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ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

915GM-FR

MSI 915GM-FR(その5)

MSI 915GM-FR
MSI 915GM-FR(その2)
MSI 915GM-FR(その3)
MSI 915GM-FR(その4)

 完成したので動作テストしてみる。ガンガンOCして限界を極めたいが、このマザーはBIOS等で弄れないのが面倒だ。このマザーはBIOS設定箇所が他と比べ異様に少ない。フロッピーのシークすらコントロールできないので困る。Ver1.8からデフォルトでシークするようになってしまい、起動の度に五月蝿くて仕方が無い。


★テスト
 それではOCテストで行ってみよう。このマザーのクロックジェネレータICはごく一般的なICS954119なのでGlockGenを使ってFSBを可変してみた。目標はFSB800(4.4GHz)?いや純正クーラーなので行くわけが無い。このCPUID=0F41,E0コアは精々3.5GHz辺りが限界だと思われる。0F49だと4GHzまで行くのだが。回してナンボの石だから限界まで目一杯回したいところだ。


fsb150
 775純正クーラーと言ってもセレDのではなく、ウルフデール以降の薄い奴なので全然冷えない。そのため熱による限界の方が早そう。CPU自体は166でも動くが、温度が65℃を超えてしまうのでこれ以上は諦めた。改造の成果は?分らない(^^; しかし安定度は高くなっている。以前はフラフラでOCどころじゃなかったので…。


hdb2
 能力的には特に問題ない。実用にはHDDが遅い以外はこの程度で充分すぎる。


915gmfr_sound2
 サウンド部分は残念ながら特に変わりが無い。厳密に言うと突起の周波数がやや低くなり安定している。サウンド部分の電源をDCしないとこれ以上は無理だろう。


★おまけ1
 このマザーを現役で使っている人はもういないだろうが、まだ使っている人へ残りの改良部分のヒント。


sound_ad
 サウンドコーデックのアナログ電源はL1087(800mA)が使われている。これの入力コンデンサは設計ではC405(MLCC)、EC73(SMDアルミ電解10μF)と存在するが、生産ではEC73が省略の憂き目に会っている(毎度の事だが)。ソース電源がマザーボード上を走ってきた汚いモノなのであった方が良い。出来れば固体コンで10〜22μF16V(タンタルは25V)の物。

 また出力のEC72も年齢的に要交換だろう。これも通常アルミ電解よりはタンタルの10〜22μFが良い。なお一応LDOなのでEC72にMLCCを含む超低インピーダンス品を付けてはいけない(C409も大容量はダメ)。アプリケーションノートには0.5Ω以上5Ω以下と指定されている。出力に無理して高性能コンデンサを付けるより、入力コンデンサを強化した方が効果が高いはずだ。これで例のスプリアスは消えるか?


clkgen_dd
 C173が10μFのMLCC、C168が0.01μFのMLCCを付ける。FB6、FB7も勿論付けよう。FBを入れる場合はハンダブリッジの真ん中を切って入れる。これらはクロックジェネレータICのために入れるのではない。回りに迷惑をかけない為の蓋、または拘束具ですね(^^ サウンドのスプリアスとは関係ないらしいが…。


vpcie
 態々ビデオカードを差している人はPCI-E電源のコンデンサも要交換。内蔵VGAの人は放置しても良い。まあこのマザーの場合はメモリ周りに尽きますね。


★おまけ2
 最終らしいVer1.8を見たらMicroCodeに0F49は見当たらない。という事は331は使えないのかな?MSIジャパンのWebサイトには355まで対応とあるのだが。P5GDC-VはBIOSで対応してたんだよな。MicroCode無しだとまともに動くのか不安になってきた。64Bit対応だとかなり変わっている気がするんだが…。
915gm_1r8

MSI 915GM-FR(その4)

MSI 915GM-FR
MSI 915GM-FR(その2)
MSI 915GM-FR(その3)


 前回でメモリ関連は終了した。残るはVRM周りというかCPUのDCだけ。PCI-EやICH周りも気にはなるが、このマザーでは殆ど使わないので目をつぶる。


★CPU裏DC
 ソケット775内部の真ん中に見えるのがCD100μF2.0Vである。同じ物が裏にも3つ付くようになっているが、MSI製品でこれが付いているのを見た事が無い。

