HSDL.blog.jp

主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

CT6870

今日のHSDL[2008/12/29]

★メモリチェック

 今日も狂ったように増えたメモリの動作テスト。寒いので夜はSL3CCがFANレスで回せるから静かだ。チェックはいつものようにWS440BXを使用する。P2B-Fの方が4スロットだから早く終わるけど、相性はインテルの方が少々厳しいのでWS440BXを使う。DDRの方はP4B533を使った。結果は全部完全に動作した。よっしゃよっしゃ。

PC66/SDR-64MB×1
PC100/SDR-32MB×1
PC100/SDR-64MB×11
PC100/SDR-128MB×3
PC133/SDR-64MB×2
PC133/SDR-128MB×2
PC133/SDR-256MB×4
PC2100/DDR-256MB×5
PC3200/DDR-256MB×1

 往年の一流メーカー製(当時は日本メーカーが多い)ばかりなので、容量やメーカーを色々混ぜても、動きさえすればエラーの心配は無いようだ。但しDDRSDRは二、三流メーカーばかりなので、混ぜると定格クロックでSPD準拠でも動かない場合が多い。だからDDRは嫌いなんだよな…。

 しかしこれだけ量があれば安心して不調メモリを引退させられるな。あとメモリの入れ物がアッサリと一杯になってしまった…一応これ50枚入るんだが。この容器は売っているけどメモリより高いのが泣けてくる。昔は捨ててたんだからタダでちょうだいよ>店。そうそう、Soket370と478CPUの皿も欲しいなあ。

 そう言えばMEMTEST86+のVer2.11はVer2.10と同様の速度だった。やはりL3キャッシュ対応でアルゴリズムが変更されたのだろう。これでランキングも取り直さなければならないなあ。面毒背。



★黄昏のビデオカード CREATIVE CT6870 (その後)

 流石に12月ともなると寒くなってきた。HSDLの不動産物件は石油ストーブが禁止されており、ガスストーブは持っていないし買う気もない。と言うわけで暖房はエアコンを使うしかないのだが(夏に買って新品のままで使っていない)、実は呼吸器が悪い人がいて使えない。ぁぁさむー。そこで少しでも暖をとるために発熱改造することにした。

 …と言うのは真っ赤なウソで、以前省電力改造して性能が低下したCT6870を、再度抵抗を換えてテストする。これで少しでも暖がとれると良いですね(…だから違うって)。


 まずはR115を1kΩを1.1kΩまで戻してみる(元々は1.3kΩと思われる)。これで計算上は約2.32Vになる訳だが、実測2.24Vとなった。この状態でGA-660のノーマルクロックであるコア143MHzで行ってみたが、やはり解像度が上がった所でブルーバックになった。これでもまだ低すぎらしい。TNT2Proを買いかぶりすぎたか?ルールが1段上の無印TNT2と変わらないんじゃないだろうか。

 仕方がないので1.2kΩまで戻してみるか?しかしこの値は1608は持っていなくて2012の物しかない。レジストを少々剥がさなくてはいけないし、はみ出てカッコ悪いのは嫌なので次の1.3kΩにしよう。これなら1608もあるし…って何のことはない、これでは元通りである。
r115
 ぶひー!付け外しをし過ぎてランドが痛んできた…早くケリを付けたい。Vcore実測2.43Vとノーマルとほぼ変わりがない。ちなみに付いていた奴はどっか行っちゃったのでもう無い。この状態で再度テストしてみたのだが、何とこれでも再起動途中で固まってしまう。これは別の原因ではないか?と言う疑いが頭をもたげる。電圧下げは無実だったりして…GF4MX440みたいにどこかぶち壊したのだろうか。とりあえず調査の為、この実験は一旦中断する。


 でも実際にコア低電圧化改造をやってみて、電圧を落とすよりコアクロックを落とした方が楽でしかも効果も高い事が判った。クロックだけならメーカー純正ソフトで落とせるわけだし、電圧下げのようにハードを改造する必要も無い。コアクロックを下げてもメモリクロックを下げなければパフォーマンスもそれほど落ちないことが確認できる。

