HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

カメラ

フラッシュ死亡(^^;

 以前「北ローカル巡回[17/04/10]」と言う記事で「ここで衝撃の事実が発覚して倒れそうになった」と書いたのだが、その結末について書く。


flash1
 カメラのトランクにフラッシュが3つ入っていた。持った瞬間に電撃的にイヤな予感が走った。電池が入っている重さなのだ。


flash2
 ギニャ〜!やっぱり!何で電池が入っているんだよ?


flash3
 これなんか電池室のフタが開かねーよ(^^;


flash4
 これは430EZだな…。EOSって金を掛けた割に使わなかったから、これなんかは恐らく10回も使っていないと思われる。すんげーキレイで新品同様だし。


flash5
 この横のゴム?みたいなのが加水分解でオイル状になっていた。もう一度使いたけど無理だろうね〜。マイナスの電極(バネ)が腐食して消えちまっている。

 写真の道具はどれも明日撮影に行く状態で全てが用意されていた。これを見て、本当にいきなり発作的に写真を止めたのが判った。


 それにしても15年の歳月はダテではなかったな。明日は小型家電の日だからこれらも回収カゴに入れておくか…。

コシナの思い出

 今まで使ったコシナレンズは以下の4本(全てMFレンズ)。全てフジヤカメラにて新品を購入。短評は当時の評価。

COSINA MACRO 100mm F3.5(NFマウント)[953xxxx](96/3/16)
 開放F3.5〜22まで画質は殆ど変化しないので被写界深度に集中できる。歪曲は見た目皆無に近いくらい少ない。後群が白濁する持病があるが、貼り合わせに問題が有るのだろうか?

COSINA 24mm F2.8 MACRO(OMマウント)[980xxxxx](99/4/24)
 開放からコントラストは悪くないが四隅が流れる。F8以上が実用範囲だがズーム以下の画質。

COSINA 20mm F3.8(PSマウント)[920xxxxx](99/4/24)
 中心部の画質は超広角レンズとしては及第点。解像力は大した事は無いがコントラストが良いので見られる画質。モノクロよりカラーが向いている。四隅の流れは酷く絞っても殆ど改善されない。歪曲は樽型で被写体によっては目立つ程度。

COSINA 55mm F1.2 MC(PKマウント)[841xxxxx](2000/??/??)
 開放から滲みはそれほど大きくない。3段くらい絞ると所有Kマウントレンズ中最高の解像感を発揮する。


 何故FやOMではなくKマウントを選択しなかったんだ?オレのバカめ。かろうじて55mmはXR-7M2用にKマウント、20个SP用にM42を選択したため現在でも使用可能だ。但し20mmはAUTO専用なので工夫が要るけど。このマウントの移り変わりがオレカメラの移り変わりでもある。安っぽい外見は同社製のリコーXR-7M2には良く似合った。これら自社ブランドレンズはもう販売されていない。今やこの会社がフォクトレンダーとかツァイスとか売ってるんだもんな。いやはや何とも…。

 コシナのレンズは昔から安かろう悪かろうだと思って敬遠していた。現在は有名ブランドのレンズを売り物にしているコシナだが、オレが現役の頃はプロは見向きもしない底辺レンズメーカーだった。がしかしレンズ道楽を始めた頃にちょっと使ってみたくなったので当時新品で買ってしまった。初コシナはマクロ100 F3.5で、それが予想外に良かったので広角の20と24个鯒磴辰拭だがその頃からXR-7M2しか使わなくなり(注1)、お陰でKマウント以外のコシナレンズとも疎遠になった。最後に買ったのは55F1.2だ。これは今までの中で一番良かったので作例も幾つか残っている。今思い出したが結果的に最後に銀塩写真で作品を撮ったのもこれになった。業界はデジタル化して俺は職業としての写真を止め、ついでに趣味の写真も一切止めてしまった。銀塩写真の終わりと共に自分の人生も変わった気がする。

