HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

ATX電源

今日のHSDL[16/10/02]

 遅くなったが広島東洋カープのセリーグ優勝おめでとうございます。1991年あたりは「いつでも優勝できる」と思っていたので、その後25年間も優勝できないとは夢にも思っていなかった。自分もまだ若さで勝負できる時代だったな(^^


★Webサイトより

>一液式導電性接着剤 ノーソルダー
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gT-11079/
 2160円は高いとかそういう条件は目をつぶるとして、開封前6か月・開封後1か月の寿命というのはかなり厳しいな。そんなにガンガン使うようなものではないと思うのだ。加えて一度付けたら二度とリワークはできないのではなかろうか?一度使ってみたいのは確かだが。例えば銅箔テープを板切れに張り付けてテキトーに基板を作り、これで部品を接着すれば手軽に電子工作が出来そうだ。昔これがあったら有意義に遊んだだろうな。

>無極性5佛鮨LED
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10828/
 えー無極性って面白いけど何か役に立つのかな。そうだ、交流流したらどうなるんだろう?点滅せずに直流のごとく光り続けるのだろうか。尤も実用にはあまり意味が無い気もするが価格次第では面白い。

>オーディオ用チップアルミ電解コンデンサ 4.7μF16V (8個入)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06891/
 5φの22〜47μFのPURECAP RVOを早く売るんだ。HSDL需要あるぞ(^^


★検索ワードより
 以前から非常に楽しみにしていた検索ワードだが、最近は毎月ワンパターンで見るべきものは無くなった(脳内でこねくり回したネタは詰まらん)。必死さも感じられないので、涙と鼻水でグチャグチャになりながら必死に検索してほしい。どーでも良い事なら検索するな。

>ジャンクpc 見極め
 こういうのは経験だけだから誰かに教えてもらおうなんて甘い。みんな何度も騙されて必死に勉強するんだよ。知りたければ生活苦になるまでジャンクを買って買って買いまくればいい。それがイヤならジャンクなんて買うな。

>pcデポ ジャンク ブログ
 PCデポってスマートライフになったらジャンクが無くなったし、現在は基本的に在庫を持たない方針らしいので在庫投げ売りも無くなった。つまりジャンカーにとっては魅力の無い店になったのだ。そのため我々も回る事は年に数回も無いな。残念ではあるが時代の趨勢という事だろう。

>80x86コード コピープロテクト fd
 そう言えば98でプロテクト解析をした記憶が殆ど無いなあ。98のプロテクトは殆どがCD1Bサーチで取れたからクソ面白くない。それで取れない奴はガチガチ暗号化されて絶対に取れないし。8086で解析したのはソーサリアン98を改造した時くらいかな。木屋さんのプログラムを見るのは参考になった。まあそれも昔の話だな。

>cpuの接点の通電を確認したい
 一寸考えれば判るが「動作するか・しないか」で確認するしか方法は無い。接点を完全にクリーンにしてから新品マザーか中古なら複数のマザーボードに挿す。動けば接点は生きているし動かなければ死んでいるCPUだ。

>アインシュタイン コピー
 素朴な疑問。アインシュタイン(PC-88/98系用ハードウェア・コピーツール)に関するワードがよく来るけど、このワードで検索している人はみんなアインシュタインを所有しているのだろうか?有名ではあったが広く普及したハードウェアではないと思うのだが。持っていなければ知った所でどうしようもない。似たようなものを自作したいならThe BASICのバックナンバーを探してみてね。

>0x80040707
 もう書く事は書いたな。

>マザーボード 動作確認
>マザーボード 点検
 いい加減アレを書き直さないとな。

>ms8881 GEFORCE
 何でこれがこんなに上なんだ?間違いか?

>hsdl
 釣られてきた奴がいるかもしれんな。

>MS-7235
>MSI P45Neo-F(MS-7519) コンデンサー部品交換
>MS-7519のコンデンサ
>P5W DH/EP
>ASUS P5K Pro ブログ
>P5W DH Deluxe BIOS
 775にはもう興味ねえな。

>kk-1045
 100円のストップウォッチがどうした?

>マザボだけで起動
 しねえよアホ。

>ツェナーダイオードアナライザ ZEN50
 持ってねえし使った事もねえよ。

>ビデオカード 修理
>マザーボード ジャンク 修理
>avmファイルに変換
 出来るならやれば?

>P5W DH Deluxe Windows7 64ビット
 Windows7試用版最高(^^

>Sl9xn
 近いうちに記事が出るよ。


★黒帯2段 KURO500G その後
 電解コンを交換して遂に実戦投入された黒帯2段 KURO500Gだが、実戦配備されて初めて分かった驚きの事実があった。第1回記事で「当時MSI製P965 Neo-Fに繋いで使おうと思ったら全く起動しなかった」と書いた。その後HSDL48(P35 Neo-F)に繋いでも同じだったので置したわけだが、ある日突然に原因が判明してしまったのだ。

 最近HSDL48がなかなか起動しなくなってきて、調査の結果SLA8ZのFSB333動作なので12V大電流が流れる為にATX電源が負けているのではないかという疑いが出てきた。このPCはローカル巡回[2015/09/27]で手に入れたEnhance ENP-5150Gなのだが、500W電源でも足りないというのは非常におかしい。ビデオカードは最低ランクのX300LEなのだ。そこでKURO500Gを試に繋いだら一発で起動してしまったではないか。以前はどうやっても動かなかった電源が動いてしまった。相性(のようなもの)じゃないのか?

