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主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

不良債権処理

不良債権処理

前回までのタイトルナンバーの付け方が間違っていたので修正した。過去記事は修正済み。

電解コンの不良資産、タンタル47μF 5.0V


 HSDLは昔から電解コンを多数保有している。そして現在はそれらがかなり不良資産化している。タイトルのタンタル電解は保存による劣化が(電極錆を除き)殆ど皆無に等しいので保存しておけばよいのだが、中には入手時から既に使い道が無かったものがある。今回の物件もその一つだ。


hpc
 最近読み始めた人は知らないだろうがこれ覚えているか?HPCの47μF5.0Vタンタル電解だ。今日のHSDL[2012/06/01]で取り上げたのだが随分昔の話になってしまった。

 コイツは珍しいから買ったのだが(^^; タンタルでしかも5.0Vしか耐圧が無いので結局スイッチング素子がテンコ盛りのPC界ではどうにも使いようが無かったため放棄されたものだ。アナログの直流回路しかないラジオ界でなら何とか使えるのではないか?と言うのが今日のテーマだ。

 話は少々変わるが、最近ようやくDE-5000(LCRメーター)を使うようになった。何故最近よく使うようになったか?それは006Pの充電池を入手したからに他ならない。これにより電池の心配をせず気楽に使えるようになったのだ。実にセコイ(^^; 閑話休題、このメーターでこの仕様不明のタンタル電解を計測してみた。

 計測の結果はESRは210〜220mΩ(100kHz時)だった。以前からだがこのメーターは数値がだいぶ良くなる傾向にある。恐らく300mΩ位なのだろうがそれにしても良すぎ。通常タンタルでこのサイズなら1Ω近くでもおかしくない。例を挙げれば同サイズで同容量のnichicon F93 47μF 10Vは1.0Ωなのだ。ひょっとするとポリマー系なのかな?上の初出記事でもポリマー疑惑がもたれているが…。

nichicon F93 47μF10V(B)[1.0Ω/291mA]
HPC 47μF5.0V(B)[300mΩ/532mA]

 このタンタルは仕様はESR=300mΩとした(^^ リプルは計算上の値である。F93を耐圧以外は軽く上回っている。もしかするともっと良いかもしれないけどね。参考までにネコ電PS/L(ポリマー)の仕様はこんな感じ。

NEC PS/L 47μF6.3V(B2)[70-150mΩ/753-1102mA]

 PS/LのESRが複数なのは受注時のオプションで色々な種類があるから。これには負ける。


 てー事で、次回辺りの改造からこれが多用される予感(^^; でもSMDとしては大きいので小さなラジオには使いにくいかな〜。耐圧は直流回路なら3Vでも大丈夫だと思うので心配していない。ラジオはPCと違って温度も上がらないので更に有利だ。実際は「一杯あるから燃えても良い」と考えていたりする(^^ そうは言っても燃えないだろうけど。


★おまけ
68u_6v
 そう言えばこれを思い出した。これは180〜190あたりを示していたので200mΩ位かな。

Panasonic? 68μF6.3V(?)[200mΩ/1118mA]

 ケースはV以上なので判らない(^^; V計算でも1118mAというリプル電流となった。これだと昔のVRMでも使えそうだが、タンタルはサージも考えないといけないのでVRMの入力には使いにくいな。出力だと今度はESRが足りない。

不良債権処理

偶にこのブログに初めて来た真面目な人が居るので書く。このシリーズはあまり真面目に読まないように願います(^^

今までゴミだったVRMのフェライトバーを強引に役立たせる(^^;


ferrite_01
 これは割と新し目のマザー(イソテル775、亜夢939)以降で増え始めたフェライトバーのインダクタだ。これはトロイダルコアのインダクタと比べ安いのであまり重要ではない入力インダクタに多用された。もっとも磁束が丸漏れなので色々問題を引き起こし、現在ではごく一部の機器を除いて消滅している。写真のインダクタには出力のも入っている。チビデブの奴がそうだが、確かイソテル狐のi945マザーだった。で、これらの不良チョークはHSDLではマザーから除去する事はあっても新たに付ける事は絶対に無い。つまりゴミなわけだが、これをラジオ関連に使ってみようというのが今回の狙い。


ferrite_02
 このチビデブ品は4相VRMの出力に使われていたものだ。トロイダルコアより巻きやすくて生産効率が高いから安いのだ。良いところは「安い」以外に何も無い。こんな磁束が漏れ漏れのモノを出力に使ってしまうイソテル狐は極悪すぎる。がしかしラジオに使う場合は磁束なんかはどうでも良い。むしろアンテナになるから丁度良いと言える(^^