 デジカメになって再び写真を撮ったのは2004年にニコンのコンデジでHSDLの撮影をした時だった。その後2013年にハードオフ巡回記事で漸く風景を撮り始め、先日DSLRを買って本格的に写真の世界に帰ってきてしまった。だがやっぱりデジタル写真は写真とは言えない気がしてならない。本当に復活するのは自分で写真を焼いた時だろう。再びフォコマートやベセラーに火が入る時はあるのだろうか。今唐突に思ったけど、どうせならあと一つ残ったCOSINA 28 F2.8も買っておけばよかったと思う。コシナ広角の中ではアレが一番まともだったからな(注2)。

注1:XR-7M2はシンプルで使い易かった。多分オレは昔も今もカメラにこの程度の役割しか期待していないのだと思う。ピントだの露出だの、これ以上にでしゃばったカメラを使いたくなくなったのだ。更に付け加えるとこのカメラは道具としては気に入っていたがモノとして愛している訳ではない。あくまでも仕事の相棒のロボットである。動けばいつまでも使い、壊れたら直ぐに捨てる使い捨ての道具だ。思えばデジカメにも似たところがある。

注2:コシナの広角と言えば四隅の流れがまず頭に浮かぶ。あと開放からコントラストが良いが絞ってもあまり画質が向上しない。

樹脂の崩壊

m1_1
 筆者の中では最近15年ぶり、イヤ20年ぶりのカメラブームなので、久々に仕舞っておいたカメラを取り出して検品していたらこれを発見した。何だこりゃ?レバーの樹脂が砂糖を塗したように粉だらけになっているぞ?(^^;


m1_2
 別角度。先端はカメラを持ち上げた時に割れたのか無くなっている。正に砂糖のような粉で、吹けば何処かに飛んで行ってしまいそうだ。とても体に悪そうなのでやらないけど。


m1_3
 触ったらレバーの先端(パーツナンバーCA8751)が全部粉になって消滅してしまった!これは一部残った残骸だが30%程度しか残っていない。こんな症例は初めて見たなあ。この粉が錆のように伝染するものだったらイヤだな。樹脂製品の研究開発をしている人に原因を聞いてみたい。


m1_4
 あとには金属のレバー(CA8749)だけが残った。この樹脂部分はネジ(CA8806)で止めるようになっているのを初めて知った。尤も先端付近に接着?の跡もあるが。ネジを外そうとしたらなめてしまった…樹脂の劣化による影響で錆びていたのだ。


m1_5
 実は貴重なM-1だったのでした。何でいつも貴重品の扱いが悪いのか?(^^; 昔の筆者を見つけ出して殴りつけてやりたい。尤も隣に置いてあったOM-1は何ともないので、保存の問題というよりは素材そのものに原因がありそう。


 それにしても樹脂製品は本当にアテにならない。これほど保存の影響を受けやすいモノは後世に殆ど残らないのではないだろうか。このような新素材を喜んで使っていた昔の人はもう居ないけど、あなた方の為に今後も困った事になりそうだよ…。


★追記
 どうもこのレバーの樹脂が腐るのはこのM-1の持病らしい。OM-1ではならないのでM-1固有の病気と思われる。やはり初期型は樹脂素材に致命的な欠陥があるのだろう。何処かのブログに「M-1は部品の材質がOM-1より良い」なんて書いてあったけどウソでした(^^

http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f210256021
http://megalodon.jp/2017-0330-0307-39/page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f210256021
 あ、肝心の写真が取れていない!(^^;

shouko
 これな。

アキバのカメラ屋2017春

 先日4月15日のアキバ巡回でチェックしてきた。アキバには昔からけっこうカメラ店がある。もう無い店もいくつかあるが新しくできた店も多い。他にもあったら教えてね。↓キΝ┐亙發のが面倒なので自転車で回った。


アキバカメラ
1704151709
 国際ラジオの跡に入った店。こんな所にカメラ屋あったっけ?毎月のようにラブロスに来ていたのに気付かなかったぞ(^^; 尤もその期間はカメラに全く興味が無かったから気づいても見なかっただろうけど。今回見てみて在庫数は少ないものの渋いモノが多かった。実は何も買わなかったけど狙っているモノもある。場所的にも良い所だし次回も来るだろう。