 あれから変えたのは破損した電解コンだけなので、ひょっとすると電源リプルが規定より大きすぎて不動だったのだろうか?信号線の相性と考えたのは拙速に過ぎたかもしれない。これはKURO500Gに限らないATX電源の危機である(^^; ひょっとすると相性のような現象で動かなかった電源は全部電解コンの劣化が原因かもしれないのだから。全部調査しなければならないのか?ウゲー!段ボール数箱分あるのにやってられない。

 とりあえず至急やらなければいけないのは現用ATX電源の電解コン調査、特にENP-5150Gの調査であろう。これも電解コンが劣化して起動しにくいのかもしれない。それにしても曲がりなりにも低インピーダンス長寿命の電解コンがそんなに早く劣化するのだろうか?変だなあ〜。


黒帯2段 KURO500G

 前回突如爆発?した電源を開けてみる。


★開けてみる
 この電源にはよくある封印は無いようだ。その代り銘板シールがそのまま封印と兼用になっているため開けたらもう元には戻らない。この電源は既にメーカー保証は切れているので関係ないが。基板製造は2008年26週なのでこの電源自体のアセンブルもその直後という事になる。製造後8年だが内4年は放置されていたので4年以内に壊れた事になる。見た目では1年くらいしか使われていないようだが。


kuro500_1
 開けてみるとインダクタ・半導体・抵抗など何所も燃えた形跡はない。どうも「プシュー」音の原因は電解コンデンサが抜ける音だったようだ。それならあのイヤな臭いも当然の事と理解できる。主な電解コンの銘柄はTEAPO SCだがそんなに早く壊れるものなのか?放置期間が4年と長く、ESRが限度以上に増大していたのかもしれない。損壊若しくは変形している電解コンは次の通りだった。

TEAPO SC 1500μF10V(8φ×20)[51mΩ/1070mA]×2
TEAPO SC 1000μF10V(8φ×15)[85mΩ/670mA]
TEAPO SC 2200μF10V(10φ×25)[39mΩ/1450mA]
TEAPO SC 2200μF16V(10φ×30)[32mΩ/1780mA]
*1000μF10Vの8φ×15个鷲現猊覆任呂覆

 意外にも抜けたのは大部分が耐圧10V品で、最も負荷が掛かりそうな16V品は一つしか抜けていない。5Vや3.3Vには電流は殆ど流れていないはずなのだが…。電圧はバラバラで傾向が無い事からSCの時期的なロット不良の可能性もある。


★電解コン交換
kuro500_2
 原因は不明だが、破損した電解コンを交換してもう一度動かしてみたい。一度壊れた電源はもう一線で活躍する事は無いだろうが、もう一度動かしてみないと故障原因が確定しないので。

TEAPO SC 1500μF10V→SEI ME-WG1800μF6.3×2
TEAPO SC 1000μF10V→NCC KZG1000μF6.3V
TEAPO SC 2200μF10V→Rubycon MBZ2200μF6.3V
TEAPO SC 2200μF16V→nichicon PW2200μF16V

 この中では2200μF16Vが困る。超低インピーダンス水系を除いては16Vの2200μFは通常12.5φクラスなのだ。仕方が無いので10φの所に12.5φのPWを無理やり取り付けた。細い1500μF10VはWG1800μF6.3Vに変更。MBZ2200μF6.3Vもそうだが、元と比べESRが低いけれども中古だから良いだろうという甘い読み。あとはジャンクパーツからテキトーに選んで付けておいた。全て使い古しの中古品なので部品代はゼロである。WGはともかくKZGやMBZなんて恐らく3〜4度目の復活だろうな…(^^;


★作業
kuro500_3
 まず前作業としてAC入力電圧切り替えスイッチを廃止する。国外で使うわけではないので全く不要のものだ。このスイッチがあると邪魔で、配線を切らずに基板が引き出しにくいのでメンテナンス上邪魔だ。PFC付だがパッシブ方式(ただのLPF)なのでこんなモノが存在するのだ。ちなみにPFC(LPF)はただのお荷物なので廃止した方が効率は向上するが、現時点では特に効率は求めていないのでそのままにしておく。配線が長いのでこれを付けたままでも基板が引き出せそうなので目をつぶった次第(^^


kuro500_4
 ショートしてスイッチを廃止した結果、基板が楽に引き出せるようになった。今後電解コンを始めとする部品を交換する事は無いだろうとは思うが、折角開けたのだから一応の対策を行なっておく。また爆発もあるかもしれないし。


kuro500_5
 片面基板のハンダはハンダ吸い取り器でスパスパ吸い取れる。通常は電解コンに触れなくともハンダ吸い取り器だけで電解コンが落ちてくるほど。だがコイツは以下の理由でダメだった。指で引っ張ってもなかなか電解コンが抜けないのね。


teapo_sc
 抜いたSCを観察する。何とスナップイン加工されていますwww(外す時に曲がったんじゃないよ)。それにしてもSCで加工されていた製品を初めて見た。中華とは言え台湾最大の電解コンメーカーなのでこの程度はやるか。この加工の為落ちてこなくて面倒だったわけだ。製造には必須でもリワークには迷惑な加工と言える(^^


kuro500_6
 実装完了。10φに12.5φを押し込むのが唯一にして最大の汗をかく部分。リード線を差し込む穴と極性が全く見えないので苦労する(基板の極性がバラバラ)。片面基板なのでハンダ付けは児戯に等しいレベルである。正しい知識があれば小学生でも楽に作業できる。