 てことで、結局コンデンサを高性能品に交換しただけの意味なし改造になりそう。上の結論を引き出せたのだからまあいいか。恐らく2008年最後のネタなんだが、こんなに締まらない結末でいいのだろうか(^^;



★P6F2095

 オークションを見てたら件のマザーが出品されていた。それによると星野金属工業のベアボーン「Pandora P120S」に入っていたらしい。いくらアルミケースで冷却性が高いと言っても、チョーシこいて高クロックの河童を載せたら速攻で蟹コンがブッ飛ぶな。しかし名前の「パンドラ」とはよく付けたものだ。開けたら不幸が飛び出すって趣向かな。いい趣味してますね〜(^^

CREATIVE CT6870 その2

CREATIVE CT6870 その1

 ノーマルBIOSの代わりにGA-660の奴を入れたら、クロックが25%上がった分だけ発熱が増えてきた。最近は気温が上がってきたということもあるかもしれない。とにかくちょっとヒートシンクが心許無くなってきた。

 バラックでファンはイヤなのでコア電圧の変更だ。今更低速のTNT2を喝入れしてOCしても意味が無いし、逆に電圧を下げて低発熱化すべきだ。変更点はR115で、これを1kΩに変更すれば2.2V位になるハズ(回路図写真参照)。電圧が12%下がるのだが、果たしてまともに動くのだろうか。
r115_mod


 コア電圧を実測したら2.54V→2.15Vと、計算値よりだいぶ低くなってしまった。しかしこれだけ下がっても全く問題無しに起動した。DOSの3DBENCHを回してみたが何とも無い。そこでXPを立ち上げてみたら、解像度を上げたところで画面が消えて反応が無くなる。やはりクロックは元通り下げなくてはいけないようだ。またBIOS書き換えか〜面倒だな。
3dbench2

 コアクロックは下げても速度に大して違いは無いし、デフォルトの150MHzから思い切って90〜120MHz程度まで下げてもいい。発熱は計測していないが感覚的には下がっている。

 これからはどんどん暑くなって行くので、チップの発熱はいくら下げても下げすぎということは無い。昔のカードは速さを競っても仕方が無いので、全部こうして下げてしまった方が良いのかも。改造が面倒ならコアクロックを下げるだけでも効果があるはずだ。



★何となく役に立ちそうな物

 99円ショップ(SHOP99)に行ったらこういうものが売っていた。食器用?の棚らしいが…。
tana_1


 こういう風に使う。HSDLはマシンは使う時にその都度組み立てるので、折り畳みできるこういう棚は便利だ。鬱陶しい電源や、重量があるドライブ類は下に回せばスッキリする。P6世代の殆どのATXマザーと同じサイズである。最近の奴は幅広なので工夫が要りそうだ。
tana_2


 殆ど意味は無いだろうが重ねることもできる。重い物は強度的に心許ないが、床に置くには便利かもしれない。まあウチはお役立ちサイトではないので(笑)、他人が使いこなせなくても関係ないといえば無いのだが(^^;

黄昏のビデオカード◆CREATIVE CT6870

MS-8861がなかなか決まらないので次いってみよう(^^;

zenkei
 例のSPECTRA5400ドライバにBIOSを破壊されたビデオカードである。TNT2Pro+SGR32MB搭載の、限りなくリファレンスに近いカードだ。TNT2ProとTNT2Pro/M64は他のTNT2シリーズより製造ルールが細かく、低消費電力で低発熱ということだ。実際に使ってみても、超小型のヒートシンクの割りには発熱が少ない。

 特にハンダ面が汚かったので洗ってみた。洗剤とブラシでゴシゴシやってしまう。表面が完全乾燥したあと更に一日放置する。カードエッジに多少は傷があるから新品同様とまでは行かないかもしれないが、ジャンク出身とは思えない状態になった。