 ただこのままではインダクタンスが極度に低すぎる。恐らくこのままだと1μH未満だろう。この当時は既にチョークで平滑といった昭和的発想ではなくなって来ている。過渡特性を考えてインダクタンスはギリギリまで減らすのがトレンドだから、このように出力インダクタが0.xμHなんてごく普通だ。このチョークは0.5μHくらいである。


ferrite_04
 まずは巻いてある太い線材を取り去る。電源用の線材は太すぎて巻き数が増やせないので役に立たない。Txのタンクコイルに使うわけじゃないんだから。細い奴もどんどん解いていく。細いのは長さが違うものの全部同じ径だ。これは繋げれば結構長くなりそう。


ferrite_03
 次にコアが小さすぎるので連結する。テキトーに接着剤で付ける。VHF・UHFだと接着剤の質まで問題になってきそうだが今回はMWなので気にしない(^^ コアは繋げて長ければ長いほどイイ(但しMWだと1mくらいまでらしい)。見た目ではこのコアは黒くて密度が高いので高周波特性は良さそうに思える。理論的根拠は無いが。


ferrite_05
 シアノアクリレートで接着した。太い方は全部繋げても36个靴ないのでフェライトロッド・アンテナとするにはやや不満がある。こんな事ならこの手のコアを捨てずに取っておくのだった。実はPCでは全く役に立たないのでもう何度も金属ゴミで捨てている。繋げてラジオのフェライトロッド・アンテナなんて超絶斬新な発想は当時は欠片も無かったな…早まったぜ。

 細い方は更に細く4〜5φしかないが長さが89个肪した。しかし細すぎてポッキリ折れそう(^^; 実装法には注意が必要だ。もっとも何かを巻いて使うと思う。最悪プラパイプの中にでも入れればいい。


ferrite_06
 絶縁というよりは線材の巻きやすさを確保するため紙を巻いてから、テキトーにそこらで余った線をワンターンで巻いてみる。コレで測ったら一番太い奴が一番AL値が高いらしい。一番小さいのはちょっとフェライトロッドアンテナには無理か。必要なインダクタンスはPVCが150pFの時に610μHくらいなので数十回巻けば充分に使える。一番上は市販のゲルマラジオ用のフェライトロッド・アンテナだが、これみたいに極細線を使えばラジオでも使えそうだ。


 という事で昔は全くのゴミ扱いだったフェライトバーがラジオ用として復活する事になった。いずれコイルを巻いてアンテナとして使ってみたい。以前はゴミ扱いだったもので役に立つものが探せばまだまだ有るだろう。

不良債権処理

電源コアを使ったRFインダクタ(その2)


 HSDLではER-C54/55Tの滅茶苦茶な製造に勇気を貰って?何でもかんでもMWラジオのコイルにしてしまっている。何でそんな事をするか?「他人の呆れる顔が見たいから」「筆者自身が面白いから」「要らないモノを再利用したいから」…分らんな。少なくとも何かが優れているからではない。今日も新たに出てきた電源用インダクタの使用法を研究する。


★謎のプラモールドコア
nazo_choke
 PC電源に入っていた奴かな。これは他と違って典型的な電源チョークで4パラの6回巻きである。インダクタンスは、

120Hz:1440μH
1kHz:770μH
10kHz:430μH
100kHz:97μH



 と周波数が上がる度に倍々ゲーム(1/2だけど^^)で落ちていく。MW帯どころかLWでも極超長波でしか使えないくらいだ。Qも周波数が上がる度に落ちていくが最大でもナゾのバーアンテナにはるかに劣るレベル。純電源用はRFには使えないんですね。だがしかし、そうだとするともっと面白い事に使えそうな気がする。


