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ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

どーでも良い改造

LED電球のLED交換

どーでも良い改造


 いかにも埋草っぽいネタだが…全くその通り。予定記事がまた完成しなかったので急遽これをぶち込むのだった。いつもにも増して実はないので真剣に読まないようにお願いしますよ(^^


★コイツが主役
led1
 2015年5月にアキバで買ってすぐ失敗が判明し、その後も色々あって三重に失敗だった中華LED電球だ(^^ この改造で少しは挽回できるのだろうか?せめて199円の元くらいは取りたい。W相当は不明だが、消費電力から言って精々15〜20W相当かな?

 我々にとってこの電球の最大の欠点は暗い電球色であるところ。白色・昼光色が望ましいのでこれでは使いたくない…と言いつつ、色も明るさもどうでも良いトイレの電球はこれに換えてもいいかな。


led2
 これの良さは電球の拡散キャップがネジになっていて手軽に外せるところ。このようにすぐにチップを弄る事が出来るのだ。今日はこの電球色LEDを白色LEDに交換する。実験なので実用性は問わないが、もし実用に耐えてくれれば更に申し分無いね。


★キット入手
chuuka1_kit
 アキバに行ったらLEDアップグレードキット(注1)が売っていた。と言うかこれを売っていたからこそ記事が書けたわけだが(^^ このキットを使えばチップLED→パワーLEDで明るくなるばかりでなく昼光色になるのが嬉しい。それだと充分実用になりそうな気がする。

 まずは基板にパワーLEDを貼りつけて、その後アルミ基板をLED電球内に取り付ける流れとなる。アホでもできる簡単さだ。


chuuka1_mod1
 ノーマル基板を外してしまった。もう後戻りはできないというかしない。


chuuka1_mod2
 でけた。これなら数分で充分だな。さあ早速使ってみよう。


chuuka1_normal
 コイツはどうするかな?もう必要はないのだが一応予備として残しておくか。1WのパワーLEDは換えが一杯売っているので交換するから必要無いといえば無い。


注1:言うまでも無いがそんな名前のモノではない(^^ それどころかこのLED電球用かどうかも分からない。いつものようにHSDLがそう呼んでいるだけ。

★テスト
chuuka1_before
 テスト台にぶら下げて明るさと色をチェック。まずこれはノーマル電球色である。撮影はオート露光なので電球が明るければ明るいほど露光は絞られ周囲が暗くなる。


chuuka1_after
 これが改造版。ワット数も色相も違うがちょっと明るくなったようだ。だが直視もできるし思ったよりは明るくなっていない。これは当初から分っていた事だが電源の問題である。この電球は安物なので、恐らくコンデンサ(リアクタンス)→ブリッジダイオードだけで生成しているはず。しかしまあ色相が白色に変わっただけで大満足のよしとみだった。

 この電球はとりあえずラボのライトとしてテスト運用する。ラボの電球型蛍光灯は死ぬ気配が全く無いので玄関用に転用する。HSDL全体の緩やかなLED化(注2)に向けて、いずれまた格安の謎LED電球を見つけたら買ってみたい。

注2:現在はLED電球はあまり使っていない。現在使っている5つの電球型蛍光灯が死んだらその都度交換する予定。ところがなかなか渋太いんだな〜これが(^^; 初期不良ではバタバタ死んだけどそれ以降はド安定である。特に40Wタイプは一つも死んでいない。60Wは冬は点け始めに数分間暗いのが気に食わない。40Wと明るさに違いが感じられないのもマイナス。


サウンドブラスター改造

どーでも良い改造


 サンブラは歴史が長くあまりにも種類が豊富だがCT4750である。判らないって?いや実は筆者も型番をよく知らなかったりする。前世紀にサウンドカードの実力を知ってしまってからサウンドカードには興味が無くなってしまったので詳しくない。その割に金額的にはかなり買っているような気もする。当時はマザーオンボード音源が少なかったので仕方がなかったのだが、これらの投資は今考えても非常に損した気分だ。今なら手軽にちょっとマシなカネの掛かったUSB音源1つで済ませていただろう。内蔵音源の進歩で今更どうでも良くなってしまったが。


★ちょっと見る
ct4750
 基板はEPC INTERNATIONALにて1999年35週に製造されており、カード自体はその直後のアセンブルとなるから確実に前世紀の製品だ。


ct5880
 論理層チップはCT5880-DBQである。このカードは他社製よりも負荷が軽いのが取り柄だったと記憶している(だからこの製品を選んだのだろう)。今の人には全く理解できないかもしれないが、P5〜P6時代にはサウンドカードの負荷は無視できなかった。Live!以降はIRQを2つ持って行かれたりして昔のACPIがあやふやなマザーだと不調に悩んだ記憶がある。

