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ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

CPV4-T

Q-Lity CPV4-Tコンデンサ交換

 今年1月に計画したのだが、交換作業に入る前に大雪が降って作業室が埋まった。2月以降は機会を逸して放置されていたCPV4-Tを片付けてしまおう。前回迄でプランは決まっているから今回は交換するだけ。

古のマザー Q-Lity CPV4-T
Q-Lity CPV4-Tコンデンサ交換
Q-Lity CPV4-Tコンデンサ交換


★部品リスト
 一部計画と異なっている。CT5、CT6がそうだが、これは背が高いと取り扱いが面倒と言う理由に依る。容量は半分以下になるがESRが同程度なら問題無い。

・VRM入力[3]
CT18:SEI WX1500μF6.3V
CT19:SEI WX1500μF6.3V
CT20:SEI WG1000μF6.3V

・VRM出力[6]
CT24:SEI WG1800μF6.3V
CT26:SEI WG1800μF6.3V
CT28:SEI WG1800μF6.3V
CT29:SEI WG1800μF6.3V
CT30:SEI WG1800μF6.3V
CT45:SEI WG1800μF6.3V

・メモリ周り[6]
CT5:NCC KZH680μF25V
CT17:NCC KZH390μF25V
CT23:NCC KZH390μF25V
CT25:NCC KZH390μF25V
CT35:NCC KZH150μF25V
CT43:NCC KZH150μF25V

・PCIバス・スロット周り[10]
CT4(PCI):NCC KZH390μF25V
CT9(PCI):NCC KZH390μF25V
CT10(PCI):NCC KZH390μF25V
CT12(PCI12):NCC KY22μF50V
CT14(PCI):NCC KZH390μF25V
CT16(AGP):NCC KZH150μF25V
CT44(AGP):NCC KZH150μF25V
CT47(PCI):NCC KZH390μF25V
CT48(PCI):NCC KZH390μF25V
CT49(PCI):NCC KZH390μF25V

・その他[14]
CT2(Vclk2.5):NEC DN10μF16V
CT3(82C686A):NCC KY22μF50V
CT6(?):NCC KZH680μF25V
CT7(?):NCC KZH390μF25V
CT8(USB5):NCC KZH390μF25V
CT11(?):NCC KZH390μF25V
CT15(Vtt1.5):NCC KZH390μ
CT16(Vtt1.5):NCC KZH390μF25V
CT21(?):NCC KZH390μF25V
CT22(Vtt1.5):NCC KZH150μF25V
CT27(RC5057):NCC KY22μF50V
CT41(AC97):NCC KZH150μF25V
CT42(SOUND):NCC KZH150μF25V
CT46(Vclk3.3):NEC DN10μF16V

NCC KY22μF50V[700mΩ/180mA]×3
NCC KZH150μF25V[110mΩ/500mA]×7
NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]×16
NCC KZH680μF25V[32mΩ/1650mA]×2
NEC DN10μF16V[NA/NA]×2
SEI ME-WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]×1
SEI ME-WX1500μF6.3V[23mΩ/1820mA]×2
SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]×6
合計238円(銭単位切り上げ、副資材別)

 相変らずマザーボード価格をぶっちぎっているが、100円で抑えるのは難しい(^^; 半分以上は新品WGの価格が占めている。中華オンリーだったアルミ電解はSEIとNCCで統一されたので気分だけは良い。尚、上側のMOSFETを6030に換えようかと思ったが、スイッチングを微妙に速くしても効率の向上は殆ど無いので止めといた。


★除去
 前オーナーの汚い修理でスルーホールが気になるが、とりあえず全部抜かないと始まらない。この程度の回路ならどこに何を付けるかは分るのでメモも要らない。


cap2
 取り外した電解コンデンサ。何しろ39本もあるので抜くのはしんどい。いや抜くよりクリーニングの方が面倒なのだが。しかしバラエティに富んでいるな…(^^; クソコン青空見本市と化している。


cpv4t_remove
 イヤー、サッパリしました。2008年の物件を漸く片づけられる。修理箱にはマザーボードだけであと4枚あるんだが(1枚は他人の奴)、2012年中には全部一掃したい。


nuke
 絶対1つはあると思ったが、やはりスルーホール抜けを発見した。USB5VのDCだが左側は完全に筒が抜けて導通していない。修復は無理ではないがキレイに直すのは困難。おまけに前作業者がフラックス掃除をしていないので固着してなかなか取れない。何から何まで気に食わない奴だ。USBは使わないので一旦放置。


