HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

カメラ

*ist Dsの消費電力

 2月に買ってからもう1ヶ月以上経ったが今もその時入れたエネループが生きている。エネループが新品で満充電だったこともあるだろうが、1000枚以上撮っているのに消費電力が少なすぎだ。通常は500〜600枚くらいの命らしいので、何故なのか考えてみたらすぐに思い当った。それはAFを使わないからだ。HSDLで使用しているのが昔のM42やらKのレンズだけだからだろう。そこで各動作の電流がどのくらい流れるのかSMで調べてみた。

 このカメラはメインスイッチOFFでも50μAは流れる。これは各種設定を保存するためだろう。オートパワーOFFだとそれより多く120μAも流れる。メインスイッチを入れると180mAと無視できない電流が流れるし、メーターONだと実に370mAが流れるのだ。オートパワーオフや測光作動時間を標準より長くしている人は電池の持ちが短くなっているだろう。ディスプレイメニューやプレイバックは何と500mAも流れるから裏面のLCDを使っている人は更に短くなる。筆者は設定時以外では全く使っていない。

 一番電流が流れるのは一眼レフなのでシャッターを切った時で2.7Aの電流が流れる。シャッターは省略できないが無用な空シャッターは止めよう。加えて画像をメモリに記録する時に350mAを消費する。次に大電流が流れるのはAFモーターで2.2Aだ。AFをコンティニュアスで動かしっぱなしにしていると流れ続けるので豪快に消費する事になるわけだ。筆者の消費電力が他人より少ない理由は恐らくここにあるのだろう。

 ちなみに電流が流れそうな気がするフラッシュチャージはAFよりわずかに少ない2.1Aだった。それよりUSB接続時に300mA以上流れるので、メディアを外してSDカードリーダーで読んだ方が良さそう。筆者は当然そうしている。シャッター回数は減らせないのでAFや裏面液晶を止めるのが節電のコツだろう。もちろんメインスイッチも入れっぱなしにはしない方が良いし、オートパワーオフやメーター保持時間も標準に戻そう。*ist Ds以外のカメラでも同じだと思うよ。

懲りずに基板撮影

 今日はピントのお稽古だ(^^ 基板撮影は目的がはっきりしているので撮影準備はし易いが、同時に相手の融通が利かないのでこちらから動くしかない。

 今日のモデルさんはWinfast(リドテク)LR2982であります。GeforceFX5700搭載のHSDLの常用カードである。これのVRM(GPU電源)を、最早おなじみのスーパータクマー55F1.8で撮影する。絞りはピントの山がハッキリ判るようにF5.6固定だ。


1_l19_l20
 まずは真ん中のL19と、同じ高さのL20にピントを合わせた。何とこれでもOS-CONの頭がボケてやがります。それでいて基板の印刷はボケボケ(^^; ハッキリ言ってカメラ任せではダメなようだ。本来の写真の基本で言えば撮るものを明確にしないとダメで、L19(L20)を撮る場合はむしろこれで良い。ただHSDLの写真は全部にピントが来ないと拙い。写真は引き算などと言われるがそれはお作品の話で、こういう写真は足し算というか情報が多ければ多いほど歓迎される。余計な物が写ると何かしら発見があるからな(^^


2_l17_l18
 今度は少し低いL17(L18)に合わせてみた。電解コンは勿論、L19(L20)までボケ始めている。これで漸く基板にもだいぶピントが来た。C49(C50)にもピントが合っているし、使えるのはこのくらいですかねえ。


3_kiban
 試しに基板印刷に合わせてみた。これだと印刷はシャープだがL17(L18)も微妙にボケ始めている!コンデジではこんなに明確な差は出ないので参る。F5.6の被写界深度などマクロ時には有って無いようなものだ。

 結局のところ2番目の状態で絞りをF11程度に絞るのが良さそうだ。絞りはF8を超えると画質が低下するし、暗くなるとブレの危険性もあるのでなるべく絞りたくはないが、これだけピントが明確になると仕方がないな。