★哀店道コア(T60-26)
 そう言えばもうだいぶ前になるが哀店道で26材のコアを買ったのを思い出した。電源の実験は既に終了しており使うアテは無くなったからこれも使っちまうか。@20円(注)なので何となく買ったのだが詳細はすっかり忘れてしまった(^^;

ai_t6026
 もちろん哀店道出身の例に漏れずこれはMMオリジナルではなく中華製である。サイズが微妙にオリジナルなのだがT60-26相当だろう。買った時もそう書いてあったような記憶が微かにある。

OD=15.5(15.2)
ID=8.2(8.53)
Ht=6.2(5.94)
AL=50.0

 サイズは哀店道コアの実測でカッコ内はオリジナルのサイズであるが、オリジナルも実は吋仕様なのでインチキだ(駄洒落)。ALが50.0というのは案外情けないな。50-26Dに負けているではないか。まあいい、内径からいって0.23φで余裕で100回以上巻けるし0.5φでも50回は巻ける(50回では意味がないが…)。できれば52材が欲しかったが無理やり使ってやろう。キッチリピッタリ巻けば110回巻けるので605μHとなり150pFでギリギリMWバンドをフルカバーできる。性能がどうなるか?はまた別の問題んですけどね(^^;

 26材は非常に詳細なデータが公開されているが、ほぼ全てが電源に関するデータであり全く役に立たない。元々電源用のコアなのだから当たり前だが(^^; 素材そのもののデータで見ても52材と比べ1MHzではかなり落ちる。どんなに頑張っても500kHz、つまりLWまでのコアと言える。現時点でMWで使えそうな感触は無いね(^^; 40kHzや136kHzなら大威張りで使える。もっともそのくらい低くなると今度はインダクタンスを稼ぐのがしんどいが、T190とかも売っているのでサルのように線を巻けば何とかなる。あ、新たに買ったらダメなのか。じゃあATX電源の中のメインの複合チョークがこれだからそれを使えばいい。

注:2018年7月現在は既に倍以上の価格になっている。円安だなあ。

★謎の緑コア
nazo_green1
 緑一色のコアで以前のトーキンに似ているが中華製で素性は不明。VRM9.0の出力に使われていたものだ。OD15.3弌ID8.5弌Ht8.8个世、少なくともMMのカタログにそんなサイズの製品は無いな。15.2个世T60だがHtが8.8个世C(8.5)以上なんだよね。線を巻いてインダクタンスを計測すれば使えない事は無いが、少なくともPC電源で素性不明コアを使うのは御免蒙りたい。コアに依ってはある程度の電流流すといきなりインダクタンスが無くなったりするからな。やはりPC系では戦力外という事になる。敗者復活、RFのトライアウトで復活できるか?

nazo_green2
 当方のテキトーなテストでは「透磁率は52材より稍高い」「高周波特性は52材とほぼ同等」となった。つまりこれはMW用として使っても良いという事ですよね(^^ 同じコアが3つあるので3連同調回路までは可能という事になる。


 この記事をスマホ厨房が本気で読んでいたらイヤだな…(^^;


不良債権処理(^^;;;

電源コアをRFコイルで使う(その1)


 今までの不良債権は本音を言えば大した不良物件ではない。殆どの物件はある程度利用に目途が立っているものだからだ(1SS990Aはかなり悶絶したけどな^^;)。今回は本当の不良資産である電源用のインダクタやコアである。これらをPCの改造に使う事は今後あるか?と問われたら自信を持って「無い!」と答える。一応コアに寿命はあるが、寿命を迎えたマザーボードのコアを交換した話は今まで一度も聞いた事が無いしHSDLでもやったことはない。寿命まで連続で30年くらい掛かるんじゃないか?PCだったらそんなに連続使用はしないし。そこでもっと違う方面で活用してみようというのが今回のお話。HSDLらしく誰もやったことの無い活用法で行こう。