★実装
cap1
 これは簡単であっという間に終わる。調査・部品選択・除去で作業は終わりと言ってもいいくらいだ。あとはエージング(注)をすれば今日の作業は終わり。


cpv4t_after
 殆どが日本メーカー製電解コンに入れ替わった。残っている外国製電解コンはT491だけだがこれは交換しない。タンタル電解の寿命はまだ先なので。これでDFI CB61(改)と並ぶ完成度になったな。

注:現在の基本は1時間電源を入れてから4時間以上放置。これは経験則なので確たる根拠は無い。コンデンサの大きさによって時間が前後する。小さい方が早く済むので、10φ以下ならもう少し放置時間を短くしても良いかもしれない。

★テスト
biospost
 交換前から起動だけはするので問題無い。とりあえずMEMTEST86+でも回してみるか。


memtest86+
 CPUはSL46Tだが全く問題は無い。Vmemのクオリティは確実に上がっているが、品質の向上に繋がるかは疑問である。メモリチップがまともにDCされているなら、こんなに下の方までVmemの微妙な変動は降りてこない。OCの場合はメモリモジュール自体のDCを向上させた方がはるかに効果がある。


★終わり
 久々に初心に帰って電解コンデンサ交換をやってみた。何か気のせいか腕が落ちた気がする(^^; 具体的には作業が遅くなるので定期的に何かやらないとダメ。でも冬の間は何もできないからな。

(2007/09/23)A8V-E Deluxe→ウンチ起動せず
(2010/07/25)P5B-E Plus→接触不良
(2012/04/29)P35 Neo-F→コンデンサ破損

 あと残っている故障品はこれだけ。原因不明のA8V-E Deluxeが難関だ。ベニスだけ使っていれば問題ないんだけどね。P5B-E Plusは故障の理由は判明しているが、有効な解決法が思いつかない。P35 Neo-Fは作業は児戯に等しいが交換部品が無い!(^^;

Q-Lity CPV4-Tコンデンサ交換

古のマザー Q-Lity CPV4-T
Q-Lity CPV4-Tコンデンサ交換


 前回はVRMで力尽きてしまったが、今回は残りの部分をリストアップ。小さいマザーのくせに矢鱈電解コンデンサが多いのがツライ。


★破損状況
 前回は間に合わなかったが、自然破損(^^; 部分の写真。

yec_vcore
 オリジナルのYECである。コンデンサ頭部のCと言う字は動作チェック人が書いたものだが、その時は膨らんでいなかったことが判る。


yec_pci
 これはPCIバス・スロット部分。これもオリジナルのYECである。怒張して完全に漏らしてしまっている。お前は何をそんなにコーフンしているのだ?(^^;


jackcon_vrmin
 ちなみにコイツは前オーナーが交換したJACKCON。VRM入力コンデンサに中華を使うなんて、死刑宣告書にサインをするようなもの。既に膨らみ始めている。


★メモリ周り(6)
 元々はYECの低背品が使われていたようだ。1本を除いて交換されているが…。なおメモリの周りにあると言うだけで、メモリに関連しているとは限らない。

・オリジナル
CT5:YEC1500μF10V(10φ)[NA]
CT17:YEC330μF16V(8φ)[NA]
CT23:YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT25:YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT35:YEC220μF16V(6φ)[NA]
CT43:YEC220μF16V(6φ)[NA]

・差し替え
CT5:SEI WX1500μF6.3V[23mΩ/1820mA]
CT17:NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT23:NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT25:NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT35:NCC KZH150μF25V[110mΩ/500mA]
CT43:NCC KZH150μF25V[110mΩ/500mA]