★テスト
 さてDR-B350ATXの12V最大14Aから22Aにパワーアップした成果が出るだろうか?まずは8Aのダミーロードを繋いでエージングを兼ねて暫く放置してみる。これは問題なく起動して電圧も安定している。


hwinfo_kuro500g
 一抹の不安があったのでGA-6OXTに繋いでIT8712Fのセンサーで電圧を読んでみた。5Vが出鱈目なのが気になる(^^; 後にP16で測ったら12Vが12.04V、5Vが5.07V、3.3Vが3.34Vだった。これなら何とか実用できるかもしれない。次回は本番だ。


★終わり
kuro500_7
 戦い終わってゴミ少々。コイツはペリフェラルコネクタが1本(5コネクタ)しかないのでHSDLには使いにくいな。SATA1本(5コネクタ)を残してペリフェラルコネクタに入れ替えたい。しかしこのコネクタはワイヤー節約なのだろうが酷い。一杯に付けるとまるでデイジーチェーン(一寸違うけど)のように延々機器が繋がる事になる(^^; ATX規格では1本に沢山コネクタを付けるのは反則っぽいし、相互間の影響もあって品質もよろしくないと思う。現代の電源は昔のPCにはそのままでは使い物にならない。

黒帯2段 KURO500G

 既に放置4年のネタである。


★KURO500Gとは
 SNEが販売していたPC用電源である。HSDLにはPCI-Eビデオカードが繋げる今風の電源が少ないという事で、2012年10月に友人に提供していただいた物件であるm(_ _)m しかし当初から致命的な不具合が出たのでそのまま放置されていた。

=SNE 黒帯2段 KURO500G=
http://www.sne-web.co.jp/kuroobi2.htm
 うーむ、黒帯もサッパリ解らんが2段と言う段位もかなり微妙のような…(^^; 喧嘩十段とかはよく言うけど、二段なんてそこら辺のイナカ道場でも認定される類のものだ。つまりあれだ、「そんなにスゴイ電源じゃありません」って意味でいいのかな?まあ言われなくてもパッと見で分るよ。

>波形の綺麗な低リップル低ノイズ設計。(DC出力の直線性が高い)

 これはかなり大きく出たもんだ。レトルト・インスタント食品のパッケージに書いてある「高級レストラン仕様!」と同じか?まあキレイであればそれに越した事は無い。これを読んでいい気分になったところで確認の為の計測はしない(^^ 知らぬが仏、見ぬが花だ。

>高耐久性の2ボールベアリング採用の高級8cmファンデュアル搭載です。

 と赤字Bで書いたすぐ下に「静音12cmファン。」と書いてあるのは笑いを取るつもりなのだろうか。この電源は12cmファンATX電源である。SNEは仕様紹介記事をよく見直した方が良い。でないと書いてある全ての内容が信じられなくなってしまう。


★不具合
 冒頭で書いた通り頂いたのはもう4年近く前の話なのだが、当時MSI製P965 Neo-Fに繋いで使おうと思ったら全く起動しなかったのだ。厳密に言うと電源を入れると一瞬起動しかかるものの即停止してしまう(注)。もらった友人にテストしてもらったら、どうも起動するマザーと起動しないマザーがあるらしい。HSDLでも何故か同じMSI製K8T Neo-FSRだけは動作しやがります。この電源はコネクタからしてPCI-Eマザー以外は意味無しなんだが。

 起動したマザーでは正常動作なので、電源として壊れている訳では無いらしい。まるで相性としか呼びようが無い症状で、巷の素人ジサカーなら迷わずそう判断するハズだ。しかしPC電源に相性などあるわけが無い。製品が全て正確に規格を満たしていれば起動するはずなのだ。起動しないのは製品のバラつきによる規格外品、つまり不良品だと思われる(マザーが規格外品の可能性も勿論ある)。冷静に考えてどこかの電圧・タイミングに不具合があるのだろう…と推理しつつ面倒なのでとりあえず放置(ゝω・)

注:この当時の775マザーに特有の「一旦切れてまた入る」現象とは違い、一旦切れた後はもう何も起こらない。

★突如爆発?
 ある日漸く使う気になったのはSLI実験をしたくなったから。現用のMIRAGE DR-B350ATXでは12V容量が全く足りない。ギリギリでもオーバーでも動けば使ってしまうけど、そもそも起動しないのでインチキも不可能だった。そこでこのKURO500Gの出番となったわけだが、試運転のHSDL49(GA-K8NS Ultra-939)で事故は起こった。電源を入れたらすぐにプシュー!と言う音と共にいつか嗅いだことのあるとても嫌な臭いが発生した。「悲劇!乱八炎上」でイヤな思い出があるので瞬時に元電源を止めたため、幸いにしてHSDL49はマザー・CPU・メモリ・HDD等主要パーツに損傷はないようだ。だがしかし、誠に残念ながら電源の方はダメでしょう。最悪どこかが燃えたんじゃないか?時間があるので解体してみるか。


★次回に続く

Seasonic SS-650KM

 友人の入手した紫蘇の650W電源が動かないという事で調査のために借りてきた。結論を言えばHSDLでも動かなかった。マザーボードに付けてもPS_ONとGNDをショートしても電源自体が全く入らない。ファンがピクリとでも動いてくれれば何となく判るんだけど。

 電源が入らないのはSB5Vが来ていないからで、PWM以降に異常が無い事から確率的にPFCユニットの不良のような気がする。安値だったので修理よりは解体破棄コースかな〜。取りあえずネタにすべく分解でもしてみるか(^^

SS-650KM
ss650km_1
 最近大流行しているプラグイン電源である。HSDLの200円の奴と違って、700円のこれはモジュラーケーブルは付属している。フルモジュラーなので付属していないと実用は困難だ。HSDLではプラグイン電源は全否定されているのであまり魅力は感じないが、蓮にも対応している新しい世代のATX電源という事では充分に興味深い物件だ。"80PLUS GOLD"認証を受けている。