 HSDLブログ読者に知らない人は居ないと思うがICHやVIAのスーパーサウスだとこの論理層が内蔵されている。だからマザーボード内蔵音源には下のAC97コーデックチップしか無いんだね。


stac9708t
 物理層というかAC97コーデックチップはSIGMATEL STAC9708Tである。今となっては仕様自体が高性能とは言えない。全能力を完璧に出し切っても内蔵HDオーディオには及ばないのだ。そもそもAC97自体が1996年の規格である(注1)。


l78m05
 STマイクロのL78M05は定格出力0.5Aの正NPNレギュレータICでありLDOではない。低性能ではあるが特に補償を意識する必要が無いのでこのような負荷には向いている。いやー何と感激、入出力コンが付いている(写真では抜いてあるけど)。マザーボード内蔵音源なら出力は付いていても入力は恐らく付いていないだろう。マザーボード上だと通常は入力の方が効くのだけどね。アナタのマザーで確認してみてね。


l79l05a
 STマイクロ(じゃなくても良いけど)のL79L05Aは定格出力0.1Aの負NPNレギュレータICでありLDOではない。通常OPAMPはマイナス電源を用いる方が高性能になる。これも抜いてあるけど入出力コンは完璧だ。


l3_c60
 電解コンは既に抜いたがR37、L3、C59、60はデジタル電源とアナログ電源を分離するDCである(5Vは共用の為)。流石に単体カードだと手抜きしてない。内蔵AC97音源ならこんな丁寧なDCは絶対にお目にかかれないだろう。尤も内蔵だとDVDDは本体から流用するだろうな。


 普及版とは言え流石にSBは手抜きしていなかった。そんなの当り前って言うかもしれんけど、アナタ方の手元にある安物サウンドカードの電源部やマザーボード内蔵音源見て御覧?多分こうはなっていないから。普及版と言えどもこのような地道な積み重ねの上に回路は成り立っている。こういうところをよく理解せず電解コンだけ交換して得意になっているインターネット上の駄文の何と多い事か。GNDパターンが#になっている意味すら解らんのだろうな。

注1:AC97と一口に言ってもリヴィジョンがあるので全て20年前と言うわけではない。最終Rev2.3は2000年代の規格である。

★電解コン全交換
 ハッキリ言ってボード上の電解コンを全部取り替えても、それが極度に劣化していない限り何も起こらない。よく安物粗悪オーディオ製品の電解コンを交換したら驚くほど高音質になったとか書いている人も居るけど、安物製品は全てが粗悪安物なので電解コンだけがボトルネックなんて有り得ない。電解コンは魔法ではなく回路の一部分を形成するだけの部品に過ぎない。加えてどんなに部品を良くしてもサウンドコーデック以上の音は出ないと言う理論的な限界もある。このカードのサウンドコーデックはAC97規格で、当然ながらどんなに良くしてもIC規格を超える音にはならない。今となっては内蔵HDオーディオにも全く敵わない訳で、落語みたいだけどコーデックICも含め全交換しかない(^^ 良い音はあとから何を付けても発生したりはしないのだ。何かを期待している人には悪いが、電解コンが音質に与える影響は半導体や回路そのものの仕様と比べれば微々たるものである。

 ではなぜ交換するかと言えばボード上の中華コンが目障りだったからに他ならない。この改造はそれ以上でも以下でもない(どーでも良い改造だし^^)。それだけで、イヤそれだからこそ部品交換する大きな理由になる。

 ところでサウンドカードの電解コンを交換する記事は検索すると一杯あるけど、何であんなに左足でハンダ付けしたみたいな小汚い改造ばかりなのだろうか?見た目で良い音が出そうな気配が全く感じられない。良い音は気分が一番大事だって近所のオーディオ変態おじさんが言ってたよ(^^ だから高いのを買うんだね。


★準備
wincap
 このカードの電解コンは全部中華製のショボイ一般用85℃品である。この程度のカードにはこの程度の電解コンが似合いかも知れない。しかし見栄えが良くないのは事実なので交換したい。我々は全交換した姿が見たいわけである。気分だからな(^^

 電源はサウンドカードらしく電源ICの中で最下級の78系(−は79系)が使われている。スイッチングレギュレータではないし、負荷が流れっぱで応答性とかその辺もテキトーで良い。そのため出力コンは低インピーダンス品は必要とせず一般用85℃品アルミ電解コンで充分だ。

C8,9,41,51,52,56,57(入出力CC):4.7μF50V
C11(入出力CC):4.7μF16V
C14,15,34,35(入出力CC):10μF16V
C43(Vref):10μF16V
C48(ADCref):10μF16V
C55,60(VddのDC):10μF16V
C36,83(-5V入出力DC):47μF16V
C77(PCI12VのDC):47μF16V
C37,39(+5V入出力DC):100μF16V

 論理層のCT5880-DBQには電解コンは無い。電解コンが付いているのは物理層のコーデックチップ側だけである。STAC9708の25と38ピンがアナログ電源、1と9ピンがデジタル電源である。このピンに繋がっている電解コンが電源のDCという事になる。他にはCCとリファレンス電源用かな。音声信号に直接関係する電解コンは非常に少ない事が判る。


nichicon
 主力はWincapで、100μF16Vと4.7μF50Vにはnichiconと書いてあるが本物か?何か大きさがバラバラに見えるんだが。ちなみに新しい方のCT4750(注2)はWincapとJAMICONが使われていた。本物だろうが偽物だろうが、どちらにしても一般用85℃品だし抜いてしまうので構わない。クソコンであるほど交換した時の喜びは大きい。気分的に(^^


nec_dn
 一般用85℃品で充分のところだが所有していない。代わりに用意したのは主にタンタル電解コンである。タンタルだと見た目に国籍不明感が漂うがそれがいい。要はそこら辺のニワカにはサッパリ理解できない外見になればいい。比較的大容量の電源ラインの電解コンは余っている低インピーダンスコンを付ける。カップリングにタンタルは使わない方が良いのだが気分なので構わん。

