はFWも無いのを思い出した。


iiyama2000
 iiyama2000である。マザーボードのOEMではなくPC全部丸投げだ。某E損を見るとその方がはるかに安心だったりして(^^;


wintach_x543
 WinTachならスーパーマシンなんだぜ!ちなみに当時のスタンダード386DX-20の543倍だそうです(^^

 SP1状態で常用ソフトを動かしてみたが結構な確率で起動しなかった。SP3統合CDとは環境が大きく違うようだ。これは動くようになるまで順に掛けていくしかない。それでも動かなかったら?非常に困るけど対策は無いので諦める(^^;

 SP2が何処にあるか分からないので探してしまった。まさか再び用があるとは。SP3とアップデートパッチを統合したCDをいつも使っているので動作状態にかけるのは10年以上やったことがない(一度も無いんだっけ?)。アンインストール不要の設定がグレーアウトして選択できなかった。おかげでバックアップファイルが山のように出来て汚くなってしまった。けどぶっ飛ばずに動いたのは僥倖。


xpsp3
 賭けに勝ったので更にもうひと勝負。SP3が入れば勝利だ。そう言えばSP4アンオフィシャル版と言うのがイソターネット上にあったのだが誰か入れてみた人いる?一応ダウソロードしてきたが英語版ぽいので不安だ。2010年までのパッチは全部入れたがこれはまあどうでも良い。

=SP1で動くようになった=
CrystalDiskInfo32 Ver7.0.2
CPU-Z32 1.77.0

=SP2で動くようになった=
CrystalDiskMark Ver5.1.2

=動かない(^^;=
GPU-Z1.10.0

 GPU-ZはFWの昔のが動かないのと同じ理由だろう。


bench_sahara_sl46t
 ベンチマークを取ってみた。SL46Tノーマルの数値は忘れたが、π焼きが頑張っても4分切るのがやっとだったのでかなり遅そう。815の時は3分台前半だったから。タイトルバーの色がヘンなのは気にしないで(^^


★サウンド機能
ad1881a
 このマザーは上のデバイスマネージャ画面を見れば判る通り810と言うかICHのサウンド機能を使っている。AC97コーデックチップはアナログデバイセズのAD1881だ。これの測定をしておくのが今回の裏目的。


sound_sahara1
 上のグラフはフロアノイズのグラフである。サウンドカードに何も入力が無い状態でどのくらいノイズがあるか?を表している。AC97の場合は-100dBだと仕様上無音という事になる。従ってそれ以下にしても全く無駄という事になる(^^;

 下は多信号特性のグラフで、サウンドカードに複数の音が入力された時にどのような不要雑音が発生するかを表している。この場合は3音入力されているが、本当はこの3音のソースを自身ではなく他から入れるのが正しいやり方だ(てぬき^^)。

 両計測ともサウンドカードのハードウェアだけでなくソフトウェア、つまりドライバによっても特性は変化する。また音量設定によっても別物くらい変わるのでいつも正しく設定しないと意味がない。HSDLでは音量レベルをRMAAに合わせている(ループバックはLINE-LINEで上のノイズ計測もループバック状態で行なう)。計測時間はいずれも3分間である。


rmaa_sahara
 上の結果が割と良さげに見えたのでRMAAでもやってみた…があまり良くないらしい。基本とも言うべき周波数特性が良くない。これはサウンド機能の仕様そのものの問題なので改良のしようが無い。ドライバで数値だけなら変わりそうな気もするのだが。高音域はグラフ形状から見てLPFで切っている可能性がある。その方が諸特性が向上するから。


★次回記事に続く
 これで改造記事(ちなみにバカ記事になる^^)の下ごしらえはできた。次回はぶっ飛んだ記事になるだろう。先回りして言うとサウンド系とは全く関係無し。