4_f11
 F11まで絞ったこれが決定稿となる。チョー面倒くせえな(^^; ハッキリ言ってマクロはコンデジで勘弁してほしい。部品拡大の場合は全画面使わないので安いコンデジで何とかなるのだ。まあHSDLのコンデジは大昔のなので、これでなければ撮れないモノもありそうだが。実用にはTG-4欲しいな〜。


5_a580
 試しにコンデジで撮ってみた。先生、コンデジの圧勝です!(^^; チャンチャン。まあディティールがスッキリスッカリ省略されている(注)とか、歪曲で部品が変形するので中心部しか使えないとか欠点も多々あるが、ハッキリ言ってこっちの方が撮影が楽。ちなみにカメラは常用のニコポンではなくA580で画像サイズはほぼ同程度。このような写真はコンデジで、マザーボード全景のような写真はタクマーの方が向いている。コンデジでマザーボードの全景を撮ると基板がタル型になって見られたものじゃないのは前々回に確認した通りだ。

注:基板のホコリがノイズリダクション?のお陰でキレイサッパリ消えてしまっている。実際これ写真とは呼べない厚化粧の捏造レベルだ。観音はこういうところがイヤなんだよな。この会社の製品はRAWで撮って自前で現像するしかない。


懲りずに基板撮影

 もしかすると高解像度のRAWで撮って現像すればJPGで撮るより画質が良くなるかもしれない。まあ普通に考えればレンズの性能が向上するわけではないので有り得ないけど未練たらしくやってみた。そうまでしてタクマーを使うのか?(^^;


ppl361
 PENTAXのデジタル一眼カメラに付属している"PENTAX PHOTO Laboratory3"という現像ソフトである。ライトルームのような現像ソフトを用意しても良いのだが、純正ソフトでやってみてマギレの無い結果を得たいのである。いや本当はカネを出すのが嫌なだけだが。話は逸れるが他に"PENTAX PHOTO Browser"というソフトもインストールされる。これは要らないかな…と思ったが、よく考えてみればJPEGはともかくRAWは普通のブラウザでは見られないので必須なんだな。

 今までの撮影で感じたのだが、何となく青いマザーボードの方がよく写るような気がする。気のせいかもしれないが、もしかしたら赤外線フィルターの関係で実際そうなのかも。そこでP4i86Gをモデルに使う。


P4i65G
 これが推奨設定と言うかオートでそのまま出力したもの。標準的で特に問題ないだろうが筆者的にはちょっと青っぽい。タクマーなのでレトロ色調で行きたいと言うわけではないが。


P4i65Gm
 筆者がRAW→JPGで多少弄ってみたもの。上に比べ黄色っぽいがこっちの方が本当らしい。当日の光線は筆者しか見ていないので同意が得られるかは微妙だが…。色と言うのは見え方に個人差があるので好みの押し付けは意味がない。


P4i65Gs
 ちなみにリサイズの時に外部ソフトを使ってシャープを掛けてみた。確かにピント良く見えるが捏造っぽい気もする。少なくともタクマーの良さは完全に消されたな(^^; この場合は基板撮影なのでこれでも良いけど、シャープになったからと言って解像度は変わらないので細かい文字が読めるようになったわけではない。元から無いモノは出てこないので読めない字は読めないままでシャープになっているのだ。JPEG圧縮率が落ちたのも見逃せない欠点。

 ところでPENTAX PHOTO LaboratoryでRAWからTIFF16に出力したら画像が半分になってしまったのだが、筆者が何か操作に失敗しているのだろうか?


★おまけ:ソ連製マクロレンズ
 HSDLのマザーボードの基板撮影はわざわざ好き好んで古代のSuperTakumar55mmF1.8を使っている訳だが、先日は目先を変えてマクロレンズを使ってみた。もちろんMacroTakumarを使ったら面白くも何ともないのでソ連製マクロレンズのИНДУСТАР-61Л/3-MC 50mm F2.8を使った。当初はバカにしていたこのレンズだが、撮影してみると見かけST55F1.8よりシャープである。遠景は冴えないので本当にマクロ設計なのかもしれない。テキトーなソ連の事だから、少々長めに繰り出せるただのテッサーをマクロと呼んでいるのかと思っていた(コシナ広角みたいに^^)。中身は素のテッサーだからフローティング、つまり近・遠距離収差補正機能等の高級なメカは存在しない。

ind61
 絞りはクリックが無いのでハッキリしないがF5.6くらい。良くも悪くもタクマーとは明確に違う画質である。フィルム時代に使い込んだので知っているが、このレンズは四隅の流れという致命的な欠陥がある。APS-Cだとそれが隠されるので良いレンズに見える。