★Tokin謎コア
tokin_nazo1
 これはHSDLでVRMのインダクタについて研究している時に実験サンプルとして入手したTOKINのインダクタを解いたトロイダルコアである。電源のインダクタの研究は既に終了しておりこのコアも全くの不要品となっていた。最近ラジオ弄りを始めて、このコアもRF系で役に立たないか?と思い始めた。


tokin_nazo2
 でそこらにあった線材を一回潜らせて計測してみたら0.2μHだった。ワイヤのオフセットが0.1μH付いてAL=100くらいか?52材より透磁率が大きいような。79回巻けば620μHとなり、そこら辺で売っている150pFのPVCと組み合わせると522kHzとなりMW用コイルとして丁度良い塩梅になる。そうそう、HSDLのハズレ品であるウンコPVCだと並列で245pFだから370μHあればいい(519kHz)。その場合は62回巻けば充分だ。

 サイズが違うけどこれと同じようなTOKINコアの塗装を剥がした事があるが、アレと同じならシルバーコアなのだろう。鉄粉コアは黒っぽい方がインダクタンスが高くなるように思える。フェライトコアは真っ黒だし。シルバーは高周波特性は良さげなんだけど。これらはあくまでも見た目の印象だ。


★T50-52
t5052_1
 P6マザーボードでは非常におなじみのT50-52である。これかT50-26がP6時代の標準と言える。通は巻きかたで判るだろうが左上と下の二つはASUSのP6マザーのVRMに載っていたT50-52Bである。右上だけ別マザーに載っていたT50-52無印である。これらを計測した事って無かったよね?

下の二つ(T50-52B)が4.2μH
左上(T50-52B)が7.1μH
右上(T50-52)が5.3μH

 下の二つは大体巻き数から予想される通りである(計算上は10T=4.4μH)。このままでは巻き数が少なすぎるので全て巻き直しだが、Qがナゾのバーアンテナより倍くらい大きいので悲喜交々と言った感じである(^^; 線材が太いからなのか?ひょっとして実用になるかも。

t5052_2
 不思議な事にASUSに載っていたT50-52Bのは右上の他マザーのT50-52無印と比べてQが半分しかない。これはASUSの奴がキャンセル巻き風になっているのが効いているのか?線材の太さは同じだし巻き数もインダクタンスも差は少ないし、そんなものなんですかね。


★謎の緑コア
nazo_midori
 478かソケAマザーのVRMに搭載されていた緑一色の中華コア。サイズはT50-52Bと同じくらいなので恐らく同等品ではないかと思われる。このような素性不明のコアは電源には怖くて使えないので廃品となりますね。3パラの6回巻きで1.0μHだった。線を細くして釈迦力に巻けば使えない事も無いな。何なら3つ重ねて…イヤそれはやりたくないな(^^;


★謎の灰色コア
nazo_gray
 GIGABYTEのP6マザーのVRMでよく見かけたMagnetics互換品っぽいコアだ。但しこれは既に多相化時代のモノなので違うかもしれない。素性は全く不明なので勿論電源関連には使えない。3パラの4回巻きで0.8μHだった。T50-52と同じくらいの大きさなので透磁率はソコソコ高そうだ。


★謎の赤色コア
nazo_red
 何に付いていたんだろう?一つしかないので多分イソテルマザーの入力だと思うが全身赤一色だ。3パラ5回巻きで0.4μHしかないので高周波系の透磁率の低い奴だろう。SW帯で使ってやるか?


★PC電源のコア
pc_dengen1
 どうもPC電源を解体した時に分捕ったと思われるコイル類が出てきた。この当時はまだPC電源が直に捨てられなかった時期だろう。今はPC電源は普通に持って行ってもらえるので解体などする必要はないから。

pc_dengen2
 デカいのを解体してみた。線が太くて硬い上にニスでベタベタ固めてあるので指がいてえ(^^; 30分もかかってしまった…時間の無駄!またバカな事をしてしまった。これはかなりデカいコアだがサイズを測ってみよう。

OD33.3(33.0)
ID19.5(19.8)
Ht11.5(11.1)