★追記
 3トーンの周波数だがグラフ上で3点が見やすい周波数にテキトーに決めた。だが本当はどの周波数でやるのが適当なんだろうか?理想は3波同時スイープだが無理(^^; これについては意見募集。


sound_sahara2
 試しに400Hz、8kHz、16kHzでやってみたが特に変化はないな。対数グラフにするとこれでも見栄えは良さげだが(^^

 ついでにもう一つ、「周波数特性について計測すべきではないか?」と言う意見を貰うが、筆者は音の良さにはあまり関心は無い(良ければ良いに越した事はないが)。それよりも雑音と不正な音がイヤなだけだ。どちらも良い音以前の問題で、音質を議論するスタートラインにすら立てない。


12年前のSDカード

 メディア倉庫を整理していたら12年以上前のSDカードが出てきた。東芝ジャパンのSD-F128という128MBのSDカードである。ふと思いつきでこれのベンチマークを取ってみる事にした。ただ取るだけだと詰まらないので、SDカードリーダーをダイソーの安物(USB2.0)とダメ牛の高速型(USB3.0)で両方取ってみる事にした。事前予想では「SDカードの方が遅すぎてリーダーのコントローラや転送速度の差は出ないだろう」というものだが果たしてどうなるか?


sdc_reader
 今回のテスト機材。ダイソー100円リーダーは半透明な奴で、不透明な奴は中身が違う。


bench_SD-F128_1
 まずはダイソー100円リーダー。128MBだから当然だが流石に遅いな。書き忘れたが開始オフセットは32セクタだ。カメラの多くがそうなっていた為それに合わせた。既に退役してDOS用なのでカメラでは使わないんですけどね(^^;


bench_SD-F128_2
 これがダメ牛リーダー。重要なシーケンシャルアクセスが別物と言うくらい速くなってしまった。こんな大昔の奴でもコントローラの影響は大きいらしい。最近のSDカードならもっと大差が付くのだろう。ちなみに4kはハッキリ落ちているがそんな小さなファイルは使わないだろうから関係無し。ランダムアクセスも有り得ないので関係ない。


 という事で「昔のカードであってもSDカードリーダーは良いモノを選んだ方がストレスが少ない」と言う当たり前の結論になった。ちなみにHSDLのダイソーリーダーはDOSやMEMTESTのブート用なので遅くても構わないです。適材適所やね(^^



ベンチマーク再現率

 前回はラデでやってみたが今回はゲホ編だ。今回は都合によりリファレンスPCを変更した。K8T Neo+Athlon64(3000+@210)よりこちらの環境の方がやや上のようだ。比較するのは絶対値ではないので問題ない。

VGA:LR2982[GeforceFX5700]@デフォ

K8:GA-K8NS Ultra-939+ADA3700DAA5BN
P6:GA-6OXT+SL46T@定格クロック

saigen_lr2982

 再現率ランキングは以下の通り。

=GDI=
(26%)HDBench3.40β6

=OGL=
(78%)OGL VillageMark
(73%)OGLBENCH Ver1.6.2
(18%)CrtstalMark2004R3[OGL]

=D3D=
(99%)ゆめりあベンチ[最高]
(91%)D3D VillageMark
(80%)3DM05
(70%)3DM03
(62%)MegiddoBench[High]
(51%)Aquamark3
(50%)ちはやローリングWE
(49%)FinalReality[3D]
(45%)GunMetalBenchmark2[1]
(44%)CodecreaturesBenchmark
(37%)GunMetalBenchmark2[2]
(29%)3DM2001SE
(17%)3DM99MAX
(14%)3DM2000
(10%)夏海ベンチ

 一部を除いてRADEON9600XTと同じ傾向になった。何でCrtstalMarkは大差になるのだろうか。ゲホはCPUだけで描画してるんじゃないか?それ以外もベンチ対策の可能性もあるので世界的にはマイナーなベンチの方が正しい傾向を掴めるかもしれない。

ベンチマーク再現率

 思いつきでベンチマーク再現率という指標を考えた。今回の場合AGPで現状最高環境のK8T Neo+Athlon64で出したベンチマークスコアをGA-6OXT+SL46Tでどこまで劣化せず再現できるか?という数値である。勿論数値は100%に近ければ近いほど優秀となる。VGAその他は全て同環境なので、この指標が100%に近いベンチマークはCPU性能にあまり左右されないベンチだ。但しプログラムの最適化の影響もあるかもしれないので絶対値としては採用できないだろう。今回はラデだが近いうちにゲホでもやってみたい。