▲ぅ鵐謄アズカメラマーケット
1704151654
 中央通りの末広町駅の上辺り。アークから中央通りに出て北へ歩くと左側にある。パキスタン人?がやっている店。外人にはよく知られた店らしい。中を見てみたが欲しいモノが一杯あったものの値段が超激高価だった。これで本当に売れるの?と聞いてみたくなるよ。値段が付いていないのも沢山あるので聞いてみようと思ったが、付いている奴の値段を見てその必要の無さを感じた。曇っているのもかびているのも同じ値段だものな。店を出る時に「フィルムカメラノカイトリヤッテイルカラヨロシク」と言われたけどもう来ないと思う(^^;


カメラのキタムラ 秋葉原中古買取センター
1704151806
 ここって買い取りだけじゃなかったんだね。扱っているモノに特に見どころは無いのだが…(^^; 一応見てみたがデジタルの実用品が多いのでそれ系を安く買いたい人には喜ばれそうだ。但し筆者の欲しがるレンズは極度に高い(^^;


レモン社 秋葉原店
1704151727
 レモン社って…うっ!思い出したら頭痛がしてきた。バブル期には筆者個人にイヤな思い出があるのだ。現在のサイトはカメラのナニワになっているがいつの間にか買収されていたのか?まあその辺の裏事情には関心が無いけど。場所は昭和通り口の秋葉原公園の前である。中に入ったら非常にキレイで違和感を感じたが(^^; 意外にも少々ジャンクも有ってかなりオレ好みの店じゃないか(注)。昔の銀座店の悪夢はキレイに吹っ飛んだので次回も来るだろう。場所も駅から近くて良いしね。


秋葉原にっしんカメラ本店
1704151545
 かなり昔からある。15年前以前に写真をやっていた時にも何度も買い物をしたことがある。ST55F1.8が9500円!こんな値段ならオレの即売りたいわ(^^; 珍しいのもあるので見て楽しむ店かな…と思ったが意外な物が売っていて評価が上がった。それはレンズマウントキャップやボディキャップ等のアクセサリーである。結構マイナーなマウントのが有ったので買ってしまった。値段も妥当だったしちょっと嬉しい。今後も色々用がありそうなお店だ。


Δ砲辰靴鵐メラ写真用品館
 あれ!用品館が(あるとオレが思っていた場所に)無いぞ(^^; 工事していて近づけないけど実はもう無いのかな?東京CAMERAの中の人が独立した時点で閉店したとかその逆とか。


ЮこΕメラ
1704151719
 解りづらいけどワシントンホテルやゴーゴーカレーの近くのビル。行ってみたら何とビルの世界カメラの板にガムテのバツ印が!中に入っても見つからないしどうやら閉店したようだね。残念。同じ場所のヒカリカメラもだいぶ前に閉店したらしい。小さい店は厳しいのかなあ。諸行無常だなあ。


東京CAMERA
1704151627
 2016年夏開店だからこの店が一番新しいかな?昭和通りのスーパーラジコンの所を東に入った先の法務局台東出張所の向かいである。駅からはちょっと離れているので歩くとしんどい。筆者は面倒なのでにっしんとここは自転車で回ってしまった。この店の中の人はどこかで見た事があるなあ?と思っていたらにっしんカメラ用品館に居た人らしい。用品館時代と同じくジャンクが多くて面白いぞ。ちなみに左端に見えるバス停は台東区循環バス「めぐりん」の「東京法務局台東出張所前」である。


ICON
 我々PCジャンカーにはおなじみのこの店だが、実はここにもカメラジャンクがある。そんなに多くないしゴミが驚くほど高いけど。ここよりはハードオフの方が店にも依るけど絶対上だろうね。以前は杉本ガレージにも謎業者が居たけど最近は見かけない。その時は結構量も多く良いものを持っていた。ちなみに値切りも効いた(^^


ハードオフ
 当然ながらハードオフ秋葉原店にもカメラジャンクはある。ただ今のところは一寸少ないかな。今後に期待する。


注:筆者は常連が多くて逃げ場のない店は(現在は)あまり好きではない。ハマればいいけどハマらないと居所が無いのだ。そんな訳で、ある程度広くてジャンクのある店が好みだね。


カメラの話[17/04/29]