 という事でこれはT130-26(AL=81.0)相当か。MMオリジナルではないのでサイズが微妙に異なる(カッコ内はT130-26のオリジナルサイズ)。大きさの割に意外にAL値が低いので泣ける。まあ26材は電源用の中では透磁率は高い方だし、大型なので内径も大きく0.5φでも120回は巻ける。ちなみにMMの電源用で一番透磁率が大きいのは45材(黒一色の奴)で、同サイズでAL値が105.0となる。

 重ねてある方はニスがベタベタで分離できない。しかも色が変わってしまっているが恐らく元々は灰色一色でMagneticsの互換品だろう。CMxxxxxって型番書いてあるので出来合いのインダクタだと思われる。このニスをどうやって除去するか?このまま重ねて使っても良いけど使い勝手が悪いしコア特性が判らないので分離したい。アルコールやフラックスリムーバーでは溶けなかった。汗豚でも買ってきて浸けておくか?地の塗装は焼き付け塗装だから汗豚で解けないだろう。


dousen
 太い線はもう使わないだろうから捨てようかと思ったが、小学生の頃に繋げて作ったアンテナを思い出し(注)やっぱり取っておこうと思った。こうなったら意地でもアンテナに金を使わない路線で行くか。

60cm
65cm
115cm×2
130cm×2
125cm

 曲がっているから正確ではないけど繋げて7.4mもあるのでアンテナくらいにはなるだろう。この曲がっている線をどうやって真っ直ぐにするか?小学校の頃のように角材でしごいて真っ直ぐにするのはアタマ悪そう。もっと劇的でスマートな方法を思いつかねば。

注:筆者が始めて張ったアンテナは短い色々な線材を寄せ集めて繋げて10mくらいまで伸ばした線を張ったモノだった。太さも長さも被覆も色も、それどころか導線の材質も銅やら鉄やらで違っていたけどソコソコ長いのと高さがあったので感度が上がったのを記憶している。これは小学生の頃にゲルマラジオを聞こうとして張ったものだ(ワイヤを買う金は無かった)。あのころの自分なら大喜びでアンテナ線に使っただろう(^^ ちょっと思い出したので書いてしまった。

★続く

不良債権処理(^^;;

使えねーSMDインダクタの身の振り方を考える(^^


 このシリーズ、いかにも夏の手抜き記事と言う感じだがその通り。こんなに暑い最中にハンダゴテなんて握る気は起きないしHOまで走る気も起きない。そこで楽に出来そうなどーでも良い記事の決定版とも言うべき部品の話になるわけだ。今回は「今日の買い物[2012/07/15]」で入手した福袋に入っていたSMDインダクタを検討する。


=12nH(^^;=
12nh
 何これ…12nHなんてリード線のインダクタンスと変わらんじゃないか…(^^; 今回のインダクタの中では最も使えない部類に入るが51個もある。きっと使えないから福袋に入れたんだな。ちなみにインダクタンスは店が書いたものを信用しているが間違っている可能性もある。使う前にはチェックせねば。って何に使うんだよ…(^^; SRFから言って何か特定のノイズを潰す用途くらいしか使えんだろうな。


=180mH(^^;;=
180mh
 12nHが少なすぎで使えないなら多過ぎて使えないのがこれ。180mHって…(^^; 一体何に使えばいいのだろう?AF帯かな。いやAFでこんなインダクタ使わないし。ノイズ防止かな?それでもかなり低いな。ストレー・キャパシタンスだけで恐らく長波帯に共振するだろう。という事はこれ単体でフィルタになりそうな気もする。ちょっと試してみたいような、全く意味が無いような。何れにせよ共振周波数はサイコロ博打だ(^^;


=180、150nH=
180_150nh
 この辺りが一番数が多いな。一杯並べて一泡吹かせるかも(^^

・180nH+20pFで約84MHzだからFM帯にピンズド。ただこの手のインダクタのSRFは精々数10MHz程度ではないだろうか。やってみないと分らないけど。

・150nH+24pFで約84MHzとなる。がしかし上に書いた理由でこれも使ってみないと分らない。


=0.47、0.27μH=
470_270nh
 これはSWバンド向きだがちょっと中途半端かな。

・0.47μH+ウンコPVCで19〜67MHz(シングル)、15〜46MHz(並列)となる。この辺りの周波数だともっとQが欲しいなあ。バリキャップと組み合わせて小型化する手もある。SRFはやってみないと分らない。使えなそうなものを使うのが面白いのだ。