VGA:GC-R96XTG(RADEON9600XT)@デフォ

K8:K8T Neo+ADA3000AEP4AP@210
P6:GA-6OXT+SL46T@定格クロック

saigen_gcr96xtg
 再現率ランキングは以下の通り。

=GDI=
(18%)HDBench3.40β6

=OGL=
(73%)OGLBENCH Ver1.6.2[3D]
(56%)CrtstalMark2004R3[OGL]
(41%)OGL VillageMark

=D3D=
(96%)D3D VillageMark
(93%)ゆめりあベンチ[最高]
(67%)3DM03
(56%)3DM05
(53%)MegiddoBench[High]
(49%)FinalReality[3D]
(33%)ちはやローリングWE
(33%)Aquamark3
(26%)3DM2001SE
(25%)CodecreaturesBenchmark
(18%)3DM99MAX
(13%)3DM2000
(10%)夏海ベンチ

 事前予想はしていたが3DMark99〜2001は悲惨な再現率となった。またDX6以前はGPUを使わないのでPC性能がモロに出る。DX7の計測にはD3D VillageMarkが良いのかな?それにしても夏海ベンチは意外な結果だな。DX8〜8.1は全滅だ。いっその事50%以下のベンチは切り捨てるか?いや計測者が楽したいだけなんだが…(現状7つ取れば済むので楽^^)。

IDEケーブルのOC

 何の事やらサッパリ解らないタイトル(^^; 前回のICH2のIDE高速化の時に同時に実験したことについて書く。今回も実用性はゼロだがケーブル品質を考えるうえで非常に興味深い。


★IDEケーブル
 ご存じの通りIDE(ATA)ケーブルには40線と80線の二種類がある。前回HSDL45はブートドライブにATA100のバラ犬鮖箸辰震だが、最近ケーブルが足りないので40線ケーブルで繋いだのだ。IDE(ATA)ではケーブルによって速度が決まってしまうのでクロックは33で動いてしまっている。これはICH2ではコントローラのレジスタのオフセット54にフラグがある。


offset54
 御覧のようにプライマリ側は40線で繋がっている事が判る。ちなみに起動後にこのフラグを書き換えてもモードは変わらない(弄っても無駄という事ね)。今回は40線ケーブルに無理やり高クロックを載せて動くか実験してみる。


offset54_2
 参考までに両方とも80線で繋ぐとこの通り。4ビット全てにフラグが立っている。


hdb_ata100cable
 フルスピードだと速度は大体こうなる。本当はもうちょっと速いがケーブルがクソなのかライトが遅いなあ。PC自体のパワー不足も考えられる。


★IDEオーバークロック(^^;
hdb_ata33
 まずはノーマルのATA33の時。上のATA100のフルスピードと比べるとやはり目に見えて遅い。このくらい差があると体感できそうだ。


hdb_ata66
 66に上げてみる。アリャ、やっぱり遅くなっちまったぞ。タイミング的にケーブルに負担のかからないランダムアクセス以外は大幅低下している。


hdb_ata66oc
 だが2回に1回くらいの割合でライトが高速になった!明らかに33ではない速度が出ている。リードが伸びないのは謎だがランダムアクセスも向上している。ノイズの影響もあって通ったり通らなかったりという事か?


hdb_ata100
 ドライブ定格のATA100まで上げてみる。もはや全然ついてこない。何回やっても33にも劣る成績だ。今回はOCだが80線の定格でも速度差が出る事は容易に想像できる。気になってくると夜も眠れないな(^^ VIAスーパーサウスにはATA133まであるので更にシビヤーなIDEケーブル選択が可能になる(かもしれない)。


★終わり
 という事でやはりケーブル品質は非常に重要であるらしい。ケーブルを沢山手に入れて選別もアリか?ちなみにSATAも品質や長さや取り回しで速度が大きく異なるのは確認している。そこら辺のノウハウはまだ現役なので各自やってみてください(^^ 久々にSD研らしい記事が書けた。