 尤も見かけはシャープに見えるが所詮はテッサー、解像力自体は大した事は無い。大口径のST55F1.8の方が上なのではないか。カリカリしてイヤに乾燥しているようで、何となく的のビデオカードを思い出すエッジのシャープさだ(←バカにしてます)。撮影時にピントや絞りを加減して、いずれはもっとシャープな画像にしてみたい。勿論現像の仕方も工夫する必要があるだろう。レンズの数値的にはそれなりなので上のギヤはまだまだあるはず。更に良くなったらまた報告したい。

レンズが行方不明(^^;

 移転以来6、7年ぶりにレンズ倉庫(大型防湿庫)を整理してみたが、1999年度版レンズ登録リストにあるのに見つからないレンズがある。レンズなんてある程度大きなものだから見つからないのはおかしい。何で出てこないのだろうか?売却してしまったのか?

[1993/??/??]NEW FD 50mm F1.8(911xxxx)
[1995/??/??]AUTO CIMCO 28mm F2.8(66xxx)
[1996/??/??]NEW FD 35mm F2.8(84xxx)
[1996/01/14]Super Takumar 24mm F3.5(442xxxx)
[1996/02/28]EBC FUJINON-DM 35mm F2.8(553xxx)
[1996/04/18]EBC FUJINON 55mm F1.8(899xxx)
[1996/10/26]SMC Takumar 28mm F3.5(612xxxx)
[1999/??/??]SMC Takumar 35mm F2(xxxxxxx)

 Super Takumar 24mmとSMC Takumar 35mmは売ってしまったような気がしてきた。だけどこれを売ってしまったのは間違いだったかもしれん。35F2の方は当時既に玉が濃い黄色になっていた記憶がある。これでカラーを撮ったらどうなるのだろうか?と思いつつ一度も撮らずに終わってしまった。現在デジタルカメラで使ったらもっとうまく使えるかもしれない。あとAUTO CIMCO 28mm F2.8は某店の委託に出していたら店が無くなってしまったのを思い出した。引き取り忘れかな。これはFDマウントだったのと、画質がイマイチどころかイマ二だったので使わなくなった。このシム子は28と35を並べていたが35の方はすぐ売れてしまった。一般的には28の方が売れそうな気がするが、35の作例写真(注)が美しかったからだろうか?それともキャップが黒アルミだったからか?

 それにしても富士光機のレンズは売った覚えは全く無いのだが…。特に35个覆鵑禿時でも今でも絶対に売らない筈だが。55个諒はソ連製カメラ(多分ZENIT 11)に付けて売ってしまったようなかすかな記憶もある。どれも売った値段の方が買った値段より高いはずなので損はしていない。だが売ったレンズを正確に記録していないのはオレらしくない失態だな。

注:委託で店に並べる時に、そのレンズで撮ったオレの写真(大キャビだけどオリジナルプリントだ^^)を一緒に並べてもらっていた。そうするとある程度高値を付けても直ぐに売れた。お陰で?クラシックレンズ界では有名な某有名カメラマンにも買っていただいた事がある(^^


懲りずに基板撮影

 以前も書いたがHSDLは基板撮影だよな。何とかマクロレンズを使わずにタクマーだけで何とかしたい。今回はもっと近くに寄りたいという事で新兵器を用意した。実はフードを探していたら偶然に発掘されただけなんだが。と言うかそれが発掘されたから記事になったわけだが(^^;


ext_tube
 出てきたのは旭光学純正の1960年代のエクステンションチューブだ。年季が入っているのは見た通りである。こんなの持っていたのか?全く記憶に無いけど昔金持ち(笑)だったころはテキトーに目についたものを買っていたから当然か。これならかなり近づけそうだが普通の標準レンズでそんなに繰り出して大丈夫なのだろうか?収差で爆死確定?バラバラにすると色々な長さになるが、今回使ったのはこの写真の長さ。


mosel_1
 早速1.5Mサイズでメモリを撮ってみた。あれ?!左下と右下がボケてるぞ(注)。これはピントのせいではなく周辺の悪化なのだろうか?真ん中しか使っていないんだけどな。まあ作品ではないのでボケた部分はトリミングで切ってしまえばいいか。