注2:もう1つのCT4750は基板が四海電路板製で2001年38週製造だったのでその直後アセンブルされたと推定される。

★作業開始
ct4750_removecap
 全部抜いた。ホールが細いのでハンダ掃除するときにブチ壊しそうでヒヤヒヤする。こんな小さなカードでもマザーやビデオカード以上に油断は禁物である。実はランドが2か所3/4になってしまった。このスッキリした基板をこのまま動かしてみたい衝動に駆られるな(注3)。

 付けるのは外すのと比べれば1000倍楽なので、元の電解コンを外してホール掃除すれば作業はもう終わったも同然。あ、部品揃えてねえや!また明日な(^^;


ct4750_mod
 結構渋い。これまでに世間で見た事の無い外見になったので気分は良いが深い意味は無い。サウンドブラスターの電解コンは割とたくさん載っているので一度全交換をやってみたかった。CCがタンタルだとまともに動かないような気もするが、これらの大部分はCD-INやAUXや入力CCなので今後使われる事は無い。サウンド出力は100円SPに出力されるだけだから。

注3:この話題は次回バカ記事として書く事になるだろう。

★動かす…いや動かない!(^^;
 ここからは私しばたよしとみ々罎お送りします(^^ ノーマルのCT4750をHSDL45に付けて起動してみたが動かない。具体的に不具合を言えばこれをPCI2に挿したらFX5700と82559が出刃マネから消えた。完全にIRQルーティングを破壊してやがります。PCI4に挿したら一見正常に動いたがこれもダメ。OS起動時間が3、4倍だしサウンド機能を使うソフトがOSごと固まってしまう。しかもこの時ドライバはXP内蔵が勝手に入ってしまったのだが消せない。削除しようとすると出刃マネが固まってしまうのだった。久々に9x時代のテイストを味わってしまった(^^;


device_ct4750
 PCI5は82559が入っているしPCI4とPCI2は動かない。ではどこで動かせというのか?PCI1はビデオカードの真横なので不可能。消去法で3に挿すしかないようだ。PCI3に挿した後は何食わぬ顔で安定している。あと気づいたのだがもう20年物なので電解コン以上にコネクタが劣化している。フォーンジャックの穴から覗くと汚れや錆びのようなものが見えるのだ。分解して掃除したい!とビックリマーク付きで思ったが元に戻らない可能性が高いので止めた。何とか接点を磨きたいので爪楊枝に不織布を巻きつけて磨いておいた。音は出ているしガリも無いので当面問題は無さそうだ。


★一応比較してみる
noise_normal
 さすがにサウンドカードのデファクトスタンダード、ドライバはXP内蔵で入ってしまったのでそのまま使用する。これがノーマルのノイズフロアレベルだ。


noise_mod
 これが改造後のノイズだ。稍平坦になったのは元のが劣化していたからなのかな。聴感上の比較は無意味なので行なわない。恐らく差は無いし、人間の耳は日によって時間によっても大幅に調子が違うからアテにならない。測定器としては使い物にならないのだ。


3tone_mod
 試しに3TONEをブチ込んでみる。思ったより良くないね…CMI8738の方が断然良かったな。この調子だとRMAAは大してよくないだろうし面倒なので止めた。


★使用部品
 電源ライン以外の耐圧は考えずに付けてしまった。音声のようなP_Pなら倍掛かっても壊れないだろうし大丈夫だとは思う。

NCC KZH 150μF25V×2
NEC DN 10μF16V×8
NEC DN 4.7μF6.3V×8
TK UTWRZ 47μF25V×3
合計100円(税込み・銭単位切り上げ・副資材+電気代別)

 ジャンクなら100円のカードなのに部品代高過ぎ(UTWRZの@13.5円が高い)。まあ当該カードは当時バルクとは言え(故・クレバリーにて)新品で買っているので価格的に問題ないか。


★終わり
 どーでも良い改造を長々引っ張ってもしょうがないので終了。次回はバカ記事でお目にかかりましょう(^^


S3 SavageIX

どーでも良い改造

 タイトルに釣られた人には申し訳ないが解析記事ではない(テストはするけど)。寒い間ハンダ付けしないと腕が鈍るので定期的にハンダ付け作業をするのだ。ちなみに通算1300回更新である。