・0.27μH+30pFのVCで56MHz〜のロシアFM帯にピンズド。VCの最少容量次第では日本のFMまで行ける。ちなみにSRFを越えるとインダクタは急激にインダクタとしての性質を失う。つまりインダクタではなくなる。それが役に立つ場合もあるんですけどね。


=680μH=
680uh
 オッとこれは大型でQが高そうだ(他のインダクタ比^^)。680μというインダクタンスも全く申し分ない値だ。しかし役に立ちそうなのは一番数が少ないという…。150pFのPVCと組んでキッチリMWをフルカバーできる理想的なインダクタンスだ。とは言ってもSMDでQが低いのであまり使えないだろうが多段にしてATT兼用BPFと言う手もある。非直線素子じゃないから重ねても大丈夫だよ(^^ この手の巻線タイプのインダクタは各社ともQが20〜60くらいっぽい。RFでも何とか大丈夫だ。


=3.3μH=
3300nh
 これもQが高そう。このインダクタンスだとPCのVRMにピッタリだが容量が全く足りないので勿論炎上する(^^; 150pのPVCと組み合わせると7〜24MHzをカバーできるがちょっと中途半端かな。それより何かのフィルター(LPFでもHPFでもOK)にした方が良いかも。この程度のQのインダクタを用いたプリセレクタ(製品)も見た事があるので充分RFで使えると思う。ER-C5xTよりは上だし(^^


=FB=
221nazo
 これは明らかに220ZのFBだわな。もう一寸低いとラジオなどの直流ラインに使えるがMB上ならこれでも充分だ。


=謎インダクタ=
nazo_ind
 何かよく判らない3216と1608だがまさかMLCCではあるまいな?でも筆者のカンではこれはFBだと思う。MLCCは売れるので福袋に入れる理由が無いから。パーツ福袋は売れないモノを入れるものです。ちなみにMLCCをインダクタと間違えても不動以外の被害は無いだろう。インダクタをMLCCに間違えると重大被害があるかもしれない。電源ラインのパスコンだとショートしてしまうからね。いずれにせよ使う前にテストするしかない。と言っても現状テストのしようがないな…。


 あれ?82nHが有ったはずなんだが見つからないな…でも無いなら別にいいや。ワザワザ電子工作したいわけじゃないし。

 SMDインダクタは本質的にQが低いのでなかなか使いづらいがER-C54/55Tで勇気をもらった?のでいずれRF段に使ってみたい。共振がブロードで妨害排除力に問題があるのは多段にすればどうにかなりそうな気もする。その代り損失はデカそうだけど。それはさておき、以前ならゴミで捨てるしかなかったものが役に立てば僥倖だ。もともと不燃ごみで捨てようと思っていた物件だし。

不良債権処理(^^;

使えねーPVC+αを何とかする話(^^;


hazurepvc1
 このPVCは買い物記事でも書いたようにMW側が150pF(テキトー計測)しかない。しかも2連等容量ではなくOSC側は90pF程度しかない(いわゆる親子バリコン)。今更6石スーパーを作って遊ぶほどヒマでもアホでもない筆者には全く使い道が無い。それと長期在庫とは言え端子のサビは何とかしてほしい。長期保存ったって20年保存したわけじゃないだろう。閑話休題、まず全容量を測ってからどう処理するか決めよう。

FM-ANT: 34p/14p
FM-OSC: 31p/11p
MW-ANT:150p/12p
MW-OSC: 94p/13p

 計測する端子(ロータ2か所)に依っても微妙に違うので小数点以下どころか1ケタすらアテにならない。手で触っても動くし金属に近づけても動く。温度でも動くし経時・経年でも動く。何よりTCの位置に依って最大最小共に変化するし回し方に依っても違う。個体差もバリバリなので他人の参考にならないのは言うまでも無い。同じく特攻した人は自分で計測しましょう。計測してみれば筆者の話も納得できるだろう(^^