 失敗談その一。今回は露出の合わせ忘れは無かったが、何となくAE-Lを押しただけでフォーカスまで終わるような気がして、ピントを合わせずシャッターを切ってしまったカットが複数あった(^^; 完全にコンデジ中毒と言うかAFボケしてるよなあ。昔ならピントを合わせ忘れるなんて考えられなかった。マクロだとピントが微妙なので合わせ忘れるとほぼ確実に没になる。


mosel_2
 6Mサイズで撮影後、ドットバイドットでSVGAサイズに切り出し。いやー分ってはいたけどゴミが写る写るm9(^^ 撮影前には正式な商品撮影の時のように徹底的に掃除しなくてはいけないな。コンデジ程度の寄りだとだとあまり気にならないのだが。

 この撮影はHSDLでは実用で役に立ちそうだが、マジでもう二度とやりたくないくらい面倒だった。ヘイコイドだとポテンショメータを回しているようで埒が明かない(^^; やはりマクロスライダーのような道具でカメラ本体を動かさないとダメだな。昔は全く必要が無かったので持っていないが、どこかで売っていたら買っておこうと思う。


sahara_vrm
 SAHARA3810の改造VRM8.4を撮ってみた。1.5Mで撮ってトリミングしたが例によって無劣化再エンコード無しなので画質は撮ったまま。こうしてみるとコンデジよりノイズが少なく質感が良い。カメラのせいではないが実は撮影失敗かも。電解コンの頭がボケるのが嫌でちょっと繰り出し過ぎた模様。これだと分らないけど6Mだとバレる(^^;

 ただ基板を写しているだけなのに本当に面白いわ。読んでいる人はつまらないだろうけど。

注:撮影後に理由が判明した。実はSマウントのエクステンションチューブがマウントアダプターより小さいので微妙に斜めになってしまうようだ。偏心と言うか片ボケするのも当然だ。何らかの対策、例えばKマウントのチューブにSマウントアダプターを付けるとか。

★おまけ
 前回はA580でマザーを写したが、今回は部品撮影のメインで使っているニコポンCOOLPIX885で比較撮影してみた。何でこんな古いのをメインに使っているかと言うと色々と事情があるが省略。


coolpix885
 サイズはフル解像度(QXGA)・最高画質(FINE)である。これは50%縮小しているが全体像をつかんでもらうため。今回は三脚を開脚したので何とか脚は写らなかった。ニコポンの方が長めの焦点距離を選べるという事情もある(観音は伸ばすとピンボケになる)。今日は曇りで光線の具合が悪い。


coolpix885_dbyd
 フルサイズドットバイドットでSVGAで切り出してみた。前回のA580より周辺部なので不利である。ハロっぽいのは収差だけじゃなくてレンズや撮像素子にホコリでも溜まっているんじゃないかなあ。その割に文字はほぼ解像しているのだからレンズは優秀と言える。

 あとレンズを覗くと絞りの羽根みたいなのがバラバラに見える。絞っているつもりで絞られていないのかも。だとすると違った意味で凄い。シャッターは10万回くらい行っているはずなので壊れても不思議はない。だが本当に動かなくなるまではこれで撮る。とか言って実はこれ友人からの借り物なんだな。

PENTAX *ist Ds

 HSDLなのだからやはり風景なんかより基板だろ?という事でマザーボードやビデオカード基板を撮影してみた。レンズは引き続きスーパータクマー55F1.8[1502121]である。