 …しかしこれギャグじゃないよね?何で電源にケースが必要なんだよ(^^; 本体に巾着みたいな袋、ケーブルも別にケースが用意されている。フルモジュラーだとケースに入れやすいのは事実だが、一旦PCケースに入れたら二度と出さないし使わないだろう。何とも迷企画な商品。

ss650km_2
 ありゃ?既に封印が切ってあるぞ。これは前オーナーもしくはジャンク店が開けたという事になる。どちらか不明だが、経験上は店頭で既に封印が切れている電源は高確率で動かない(動かなくなったから開けてみたのだろう)。この状態のジャンク電源を買うのは止めましょう。

ss650km_3
 ファンはブランド物らしく山洋製のボールベアリング。現状では劣化は認められない。

ss650km_4
 ここを「ワイヤーで配線していないから高効率」とか広告に書いてあるけど、プラグインのコネクタが低効率の元なので通常電源より効率は下がるハズ。電源も信号線もコネクタなど無いに越した事は無い。性能向上のためにはできる限り減らすべきなのだ。最低でもメインATX24ケーブルと#(##)12Vは直付けにするべき。何か最近のPCパーツは意味の無い仕様が増えているな。もう改良ネタ切れなのは解っているが…。

ss650km_5
 この新世代の電源はまず12Vだけを生成して後をDC-DCで降圧している。従来のAC変換→トランス降圧と比べると効率は高いが(12Vは以前と変わらない)故障発生する確率は飛躍的に上がっている。ユーザーにとってはどちらが良いとは言えず一長一短だが、それでも現在だと効率の方が重要かな。

ss650km_6
 基板は"丸にSK"印のHSIANG KUO INDUSTRIAL(http://www.hsiangkuo.com.tw/)製で、2010年22週の製造。この電源自体もその直後くらいの製造だろう。メインコントローラはCM6901というICだった。以前SS-300FBではCM6800というコントローラを使っていたのでSeasonicはいつもこのメーカーのコントローラを使っているのだろう。

ss650km_7
 電解コンは全部確認したわけではないが恐らくオールNCC製。出力コンに固体電解のPSCが使われているところが現代的だ。

ss650km_8
 ケースに取り付けてあるので写っていないが、AC入力部分のフィルタはシールドされた既製品が使われている。アマチュアっぽいバラックの奴とは一線を画している(^^


 動けば蓮対応電源なのにもったいない。がしかし、そのうち同程度の価格で動作品が手に入ってしまう可能性は高いので取りあえず修理はせず保留。

12cmファンATX電源

 先日の「ローカル巡回[2015/09/27]」で手に入れたSeaSonic SS-600HMとEnhance ENP-5150Gを開けてみる。加えて今まで一度も中を見た事が無いEVERGREEN LW-6400H-4もついでに開けてみたい。全て現在の主流である12僖侫.鹽展擦任△襦2未燭靴討匹鵑粉霹弔出てくるのか?


★Seasonic SS-600HM
 電源は入ってファンは正常に動作した。電圧は測っていないので「これで正常動作」とは言い難いが、この状態なら次はマザーボードを繋げてテストするのがHSDL流だ。長年のカン(笑)では完全動作品だと思う。

neji_ss600hm
 封印してあるけどジャンク品に保証は無いんだな。なのでこんなモノはバリバリ剥がしてしまいます。がしかし、これが剥がしてある中古・ジャンク電源には手を出してはいけない。シロートに中を弄られている可能性があるので回避するのは当然だろう。

fan_ss600hm
 おお〜山洋じゃないか。さすがにブランド品は良いもの使っているな。

naibu_ss600hm
 その他、電解コンは全て日本ケミコン製で部品だけ見れば文句無しだ。「部品だけ見れば」と含みを持った書き方をしたのは、使用部品の良さは必ずしも動作には直結しないからだ。

 SeasonicはSS-300FBの昔から効率の良さを売り物にしているので、この電源も効率に関しては80Plusと同じように期待できそう。回路自体は80Plus品と同等だと思われる。いずれこの電源をベースにカスタム電源を自作する予定。いやケーブルを付けるだけなんだけどね(^^


★Enhance ENP-5150G
 電源は入ってファンは正常動作した。電圧は測っていないので「これで正常動作」とは言い難いが、長年のカン(笑)では正常に動くと思う。いよいよサイレントキングを投げ捨てる時が来たか?

fan_enp5150g
 お、コイツもファンは有名ブランドものだな。まあエンハンス自体はP6時代からのおなじみの老舗だから、箸にも棒にもかからないとんでもないモノはないだろうという信頼感はある。

pfc_enp5150g
 これを見ただけで分るけど、今やアクティブPFC電源は標準である。110/220V切り替えスイッチが無くなって気分もよろしい。ユーザーメリットはそこだけだけど。

naibu_enp5150g
 やはりそれなりだが部品は悪くないし実用には耐えるんじゃないか。紫蘇もそうだが意外にキレイなのに驚いた。この点でも評価が高まる。取りあえずHSDL48で使っているWIN-500PSを置き換えるかな。