★今回の患者
 S3のSavageIXというチップを使ったカード。このSavageIXだが、何とチップ内にメモリを積んでいる(注)。お蔭で何処にもメモリが見当たらないのだ。ちなみに右側の無用にデカいICはBIOSだ。スペースのかなりの部分をこれが占めている(^^;

a4s32xx
 A4-S32XXという基板名だかカード名だか分らない製品名が印刷してある。2002年の中頃の製品だ。基板は台湾のLAN CIRCUIT TECH製で2002年30週製造。パッと見では良くできたカードだと思う。当時(2004年)のしばたよしとみ師が新品で買ったものなので間違いは無かろう(^^ ちなみにこの写真の撮影は2008年4月30日!その頃から計画されていた記事なのか。呆れた。

savage_ix
 簡単にSavageIXについて触れておくと、S3が独立時代に最後に出したノートPC用のビデオチップである。ノートPCに採用されることを願っていたのだろうが、性能が中途半端で売れ線とは呼べないモノだった。採用されたのはIBMのThinkPadだけじゃないか?と思ったけどネコ電PCにもあるらしい。

 何でこのカードを買ったかというと、当時はソコソコ使えて省電力の製品を欲していたからだ。ところが性能はそれまで使っていたSavage4はおろか、3にすら敵わないものだった。16Bitは何とかなっても32Bitで驚異的に遅くなり、テキスト表示すら遅い有様。ビデオアクセラレートもほぼ効かないモノだった。要するに当時こんな記事でコロッと騙されたのね…(^^; 同等と言ったら流石のクソ遅いSavage4も怒りますよ。メモリの速度が違いすぎるのだろう。

 それはさておき、このカードはラジアルリードの電解コンがついているが、同時に面実装用のパターンも切ってある。これを面実装に交換しようというのが目的。

注:後にATIのRADEONが同じようにチップ上にメモリを載せたモバイルチップを出したが、あれはメモリが上に貼ってある感じでだいぶ違う。オンチップとオンボードの違いかな。

★電解コン
rifeking
 電解コンはRIFEKINGという「てめーケンカ売ってんのかコラ?」的なネーミングの中華コンだ。ライフキングってアンタ…(^^; LIFEじゃないのか?RIFEだと「流行して」とか「広まって」という意味だが、主に「悪しきモノ」なんだな。禍とか疫病とか、やはり中華コンの普及は害悪の流行と分かっているのか。プーッくすくすm9(^^

 今回は10μF25Vに加えて470μF16Vが2本載っている。これを何とかせねばならんが、ライフキングだから何に変えてもこれよりマシだ。ちなみにこれの他にも採用例があるらしい。中身はD.SとかS.Iと同じっぽい(OSTか)105℃品である。品種は恐らくKMとSMだろう。

RIFEKING KM470μF16V[NA/315mA]
RIFEKING SM 10μF25V[NA/ 32mA]

nichicon MF 22μF16V[2.6Ω/80mA]
SEI AX 680μF6.3V[170mΩ/450mA]

 大きい奴は流石に固体電解はもったいないので余っていたAXを付ける。サイズ的にも見栄えもこの方が良い。性能も言うまでもなく断然上だ。10μFの方はG100と同じくF93で行こうと思ったら、10μF16Vの在庫に47μF10Vが2つ混じっていた。お蔭で必要な6個を満たせない事が判り、急遽ラジアルリードのMF22μF16Vに変更した。面実装の練習がしたかったのだが致し方ない。

savageix_after
 こんな感じになった。元々のカードの作り自体が悪くないので、日本メーカー製電解コンで更に高級化する。なおヒートシンクは筆者が付けたもので、元々製品はヒートシンクレス、つまり裸だった。それで動くくらい発熱が少ないという事。前世紀では当たり前だったが…。


★テスト
 既にチップはおろかメーカーすら忘れられた存在の幻のカードだ。是非とも動かしてみたいところだがドライバCDがどっかに行ってしまって無い。それとXPドライバは元々存在しなかったかも。2kドライバをXPに入れてみよう。

gpu
 おー!一応GPU-Zでインフォメーションが出たぞ。ちなみにG100は全く何も表示されなかった。的は冷遇されているっぽい。

bench_savageix
 …99でこれなら2000はやらなくていいよね。一応正常に描画していたのでG100よりはかなりマシだが。尤もあちらは前世紀の1998年製なので当たり前。

 前回のG100と同じくAGPとしては最低ランクの遅さで現役は厳しい。これもPCI版だったらRageIICやSiS6326の代わりに使用していたはずだ。

Matrox G100

さらば通常タンタル◆燭鼻爾任睥匹げ造

 タイトルに釣られた人には申し訳ないが解析記事ではない(テストはするけど)。寒い間ハンダ付けしないと腕が鈍るので定期的にハンダ付け作業をするのだ。


★今回の生贄
 前回はRTL8169Sのコンデンサ交換をやったが、あれはラジアルリード品だったので今回はSMDのハンダ付けをやりたい。ただマザーボードとか大作は時間が無いのでPCI拡張カードやビデオカード等どうでも良さそうなモノを探す。その結果このG100が選ばれた。

matrox_g100
 今や懐かしのメーカーになってしまったMATROXのG100だ。G200やG400は世間的にも有名だが、これはOEM主体なのでネームバリューはイマイチ。ただ大手OEM採用例は多いのでジャンクは豊富だった。低性能のため誰も見向きもしなかったが…。