EC86,87,88(VCCP_DC):CD100μF2.0V
(省略)⇒CD47μF6.3V

 生憎100μFは在庫が無かった。同じ銘柄の47μFならあるのでそれを付けた。ESR的には全く同等である。固体コンデンサなどの超低インピーダンス品はハンダ付けの質でコンデンサの性能が左右される。ヘタクソな人が使うと高性能な製品でも意味が無くなる。スルーホールにラジアルリードだと最大で20mΩ位ロスするようだ。超高性能なPSFですらただのコンデンサになってしまうよ(^^

cpu_dc
 と言いつつあまり綺麗に付かなかった。何か位置がずれて見えるぞ。まあハンダ付けは完全に出来ているので気にしないようにしよう。真ん中だけロットが違うのはノートPCから流用したから。


★クロックジェネレータ
 クロックジェネレータIC周りをよく見たら、デジタル電源にはDCがない。アナログ電源にはあるが、プアな一般用アルミ電解10μF16Vだった。どちらもDCインダクタはプリントパターンを利用した安上がりな奴で、それほど高価でもないFBさえ付いていないのが泣ける。この不備の影響で例のオーディオ領域のスプリアスが出ているのではないか?試しに10μFを換えてみる。

clkgen_ad
 リファレンスでは多分タンタル22μFだと思うが、ラジアルリードだったのでMF22μFを付けてみた。これで何らかの変化が現れたらデジタル電源のDCも付けることにする。もしオーディオ領域に効果が無くても寿命であるのは間違いないので換えておきたい。


★完成
 これで漸く実験機として使えるようになった。何かビデオカードの修理の為にずいぶん遠回りをしている気がするが…(^^; 時間が無いのでテストは次回に回す。

MSI 915GM-FR(その3)

MSI 915GM-FR
MSI 915GM-FR(その2)

wx330
 前回一部のコンデンサを交換・追加した事で動き出した915GM-FRを、OS(XP)をインストールして動かしてみる。


★OSインストール
 前回の作業の効果を確かめるべくXPをインストールしてみた。そこで面白いというか興味深い事実を発見。最初システムを組んだらインストール用光学ドライブが全く動作しないのだ。DMA33だからダメなのか?それともVIAのRAIDチップ(VT6410)に繋いだのがダメなのか?でも何かモーターがおかしいぞ。

 調べてみると意外な方面で原因が発見された。それは電源である。電源はいつもの通り動物電源ことMIRAGE DR-B350ATXなのだが、コイツの12Vが足りなくて光学ドライブがまともに動かないらしい。その証拠に光学ドライブだけ別電源にしたら通常通りCDから起動したのだ。電源が足りなくなって動かなくなったのは恐らく今回が初めて。

 他の光学ドライブでは動いたので、インストールに使ったPX-W2410TAが特に電力を食うのかもしれない。全く意外な事実だった。いつも使っているSL98VやSL8HXでは気づかなかったが、SL7TP(133×22.0)は電力馬鹿食いなんだろうな。実験が終わったら電源も解剖してみよう。もしかしたら出力コンデンサがダメージを負っているかもしれない。

 このPCはG012と名づけられた。ゲスト(借りた物件)の12番目という意味。HDDがショボイけど、これは震災でIBMの60GBが死んだので仕方が無い。実験マシンは起動が早くても何にもならないのでこれでいい。とは言っても通常はS4なのでBIOS後10秒もすれば起動する。

G012
915GM-FR[Rev1.00/Ver1.7]
CPU:CeleronD 340J SL7TP(133x22.0@1.30V)
MEM:PC2700/512MB+PC3200/512MBデュアル
VGA:GMA900[DDR128MB]
IDE1:MPB3032AT [Windows XP 5.1 Service Pack 3]
IDE5:DTLA-305020
NETWORK:RTL8110S-32
SOUND:CMI9880L HD-Audio
PS:MIRAGE DR-B350ATX

 XPを起動して動かしてみたが、特に可も無し不可も無しという感じ。CPUはSL8HXの方が省電力で良かったな。プレス子P4を省電力と呼ぶのもなんか妙な感じだが(^^ SL7TPよりはかなりマシ。SL98Vはそんなに食わないんだけど、ステッピングの差なのだろう。