★M42/PENTAX Sマウントの事
 *ist Dsを主にSマウントのDSLRとして使い始めて2ヶ月が過ぎた。当初「これで使えるレンズは合わせて50本を超える」と思っていたのだが、実際の稼働率は半分とまでは行かないがそれに近い。何故かと言うと純正S(M42)マウントアダプタはピンを押す機能が無いのでAUTO専用レンズは使えないからだった。これフィルム時代(SP使用)には全く関係無い事なのですっかり忘れていたよ。特に使いたかったCOSINAの20mmF3.8が開放でしか使えなかったのはガックリ。現在市販されているアダプタにはピン押し機能の付いたものが多いが、わざわざそんな高価なモノを買う気にもならない…カメラより高いし(^^; これらオート専用のテストは7Rを買ってからのお楽しみ、という事にしておこう。


★前玉が緩んでた(^^;
 どうも前回テストしたスーパータクマー55F1.8は無限が出ていない…気がする。他人の同レンズと比べただけでなく、HSDLのもう1本の同レンズ(SMCだけど)と比べてもピントの悪さが気になって仕方がない。尤もロットが違うので当たりハズレの問題かもしれないのだが。

 原因を確定すべく、レンズの飾り板を外して前玉の所のネジを見たら一番前が手で回せるくらい緩んでいた(^^; 「ヤレヤレ、これまでのテストは全部失敗だな」と思って締め直し、無限を撮ってみたらやっぱりピントが来ていない…気がする。まだどこかのネジが緩んでいるのだろうか。無限が出ないなんてレンズの風上にも置けない不良だと思うのだが困ったな。レンズをバラすのは確信が持てないのでイヤだからサンプルを増やすべくもう2、3本買ってみるとか?何かそれもキリが無いのでイヤだな。全体的にシャープさが増した(気がする)ので再びフィールドテスト+基板撮影でその変化をテストしたい。疲れるなあ〜。

 関係無いけど*ist Dsは機構ブレが大きいような気がする。何故かと言うとミラーアップして撮るとシャープさが増す(場合がある)から。シャッタースピードによってブレるのかもしれない。だからブリキフレームとプラボディはイヤなんだよなあ。尤もこの機構ブレはフィルム時代のダイキャストボディでもあったのでミラーや羽根を動かすシャッターがある限りダメなのかもしれない。完全な電子シャッターでないと根絶は不可能か。


st5518_f4
 ちょっとインチキ臭いけどRAWで撮って1/2してみた。ミラーアップにより前回テストしたよりはシャープさが増した気がする。尤も撮影時の時間や天候の差もあるのでカメラだけではないが。これでフル画角になればデジタル時代のレンズと比べても遜色無い。

 このレンズはドットBYドットで見ると中央部付近にある赤い屋根の家や電車の前あたりから駅までしかピントが行かない。素人がレンズをバラすのはイヤだけど放置もできないし、金を掛けてオーバーホールに出すほどでもないので自分でバラしてみるかな。ネジマウントのレンズは距離がいい加減なのでオーバーインフくらいで丁度良い気がする。


★LEDライトで検品
 どこかのサイトでLEDライトで玉の状態を検品していたので、マネしてHSDLでもSuperTakumar 55mm F1.8を検品してみたが…。


led_kenpin
 ほほー、なんかずいぶん汚れてますね。真ん中には恐らく画角内の逆光時に出るであろうゴーストも発生している。これでコーティングの善し悪しも判断できるか?

 がしかし、このままでは決定的な不具合がある。この状態だと100円LEDライトのレンズの傷やゴミが結果に反映してしまうのだ。つまりこの状態だと本当は傷や汚れが無くとも汚く見えるわけ。この欠点を改善するには拡散光じゃないとダメらしい。


sankousiki
 光源をダイソーLED電球60Wに変えてみた。マネする人は筒を作って直視しないようにしないと目が潰れるので注意。相変わらずホコリは多いが傷の映り込みは無くなった。レンズの本当の傷はこれでも判別できる。慣れればコーティングや内面反射も確認できそうだな。ゴーストはもっと電球を近づけると消えるかも。この方式だと持ち歩けないのが困る。


koba
 100円LEDライト単体でもコバの浮きくらいは確認できる。これは透過光ではなく反射光で見ればよい。流石に製造後50年以上経っているので派手に浮いているな。ついでにこの状態で玉の黄変も確認できた。このレンズはデジタルでしか使わないので色は関係無いけど。黄変はUVライトで元に戻るらしいが、放射線が出続ける限りまたいずれ元に戻るのだから同じこと。ハンダ割れリフロー地獄に通じるものがあるな(^^; ま、一時だけ改善すれば良いテンバイヤーには良い情報なのだろう。