★作業開始
nichicon_std
 この製品にはニチコン製一般用アルミ電解(品種不明だが85℃品だろう)が用いられているが、ほかのロットでも松下など日本メーカー製だけが使われている。コンデンサ自体の品質は悪くないし、流れているのも小電流なので使われての傷みはなく経年劣化の方が心配だ。通常非固体電解コンは使わなくとも自然劣化するものだ。もし電解液さえ残っていれば電圧処理で多少は復活するが、それ自体が不愉快なので固体化の意味はある。

f93_10uf16v
 今回も10μFという事でF93で行こう。

g100_after
 全部で7つなのであっという間に完成した。久々のSMDアルミ電解コンだが特に問題無く終わった(曲がったけど^^)。例によって剥がすのが面倒だがハンダゴテ二刀流で素早く除去する。

 ビンテージ物のカードに当時存在しなかった新デバイスが付いていると興ざめだが、この場合は当時現役で存在したタンタル電解なので景観を損ねる事は無い。これ重要。ちなみにMillenniumシリーズは電解コンは全てタンタル(AVX・KEMET等)だった。


★テスト
 ドライバは何と2k・XP版(5.82.018)もある。これは良い仕事だね〜と思ったら無情にも全ファイルがリンク切れ。がしかし、執念深く的のFTP鯖を探したらまだあった。ちなみにFTP鯖上には全てのファイルが残っている。

 でPowerDesk5をインストールしたのだが、結論から言うと全く動かなかった。インストールには成功するが色が4ビットで解像度はSVGA止まりだった。つまりVGAモードでしか動いていない。

 XPのビルトインドライバでは完全動作するので純粋なメーカードライバの不具合という事になる。そう言えばこの会社のG400ドライバはかなり酷かった記憶がある。MSドライバではベンチが動かないので2kを引っ張り出すか、さらに遡ってSEを出すか…と思ったが面倒なのでこれでお仕舞い(^^ 実は次が閊えているんで。

さらば通常タンタル

実は去年の原稿だが、原題は「さようならF93」だった。がしかしAVXで販売は続けるらしいので「さようなら」ではないらしい。

★どーでも良い改造
 HSDL業務では現在は通常タンタルはほぼ使わなくなっている。POSCAPやPS/L等のポリマータンタルに切り替えているからだ。そこで業務で不要になった一般用タンタルを捨てるべく?昔の板に付けてしまおう。消費以外に何の意味も無いけどハンダ付け練習にもなるかな。


f93_10uf16v
 これが今回のメインであるnichicon F93 10μF16Vである。外見は慣れないとサム損TCNと区別がつかない。勿論TCNの方がわざと似せているのだろう。サイズBなので4φのSMD通常アルミ電解の置き換えに適している。タンタルと言っても一般用通常品なのでESRは2.0Ωとさほど小さくはない。だが諸特性の安定度の高さはMLCCや通常アルミ電解の比ではない。そんな訳で昔から信頼性を要する鯖板や高級機の小容量コンにはタンタル電解が使われていたのはご存じの通り。10μF16Vも残り少ないが使い切ってしまおう。


g7dcv_before
 今日の犠牲者?はネコ電のG7DCVと言う82559採用NICだ。トランスフォーマはTDK、クリスタルは金石舎じゃなかった京セラキンセキ、電解コンはマネ下、メイド・イン・ジャパンが示す通り板の製造も日本だ。今では絶対有り得ないオールスターキャスト。

 尤もこのカードは部品は良いけど高級品とは感じられない。ブラケットがペナペナの軟鉄で曲がりやすいとか、基板の打ち抜きが雑だとか見てられない。自社消費用の粗末なカードだ。それはさておき、此奴の電解コンをマネ下の一般用85℃品S10μF16VからF93に変更する。実装は2つだが省略分が3つあるので5個消費できる。

1B3:S10μF16V→F93 10μF16V
1B8:Empty→F93 10μF16V
2C2:Empty→F93 10μF16V
3B9:Empty→F93 10μF16V
3C1:S10μF16V→F93 10μF16V

Panasonic S 10μF16V[NA/28mA]
nichicon F93 10μF16V[2.0Ω/206mA]

合計21円(税込み・副資材+電気代別^^)


g7dcv_capout
 マネ下Sに思い入れは無いしサックリ外しちまおうぜ。このマネ下のSMDアルミ電解を見ると悪夢がよみがえる人は多いだろう。主にビデオデッキ・ジャンカーの人m9(^^ わかる。またレジストが剥がれちまったな〜。どうも古い奴は剥がれやすい。


g7dcv_after
 全固体式日本製NIC完成。レジストが少々剥がれた分、ハンダ付けの見栄えが悪くなってしまった。まあ実物は見破れる素人は居ないであろう。

 やはりタンタルの方が高級感があるというか真っ当な製品と言う感じがする。これはABS06に付いていたカードだが、低消費電力だからPCIバスで自己主張の強いSiS900やDP83815の後釜として使ってもいいかな。動作チェックの結果は速度93.26MB/s、CPU使用率9.68%で異常無し。


★おまけ
http://global.kyocera.com/prdct/electro/product/capacitor/tantalum.html
 アッ!F93にAマークが入っている!(^^; 最早オリジナルは何処で作っていたか、一寸目を離すと業界人でも分らなくなる。ちなみにF93は以前はマネ下で作っていた(その時の名前はTE)。これでAVX Tantalum Asiaが統合された日にはもう…。エプコスもよう分らなくなったし。