ICH2のIDE高速化

 うーん、なんて魅惑的なタイトルなんだろう!と自画自賛。この記事はウソではないが実用的な意味は全く無い。まあ言われなくとも現在ICH2を実用している人は居ないだろうが(^^; 高速化と言ってもベンチマークで僅かにそれと判る程度の微々たるものだ。また一様に全てのドライブが高速化するわけでもない。この辺りで「本当に何の役にも立たねえな…(タメ息)」と解ってもらえるだろう。この記事はマシンをコントロールする楽しみを味わうためだけの記事なのだ(釣り記事とも言う^^)。


★HSDL45
 HSDL45(GA-6OXT)に久々にXPをインストールしてみた。ショボイCPU(この場合SL46T)でAGPビデオカードがどこまで性能を落とすのか数値的に知りたかったからだ。その過程で発見したのがこの高速化設定だ。HSDL45に限らずHSDLのPCはほぼ例外無しにプライマリ・マスターにOSをインストールし、セカンダリ・マスターにデータディスクを繋ぐ事になっている。今回の構成は次の通り。

//HSDL45
MB:GA-6OXT[Rev1.1/F8]
CPU:Celeron566 SL46T(66x8.5@1.50V)
MEM:512MB(PC100x2)
VGA:GC-R96XTG[RADEON9600XT](AGP)
IDE1:ST320011A[WindowsXP SP3]
IDE3:FB lct20 40GB[HSDLDATA1]
PS:SNE KURO500G

 FB lct20はATA66としては驚異的な遅さだが、消費電力が少ないのと高PCIクロックに強いのでいつもデータ取りディスクとして使われている。逆にブートディスクのバラ犬論鼎で速いけど高消費電力(高熱^^)+高クロックに弱いと言う真逆の性格をしている。


★ICH2のレジスタ設定
 ショボイ内容の割に前置きが長くなったが、この構成でXPを入れてICH2のレジスタ設定を見たら次の箇所がプライマリとセカンダリで異なっていた。


offset40_n
 オフセット40の内容。セカンダリはプリフェッチだのファストタイミングだの見た目に魅力的なビットが有効になっていない。これをプライマリと同じにしたら高速化するかも?と言うのが今回の実験。今回のプライマリのバラ犬發修Δ世、ドライブのよっては既にこれらのビットが立っている場合がある。その場合は高速化しないのは言うまでもない。


offset40_f
 やってみた。これで下のプライマリ・ドライブ0と同じになった。これでベンチマークを取ってみよう。


hdb_fast
 上がノーマル、下が高速化。微々たる量だが速くなっている。誤差の範囲ではなく何十回やっても確実に速くなっている。体感は絶対に不可能だが…(^^;


offset40_dmat
 調子こいて"DMA Timing Enable"も1にしてみた。インフォメーション・ファイルがスペルミスしているな(^^ 他人の作品だけどあとで直しておこう。


hdb_dmat
 しかし結果は遅くなってしまった。下と同じにしておくのが良さそうだ。もっと有効な設定もあるかもしれないが現在の所はまだ発見していない。


★終わり
 何で設定が違うのかはよく判らないが、恐らくHDD側にメモリで言うところのSPDのようなものがあるのではなかろうか。設定を高速にしても特に不具合は無いのでこのまま使ってみよう。なおICH4やICH5でもこの設定はあるはず。

Radeon X700Pro Fireblade

 これは「定例会[16/04/11]」に於いて入手したRADEON X700搭載カードだ。AGP版とPCI-E版があるが、当該製品はPCI-E版である。X700搭載カードは「西ローカル巡回[15/11/30]」に於いてRX700XTGを手に入れているが、コイツの方が名前(だけ?)がカッコいいので動かしてみた。ラデは過去にあまり所有していなかったHSDLなのでX700(RV410)を動かすのは初めてだったりする。


★ちょっと見る
x700pro_fb
 X700Pro Firebladeというカッコいい名前だけど、PCBやクーラーの色がSAPPhIREカラーでどう見ても炎と言う感じはしない。ATI純正ならファイヤーが似合うのだが。PCI-EのカードだがRV410は本質的にはAGPチップだと思われる(OGL版のVMが動く)。