*ist Dsの消費電力

 2月に買ってからもう1ヶ月以上経ったが今もその時入れたエネループが生きている。エネループが新品で満充電だったこともあるだろうが、1000枚以上撮っているのに消費電力が少なすぎだ。通常は500〜600枚くらいの命らしいので、何故なのか考えてみたらすぐに思い当った。それはAFを使わないからだ。HSDLで使用しているのが昔のM42やらKのレンズだけだからだろう。そこで各動作の電流がどのくらい流れるのかSMで調べてみた。

 このカメラはメインスイッチOFFでも50μAは流れる。これは各種設定を保存するためだろう。オートパワーOFFだとそれより多く120μAも流れる。メインスイッチを入れると180mAと無視できない電流が流れるし、メーターONだと実に370mAが流れるのだ。オートパワーオフや測光作動時間を標準より長くしている人は電池の持ちが短くなっているだろう。ディスプレイメニューやプレイバックは何と500mAも流れるから裏面のLCDを使っている人は更に短くなる。筆者は設定時以外では全く使っていない。

 一番電流が流れるのは一眼レフなのでシャッターを切った時で2.7Aの電流が流れる。シャッターは省略できないが無用な空シャッターは止めよう。加えて画像をメモリに記録する時に350mAを消費する。次に大電流が流れるのはAFモーターで2.2Aだ。AFをコンティニュアスで動かしっぱなしにしていると流れ続けるので豪快に消費する事になるわけだ。筆者の消費電力が他人より少ない理由は恐らくここにあるのだろう。

 ちなみに電流が流れそうな気がするフラッシュチャージはAFよりわずかに少ない2.1Aだった。それよりUSB接続時に300mA以上流れるので、メディアを外してSDカードリーダーで読んだ方が良さそう。筆者は当然そうしている。シャッター回数は減らせないのでAFや裏面液晶を止めるのが節電のコツだろう。もちろんメインスイッチも入れっぱなしにはしない方が良いし、オートパワーオフやメーター保持時間も標準に戻そう。*ist Ds以外のカメラでも同じだと思うよ。

懲りずに基板撮影

 今日はピントのお稽古だ(^^ 基板撮影は目的がはっきりしているので撮影準備はし易いが、同時に相手の融通が利かないのでこちらから動くしかない。

 今日のモデルさんはWinfast(リドテク)LR2982であります。GeforceFX5700搭載のHSDLの常用カードである。これのVRM(GPU電源)を、最早おなじみのスーパータクマー55F1.8で撮影する。絞りはピントの山がハッキリ判るようにF5.6固定だ。


1_l19_l20
 まずは真ん中のL19と、同じ高さのL20にピントを合わせた。何とこれでもOS-CONの頭がボケてやがります。それでいて基板の印刷はボケボケ(^^; ハッキリ言ってカメラ任せではダメなようだ。本来の写真の基本で言えば撮るものを明確にしないとダメで、L19(L20)を撮る場合はむしろこれで良い。ただHSDLの写真は全部にピントが来ないと拙い。写真は引き算などと言われるがそれはお作品の話で、こういう写真は足し算というか情報が多ければ多いほど歓迎される。余計な物が写ると何かしら発見があるからな(^^


2_l17_l18
 今度は少し低いL17(L18)に合わせてみた。電解コンは勿論、L19(L20)までボケ始めている。これで漸く基板にもだいぶピントが来た。C49(C50)にもピントが合っているし、使えるのはこのくらいですかねえ。


3_kiban
 試しに基板印刷に合わせてみた。これだと印刷はシャープだがL17(L18)も微妙にボケ始めている!コンデジではこんなに明確な差は出ないので参る。F5.6の被写界深度などマクロ時には有って無いようなものだ。