 全部NCCでもよかったな。1500μFなんて要らないからKZH680μF25Vとか。でもまあ今回は全部メーカー統一は無理だからこれで行ってみよう。


★PCIバス・スロット(10)
 コイツは抜くだけ抜いて放置でもいいくらいだ。PCIバス・スロットにはLANカード以外は何も差さないし。何V掛っているかも調べていないが、どうせ12V以下だからどうでもよい。それよりサイズが重要だ。

・オリジナル
CT4(PCI):YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT9(PCI):YEC1000μF6.3V(8φ)[NA]
CT10(PCI):YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT12(PCI12):YEC10μF25V(5φ)[NA]
CT14(PCI):YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT16(AGP):YEC220μF16V(6φ)[NA]
CT44(AGP):YEC220μF16V(6φ)[NA]
CT47(PCI):YEC330μF16V(8φ)[NA]
CT48(PCI):YEC330μF16V(8φ)[NA]
CT49(PCI):YEC330μF16V(8φ)[NA]

・差し替え
CT4(PCI):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT9(PCI):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT10(PCI):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT12(PCI12):NCC KY22μF50V[700mΩ/180mA]
CT14(PCI):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT16(AGP):NCC KZH150μF25V[110mΩ/500mA]
CT44(AGP):NCC KZH150μF25V[110mΩ/500mA]
CT47(PCI):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT48(PCI):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT49(PCI):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]

 極めてどうでもよい部分なのでなるべく統一。25Vなので耐圧を気にする必要が無いのが楽だが、交換後に電圧処理が効きにくいという欠点もある。通常電圧処理は定格電圧で行うのだ。必要以上に高耐圧品を付ける輩がいるが、そんな理由で頭が良くない事が判る。


★Others(14)
 細かい奴も全部YECである。Acer(Wistron)とYECの蜜月関係?を感じさせるが、いい加減もう終わりだろう(^^ 用途は一目見て分かる奴しか書いていない。

・オリジナル
CT2(Vclk2.5):YEC22μF16V(4φ)[NA]
CT3(82C686A):YEC22μF16V(4φ)[NA]
CT6(?):YEC1500μF10V(10φ)[NA]
CT7(?):YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT8(USB5):YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT11(?):YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT15(Vtt1.5):YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT16(Vtt1.5):YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT21(?):YEC1000μF10V(8φ)[NA]
CT22(Vtt1.5):YEC220μF16V(6φ)[NA]
CT27(RC5057):YEC22μF16V(4φ)[NA]
CT41(AC97):YEC220μF16V(6φ)[NA]
CT42(SOUND):YEC220μF16V(6φ)[NA]
CT46(Vclk3.3):YEC22μF16V(4φ)[NA]

・差し替え
CT2(Vclk2.5):NEC DN10μF16V[NA]
CT3(82C686A):NCC KY22μF50V[700mΩ/180mA]
CT6(?):SEI WX1500μF6.3V[23mΩ/1820mA]
CT7(?):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT8(USB5):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT11(?):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT15(Vtt1.5):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT16(Vtt1.5):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT21(?):NCC KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]
CT22(Vtt1.5):NCC KZH150μF25V[110mΩ/500mA]
CT27(RC5057):NCC KY22μF50V[700mΩ/180mA]
CT41(AC97):NCC KZH150μF25V[110mΩ/500mA]
CT42(SOUND):NCC KZH150μF25V[110mΩ/500mA]
CT46(Vclk3.3):NEC DN10μF16V[NA]

 4φサイズが困ったな。こんなサイズ、手持ちではOS-CONしかないのだ(^^; 特にVclkはピッタリくっついているので曲げないと5φは付かない。仕方が無いのでここだけタンタルの10μFで我慢する。裏面にMLCCでも付けるか?これならタダだし。


★以下次号
 リストアップしたらもう疲れてしまった。作業は次回以降に持ち越される事になる。そう言って放置されている物件が多いのが気になるが、こればかりは天候次第なので何とも言えない。まさか大雪が降るとは思わなかった(^^;