★フルサイズ6M、JPG
k7n2g
 これは6MでJPG最高画質である。これより上はもうRAWで撮って自分で現像するしかない。50年前のマクロではない標準レンズでここまでやれれば充分か。ペンタックスは当時から高画質が売り物ではなかったからな。電解コンの頭がボケてしまったのはさすが一眼の大口径と言ったところか。色が黄色っぽいのは光線のせいで、元々こういう風に見えたのでホワイトバランスの誤爆ではない。なおサイズがUXGAだが、これはJPGを無劣化(再エンコード無し)で切り出したのでオリジナル画質と全く変わらない。巨大すぎてWebに載らなかったので不本意ながらトリミングした(Exifはそのまま)。


★最少1.5M、JPG
 HSDLではどう考えても巨大サイズには用が無い。そこで実用的な最小画質1.5Mで絞りを変えて撮ってみる。撮影距離はほぼ最短距離(0.45m)である。なおサイズがXGAだが、これはJPGを無劣化(再エンコード無し)で切り出したのでオリジナル画質と全く変わらない。Exifはサイズの都合で切り捨ててある。

=F1.8開放=
sp8400_f1r8
 流石に開放だとホヤホヤボケボケでピントが何処にあるのかもよく判らない。だがこれはこれで撮り方次第では面白く使えそうだ。個人的には大口径なのだから可能な限り開けて使うべきだと考える。シャッターが一杯になったら仕方なく絞るくらいの姿勢で良い。ただこのように基板を撮る場合はこの限りではないが(^^;

=F2.0=
sp8400_f2
 一段ではなく半絞りだがF2である。流石に半絞りでは殆ど変わらないが部分的に改善が認められる。なおF1.8とF2では露出計通りだと半絞り程度アンダーになってしまった。次回からは気を付けよう。

=F2.8=
sp8400_f2r8
 オッとここで明快に変わりましたね!球面収差のモヤがスッキリ無くなって見られる画質になってきた。実際は35个世5.6辺りまで周辺部がヤバいのだが、APS-Cで周辺が切られるのでフルサイズとは評価が変わってくる。このF2.8という絞りは使える境界という事で覚えておいた方が良いな。

=F4.0=
sp8400_f4
 F4になると全画面に渡って向上する。これは収差だけでなく被写界深度が深くなったこともありそうだ。前回は感覚的にF4を多用したが(ほぼF4と開放だけで撮影)、その感覚は間違っていなかったようだ。

=F5.6=
sp8400_f5r6
 F4より深度が深くなったほかは変わりの無い画質。この後使えるのはF8〜11までで、それ以上に絞ると回折によってハッキリ画質が悪化する。深度を稼ぎたい場合以外は出来る限りこの辺りでとどめておいた方が良い。


★終わり
 当初は50年前の標準レンズという事で基板撮影は無理だと思っていたが、このテストの結果を見ると場合によっては使えそうな気がしてきた。特に歪曲が皆無に近いので、基板撮影ではその点に魅力を感じてしまうのだった。SMCペンタックスM50F4マクロだともっと画質が良いが、ファインダーが暗いのでピント合わせには難儀する。大口径の標準で撮れれば撮りたい。


★おまけ
 上の写真を見ても画質の善し悪しがサッパリ解らない人も居るだろう。そこでいつも叩いている観音のA580でマザーボードを撮ってみた。イヤー!コンデジ使い易過ぎ!(^^; ペンタックス+タクマーで「画面を構成する→ピントを合わせる→絞る→測光する→シャッターを切る」なんてやってられない。これだと「画面を構成する→シャッターを押す」だからな。日常使いはやはりコンデジに限る。閑話休題、


a580_zenkei
 まずはこれが全景。縮小しているがフル画質・フル解像度(8M)である。何でこんなに引いて撮っているかと言うとこれ以上寄ると三脚の足が邪魔だから。コンデジのマクロは概ね広角域に限られるのだ。マニュアル露出が使えない悲しさでレンズはほぼ開放になってしまう。元々コンデジは手ブレを気にしてプログラムラインが高速シャッターを切るような傾斜になっているのだ。