 結局のところ2番目の状態で絞りをF11程度に絞るのが良さそうだ。絞りはF8を超えると画質が低下するし、暗くなるとブレの危険性もあるのでなるべく絞りたくはないが、これだけピントが明確になると仕方がないな。


4_f11
 F11まで絞ったこれが決定稿となる。チョー面倒くせえな(^^; ハッキリ言ってマクロはコンデジで勘弁してほしい。部品拡大の場合は全画面使わないので安いコンデジで何とかなるのだ。まあHSDLのコンデジは大昔のなので、これでなければ撮れないモノもありそうだが。実用にはTG-4欲しいな〜。


5_a580
 試しにコンデジで撮ってみた。先生、コンデジの圧勝です!(^^; チャンチャン。まあディティールがスッキリスッカリ省略されている(注)とか、歪曲で部品が変形するので中心部しか使えないとか欠点も多々あるが、ハッキリ言ってこっちの方が撮影が楽。ちなみにカメラは常用のニコポンではなくA580で画像サイズはほぼ同程度。このような写真はコンデジで、マザーボード全景のような写真はタクマーの方が向いている。コンデジでマザーボードの全景を撮ると基板がタル型になって見られたものじゃないのは前々回に確認した通りだ。

注:基板のホコリがノイズリダクション?のお陰でキレイサッパリ消えてしまっている。実際これ写真とは呼べない厚化粧の捏造レベルだ。観音はこういうところがイヤなんだよな。この会社の製品はRAWで撮って自前で現像するしかない。


懲りずに基板撮影

 もしかすると高解像度のRAWで撮って現像すればJPGで撮るより画質が良くなるかもしれない。まあ普通に考えればレンズの性能が向上するわけではないので有り得ないけど未練たらしくやってみた。そうまでしてタクマーを使うのか?(^^;


ppl361
 PENTAXのデジタル一眼カメラに付属している"PENTAX PHOTO Laboratory3"という現像ソフトである。ライトルームのような現像ソフトを用意しても良いのだが、純正ソフトでやってみてマギレの無い結果を得たいのである。いや本当はカネを出すのが嫌なだけだが。話は逸れるが他に"PENTAX PHOTO Browser"というソフトもインストールされる。これは要らないかな…と思ったが、よく考えてみればJPEGはともかくRAWは普通のブラウザでは見られないので必須なんだな。

 今までの撮影で感じたのだが、何となく青いマザーボードの方がよく写るような気がする。気のせいかもしれないが、もしかしたら赤外線フィルターの関係で実際そうなのかも。そこでP4i86Gをモデルに使う。


P4i65G
 これが推奨設定と言うかオートでそのまま出力したもの。標準的で特に問題ないだろうが筆者的にはちょっと青っぽい。タクマーなのでレトロ色調で行きたいと言うわけではないが。


P4i65Gm
 筆者がRAW→JPGで多少弄ってみたもの。上に比べ黄色っぽいがこっちの方が本当らしい。当日の光線は筆者しか見ていないので同意が得られるかは微妙だが…。色と言うのは見え方に個人差があるので好みの押し付けは意味がない。


P4i65Gs
 ちなみにリサイズの時に外部ソフトを使ってシャープを掛けてみた。確かにピント良く見えるが捏造っぽい気もする。少なくともタクマーの良さは完全に消されたな(^^; この場合は基板撮影なのでこれでも良いけど、シャープになったからと言って解像度は変わらないので細かい文字が読めるようになったわけではない。元から無いモノは出てこないので読めない字は読めないままでシャープになっているのだ。JPEG圧縮率が落ちたのも見逃せない欠点。

 ところでPENTAX PHOTO LaboratoryでRAWからTIFF16に出力したら画像が半分になってしまったのだが、筆者が何か操作に失敗しているのだろうか?