Q-Lity CPV4-Tコンデンサ交換

古のマザー Q-Lity CPV4-T


 今日の買い物[2008/12/06]で手に入れた物件だが、最近取り出してみたら以前よりコンデンサの崩壊が進んでいた。P6ISA-IIもそうだったが、いったん膨らんでしまうと電源を入れなくても症状は進んでしまうのだろう。このマザーはハードウェアだけはちょっと気に入っているので、これ以上崩壊が進まないように全部抜いてしまおう。まあ抜くだけだとアレなので別のを差す事になるわけだが。それにしても2000年製でこうなってしまうのだからPC用マザーは持ちが悪いな。


★電解コンデンサ・リストアップ
 解析記事に書いたが、このマザーは前オーナーがヘタクソな修理を加えている。作業が下手なだけでなく頭も悪いようで、交換品がJACKCONだったりLelonだったりして再膨張している。中華を中華に換えてどーすんねん…(^^; とりあえず全部交換しなくてはならないので調査する。解析記事が手抜きだから再調査しなくてはいけないんだよな。


★VRM(9)
 入力は全部交換されていて何が付いていたのかは分らない。出力はYECの105℃一般用が使われていた(恐らくSH相当)。これでは膨らむのは当たり前だろう。

・入力
CT18:YEC1500μF10V[NA]
CT19:YEC1500μF10V[NA]
CT20:YEC1000μF10V[NA]

・出力
CT24:YEC1000μF10V[NA]
CT26:YEC1000μF10V[NA]
CT28:YEC1000μF10V[NA]
CT29:YEC1000μF10V[NA]
CT30:YEC1000μF10V[NA]
CT45:YEC1000μF10V[NA]

・ソケット内DC
CT31:KEMET491 100μF10V[700mΩ/463mA]
CT32:KEMET491 100μF10V[700mΩ/463mA]
CT33:KEMET491 100μF10V[700mΩ/463mA]
CT34:KEMET491 100μF10V[700mΩ/463mA]

 交換されている部分の値は推定だが、トーシロ修理なので恐らく同容量・耐圧を付けているはず。次にプランだが色々考えられてまとまらない…(^^; 手持ちが増えるのも善し悪しじゃのう。


・入力(貧乏くさい型)
CT18:Panasonic FC1000μF16V[45mΩ/1440mA]
CT19:Panasonic FC1000μF16V[45mΩ/1440mA]
CT20:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]

 CT20だけ8φなのがツライ。手持ちで余っている奴を優先した。WG1800μF6.3Vも最近は余っているからいい。容量はノーマルより微妙に減る(4000μF→3800μF)が全く問題はない。


・入力(理想的)
CT18:SEI WX1500μF6.3V[23mΩ/1820mA]
CT19:SEI WX1500μF6.3V[23mΩ/1820mA]
CT20:SEI WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]

 SEIで統一してみた。WX1500μF6.3Vも使っちまわないともったいない。OS-CONでアグレッシブに攻めるのは…100円マザーだから止めとく(^^; オリジナルと同サイズ・同容量になっているので見かけは良い。


・出力(標準版)
CT24:SEI WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]
CT26:SEI WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]
CT28:SEI WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]
CT29:SEI WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]
CT30:SEI WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]
CT45:SEI WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]

 実はこちらが困る。サイズが8φで自由が利かないのだ。同じ1000μFを付けるとこうなるが…(合成ESR=5.0mΩ)。


・出力(理想版)
CT24:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT26:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT28:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT29:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT30:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT45:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]

 これもあり?というか1GHz以上載せるならこっちじゃないとダメだろう(合成ESR=2.7mΩ)。


・出力(無理やり版)
CT24:SEI WG3300μF6.3V[12mΩ/2800mA]
CT26:SEI WG3300μF6.3V[12mΩ/2800mA]
CT28:SEI WG3300μF6.3V[12mΩ/2800mA]
CT29:SEI WG3300μF6.3V[12mΩ/2800mA]
CT30:SEI WG3300μF6.3V[12mΩ/2800mA]
CT45:SEI WG3300μF6.3V[12mΩ/2800mA]