★ついでなのでいじめベンチ
 HSDLお得意のいじめベンチ。ビデオチップ屋が見たらハッキョーするかも(^^

・CPUID
sl7tp
 今回は初めてSL7TPを使ってみた。今日の買い物[2009/12/23]のジャンク品だが漸く動作チェック完了。相変わらずのんびりしてるね。

・2DMark11
 725点だった。まあIntelは740時代からGDIは強烈に弱いんでね。

・FinalReality1.01
 曲がりなりにもDX9時代のチップには厳しい。ALLが18以上なのに3Dは5.400というTNT並みの数値になってしまった。ダメチップです m9(^Д^) と言いがかりをつける。

・3DMark99MAX
3dm99
 お次はDX6だ。TNT2ULTRAよりちょっと上程度ではないか。情けないぞ m9(^Д^) そう言えばVsyncどうやって切るんだろう?60fpsで頭打ちだ。

・3DMark2000
3dm2000
 やっとDX7の2000だ。数値的にはGF2MX400くらいかなあ。

・3DMark2001
3dm2001
 ここまで来るとビデオカードっぽくなるね。軽いゲームなら出来る範囲。

・ゆめりあベンチ
yumeria
 DX9まで行くと逆に新し過ぎて冴えない。これもGF2MX並みだ。

 DX8の時が一番よい感じに動く。まあ常用ならこれで充分といえるだろう。

・サウンドのフロアノイズ
915gmfr_sound
 ベンチではないがHSDLおなじみの測定。驚いた事に殆ど全ての領域で-100dBを切っていた。高FSB+DDRデュアルチャネル+オンボードサウンドという事で、さぞかしヒドイだろうとワクワク期待をしていたのだが(^^ AC97よりもHD-Audioの方がイロイロ優れているのだろうか。但し9、18、20kHz辺りに強いスプリアスがある。丸い突起に見えるが振れているからで、実際のピークは鋭く尖っている。


★第2次交換
 PC2700以上のブランド品メモリなら動作するようだが、もう少し相性改善というか動作品を増やしておきたい。交換して増えるかどうかわからないけど、劣化マージンを増やす意味もある。

EC43,45,53:RLX1000μF6.3V[50mΩ/850mA]
⇒三洋WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]

vmem
 低予算なので以前の計画とは変わっている。また出力は容量倍増したけど効果があるかどうかは分らない。他社製915/965マザーでは1500〜2200μF若しくは固体が使われている部分だ。コンデンサの背が高くなるのでケースに入れると他のパーツに当たるかも。EC5,EC47(恐らくRLX1000μF6.3V)は付けるのは止めた。EC47はスタンバイに関連しているようなので、S3をよく使う人は付けた方が良いだろう。


memtest86_2
 交換後のテスト。何故か1905⇒1931MBと速くなっている!普通はこの程度の改造で速くなるとは考えられないが、現実に速くなっているのでエラーが減ったとか?しかし間もなく原因は判明した。メモリの設定がCL3⇒2.5に変わっているのだ。By SPDなので安定しないと勝手に設定を緩めるのだろう。交換した甲斐があったというものだ。なお上のベンチは遅い時のものなので、この変更によりもっと良い数値になっているはず。


★メモリ周り終了
 これでメモリ周りは大丈夫。PC2700〜3200のメモリの種類があまり無くて、互換性に付いては充分な検証が出来ない。だが確実に向上しているであろうことは一連の経験から分る。以前はシングルでも動かなかったPC3200のLeiやM&Sが動くようになったのだ。

 メモリが動かないと(一般人は)全て相性とクソメモリで片付けるのだろうが、実際はこのようにマザーが劣化している場合もある。新品の時から使っていないと劣化に気づかない可能性も高い。DDRデュアルチャネルはVRM以上にシビヤーだ。対応品なのにBIOSでメモリエラーが出たら、メモリを疑うのと同等以上にマザーのVmem周りのコンデンサを疑った方がよい。915でこの調子では更に古い865世代はもっとヤバイだろうな。心当たりがある人は早速交換しよう。もっと古い845世代だとFSBが低いしシングルだから反って大丈夫かもしれない。

MSI 915GM-FR(その2)