★EVERGREEN LW-6400H-4
 この型番よりサイレントキング4と言った方が分りやすい。2009/11/29に今は亡きドスパラ店舗で大枚800円も出して買った電源らしい(^^ 未使用とは言えこんな粗末な外見の電源にカネを出し過ぎ。当時はずいぶん気前良くジャンクを買っていたようだな。筆者は2014年にハードオフにて50円でも余裕でスルーしているのだ。この電源はHuntkeyのOEMらしい。

fan_lw6400h4
 12cmファンはXINRUILIANと言うソコソコ有名な中華ブランドだ。恐ろしく静かなのだがこれで冷えるのだろうか?サイレントキングだから静かなのは当然だろうが、冷却が疎かになるのは非常に拙いのがPCパーツ。

sw_lw6400h4
 裏の切り替えSWが示すようにアクティブPFCなんて上等なモノは付いていない。まあPFCは無くともユーザーは困らないが、時代遅れのコントローラが使われているハズなので効率的によろしくない。メインスイッチのシルク印刷記号が短期間で消えてしまっているのが安モノっぽい。事実安物なんだがな(^^;

naibu_lw6400h4
 基板はありがちな中華電源の基板である。公称400Wだが前身の350W電源と設計もパーツ性能も変わっていない。サイレントキングは最終的に550Wまで出世したらしいが、中身は全く同一でヒューズ換えただけだったりしてね。電解コンはもちろん中華製だが、一次側は日本ケミコン製(SMQだけど^^)、二次側もTEAPOだから最悪とは言えない。とんでもないモノが出てくるのを期待してワクワクしていたのだが、思ったより良いモノ使っていたんだな。基板は2007年38週製造のコンポジット基板、コントローラはSG6105だった。動物電源は板が紙エポだったからここは勝っているな(^^

 コントローラ脇に見えるVR1にて電圧を可変できるが、安物にありがちな12V・5V同期型なので個別調整はできない(個別の場合は抵抗を交換する必要がある)。効率はTL494・KA7500B等の化石電源と同じくかなり低そう。どんなに頑張っても70%台行けば良いところじゃないか?予想では最悪60%台なので毎日実用する気はしないけど、HSDLで弄って遊ぶにはシンプルな分だけ良いだろう(中身スカスカで風通しが良いぞ^^)。

懐かしの電源 SS-300FB

Seasonic SuperTornade300


 ここのところ外に出られないため内勤?が続いている。実用PCメンテナンスの一環として電源を掃除する事にした。使い始めてから一度も開けた事が無い電源なのでさぞかしホコリで汚いだろうな。中身も点検を兼ねてチェックしてみるか。Seasonicの電源は一度も中を見た事が無い。10年モノの電源にはどんな部品が付いているのだろうか?ちょっと楽しみ。ちなみに現状では正常に動作している。ファンの騒音も特に酷くなったとは感じられない。


SuperTornade300
 当時は珍しく無いけど(注1)新品で買ったSeasonic SS-300FBである。新品と言ってもリテールじゃなくてバルクだけど。12僖侫.鸛汗校代の嚆矢となった製品である。販売店では静音と共に高効率を売り物にしていた。静音は当時の評価としてはごく普通だけど、変換効率を売り物にしている電源は無かったので注目した。カタログ上では当時の段階で80%の変換効率を誇っていた。つまり80Plus電源である(^^ 勿論そんな今風の規格は当時は無かったので、普通のATX2.03、ATX12V-Ver1.3電源である。これ以前と比べると-5Vが無くなった。


warranty_void_if_removed
 さて封を切る。さすがにもう保証は無いので関係ない(^^ あっても安物だと遠慮なく切ってしまう。第一、保証期間内に壊れる電源なんて代品に交換されても使う気は起きない。サッサと捨ててしまえ。


naibu
 あれ、思ったよりはキレイだな。10年の歳月が流れた上に、最近はホコリの多い部屋で使っていたのでさぞかしヒドイだろうと思っていたのだが…ちょっと安心した。電源じゃなくて自分の健康的に。PC電源など壊れても取り換えが利くが、自分の体には代わりは無いのだ。


12cm_fan
 ファンは外して掃除するかね。10年モノだが音は大きくもないし異音もしないので注油はしない。恐らく今後も注油する事は無いだろう。この個体に関しては品質の良いファンだな。


 オリジナル設計の基板が2003年35週、特注のトランスが36週製造だからそれ以降に製造されたと思われる。もう10年を軽く超えているので破棄しても良いくらいの物件だ。休み無く使われているので、少なくともアルミ電解コンはもう寿命だろうなあ。


input1
 まずは正常に動いている限りどうでも良い一次側から。今までは電解コンがあった場所にはEMCフィルタのコイルばかりで、いかにもActivePFC内蔵といった風情である。これもおなじみだった100と220Vの切り替えも無い。PFC内蔵にユーザーメリットは無いが、おなじみワットチェッカーで測った時に正確な値が出やすい(^^


input2
 入力は縁の下の力持ちと言う感じで、活躍したところで結果が表に出ることは無い。つまりここをどんなに高性能化しても出力品質は良くならないが、マジメに働かないと途端に安定性を損ねる。会社で言えば総務部のような損な役回りの部署なのだ。点検の結果は特に異状なし。入力コンデンサは日立製だった。それなりに良いモノ使ってますね。


cm6800
 コントローラはCM6800という「お手軽PFC/PWMコンボIC」だ。コントローラは会社で言えば経営陣と言うところだろうか。舵取りを誤れば会社が潰れる(^^; 実際電源の性能は殆どコントローラICを選択した時点で決まってしまうわけで、身も蓋も無いが「電源の特徴=ICの特徴」であると言える。ダメICでは性能は出ないし、高性能ICならそのまま組んでもソコソコの性能になる。しかし帰還部分のアナログ設計には相応の技術が無ければならない。メーカーにより差が付くのはその辺りかな。


output
 これが出力品質に最も影響を与える二次側。会社で言えば営業部だ。言うまでも無いが劣化が激しいのはここである。営業マンの入れ替えは会社でも激しいからね(^^;