 10φを無理やり載せる。ヒートシンクがぶち当たりそうな気がするが、性能的にはこれが理想なんだよな…でも見た目は悪い。


・出力(バカ仕様)
CT24:SEI CE-AX680μF6.3V[170mΩ/450mA]
CT26:SEI CE-AX680μF6.3V[170mΩ/450mA]
CT28:SEI CE-AX680μF6.3V[170mΩ/450mA]
CT29:SEI CE-AX680μF6.3V[170mΩ/450mA]
CT30:SEI CE-AX680μF6.3V[170mΩ/450mA]
CT45:SEI CE-AX680μF6.3V[170mΩ/450mA]

 またの名をECSタイプ(^^; SMDのAXをHSDL方式で取り付ける。外見は一見固体っぽくなり、低背なのでクーラーの取り付けが楽になる。これをやるなら次のソケット内DCも強化しないといけない。


・ソケット内DC
CT31:SP-CAP CD47μF6.3V[15mΩ/2700mA]
CT32:SP-CAP CD47μF6.3V[15mΩ/2700mA]
CT33:SP-CAP CD47μF6.3V[15mΩ/2700mA]
CT34:SP-CAP CD47μF6.3V[15mΩ/2700mA]

 これを換える必要はないと思われるが、通常タンタルの100μFって半端じゃないか?という事でSP-CAPに換えてみたりして。ネットバースト系かよ!と言われてしまいそう。沢山あるからって無駄遣いしてもいいのだろうか(^^; いいんです。


★結論は
 インチキ仕様はいずれ正式版にしなければならないのが面倒だ。という事で最初から正規版で行く。

・入力
CT18:SEI WX1500μF6.3V[23mΩ/1820mA]
CT19:SEI WX1500μF6.3V[23mΩ/1820mA]
CT20:SEI WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]

・出力
CT24:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT26:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT28:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT29:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT30:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]
CT45:SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]

 ソケット内DCはそのままで行く。気が向けばやっても良いけど恐らくこの時期は向かないだろうな(^^;


★以下次号
 VRMだけでもう疲れてしまった。次回は残りの部分をリストアップする。

古のマザー Q-Lity CPV4-T

 買い物記事でQ-Lityを「知らない会社」なんて書いたが、あとで調べたらQuantaの子会社(PCマザーボード販売部門?)だった。なんだ超有名大企業じゃないか。電解コンの質は悪いので、きっと最盛期にはクレーム続発だったのではないかと想像する。そんな事もあってか、最近はノートパソコンやサーバー機器のような、より利益率の高い物しか扱っていないようだ。ま、会社の在り方としては正解だろうけどね。でも昔の製品を知らんフリで切り捨てるのは良くない。同じ境遇のTekramは、BIOSやマニュアルは放置ながらも鯖には存在はしているぞ。しかしこのマザーは大変ユニークな設計のマザーだ。

cpv4t_1
 電解コンデンサが非常に多い。液電解で39個、タンタルを入れると45個の電解コンデンサが載っている。このサイズのボードとしては恐らく最多クラスだろう。全部見た訳ではないけど、この会社のマザーはボードがスリムな事が特徴として挙げられる。にもかかわらず最多クラスの電解コンが載っているので、ボード上はP6マザーとは思えないほど部品がビッシリに見えてしまう。必然的に電解コンデンサも殆ど8φ以下である。8φの電解コンはHSDLにはあまり種類が無いので困る。この点では10φを多用するGIGABYTEが一番よろしいメーカーということになる(6〜7世代の話)。