MSI 915GM-FR

 前回不調だった915GM-FRだが、マニュアルを見たらその結果は必然だった事が判明した。実はこのマザーは仕様でDDR333/400のメモリに対応しているのだった。だからPC2100では動作せずPC2700で動作するのだ。こうやって種明かしをすると「なーんだ」って感じだが。

 そこで今回は以前このマザーで使っていたというPC2700-512MBとPC3200-512MBのメモリ(何れもサム寸)を一緒に借りてきたのだ。しかしそのメモリでもデュアルチャネルでは全く動作しない。シングルでは動作するとは言え、やはりメモリ周りに異常が出ていると思われる。所有者から「コンデンサを交換しても良い」という許可が出たので換えてテストしてみよう。これは改造になるのか、それとも修理になるのかな?追加もあるから修理+改造かな。


★第1次交換・追加
 まずは一番気になっていた一般用RLG470μF10Vを追放する。EC7,56の2本をWX330μF6.3Vに交換、EC17に同じくWXを追加。6.3φの低インピーダンスは他にKY220μF10VとPR330μFを所有しているが、KYは容量が半分で少な過ぎるし、PRは一般用と大差ないのでWXとした。これは新品ジャンクのS58Pから外したもの。これで何らかの変化が出てくれば成功、というか見立てが正しかった事になる。


★第1次テスト
 いきなりメモリエラーのビープ音が鳴る。このメモリはシングルなら動作していたメモリだ。なぜ換えたのにエラーが出るかというと、コンデンサを交換してまだ調子が出ていない状態なのだ。図らずもこれでメモリ系コンデンサの劣化が証明されてしまった事になる。暫くエージングをかける。30分ばかり鳴らしっぱなしで放置、その後電源を切ってこれまた2、3時間放置。

memtest86+
 でテストの結果デュアルチャネル作動!やはり一般用105℃品のRLGが劣化していたのだろう。ここにこんなもの付けるなよ。しかしまだメモリ銘柄によっては安定性が低いようだ。これは他のコンデンサも劣化している事を表している。やはり全部交換しなくてはいけないのか。面倒くせーなー。
注:関係ないけどモニターがホコリで汚い(^^; 実は震災当日から床上に放置されていたのだ。

★とりあえずこれで終わり
 これからOSインストールしなくてはいけない。首尾よくXPが動作するようになったら残りのRLX1000μF6.3Vも交換・追加する。今回一気に換えてしまえばいいように思うだろうが、筆者は大変に面倒くさがりなので…。

MSI 915GM-FR

★MSI 915GM-FR
915gm_fr
 正直、最近はイロイロ差すのに疲れてきたので、最低限とは言えオンボードで全部載っているこの手のM-ATXマザーが一番。リサイクル市場では全く人気の無い915だが全然オッケー。ペン4系の6XX、5XX、3XXが載る。Core系、PenD系は動かない。


★動かねぇぇ!
 いつものように特攻用SL7TP+PC2100×2で電源投入。しかしBIOSはメモリエラーを表すビープ音を発して起動しない。DDRは相性がヒドイので1枚に減らしてみたがそれでも動かない。次々テストしたが特攻用DDRメモリ6枚中動いた物は無し。頭に来て特攻用ではないインフィニオンのPC3200を付けたら漸くBIOSが起動した。これってメモリ系のコンデンサが逝かれているんじゃないだろうか。何年か使ってひと月くらい放置していたというのが怪しい。活入れして翌日試したがやはりkingmaxもNANYAもV-Dataも動かない。


★そこでちょっと観察
 ところでコイツなかなかのツワモノだ。VRM10.1コントローラはISL6565だが、出力コンデンサが二通りのパターンが使える。これほど大胆に、実装位置まで完全に分けている基板は初めて見た。他のメーカーでは無いんじゃないかな?全固体化厨房には格好のマザーだね(^^ このマザーはリテール版だがOEM用にも使われると思われる。相手の出方$次第で固体になったり非固体になったりするのだろう。きっと生産と設計の仲が悪いんだろうな…少なくとも設計者は生産を信用していない。きっと固体のパターンだけだと悲惨になるから、非固体のパターンを別に作って本数や銘柄を指定したのだろう。どこかで見た事がある状況だ。ある意味優秀な設計の基板と言えるかもしれない。設計に関心がある人はよく見ておこう。