 仕方が無いのでMW側を並列にして約240pFで使う事にした。欲張ってFMも繋いで4並列とかはダメ。寄生容量も含め容量が抜けなくなって今度は上が伸びないからだ。またこの手の用法ではトラッキング用のTCは除去するのが普通だが、下手にバラして除去すると壊れそうなので今回は放置する。筆者にとっては恐らくこれが初めての中華PVCだと思う。これまでに使ってきた日本製PVCと比べるとその品質はかなり不安定だ。回してみると軸やロータが波打っているし。まあ日本製でも70年代初めまではそうだったけど。

 並列運転で244pFなら稍使い道が出来るかな?2個使ってπマッチのSWアンテナチューナとかも作れそう。もっとも肝心のアンテナが無いし、それ以上にアンテナ端子付きのラジオが無いから要らないけど(^^; MWはインダクタンス的にちょっと厳しいが働き者のサルのように必死でコイルを巻けば何とかなる。


nazo_bar1
 待てよ?そう言えばこれも不良債権になっているな。Qの超低いバーアンテナ(^^; これと組み合わせたらどうだろう?案外不良債権同士気が合うかもしれんぞ。ブサイク男とブサイク女の名カップル誕生だ!このバーアンテナは既に(テキトー計測で)320μHと判定されたが、組み合わせると残念ながら531〜1602kHzをカバーするのは不可能で下は570kHz止まり。もう一本は291μHでこれもダメ。


nazo_bar2
 がしかーし。このバーアンテナはインダクタンスが可変なのだ。恐らくトラッキングを容易にする為にこのようになっているのだろう。試しに291μHの方のコアを締めこんでみると、どんどんインダクタンスが上がって最大347μHまで増えた。個体差はあるだろうが結構伸びる。今回の謎VCではインダクタンスが370μHで530〜1654kHzになるが、謎のバーアンテナ347μHと組み合わせて計算上は550〜1700kHz程度となる。だいぶまともになってきた?もっとも実際の同調範囲は寄生容量もあるので組んでみないと分らないが。


 試験的に組み合わせてディップメータでディップを見てよう。現状ツマミが無いので調整がつらい。使いにくいと言うより使いたくないと言うのが正しい(^^;

dip
 上が定常時で下が同調時。やはりディップがブロードだ。共振周波数は下は600kHz以下で上は1700kHz付近だった。PVC+ストレー容量で不安定な上に、周囲の影響も受けるので実用する時はこれよりやや下になるようだ。デメ八は目盛がテキトーだがデジタル周波数表示ラジオと組み合わせると大体判る。こんなに低性能の同調回路だが、これでもMWアンテナチューナ代わりになるかもしれない。ポータブルラジオの場合はバー部分を使ってワイヤアンテナ結合用のカプラにもなるので都合が良い。


bar_coup
 各ラジオと組み合わせてみたが、ラジオのバーアンテナと結合すると共振周波数がズレるので使いにくい(おまけに手で押さえていなくてはならないし;^^;)。大まかな周波数をバリコンで合わせ、あとは結合時にラジオとの位置を微妙にずらして共振させる。なんて面倒なんだ(^^;

 非常に面倒だが適当なワイヤと組み合わせるとヘタなループアンテナより感度自体は上なんじゃないか?と思うくらい感度が上がった。具体的に言えば今までカスリもしなかった東海ラジオが地表波で受信できるようになった。それもS/Nは単独でギリギリ確認できるレベルに達している(注)。適当なワイヤと言っても電源用インダクタを解いた3m程度のワイヤなのだ。この長さでこの感度なら…と夢が膨らむがこれ以上の長さのワイヤを付けたらCD2003GPの多信号特性がパンクする(^^;

注:NHK名古屋が受信できたので民放も狙っていた。RxはおなじみRAD-S600Nである。ANT次第で中京圏内も地表波で受信できるという事で、次の狙いはNHKの東北方面局かな?1200kHzを越えるクリヤーチャネルで海沿いロケーションにある局なら狙える。但し運よく他人の家のノイズが無いのが前提(^^;