 買い物記事でも書いたが、このマザーはオリジナルコンデンサではない。前オーナーもしくはその人物に頼まれた誰かが台湾製コンデンサで修理しているのだ。素人なので恐らく同じ値を付けたと思うが、オリジナルの設計を味わえないかもしれない。筆者は設計者や製造の(手抜きを含む)意図を推理して楽しんでいるので、適当に直して動いたマザーなど何の価値も無いゴミ。不動オリジナルの方がずっとマシだ。なおHSDLでは交換した場合でも、写真付きで詳細な記録を残してあるので大丈夫。


cpv4t_2
 汚いけどWeb上でオリジナル写真を見つけた(著作権者不明の為無断転載)。やはりYECの青い奴(一般用105℃品)が中心だったようだ。よく見えないけど1500μF6.3Vだろう。大体分りました。


socket370
 ソケット内にVcoreの10〜22μF程度のMLCCを入れるのは普通である。ところがこのマザーは何と100μF10Vのタンタルを4つも載せてしまった。この世代のマザーで、鯖機以外にこんなに大容量をソケット内に入れたマザーは少ない(注)。実はこれを見たくて不動を覚悟で買ったんだけどね。ちなみにD815EEAは未実装だが3つだった。あれも恐らく100μF×3だと思われる。

 地味だがPLLリファレンスのタンタルが容量だけは合わせてあるのがカワイイ奴。SV系なのでESR的にはダメだが努力に丸をあげるよ(^^

注:その後判った事だが、タンタル100μF×4はP55Cリファレンス回路で採用されていた。P55Cの場合は通常タンタルだったが、P6世代になるとESR的に通常タンタルでは効果が低くなる。実装されなくなったのはそのためだろう。いくら何でもポリマーはやり過ぎだし…。


rc5057m
 おなじみRC5057である。HSDLでは非常に扱いなれている物件だ。時代を考えればかなり高性能だと思う。この石が採用されていると言うことは、上下パワーMOSFETが例の組み合わせ(上6030下7030)なのだろうか?


vrm84
 …違った。ここで予想した通り上下7030のDC-DCが出現した。スイッチングが遅くなるが抵抗分は減る。効率として見た場合はスイッチングの方が重要にも思えるが、MOSFETを統一するとコストダウンになるメリットもある。この板の情勢を鑑みればそちらが優先だと思う(^^;


l_out
 線材が太い。これはよくできたインダクタですね。手前の電流検出抵抗がギガクラスには大きいのが気に食わないがまあ良いでしょう。この辺りAcerっぽい。


org_yec
 数少ないオリジナルのYEC1000μF6.3Vである。1000μF6.3Vは全てこれだったはず。これって一般用105℃品だと思うのだが…。


vmem
 メモリ周りの3.3Vを生成するレギュレータの出力パワーMOSFETである6030である。このサイズだと貴重なので他に流用したくなるな〜(^^


w144
 この時代では非常にメジャーなW144(BH-6v1.0やP2B-F初期にも採用)だが、OC用としては今一歩。インテル採用の奴みたいにFSB66/100/133しかない奴よりはずっとマシだが。


694x_dc
 この時期のチップセットDCなどは省略される場合が多いが、このマザーはちゃんとやっている。尤もFSB133アポロに不安があっただけかもしれないが(^^;


vt82c686a
 初期製品とドライバでは色々とやらかしてしまった686Aだが、HSDLはその時期を知らないので被害を受けたことは全くない。その不良も味わってみたい物だが、あいにくHSDLの686Aは全部マトモらしい(´Д`) 686Bが完成形なのは間違いは無いが、後期の686Aは問題ないんじゃないか?


pci_slot
 PCIバスのDCも青白のYECだけは交換してある。何れも台湾製に交換してあり、それが膨らんでいるのだから世話は無い。交換はコストが嵩みそうなのでルビコンZLの出番か?


ac97_sigmatel
 特徴は感じられないAC97周り。コーデックはシグマテル。CT41はYECの低ESR品か?ここにもSV系タンタルが使われている。この辺りにこだわりは感じる。


m19_revf
 下のM19がこのマザーの本名と思われる。Acer(Wistron)のアポロマザー特有の名前。出身が分った?


 設計は丁寧でツボを押さえているのだが、如何せんコンデンサが悪くてどうしようもない。逆に言うと「部品が粗末」以外にケチを付ける所は無いと言うことだ。マザー自体は非常に気に入っているので、もし暇があれば台湾製電解コンデンサを全部日本製に交換したい。どシロートが弄ったのでランドやスルーホールが傷んでいないことを願う。
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