SEPC560μF2.5V×8(推定)
3300μF6.3V×2と1800μF6.3V×4

SEPC560μF2.5V(8mΩ/4700mA)
FJ3300μF6.3V(12mΩ/2800mA)
MCZ1800μF6.3V(12mΩ/2350mA)

 ,鉢△惑啾召芭省付ける必要は無い。VRM入力は共通で1000μF16V×4だ。このマザーではニチコンHN1000μF16V(12mΩ/2220mA)だが、日本ケミコンKZGが付いているのも見た事がある。

vrm
 残念ながらコイツは△世辰拭松下FJ3300μF6.3V×2、ルビコンMCZ1800μF6.3V×4が付いている。これでもTDP100W級CPUを付けなければ不満は無いのだが、FJの位置から言ってCPUクーラーの邪魔になるし固体の方が良かった。それでもオールRLA680μF4V(注)よりはずっとマシ。アレは殺意が沸くほどだった。このマザーはニチコン・ルビコン・松下製コンデンサなのでソコソコ持つだろう。

cpu_dc
 でもやっぱりぶん回すにはもっとDCしないといけないと思う。CPU裏に3つ空きランドが存在するので、ウチで余っているポリマー固体でも付けてみるか?設計値はソケット内にも付いているSP-CAPのCD100μF2.0V(ESR=15〜18mΩ)と思われる。それを付ければ設計者の思惑通りなので正当な評価が出来るね。

注:P965 Neoの事。使い方にも依るが、1、2年程度で全部お亡くなりになる。P965 Neoについてはいずれ「哀愁のマザー」で取り上げる事になるだろう。あまりにも哀愁漂うマザーなので…。

 "Active MOS"ご大層な名前が付いているが、ただ単にパワーMOSFETを通常と逆付けして放熱板を付けたと言う簡単なもの。放熱効果は板のサイズから言ってあまり高いとは言えないと思うが、これは「基板を暖めない」という所に狙いがある。ひいてはアルミ電解を熱で傷めないという効果を狙っている。しかしそのお陰で「比類無き安定性長寿命」は明らかに言い過ぎ。オールRLAでもそう言えるのか?現実に自爆してるじゃないかm9(^^) とは言っても低コストで出来るこの工夫は悪くない。ユーザーが後からモールドパッケージの上に貼るよりは明らかに放熱効率が良い。


★メモリ周り
vmem
 RLGと言うのは実は低インピーダンス品ではなく、長寿命105℃品一般用アルミ電解コンデンサである。ここはメモリの高周波、しかもデュアルチャネル・アクセスの波状攻撃を受けるので、高周波特性の良くない一般用は止めた方が良い。もっとも大部分の高周波はMLCCに食われるので死亡した例は無いようだが。HSDLでは交換により性能向上に期待していたりする。以前メモリ電源ラインのノイズを低減したら、エラーが低減したのか速度向上が認められた事があった。冒頭の相性改善に効果があるかもしれないのだ。もし交換するなら、

EC5(DDR_VTT_in):RLX1000μF6.3V[50mΩ/850mA]
(省略)⇒三洋WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]

EC7,56(DDR_VTT_out):RLG470μF10V[NAΩ/280mA]
⇒三洋WX330μF6.3V[130mΩ/405mA]

EC17(VCC_DDR):RLG470μF10V[NAΩ/280mA]
(省略)⇒三洋WX330μF6.3V[130mΩ/405mA]

EC43,53(VCC_DDR):RLX1000μF6.3V[50mΩ/850mA]
⇒三洋WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]

EC47(VCC_DDR):RLX1000μF6.3V[50mΩ/850mA]
(省略)⇒三洋WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]

 こんな感じかな。入力コンデンサは殆ど省略されているな。なおEC49(省略)はメモリ関連ではなくてファンの12V_DCである。100μF16V程度で5φ×11mmの物を使う。勿論ファンのノイズが低減される。


★終わりに
 という事でこのマザーはDDRメモリ周りのコンデンサが腐っていた。発売後7年程度でダメになるというのは厳しい。これはやはり元が手抜きしているからだろう。さてこれは人のなので改造するわけにも行かず、かと言ってこのままでは使えないのでどうしたものかな。
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