★観察してみる
lt1575
 電源部はリニテクのLT1575が使われている。高速型LDRで5世代MMXCPUコア電圧用にも充分に対応できる。このCT6870では入力コンデンサが省略されているように見える。横にあるC50(10μF6.3V)は入力と言うにはあまりに離れ過ぎているからだ。スペースは充分にあるからレジストを剥がせば至近に載せられるけど、それなりに汚くなりそうなので止めておこう。出力コンデンサは47μF10Vのタンタルだが容量が少ない気もする。↓Vmemがないから電源回路も簡単。

circuit
 またR115とR118で構成されるデバイダでコア電圧(デフォルトは2.5V)を変更できる。計算はVout=(1+R115/R118)*1.21Vという見慣れた式だ。


c31_80
 C31、C80は3.3Vラインに接続されている。10μF6.3Vのタンタルである。メモリ用であろう。


uramen1
 これは裏面。C100、C128の10μF6.3VのタンタルはVcoreに繋がっている。今気づいたが左下のC137が取れていた。勿論洗う前からで、これは道端ダンボールやワゴン出身ジャンクの宿命か。R90と直列なのでパスコンではないし、かと言ってダンパでもないので値は判らない。


★部品交換
 そもそも載っている部品が極端に少なく、また液電解などは使われていない。部品交換の余地は無いと思っていたが、観察しているうちに色々弄りたい所が出てきた。パーツは余剰品で間に合いそうだし、何しろすぐ終わりそうなのでやってみる。

・Vcore出力の47μF10Vタンタル
 手持ち交換要員は68μF10V、F95_100μF6.3V、TPC220μF等だが、68μFだと全く変化が感じられないし、F95は次で使用するのでTPC220μFで行くことにした。

・C50の10μF6.3Vタンタル
 Vcoreレギュレータの入力コンデンサ?とも考えられる。だとすると10μFでは全く足りないのでF95の100μFに増量。これはサイズが極端に小さくてソコソコ低ESR(400mΩ)、リードフレームレス+片面電極でESLが大変小さい。しかし末尾に書くが使い辛い…。

・C100、C128の10μF6.3Vタンタル
 TNT2ProのVccデカップリング・コンデンサである。ここはかなり熱くなるのでタンタルは止めといたほうが良さそう。3216のMLCC10μF16V(中古)で。MLCC(積層セラミックコンデンサ)はマークも入っていないし(笑)外見が貧乏くさいので、外見重視のHSDLではあまり使いたくないが仕方ない。

・C31、C80の10μF6.3Vタンタル
 メモリクロック25%アップでultra仕様を目指す。搭載メモリはSECの7nsだが6nsが欲しかった。TNT2Proは本当は6ns(=166MHz)が標準なんだけど。ここもF95の100μFを使用。


 と…もっともらしく考えて選んでいるように見えるが、長年のHSDL愛読者の皆様にはもうお分かりのように、これはF95とTPCを使う為の改造である。つまり↑コンペも出来レースということだ(笑)。


★結果
 全て予定通り交換しました。部品除去から実装、洗浄まで30分もあれば余裕で出来るのでマジお勧め。まともに一個ずつ部品を買ったら現状のボード価格を超えそうだが…。

 元々シリーズレギュレータなので静的リプルは無いに等しい(測定限界)。動的特性はチップを剥がさないと正確に観測できないのでパス。しかし悪くなっているはずは無い。波形を見てみたが妙な突起も無くきれいなもので、発振したり不安定ということは無いようだ。取り合えずタンタルのエージングが終わるまでは評価は保留する。


★ニチコンF95について
 今回初めてタンタルのF95(ケースB)を使ったが、プラス側の「キューピーの角」(笑)が邪魔でしょうがない。この角はてっきりハンダゴテ当てたら溶けると思ってたよ。これって削っちまったらイカンのだろうか(…構造上必要みたいです)。

 加えて丸っこくて細いピンセットでは掴みづらく、平面性がやたら悪くて曲がってしまう。綺麗に付けるには相当の熟練が必要な模様。次回はもう少し上手く付けられるだろうか。今回は位置が決まらず熱しすぎて少々不安だ。ケースはレジンモールドではなくエポキシ樹脂なので熱で変質しやすい。ハンダ付けが上手くない人には全くお勧めできない物件。

 それでも使いたい人はこちらへどうぞ。ESR以外の性能はタンタルコンデンサとしては最高峰の部類に入ることは間違いない。特にMuseF95なんて、オーディオ用ではこれ以上のものは無いんじゃないかな。
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