a580_bubun
 ドットバイドットで一部を切り出してみた。開放付近だけあって球面収差でハロハロだが解像力は驚異的。何しろマザーボードの部品名がこの距離から読めるのだから。レンズに詳しくない人は分らないだろうが、こんな画質はフィルム時代華やかなりし頃のコンパクトカメラでは絶対に有り得なかった。それどころか一眼ズームだってサードパーティーの安物は不可能だった。それでいて周辺も殆ど捨てていないし、これもちゃんと絞ったら完璧な画質になるのではなかろうか。どうやっても意図的に絞れないので絵に描いた餅だけど。但し廉価ズーム広角域の悲しさか歪曲のひどさも超一流。これはもう写真じゃないよレベルである。今の人ってよくこんな歪曲で我慢できるよな〜。体型がタルだから人を写しても気付かないとか?観音も自慢の高度なデジタル技術(笑)で補正してくれればいいのに。

PENTAX *ist Ds

 前回の動作チェックに引き続き、今回は実写で使い勝手や画質をテストしてみた。


★撮ってみる
 テストはHSDL周辺と都立東伏見公園で行なった。レンズは前回予告通りスーパータクマー55F1.8がメインだが、SMCペンタックス24F2.8(作例無し^^;)も持参した。本当はもっと連れてきたかったが、実は別件の買い物の途中なので持てなかった(^^;

 それと値札に書いてあった不具合の件がようやく納得いった。電子ダイヤルでシャッター速度を変える時にたまに裏切られる時がある。これは表示を注視して気を付けるしかないな。それでも騙されて数回露出ミスしたが…(^^;


mugen_kaihou
 東京スカイツリー方面を写してみる。ちなみに東伏見駅の上辺りにあるはずだが…今日は空気が悪いのかよく見えねえな(^^; 曇りや順光だとコントラストが付いて比較的よく写る。色はPCで弄れるので気にしない。何しろモノクロフィルムのシェアが半分以上だった時代に設計されたレンズである。これもSMCやペンタックスKだとかなりマシになったが古レンズの面白味は無くなった。筆者はむしろ最近の鮮やかな色はインチキ臭くて見るに堪えない。花の写真(笑)には良いかもしれないが、どう見ても安っぽいTVやサービス版画質だよね。一般人の画質基準はテレビなので仕方がない。貧困だなあ。


mugen_f4
 F4まで絞ってみた。このレンズは周辺以外はこの絞りでほぼ最高画質になる。上の写真で薄皮一枚ベールをかぶっていた風景が全画面に渡ってスッキリした。デジタルが高画質になるにつれフィルム時代には判らなかった美点や欠点が露わになってくる。昔から写真をやっている人にとってはそれが楽しみなわけだが。


densen_kaihou
densen_f4
 上が開放で下がF4だ。このような被写体だと開放もF4も殆ど違いは感じられない。それでも何となくホヤホヤした画質とキリッとした画質の両面性が楽しめる。一般的にはホヤホヤで使うべきだろう。キリッとしたのが良ければDAレンズを使えばいいのである。


boke
 筆者は写真特有の表現であるボケが好きではないので、期待している人には申し訳ないがボケのテストはこれ一枚だ。後ボケは特にキレイとも言えないがイヤになる程でもない。小径ズームしか付いていないコンデジでは撮れない写真だ。


macro_kaihou
 無謀にも開放でマクロ撮影してみる。あがりを見ると微妙に前ピンで申し訳ない。HSDLの日常使いであるジャンク基板撮影にはちょっと解像度が高すぎる(最少でも今回の1536×1024)。画質はコンデジより良いのだが基板撮りではVGA〜XGAしか使わないので、もし使うとすればマザーの大型写真を撮る時と拡大撮影くらいか?拡大は通常のコンデジには不可能なところまで行ける。書き忘れたが全ての撮影はRAWではなくJPGファイン画質である。その他設定はデフォで画像補正は一切していない。


macro_f4
 あれっ!また微妙に前ピンだな…これは初日に初めて撮った写真だがまだファインダーの癖が掴めていないようだ。ちょっと絞ってF4だとこのように一眼らしいまともな描写になる。それでもデジタル時代のレンズのようにキリキリにはならない。どちらが良いかはモノに依るね。でもこのレンズは絞るより開放付近で使うべきレンズだろう。どうしても高画質が欲しいなら現代のレンズを使えばいいわけだし。