 以上、200円かけて10秒で作ったMWANTチューナ&カプラでした。これ以上実戦テストをしたいところだが手で押さえるのが面戸癖恵那。何とか実用できる形にしたいのだが…現状有効な手段は思いつかない。無理してこれを実用化するよりは別のを作りたい。ハッキリ言える事はもうこのバーアンテナは二度と買わないぞ!という事だけ(^^;

不良債権処理(^^

使えねー(と思っていた)部品を何とかする話(^^


 7月の記事(見つかった(^^;)で発見された色々なコイルその他を計測しつつ使い道を考える。これがいずれこのブログのネタになっていくわけだ(^^


ELM193
elm193
 IFTではなくMPXコイルだと思うが素性は判らない。5ピンのうち4ピンが使用されているが、一番大きなところが950μH前後(可変だけど)でLWで使えそう。これが一番沢山あるので有効に使いたいところ。

elm193_2
 ケースはアルミ製でかなりの肉厚があり極めてガッチリしている。しかもこのように下もしっかり止めてあり(コア回してたら抜けちゃうのとは全然違う^^)相当に金の掛った造りだ。たとえ日本製でも現代では絶対に見られない、無駄に使うのが申し訳なくなるような逸品だ。今まで気にしていなかったけど昔は良いモノ作っていたんだねえ。

 試しにコアを回してみたら762〜1327μHまで可変できた。個体差はあるけどこれは結構というか非常に役に立ちそう。コアを抜いて150pと組み合わせて455kHzでも使えるし、430pの2連VCで長波用150〜600kHz程度の同調回路も出来る。昔は使えないと思っていたコイルだが時代が変わって役に立つようになったわけだ。


SUMIDA RTF017
rtf017
 これはメーカーが判っているが用途は不明。5ピン中2ピンしか使っていないただのタップ無しコイルである。インダクタンスは23〜47mH(可変)と途方もなくデカい(^^; 19kHzの奴かな。AFコイルじゃあるまいし、これは巻き直しするしかない。このボビンは充分455のIFTに使えそうだ。待てよ?コア抜いて23mHなら例のウンコVCと組み合わせて85〜300kHzの同調回路になるな。Qは非常に低いだろうが一度実験してみよう。例のナゾのバーアンテナが使えたのだからこれもイケるだろうという甘い読み。


巨大IFT(^^;
big_ift
 以前FMチューナーの中でこんなLを見た事がある。計測結果は一次側が14.6μHで二次側が1μHでタップは無し。やはり10.7のIFTか?何でこんなにデカいんだろう。Q次第だが色々な用途に使えそう。


どう見てもFMコイル(^^;
fm_60nh
 どう見てもFM用のコイルである。5ピンのうち2ピンしか使っていないただのコイル。シールドケースをかぶった状態で60nHだった。やはりな。海外向け(87-108)のFMコイルだろう。これはVHF帯のプリアンプに使える。必要なら二次巻線は追加しても良い。


10kコイル
coil_10k
 10kボビンに巻かれた謎コイル。これは巻き直してFCZコイル(のようなもの)を作ろうと思っていたのだろう(当時)。これはタダ貰いじゃなくて明確にカネを出して買っている。確か秋月で@10円程度で大量に箱売りしていた。現在巻かれているインダクタンスは13μH(タップ付き)と3.4μH(タップ無し)の2種類だった。どちらも二次巻線は無い。そのままでは使い道が無いので解いちまってイイだろう。それより線材買ってこなければ…。今ある0.18φより細いのも欲しい。それをサルのようにメイチ巻きまくって下の方で使いたい。


TA7613AP(^^;
ta7613ap
 何でこんなモノが?!ラジオでも作るつもりだったのか?これは貴重な倒芝オリジナルだな(TIME PORT DJにも入っていたね^^)。横にへばり付いているのは皆様おなじみのLM386Nだ。他にもまだTA7320とかTA7063とかLA1201とかSN76514Nとか、この時代のその筋で懐かしいのが一杯だった。ヒマになったらこれらを使って何か作ってみたい。そんなにヒマになるとは思えないがな…(^^;

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