 出力アルミ電解コンは台湾オスターで、目視点検の結果は特に破損などは見られなかった。しかし10年モノなので交換するかな。5Vよりも12Vの方が大きく、12V重視の電源であると言える。手持ちのアルミ電解は12V側がかなり弱い。ESR等の性能は文句無くても絶対的な直流容量が不足なのだ。換えるとしたら1本空きがあるから2本差しで行くかな。12φなのは自由度が高くて有り難い。5Vの10φには困るのだが。


 劣化・破損が見られたら喜んで弄ってやろうと思っていたのだが、案に反して中身は全く平常だった。ネジが接着してあるのもウザいし、まだこのまま使う事にする。実はこれと同形の電源があるので実用PCにはそれを入れておいた。形としては別電源に交換した事になるね。外した分は特に用が無いのでHSDLが保有して研究材料にする。


注1:筆者がジャンクを買い始めたのは2005年以降で、それまでは頑ななまでの新品至上主義だった。中古やジャンクは未使用品以外には買った事が無い。今でも実用品は新品を基本とするが、遊び用に関しては新品を買う気は全く無い。

AcBel ATX-300P-DNNS

★続・誰も待っていない電源ネタ
outside_acbel300
 最近はHSDL36(K8T Neo)に繋がっているATX-300P-DNNSだが、早いものでもう10年近く使っている。恐らく一度も開けた事が無いんじゃないか。アクベルは全ての電源メーカーを良い・悪いで半分に分けたら良い方に入ると思われるメーカーだが、さすがにノーメンテで10年使用は気になってくる。HSDLで酷使し始めたのは5、6年位なのでそんなに痛んではいないだろうが、とりあえず開けて調査してみる必要はあるな。ちなみに現段階での不具合は無い。ファンの音が稍大きくなったかな?とも思うが、最初からこんなものだったような気もしている(^^;


★開ける
inside_acbel300
 10年も休まず使うとフェルトのような埃で一杯だろうな…と思っていたが、部屋の掃除が効果を発揮しているのかあまり大した事は無かった。タバコを吸う人間も今は居なくなったし…。とは言ってもやはりそれなりに掃除の必要はある。ホコリを取り除いて部品チェックを容易にするためだ。


seal_acbel300
 ネジは一つ封印してある。永久保証だから開けなかったのかな。今回は構わず開けちゃうけどね。


wire_acbel300
 この結束バンドが非常に嫌いな筆者だった。再利用できない使い捨てだし。カバーは一般的な上蓋式安物電源と違って、高級タイプに見られるような上下かぶせ式。これはどちらも利点・欠点はある。電解コン交換・調整はこの方が楽かな?

 これは水洗はしない。HSDLなら恐らく水洗しても大丈夫だろうけど、した奴としない奴を両方残して置きたい。洗うのは動物電源の方でやる。それに関しては良いアイデアを思いついたので、いずれバカ記事の形で発表する事になるだろう。少々カネが掛かるのでなかなか実行できないのであるが…。


★ちょっと見る
1st_acbel300
2nd_acbel300
 キレイになったところで内部をチェックしていこう。DR-B350ATXと比べて何かやたらとスッキリしているぞ。いやそれどころかおまたせ、電源ネタの奴より別基板が無くスッキリ爽やか。もっとも350Wと300Wの違いはあるが。HSDLにもう1台あるATX-400P-DNSSは前出の350Wのように詰まっていた。動物電源よりスッキリしているのだがまともに動くのか?これ実は裏面に面実装パーツを使っているからで、部品点数で言えば通常の電源と違いは無い。

 インレット部分は他の電源とは上下逆になっている。これではフィルタ交換できないではないか。これ一発で嫌いになった…って事は無いけど、改造しにくいのはHSDL評価は下がった。ノーマルで実用する訳じゃないので、元々良い電源なら良いというわけでは無い。


wt7515
tny267p
 一般的なテンプレ494電源かと思いきや、コントローラはWT7515+PNY267Pだった。これはHSDLの解剖した電源では初ではなかろうか。検索したところではアクベルがよく使うらしい。何でこのコントローラを使ったのか?何かの発展形なのだろうか。


cap_acbel300
 電解コンデンサはTEAPOとLtecだけ。重要な所がTEAPOでどうでも良い所がLtecかな?膨らんでいるのは全くないが、中身が乾いている奴は無いとは言えない。

 LtecのLYZと言うのは廃品種なのかデータシートが見当たらない。後継品種はLZGだろうか。5Vは2200μF6.3V、12Vは1200μF16Vである。LZGとするとどちらも42mΩだ。違っても大差は無いと思われる。


vr_acbel300
 このボンドに埋まっているVRが電圧調整だろうか。特に問題は無いので動かさない。これって5・12Vが両方いっぺんに動く奴じゃないか?だとすると動かしても無駄だな。


fan_acbel300
 あまり静かでも無いファン。動物電源DR-B350ATXの倍くらいウルサイ。もっとも動物の方が静か過ぎなのかもしれない。


pcb_acbel300
 基板裏面。面実装パーツを使っている関係もあり、特に問題無くキレイに仕上がっている。ワイヤも圧着してからハンダ付けしているし、生産は丁寧で問題無いようだ。


★電圧計測
 正常に動いているので問題は無いだろうが、実は入手してから電圧を測った事が一度も無いのだった。スゴイのが出てくるんじゃないかと戦々恐々だったが…。

3.3V無負荷電圧:3.38V
+5V無負荷電圧:5.19V
+12V無負荷電圧:11.8V
5VSB無負荷電圧:4.99V
PS_ON#解放電圧:4.98V
PWR_OK解放電圧:0.00V