 話がそれるがこの60年代のアサペンの筐体デザインは滑らかで本当に美しい。被写体のSVは非常に大事に保管していたのだが、15年ぶりに動かしたらシャッターがオイル切れなのか上手く作動しなかったのが残念だ。森山先生が使っていたのでマネして買ったSVだが、どちらかと言えばSPの方が耐久性が高かったかな。デザインの美しさでは稍劣るSPももう一度使ってみたいので、HOにSPやSP-Fが売っていると思わず真剣に検品してしまうのだった(^^


★終わりに
 面白すぎて久々撮影に夢中になってしまった。結局時間が足りなくなったのでいずれもう一度テストしたい。その時は筆者の専門だったソ連(ロシア)製レンズも持ってこよう。

 このカメラは昔のレンズで遊びたい筆者にとっては役に立ちそうだ。もちろんAFもプログラムオートも何も使えないので、全くの写真シロートがこのように昔のレンズで遊べるわけではない。態々このカメラの専用レンズを買うと他と変わらない値段になってしまう。巷の格安価格に釣られて情弱オヤジがどハマりしないよう親切に書いておく(^^ 過去の柵のない初心者は売れ線の現役カメラを使えばいい。

 次があればNIKON系、EOS系も手に入れたい(α7Rはまだ買わないぞ^^)。何れも所有している昔のレンズをデジタルで使うため(だけ)のボディである。なので機種は安ければ古くても何でもいい。フルサイズだとなお良いがジャンクでは買えないだろう。

PENTAX *ist Ds

 昔のフィルム時代のレンズをデジタル一眼で使ってみたいと以前から思っていたが、ようやく念願かなってテストできた。


注:これは2月に書いた記事なので、現在はだいぶ話が変わっている(^^;

★PENTAXの良いところ
 何かデジタルの一眼レフカメラが欲しくて、最近はカメラの記事やカタログを見る機会が多い。今までデジタル一眼に関心が無かったため比較・研究した事が無かった。それで超今更気づいたのだが、ペンタックスはニコンと共にフィルム時代からマウントが機械的には変わっていないらしい。元々HOではクソ安いので多少注目はしていたのだが、この点からHSDLには使えるのではなかろうか?良いところを整理すると、

.ソ安い
 ペンタは全てのデジタル一眼ブランドの中で2017年現在で一番人気が無いんじゃないだろうか。まさにHSDL向きだな。但しリセールバリューも非常に低い。買ったら使い潰して心中するしかない。がしかし処分する気のないHSDLにはリセールバリューは関係ない。

∪里離譽鵐困付く
 KAFマウントはKマウントに電気接点が付いただけでほぼ不変だった。という事はフィルム時代のレンズもほぼ漏れなく付く事になる。加えてプラクチカマウントアダプターを使いM42のレンズも全部付く。その互換性の為に光学的な制約はかなりありそうだが、新設計レンズを使う気のないHSDLには関係ない。

C瓜暗澱咾使える
 クソ高い専用電池+充電器が要らない!これは仕事ならともかくHSDLでは非常に重要な要素だ。専用電池は使い込むと意外とアッサリ死ぬから。単三だとナンボ死んでも安値で復活できる。但しK01,K5,K7,K10,K10D,K20Dなど主に上級機はそのままでは使えない。またK-rも単三ホルダーは別売りだ(当然ながらQもダメ)。

 こうしてみるとペンタ最高じゃないか。特に↓が非常に気に入ったので早速HOに買いに行ったのだ。


★買ったv(^^
pentax_ist_ds
 HO某店で最安だった*ist Dsだ。PENTAXのデジタル一眼レフカメラで二番目に古い製品である。2017年のHOでの相場は大体6000円台であるが、これはもっと安く4000円(税別)だった。他メーカー同クラスより一段安い。このボディは何も付属していなかったけど、肝心の電池が汎用だし、レンズはあるのだから何とかなるだろうという読み。ジャンクで不具合がある(らしい)が何とかなるだろうという甘い考え。