 基板はCMK GLOBAL BRANDS MANUFACTUREにて2004年48週製造となっており、この製品はその直後くらいに生産されたカードであろう。蒼玉と言えばハイエンドの一部を除いて粗末なカードが多かったが、このカードに限っては所々で頑張っている。RADEON9xxxの時代にはこんなカードは無かったな。


vddr
 VDDR周辺。この辺りが固体化されているのはこのシリーズでは初めて見たな。ハイエンドにはあったかもしれないがミドルでは見た事が無い。しかし何とも無粋なHC470μFとAXがぶち壊しにしている。せめてHCをSMD化すれば見られたものを。


vddc
 ここもまた変だ。VDDC出力にタンタルが用いられているのは初めて見た。しかもポリマーではなく通常タンタルである。大昔のGF2時代ならあったかもしれないが、PCI-E時代にこれは初めて見た。しかしここも全タンタルではなくC1155のTEAPOが外観をぶち壊しにしている。また入力はMLCC主体のまるでノートを思わせる構成だが、MC1705のWG470μFが詰めの甘さを出している。これらもSMDにすれば外見は良いのだが。

 ちなみに製品によってはTEAPOがSMDポリマーアルミ電解に変わったり、通常タンタルがポリマータンタル電解に変わったりしている。恐らく納入先や資材調達の関係でコロコロ変わるのではないだろうか。ま、それは仕方が無いな。

http://static.nix.ru/autocatalog/sapphire/radeonx700profireblade_u.jpg
 これはVDDC出力にPOSCAPが使われている。当たり品か?(^^;

http://www.gpureview.com/database/images/videocards/sapphire/originals/radeon-x700-fireblade-128mb-6205.jpg
 これがAGP版。メモリ・部品とも何だこりゃ!と驚くほどの手抜き品だ。やはりPCI-E版より手抜きされる運命にあるのか。同じ名前のカードでここまでデザインが異なるカードは他に見た事が無い。


pcie_dc
 これはPCI-EのDCだが何とC10の100μFだけでなくMC10に12VDCのWG470μF16Vが実装されている。これが実装されたラデを持っている人は居るか?HSDLの所有する物件でこれが実装されているのは無いと思う。筆者的にはDCは付けるのは当然だと思うが、何故今まで省略されるのが常識だった部品が実装されているのか不思議だ。電力消費がそれだけ増えたという事だろうか?

 イヤこのカード面白いわ〜。解析しているとキリが無いのでこれで止めるが、多少なりともビデオカード(の設計・生産)に興味のある人はぜひ手に入れて解析してみてね。


★動かす
 クーラーは少し高音が気になる。尤もHSDL評価はバラック時の評価だからケースに入れたら気にならないかもしれない。

gpuz
 メモリクロックが432MHzという半端なものになっているがこれが定格らしい。コアクロックは微妙に高いが誤差程度。RADEON9600から外見は殆ど変わっていないが、メモリがGDDR3となってバンド幅は大幅に強化されている。コア・メモリクロック以外に700XTに劣る所は無い。この下に700無印もあるらしい。


★ベンチマーク
 ドライバはXP最終の10.2である。設定はデフォルトだが、FRと99はフレームレートが頭打ちになったので垂直同期を切った(他はデフォ)。

bench_x700pro
=GDI=
 GDIハードウェア・アクセラレートが健在の頃のカードなのでCPU次第で速くなる。がしかし、この時点のATIはGDIは速くない(2Dクロックを下げているのだろう)。

=OGL=
 この時期のATIなのでOGLはケタ遅い。FireGLの為にわざと落としているのだろうがそれにしても差があり過ぎる。この場合は良いがCPUが多少劣るとそれは悲惨なスコアになる。

=D3D=
 この辺りのカードはDX7より前のファンクションはCPUにかなりの部分を投げているようで、事実上CPUベンチになってしまっている。この傾向はXGAより解像度を上げても変わらないと思う。


★終わり
 本当はX700XTが欲しかったのだがなかなか手に入らない。XTとPROの差は600の時もかなり差があった(メモリのランクが大幅に違っていた)ので気になる。ま、本当言うと速さよりもXTのリファレンス回路自体に興味があるのだが(^^
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