 無負荷電圧は+12Vがやや低い他は問題は無さそう。+5Vと+12Vは10A流してみたが、電圧は既定範囲内(±5%以内)だった。


★コンデンサ交換
 これで終わりの予定だったが、「折角開けたんだからなんかやってください」という事なので久々にハンダゴテ作業を。もしかしたら作業は今年初めてかもしれない。


remove_cap_acbel300
 12V出力の電解コンだけ変えようと思ったのだが、何と電解コンがボンドで全部くっついて取れない…まとめて取れちゃった。不本意ながら周りの奴も換える事にした。

C7(?):220uF25V→LXZ220μF25V
C8(-12V):47uF25V→UTWRZ47μF25V
C10(12V):1200uF16V→PF2700μF16V
C13(5V):1000uF10V→ZL2200μF6.3V
C16(5V):1000uF10V→ZL1500μF6.3V
C21(?):1000uF10V→FC1000μF16V
C29(3.3V):1000uF10V→MBZ2200μF6.3V

NCC LXZ220μF25V[120mΩ/555mA]
nichicon PF2700μF16V[51mΩ/1310mA]
Panasonic FC1000μF16V[45mΩ/1440mA]
Rubycon MBZ2200μF6.3V[13mΩ/2550mA]
Rubycon ZL1500μF6.3V[23mΩ/1820mA]
Rubycon ZL2200μF6.3V[22mΩ/2150mA]
TK UTWRZ47μF25V[750mΩ/180mA]


2nd_mod_acbel300
 MBZやZLは中古の痛んでそうな奴を選んだ(^^ 新品だと発振するかもしれない。PFでけえ!これは12φのスペースが取られていたので助かった。12センチファンと違い上は全く問題ない。左の方の5VSBとか、WT7515の周辺の奴は今回は放置。特にSBの奴はファンのケーブルに絡まっているので面倒くさそう。コンデンサ交換自体は上のカバーを外すだけなので簡単なのだが。


★終わり
 中身は一見すっからかんに見えるけど一応性能は出ているし、10年持ったという事は部品の質も悪くは無かったという事か。ここ数年はプレス子等で+12Vを酷使しているが、許容オーバーでも意外に壊れないもんだなあ。永久保証なんてやるくらいだから耐久性には自信があるのだろうか。ネット検索では電解コン破損も見られるが、そのPCの使い方が分からないと何とも言えない。車のタイヤの減りと同じだね。

安物電源 WIN-500PS

win500ps
 久々の電源ネタ。この電源はA8V-E DELUXEのテストで使っていたが、突然電源が入らなくなった(入っても直ぐに止まる)ので開けてみることにした。一人前に「開けるな」封印がしてあるが、ジャンク品(未使用だったけど)に保証などは無い。遠慮無く開けてしまおう。尚これと同名のATX電源が2002年ごろに存在した。オーソドックスな8cmでこの電源とは全く違う製品である。


df12025m12s
 12cmファンはZONSU社製DF12025M12Sである。0.28Aだからそれなりにうるさい筈だが、ファンコンが入っている為ソコソコ静かである。今までうるさくて何とかしようと思った事は一度も無い。あ、スペックが見つかってしまった。諦めずに調べてみるもんだな。これをみると意外にちゃんと作られているみたい。

 それはいいとして、何でファンの1/3程度が覆われているのだろう。そうまでして風の流れを制限したいのなら10cmなり8cmファンを使えばいいような気がするのだが…(^^;


115_220v
 115Vと220Vの切り替えスイッチ。これで判るようにPFCは入っていない。


inlet
 インレットフィルターはアマチュアの自作品と見まがうほどの出来栄えだ(^^; 誤解の無いように書いておくが、中華製品にもシールドケース入りの出来合いのフィルターくらいはいくらでも存在している。これは単にケチっているだけだ。


kitanai
 なんて汚い配線なんだろう。テキトーに行き当たりばったりに基板設計しているとこうなります。部品の大きさも考慮しましょう。

 線材はタイラップで無頓着に止めてある。これがまたいけない。この電源に付けるとバラックで板が浮いちゃうんだよな。なぜそうなるかというと線材が堅いのもあるが、それ以上に変な所を縛っているせいだ。縛った所は固くなり曲がらない。これはコネクタ付近の丁度曲げたい筈の所を、ご丁寧に2箇所も止めてあったので曲がらなかったのだ。

 根本的に配線に関するノウハウが全く感じられない。これらはバシバシ切って都合の良い所で止めなおす。まあ1箇所止めれば充分だと思うけど。


lowesr
 何か黄色いLowESRと書いてある電解コンデンサが見える。どうせ一般用と大差ない奴だと思うが。逆にあまり高性能の奴を使われるほうが困る。中華の高性能(水系)は短寿命だからだ。これは昔の富士通REを思い出す色だ。この色はELNAにもあったかな。


sesshoku
 ギニャー!なんだこれは。これはファンコン基板だが、この配線はどう見てもショートしてるんじゃないか?止まった原因がこれだったら泣けるな。


naosu
 接触しそうな部分を起こした。しかしイモハンダなので割れそうだ。イヤもう割れてるかもしれない。とりあえずこれで動かしてみるか。

 結果はオーライ。やはりこれが接触していたのだろうか。そう言えば以前からこの症状は出ていた気がする。まあ直ったので全部水に流してサッパリ忘れる(^^


★終了
 コントローラはKA7500BじゃなくてKA7500Cだった。BとCだと何が違うんだろう。どちらにしても低性能な前世紀の旧式チップなので期待できない。そんな事言ったら電源チップは殆どが前世紀の製品だが…(^^; それはともかく、どんなに設計を頑張っても石の性能は超えられないのがこの世界。