 ちなみに*ist D無印だとSDカードが使えない。HSDLで使えるのはこの*ist Ds〜K200Dまでかな。それ以外のは高級機であっても単三が使えないのでHSDLでは用無し。撮像素子はAPS-Cサイズだし画素数600万を超えてもあまり意味は無い。大伸ばしプリントするワケじゃないし、画質と無関係な画像のサイズなどリサイズの時に無駄になるだけだ。


★フィルム時代のレンズを付けてみる
 キレの無い画質でイマイチ気に食わなかったペンタックスレンズ。その割に昔から何故か一杯持っている。このカメラは上に書いたようにKマウントレンズはおろかM42アダプタを使ってタクマーも付く。勿論ペンタックスだけじゃなくプラクチカマウントの奴は特殊なのは分らないが殆ど付くから膨大な数となる。筆者はこのカメラに付くレンズは50本くらい所有している。つまりボディさえ手に入れればいくらでも遊びようがあるのだ。何で今まで買わなかったのか後悔するくらいだ。

 但し古いのが使えると言ってもAPS-Cなので当然ながら焦点距離は1.5倍になる。そのため広角系は画角が活かせないので諦めねばならない。現在のHSDLは標準前後のレンズ研究が主なのでこれでも良い。HSDLの取材に持って歩くわけではないし。


with_smc24
 スクリューマウントの前にフィーリングテストでKマウントのSMCペンタックス24F2.8を付けてみた。このファインダーでマニュアルのピントが合うのか?カメラがAFになってから、AF専用というかピント板が明るさ重視で殆ど素通しに近い。レンズが暗いズーム全盛になった事もある。なお視度補正は標準で内蔵されていた。

 付け外ししてみたが引っかかったりはしないでごく普通に付けられた。この段階で判断すると互換性は高いと見た。マウントの基本は変わらなくても世代が無数にあってよく解らんニコンマウントよりマニュアルレンズ装着率は上なのではなかろうか?

 エネループを満充電して電源を入れてみる。メーカー保証付き動作なので当然だがエラーが出たりはしない。ファインダーも視野率が高く倍率もフィルム時代と変わらない。ピントの山を掴みやすくしてマニュアルレンズも使えるようにしている。ただ単に古いレンズが付くだけではない。ちゃんとそれで写真が撮れるように工夫されているのだ。これは予想以上に良い買い物かも知れない。この時点でそう思い始めた筆者だった。


with_st55f1r8
 次にペンタックス・スクリューマウントだ。ペンタックス純正のスクリューマウントアダプタを付けてみた。これに防湿庫の一番手前にあったスーパータクマー55F1.8を付けてみる。このレンズはフィルム時代に光学ベンチでキリが無いくらい品質検査したので気心は知れている。次回のテストはこれを中心にやってみよう。

 ちなみに上にも書いた通り撮像素子が35丱侫ルムより大幅に小さいので画角は狭くなる。これはだいたいAPS-Cサイズなので84伉度の中望遠となる。真ん中あたりの収差の少ない高画質の部分しか使わないので画質の均質性も良いはず。


★続く
 ハッキリ言って昔のレンズを使うため(だけ)に買ったカメラなので、次回のテストは昔のフィルム時代のレンズだけでやってみる。尤もDAレンズはテストしようにも所有していないし今後買う予定も無い。これはペンタに限らずデジタル系のレンズ全てに言える。仕事で使うようになったら私用で買うかもしれないけど。


注:筆者の所有しているSuper Takumar 55mm F1.8は2本あるが、製造番号1502121の方はモノコートだが473xxxxの方はSMC(と同等の)コートである。当時のメモに「色収差多くエッジが曖昧。開放のボケ稍悪し。遠距離はF4、近接ではF5.6から使え、F8〜11が全画面最高の描写。ピント移動は少ない。歪曲はタル型だが特に気にならない」とあった。この評価は706xxxという古い奴なのだが、もう20年近く前にSPに付けて放出してしまった。その組み合わせでこの*ist DSより高く売れた記憶がある(^^;


記事検索
タグ絞り込み検索
Recent Comments
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
livedoor 天気