★おまけ:ソ連製マクロレンズ
 HSDLのマザーボードの基板撮影はわざわざ好き好んで古代のSuperTakumar55mmF1.8を使っている訳だが、先日は目先を変えてマクロレンズを使ってみた。もちろんMacroTakumarを使ったら面白くも何ともないのでソ連製マクロレンズのИНДУСТАР-61Л/3-MC 50mm F2.8を使った。当初はバカにしていたこのレンズだが、撮影してみると見かけST55F1.8よりシャープである。遠景は冴えないので本当にマクロ設計なのかもしれない。テキトーなソ連の事だから、少々長めに繰り出せるただのテッサーをマクロと呼んでいるのかと思っていた(コシナ広角みたいに^^)。中身は素のテッサーだからフローティング、つまり近・遠距離収差補正機能等の高級なメカは存在しない。

ind61
 絞りはクリックが無いのでハッキリしないがF5.6くらい。良くも悪くもタクマーとは明確に違う画質である。フィルム時代に使い込んだので知っているが、このレンズは四隅の流れという致命的な欠陥がある。APS-Cだとそれが隠されるので良いレンズに見える。

 尤も見かけはシャープに見えるが所詮はテッサー、解像力自体は大した事は無い。大口径のST55F1.8の方が上なのではないか。カリカリしてイヤに乾燥しているようで、何となく的のビデオカードを思い出すエッジのシャープさだ(←バカにしてます)。撮影時にピントや絞りを加減して、いずれはもっとシャープな画像にしてみたい。勿論現像の仕方も工夫する必要があるだろう。レンズの数値的にはそれなりなので上のギヤはまだまだあるはず。更に良くなったらまた報告したい。

レンズが行方不明(^^;

 移転以来6、7年ぶりにレンズ倉庫(大型防湿庫)を整理してみたが、1999年度版レンズ登録リストにあるのに見つからないレンズがある。レンズなんてある程度大きなものだから見つからないのはおかしい。何で出てこないのだろうか?売却してしまったのか?

[1993/??/??]NEW FD 50mm F1.8(911xxxx)
[1995/??/??]AUTO CIMCO 28mm F2.8(66xxx)
[1996/??/??]NEW FD 35mm F2.8(84xxx)
[1996/01/14]Super Takumar 24mm F3.5(442xxxx)
[1996/02/28]EBC FUJINON-DM 35mm F2.8(553xxx)
[1996/04/18]EBC FUJINON 55mm F1.8(899xxx)
[1996/10/26]SMC Takumar 28mm F3.5(612xxxx)
[1999/??/??]SMC Takumar 35mm F2(xxxxxxx)

 Super Takumar 24mmとSMC Takumar 35mmは売ってしまったような気がしてきた。だけどこれを売ってしまったのは間違いだったかもしれん。35F2の方は当時既に玉が濃い黄色になっていた記憶がある。これでカラーを撮ったらどうなるのだろうか?と思いつつ一度も撮らずに終わってしまった。現在デジタルカメラで使ったらもっとうまく使えるかもしれない。あとAUTO CIMCO 28mm F2.8は某店の委託に出していたら店が無くなってしまったのを思い出した。引き取り忘れかな。これはFDマウントだったのと、画質がイマイチどころかイマ二だったので使わなくなった。このシム子は28と35を並べていたが35の方はすぐ売れてしまった。一般的には28の方が売れそうな気がするが、35の作例写真(注)が美しかったからだろうか?それともキャップが黒アルミだったからか?

 それにしても富士光機のレンズは売った覚えは全く無いのだが…。特に35个覆鵑禿時でも今でも絶対に売らない筈だが。55个諒はソ連製カメラ(多分ZENIT 11)に付けて売ってしまったようなかすかな記憶もある。どれも売った値段の方が買った値段より高いはずなので損はしていない。だが売ったレンズを正確に記録していないのはオレらしくない失態だな。

注:委託で店に並べる時に、そのレンズで撮ったオレの写真(大キャビだけどオリジナルプリントだ^^)を一緒に並べてもらっていた。そうするとある程度高値を付けても直ぐに売れた。お陰で?クラシックレンズ界では有名な某有名カメラマンにも買っていただいた事がある(^^