 他の部品もケチっており、500Wと銘打っているが300Wかおまけしても400Wくらいの力しかない。コンデンサは中華低インピーダンス品だがこれも期待できない。高性能コンデンサに交換して、更にスイッチング周波数を最適化、位相補償もやり直す…めんどくさくてやってられるか。どうせ300円だし期待してないよ(^^ でもHSDLではIF的に最新の部類に入る電源だったりする。早いところ電解コンが爆発してくれないかな。そうすれば改造する気になるんだけど。

MIRAGE DR-B350ATX

drb350atx
 今日の作業は、「電源調査」で書いたHSDLのメイン電源が気に食わないので手を入れた。


★ケーブル交換
#12v
 今日はHSDLのメイン電源DR-B350ATXの#12Vケーブルを交換。これがやたら短くて使い難かったのだ。


★同じく12V出力コンデンサ交換
 ついでに12Vの出力コンデンサもLZ2200μF16VからPF2700μF16Vに交換してやった。外見的にダメージは見られなかったがこれは気分で。でも最近はネットバースト系で12Vを使いまくっているから、気分だけじゃないリフレッシュ効果があるかも。

LZ2200_pf2700
 10φ×30mmという中華コンらしいモヤシサイズ。何か質量がやたら軽い。カタログに拠れば32mΩ/1780mAなんだが本当にそんな能力があるとは思えないな。水系ではないようだが、感じとしては噴くより乾くタイプだと思われる。中華製はゴム製品の質が悪い。一番実感したのは自転車のタイヤで、昔の日本製と比べやたらに空気が抜けやすい。この封止ゴムも質は日本製には敵わないだろう。電解液は上からは蒸発しないので、このゴムの出来で乾き易さが違う。

 いつもの事だが10φに12.5φを詰め込むのは厳しかった。5Vや3.3V出力コンも換えようと思ったが10φの手持ちがない事と、どうせチビ電解まで全部換えたくなるので自重した。しかし次に開ける時は全部換える事になるだろうな。問題は出力用のモヤシのようなコンデンサが手に入らない事。日本製はチビデブばかりで困る(注)。

注:この種の電源に向いている日本ケミコンLXZとかニチコンP系は大容量・高耐圧は太いのが多い。大容量で細いのは確実に水系だから使いたくない。位相補償もいい加減だから発振の危険もあるし…。

★おまけ
3.3v_out
 この矢印のコンデンサが、触ると熱いと感じるくらい発熱していた。最初その下の抵抗の発熱(触れない位熱い)の熱が伝わっていたのかと思ったが、抵抗を離しても依然として熱いので内部発熱だろう。交換したいが12.5φだと抵抗に当たってしまう。そろそろ寿命的にヤバそうだがどうしたものか。

電源調査

 夏にネットバースト系というのはどうかと思うが、HSDLは最近はs478ばかり弄っているのはご存知の通り。ある日何気なくメイン電源を触ってみると、今まで体験した事のない熱さになっていた。昔Athlon1000で常用していた時でもこんな熱を発したことは無い。これはネットバースト系がVcore#12Vを使っているからだ。

 これはちょっと中身にダメージがあるんじゃないだろうか。タダでさえ電解コンには悪い意味で定評のあるDEERである。メンドーだけど膨らんでいたら交換するしかないだろうな…と思い早速調査に入った。


mirage
 動物電源でおなじみのDEER製”MIRAGE”である。絵を見れば判るが戦闘機の方だ。正式名称は”DR-B350ATX”と言う。公称350Wというが、実際には250W(235W)時代から基本形は変わっていない。シールチューンの可能性もある(^^; 中華電源は毎年自然に50W程度成長する。そうやって時代の流行に合わせていく訳だ(勿論中身はそのままで)。今で言えば500Wくらいの電源も中身はこれと変わらないかもしれない。精々12V側のSBDをグレードアップしたくらいか。5Vの35Aはそのままに、12Vラインを15→20Aにしただけで60Wアップするのだ。

zenkei
 何の変哲もない中華製電源。ギッシリ詰まった最近の電源と違い、申し訳ないほどのスカスカした電源。お陰さまで電磁誘導は少ない。


inlet
 シールドもされていない、基板組みのインレットフィルタ。効果はあまり無さそうなんだが…。


fan
 リアはこうなっている。この電源の最大の特徴は静かなこと。無負荷だと動いているか分からないくらい静か。勿論冷却は犠牲にしているのでリスクが無いわけではない。


1ji
 珍しいコンデンサ発見。GINCONって銀コンかよ。変な中華コンデンサの権威?とも言うべきコンデンサメーカー一覧サイトにもこのコンデンサは無かった。珍しいからどうと言うことも無いんだが。どうせろくなもんじゃないだろうし…(^^;


2ji
 二次側。この辺りのアルミ非固体電解コンは全とっかえしたい。変えてどうなるものじゃないけど。特にダメージは感じられない。交換の必要は無さそうだが…。


dr2003
 DEERはオリジナルっぽいパッケージのコントローラICを使っているが、これは全て同じものである。恐らくはTL494のコピー品。NEC版のようにバグ取り改良されているかもしれないが。


 予想に反して何のダメージも見られず、しかも電源としての挙動も特に変わりない。と言うことでこのまま様子を見ることとなった。やり始めるとキリが無いからなるべくなら手を付けたくないのだが。
記事検索
タグ絞り込み検索
Recent Comments
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
livedoor 天気