★おまけ2「ニチコンタンタルの超簡易歴史」
 ニチコンのタンタルコンデンサ部門は1970年にスプレーグ・エレクトロニクスとの合弁事業として設立された。1991年にその合弁事業を解消し、ニチコン全額出資子会社としてニチコンタンタル(滋賀)に改組された。その後、松下電子部品のタンタル事業も吸収統合して、2012年にAVXに身売り(2013年完了)となったわけだ。さあもう分るまいm9(^Д^)

どーでも良い改造ぁA-6202」

http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021130/image/vvv1.html
 VIAのVT6202を搭載した格安USB2.0カードである。発売当時に既に980円だから相当安い。

 安いなりに手抜きされており、CT6(バスパワー5V用DC)が1つ省略されている。無くても問題なく動くだろうが、設計で存在したものが付いていないというのは気に入らない。勿論USBリファレンス回路ではポート毎に必要とされている。製造後9年という事で、ついでに他のアルミ電解も寿命と見て交換する。


★解析
 まずはハードウェアの解析から始める。気になる電源部から順に見て行こう。


u12_apl1117
 これがアナログ電源のAPL1117である。3.3V,1Aまで流せる。リファレンス通りとは言えPCIバス・スロットの3.3Vを直流しにしなかったのは誉めてやろう。


d1_1n4001
 何だこりゃ!ひでえ。上の1117で作った3.3Vを、1N4001のVF(注)で降下させ2.5Vにしてるんだね。定電圧ですらない電源だが、これでレギュレータICが一つ省略できるってわけだ。全くため息が出るようなセコイ設計だ。同じバカやるなら3.3V直流し+2.5VレギュレータICはどうかな?それでD1とCT11が要らなくなる(^^ 3.3Vはアナログ電源だからヤバいかもしれないが、DCをキチンとやれば大丈夫だろう。多分ユーザーはパッと見でインチキに気づかないから恨まれない(ドヤッ)。

注:1N4001のVFは電流に依るが0.7〜1.0Vで、100mA流すと0.8Vだから2.5Vになる。恐らくチップ的に100mA以上は流れないのだろう。なかなかの名人芸だね(^^ このカードの唯一の工夫箇所だ。


 この事からCT15が3.3Vの出力コン、CT11が2.5Vの出力コン(と呼んでいいのか?)という事が判る。CT14は5VのDCだね。ボード上のコンデンサの耐圧は全て6.3V以上ならOKのようだ。


dataline
 データラインとグラウンドが近い。USB2.0のカードは、どれももっとグラウンドから離してあるような気がする。この写真では判らないが、デジタル・アナログのグラウンド分離も非常に良くない。これではノイズが回って来てしまうだろう。3.3Vのラインも滅茶苦茶だし、外部ポートの配線が上ポートの配線にワイヤードORされてるんだが…(^^; いいのか?これで。


twbor
 アルミ電解は全てTWBORという会社のもの。おなじみコンデンサメーカー一覧サイトによれば結構古い会社らしい。一応105℃品の一般用である。1970年代から現在まで生きているという事は、中華製の中ではまともな物かもしれない。これから交換するけど(^^


f3
 バスパワー5VはPCIスロットからの直流し。F3がヒューズ(ポリスイッチ)だが上手く飛んでくれるといいが。飛ばないとPCIバススロットが溶けたり燃えたりする。そうなるとマザーが再起不能の危機である。

 同じVIA製チップを使ったKEC L1582V(FireWire)より手抜きが酷い。PCI拡張カードは思った以上に手抜きが多い。自分の持っているカードを見ると、あまりのテキトーな回路にアセる事がよくある。


★交換する
 リファレンスではバスパワー5V_DC以外は10μFのタンタルだったが、これはラジアルリードなのでアルミ非固体電解で我慢する。耐圧には特に意味は無い。


buspower_dc
 CT5を抜いて、CT6と共にKZH150μF25Vを差す。これでバスパワーは万全か?インテルのリファレンス回路では68μFのタンタルがポート毎に付いていた。CT5を何故220μFにしたか?タンタル2倍則を適用した後、×2に増量したのだろう。何てテキトーな奴 m9(^^)

 CT11,14,15も交換。後々交換は面倒なので固体にしたかったが、非固体電解を使い切りたいという事で止む無くニチコンMF22μF16Vに交換。VT6202のリファレンスボードではタンタル(SCN10μF16V)が使われていた。もしSMDならHSDLには一杯有るから、喜んでタンタルを使うんだけど。


TWBOR10μF25V×3→MF22μF16V×3
TWBOR220μF16V×1(1)→KZH150μF25V×2

NCC KZH150μF25V [0.11Ω/500mA]
Nichicon MF22μF16V[2.6 Ω/ 80mA]
TWBOR SMR220μF16V [ NA Ω/124mA]
TWBOR SSM10μF25V [ NA Ω/ 22mA]


a6202_mod
 完成した。これでこの回路で出せる性能は全て出せるようになった。VT6202はネット上では「遅いけど低負荷」という評判だったが、使ったことが無いので分らない。この後慣らしが終わったらぶん回してみる。忘れてたけど、改造前のバスパワー5Vの波形を測っておくんだったな。