懲りずに基板撮影

 以前も書いたがHSDLは基板撮影だよな。何とかマクロレンズを使わずにタクマーだけで何とかしたい。今回はもっと近くに寄りたいという事で新兵器を用意した。実はフードを探していたら偶然に発掘されただけなんだが。と言うかそれが発掘されたから記事になったわけだが(^^;


ext_tube
 出てきたのは旭光学純正の1960年代のエクステンションチューブだ。年季が入っているのは見た通りである。こんなの持っていたのか?全く記憶に無いけど昔金持ち(笑)だったころはテキトーに目についたものを買っていたから当然か。これならかなり近づけそうだが普通の標準レンズでそんなに繰り出して大丈夫なのだろうか?収差で爆死確定?バラバラにすると色々な長さになるが、今回使ったのはこの写真の長さ。


mosel_1
 早速1.5Mサイズでメモリを撮ってみた。あれ?!左下と右下がボケてるぞ(注)。これはピントのせいではなく周辺の悪化なのだろうか?真ん中しか使っていないんだけどな。まあ作品ではないのでボケた部分はトリミングで切ってしまえばいいか。

 失敗談その一。今回は露出の合わせ忘れは無かったが、何となくAE-Lを押しただけでフォーカスまで終わるような気がして、ピントを合わせずシャッターを切ってしまったカットが複数あった(^^; 完全にコンデジ中毒と言うかAFボケしてるよなあ。昔ならピントを合わせ忘れるなんて考えられなかった。マクロだとピントが微妙なので合わせ忘れるとほぼ確実に没になる。


mosel_2
 6Mサイズで撮影後、ドットバイドットでSVGAサイズに切り出し。いやー分ってはいたけどゴミが写る写るm9(^^ 撮影前には正式な商品撮影の時のように徹底的に掃除しなくてはいけないな。コンデジ程度の寄りだとだとあまり気にならないのだが。

 この撮影はHSDLでは実用で役に立ちそうだが、マジでもう二度とやりたくないくらい面倒だった。ヘイコイドだとポテンショメータを回しているようで埒が明かない(^^; やはりマクロスライダーのような道具でカメラ本体を動かさないとダメだな。昔は全く必要が無かったので持っていないが、どこかで売っていたら買っておこうと思う。


sahara_vrm
 SAHARA3810の改造VRM8.4を撮ってみた。1.5Mで撮ってトリミングしたが例によって無劣化再エンコード無しなので画質は撮ったまま。こうしてみるとコンデジよりノイズが少なく質感が良い。カメラのせいではないが実は撮影失敗かも。電解コンの頭がボケるのが嫌でちょっと繰り出し過ぎた模様。これだと分らないけど6Mだとバレる(^^;

 ただ基板を写しているだけなのに本当に面白いわ。読んでいる人はつまらないだろうけど。

注:撮影後に理由が判明した。実はSマウントのエクステンションチューブがマウントアダプターより小さいので微妙に斜めになってしまうようだ。偏心と言うか片ボケするのも当然だ。何らかの対策、例えばKマウントのチューブにSマウントアダプターを付けるとか。

★おまけ
 前回はA580でマザーを写したが、今回は部品撮影のメインで使っているニコポンCOOLPIX885で比較撮影してみた。何でこんな古いのをメインに使っているかと言うと色々と事情があるが省略。


coolpix885
 サイズはフル解像度(QXGA)・最高画質(FINE)である。これは50%縮小しているが全体像をつかんでもらうため。今回は三脚を開脚したので何とか脚は写らなかった。ニコポンの方が長めの焦点距離を選べるという事情もある(観音は伸ばすとピンボケになる)。今日は曇りで光線の具合が悪い。


coolpix885_dbyd
 フルサイズドットバイドットでSVGAで切り出してみた。前回のA580より周辺部なので不利である。ハロっぽいのは収差だけじゃなくてレンズや撮像素子にホコリでも溜まっているんじゃないかなあ。その割に文字はほぼ解像しているのだからレンズは優秀と言える。

 あとレンズを覗くと絞りの羽根みたいなのがバラバラに見える。絞っているつもりで絞られていないのかも。だとすると違った意味で凄い。シャッターは10万回くらい行っているはずなので壊れても不思議はない。だが本当に動かなくなるまではこれで撮る。とか言って実はこれ友人からの借り物なんだな。

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