★使ってみる
device_vt6202
 P6ISA-IIのPCI2に付けてみた。XP3の内蔵ドライバで素直に認識。なおICH2のUSBは遅くて使えないので、BIOSで切ってドライバも入れない。ではこれからベンチマークを取ってみる。筆者はVT6202は使ったことが無いのでuPD720101(RATOC PCIU3)とも比較する。


cdm
 特に可も無し不可も無し。概ね予想通りの速度である。上が改造前で中が改造後で、変化なしという事は異常無しという事でもある。ちなみにこのUSBメモリはICH5なら20MB/sは楽に超える。

 最下段はuPD720101で、リード18MB/s弱、ライト5.5MB/s弱なのでだいぶ差がついてしまった。もっとも1世代違うので当たり前。世代的にはuPD720100と比較しなくてはいけない。


hdb
 感覚的にこれでも試す。総合的にはDMA33のHDD並みか。ライトが遅いのはフラッシュメモリだから仕方が無い。消去の手間があるからね。

hdt
 意味は無いだろうがHDTでも試す。殆ど一直線だ。CPU Usageが38%というのがかなり厳しいが、Celeron566なのでこんなモノだろう。USB2.0は少なくとも1GHz程度のプロセッサで使うべきものだ。


 どのベンチも厳密に言うと改造版が速くなっているが、勿論体感できるような差ではない。改造の効果と言うよりは微妙な「影響」が見られるといったところ。プラットホームが良くなればまだまだ上が望める。結果を見るまでもなく、どう転んでも旧世代チップは新世代チップに敵わない。あとはソフト(ドライバ)で工夫してどこまで差が縮まるかというレベル。


★終わりに
 USB3.0が酣の今頃に何でこれを弄っているかというと、USB2.0を使えるマシンが不足してきたため。所謂猫の手も借りたい状況。このカードは誰かに借りた物件だと思うのだが、勝手に改造してしまっていいのだろうか?(^^; 性能と寿命が上がったからいいか。


★おまけ
http://zionote.com/sotm/tx-usb.html
 A-6202のような980円のカードがあるかと思えば、こんなクレイジー価格のUSBカードもある。強烈に「高級」をアピールするも、アルミ電解が丼なのが笑える…いや泣ける。この事から製造は韓国企業と思われる。

どーでも良い改造 FASTTRAK100

 どーでも良いと言いつつ、シッカリ今も使っているFASTTRAKである。RAIDにあまり興味は無いのだが、IDEがATA33のマシンがあるので仕方が無い。ATA33のIDEドライブもだいぶ少なくなってきて、これから払い下げられて来る奴は全て66以上だと思われる。実用するわけじゃないんでPIOじゃなければ33でもいいんだけど。


ft100_1
 非常に簡単で、チップの他にはオシレータとダンパ用の抵抗くらいしか見えない。コンデンサはやはりというか、外見が松下風のSMDアルミ電解。10年物で確実に期限切れだ。


ft100_2
 サックリ交換ですよ。電解コンはHSDLで大流行?の導電性高分子タンタル電解コンデンサPS/L10μF10Vに交換。電気的な性能はあまり変わらないと思う。ボードの左の方には電源回路がパターンだけ残っている。これを付けると電源品質が上がるのかもしれないが、丁度良い大きさのレギュレータが無いので止めておく。

 この基板は非常によく出来ているので最悪だった(^^; ハンダ除去で吸い取り線を使うが、これが放熱してしまって上手く吸い取れない。リード線のような細いのでやった方が上手く取れそうだ。あとSMDアルミ電解専用に設計されているので、Bケースや3225のような幅広はカッコ悪くなってしまう。3216のMLCCの方が見栄えはいいかも知れない。ということで出来上がりにはあまり満足していないが、一応全固体式FASTTRAK100の完成だ。

どーでも良い改造 FIRE GL 1000 PRO

 当時の世界最大ビデオカードメーカー、ダイヤモンドマルチメディア製のビデオーカード。チップは今はもうチップ製造を止めてしまった3DLabsのPERMEDIA2である。


zenkei1
 1997年製では珍しい6層基板で大変に造りが良い基板。メモリもMOSYSの高価なローレイテンシSG-RAMを採用している。フィルタ部分も手抜きしておらず、画質は非常に良好だ。

 非常によろしいカードなのだが、昔からSMDアルミ電解が気に食わなかった。9個見えるが実は既に左端の1個をMLCCに交換している。3年前に全部交換しようとして、途中で放置していたのだ。今回はトーキンPS/Lに全交換する。もちろん理由は「PS/Lが使ってみたいから」に他ならない。


pad
 SMD部品を外したらまずハンダ掃除する。SMDパーツのハンダ付けがヘタな人はこの作業が徹底していない場合が殆ど。とにかく前のハンダは全部取り去るつもりでやる。作業にはハンダ吸い取り線(ソルダーウィック)を使うが、これがちょっと古くなると吸わなくなるので注意。ハンダゴテを当てた時にジュワッとならないのはフラックスが乾いている証拠。酸化して黒ずんでいるのは論外。この基板はパッドが大きくてハンダ付けも外しも楽だった。


neocap
 こんな感じになればよい。しかし拡大するとあまり綺麗に見えないなあ。実際はテカテカ光っていい感じなんですが。


zenkei2
 これだけで非常に高級感が出てくるから不思議。12年物の期限切れコンデンサを交換したので、見えないところで性能も上がっているだろう。気のせいか画質が上がったようにも思えるが、それはまあ気のせいでしょう(^^;

 このカードはVGABIOSを切れるのでMACだろうが98だろうが何でも使える。アナログモニターならまだ使いたいぐらい良い画質なのだ。これを使うと自分の目が「ヌビ毒」に犯されているのが分る(あ、普段はSavage4だった…)。名前の通りOGLでこそ味のあるカード。

どーでも良い改造 「SlotKET!!!」

 実はこのゲタを4つも持っていて、HSDLの主力ゲタとして使用している。いやABS鯖のを除いたら殆ど使ってないけど。4つの内の1つは発売当初リテール新品で買った。今にして思えば当時はパーツに無知だったんだなと思う。これは今日の買い物[2009/01/11]の奴で、汚かったのでいつものように洗濯してみた。接触不良の元となるタバコ臭はしなかったから、洗剤(マジックリン)は使わず水道水だけで洗う。その方が乾燥が早く、残渣も無くきれいに上がる。

slotket3_1
 じっと見ているうちにまた気に食わなくなってきた。まずPLL2に繋がるリファレンス用タンタル。本来はTPSやT495といった低ESR(200mΩ指定)物の33μFが付く所だ。SCNと思われる10μFが付いているが、能力的に足りないし容量も足りない。またVttや3.3VのDCコンデンサもAbitお得意のJACKCONの100μF一般用105℃品。性能を良くしようというヤル気は感じられない。


pll_ref
 右側のTC3がPLLリファレンス用のタンタル。メーカーにも依るが、CPUからの熱を嫌ってMLCCの場合も多い。そう言えばECSのP6STP-FLには100μF16Vの一般用低背アルミ電解コンデンサが付いていたのを思い出した。元がタンタルなので3倍にしたのかな。何となく設計者の意図が分ってきて面白い。

 MLCCは容量その他全特性不定だし、我々HSDLはタンタル愛好会なのでタンタルを使いたい。しかし33μFの低ESRタンタルは持ち合わせが無いので、F93の47μFを使って容量だけ増やしてみる。またTC4はVtt1.5V用だがPS/L10μF10Vに換える。


vclk25
 これはVcc2.5Vのレギュレータ。大電流は流れないので低ノイズであればよい。故にこのままでも問題ないのだが、折角PS/LがあるのだからTC1、2共に交換。ちなみに1117及び互換品はMLCC対応しているので発振はしない。入出力ともほぼ完全な直流だから、MLCCよりは固体タンタル系のほうが結果は良い。


socket_g
 今回はD815EEAの失敗に懲りて、ソケットガード(仮称)1号を付けてみた。これで放射熱は勿論、コテ先が当たっても大丈夫…の予定。


slotket3_2
 EC3、4、5はVtt1.5用コンデンサである。EC3は良いとしても、EC4、5は背が高いと大型ヒートシンクが付かなくなる。そこでおなじみPX15μF25Vに交換した。S520LのVclk2.5で引導を渡された奴だ。容量は激減するがESR的にはいいところ。根元部分のEC3だけは大容量化してPR330μF6.3Vに交換。これでバランス的にもオリジナルよりは良い(と思う)。残りのEC1、2が同系(3.3V)で、これはVcacheであろう。これもPR330μF6.3V×2に交換。


 このゲタはソケット内や周りのDCが全くと言って良いくらい無く、このような改造を加えても性能が向上するとは思えない。Intelのゲタ(Slot1、2CPUの事)の厳重なデカップリングを見ればそう思うだろう。こう書くと身も蓋もなくなってしまうが、これは使用者の気分の安定性を増すと言うことで。使っているうちに何か違いに気付くといいな。改造には全部で4日も掛かってしまった(10分×4日)。


★気付いたこと

PLLリファレンスのコンデンサだが、波形を見た感じ直流っぽかった(^^; ので容量だけ増やしたがESRも重要っぽい。33〜47μFの低ESR(ESR≦200mΩ)タンタルを用意した方がいいか。手持ちのポリマーB2は100〜470μFしかなかった。いっそのことF95で容量10倍とかの方がよかったかな?

右下のPR330μF6.3Vは計画では高さ11.5mmでもいけると思ったのだが、実際立ててみるとかなり鬱陶しい。これに当たるヒートシンクは現在のところ持っていないのだが、取り付け作業中に当たるので邪魔くさい。せめて7、8mmじゃないと折れるかも。容量は減らしたくないし、さてどうするかな。

ソケットガード(仮称)は効果抜群だった。もっと真面目に常用できる奴を作ろうか?それも面倒くさいな。


 ハッキリ言ってSlotKET!!!はダメゲタの部類に入る。もし選べるならば買わないようにしたい…が何故かジャンク屋にはいつも一杯置いてある(^^; きっと不人気なんでしょう。で買っちまったわけだ。ゲタも無くなる一方で、もう選んで手に入れるのは不可能に近いからな。
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