HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

D850MV

今日のHSDL[2010/03/17]

★GA-6OXT[Rev1.1]
 先日のメモリとマザーを同時に動作チェック。SL3XW、SL5ZEで無事に動作。新たに手に入れたPC133/CL2メモリも問題は無い。しかしデフォルトだと矢鱈に遅く、311MB/sしか出ないぞ。GIGABYTEのBIOSメニューでいつも気になる「TOPパフォーマンス」って何だろ(^^;

< 6oxt.f8/CPUCODE.BIN >
CPUID 0x665 PPGA Celeron Processor(Ondie-Cache)
CPUID 0x681 FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
CPUID 0x683 FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
CPUID 0x686 FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
CPUID 0x68A FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
CPUID 0x6B0 FC-PGA Pentium III Processor(Tualatin)
CPUID 0x6B1 FC-PGA Pentium III Processor(Tualatin)
CPUID 0x6B4 FC-PGA Unknown CPU

 最終BIOSにはPPGAセレロンも入っているが、VRM8.5なので動かないだろう。しかしこのマザーに搭載のICS950508は、クロックとは別に分周比だけをかなり変化させられるのが面白い。いずれ解析記事を書きたい。


★GA965P-DS3[Rev1.0]
 今日の買い物[2010/02/14]で手に入れたGA965P-DS3[Rev1.0]だが、ハズレ品を引いたのかピンが曲がってやがる…ツカエネー。

socket775
 アクシデントで曲がった感じではない。どうみても結論は「わざと曲げている」だ。しかし何のために?と聞かれると解らない。態々価値を落とそうとする馬鹿がどこに居るものか。

 とりあえずかなりマジでピン修正をしてみた。と言っても2、3分で飽きた。いつもの事だがこれで直らなければ捨てる…いや固体コンデンサを分捕る。ちなみにこのピンは凄く柔らかいので折れはしないが、逆にピンセットで強く摘むといとも容易く変形する。不器用なんで結構ツライ。

SL9XN
 CPUを載せてみよう。ビンボー人の味方コアセレSL9XNである。借り物なのでビクビクもんです。メモリはコルセアの高級品1GB×2。

965P-DS3
 動きやがりました。HSDL初のCoreアーキテクチャーのマザーである。壊れるとイヤなので速攻で止めたからベンチは無し。CPUとメモリはO氏からの借り物なので壊す訳には行かない。まあ動いたので一安心(つまんないし多分放置される)。

 という事でHSDLはさしたる努力もなしにCore対応になりました。同時に買ったM2A-VMも直ったし、はやくAM2以降CPUとCoreアーキテクチャーCPUください (^^


★Intel D850MV 修理編(その2.5)
 修理完了して動かしてみようと思ったのだが動かない。別に修理がまずかったわけじゃなくて、どうやって電源を入れるのかサッパリ分らない(^^; これはOEM用らしくて、自作マザーにあるようなパワースイッチを付けるポストピンは無い。ピンセットで6、8をショートしてみたが全く無反応。電源自体はLEDが点灯しているので流れている。CPUも認識しているのはLEDの変化により分るがCPUは熱くならない。なんかの安全装置に引っかかっているのだろうか。だからこの会社のマザーはイヤなんだよな〜。という訳で動かし方が分るまで放置される事になった。ちなみに修理したレギュレータはうまく動いているようだ。マザーが動かないので全く意味が無いけど…(^^;

postpin
 マニュアルには6-8をショートすると電源が入るとある。ファンとVcoreだけ供給されないと言うのは、故障と言うよりは意図的に止められているのだろう。

Intel D850MV 修理編(その2)

哀愁のマザー Intel D850MV
Intel D850MV 修理編(その1)


★パワーMOSFET実装!
 さて何を付けるか?一々データシート探すのも面倒だし、そこら辺にある石をテキトーに付けちまえ。しかし念の為IPD14N03LAのスペックを見たらかなりの高性能。スイッチングコンバータでもあり、テキトーに3055なんか付けたらまた燃えてしまうだろう。P6世代ならば6030クラスの、VRM用スイッチが勤まるくらいの物が必要だ。

SPD28N03L
 むむ、前の奴を剥がすのに乱暴にやったのでレジストが剥がれてしまった。お陰でハンダが変な所まで流れて汚い。ゲートのハンダも盛り過ぎたなあ。でもまあ常人には気付かれない程度。IPD14N03LAと比べるとオン抵抗が13.5mΩ→18mΩに落ちる。スイッチング性能はほぼ同じっぽいが「先生、本当に大丈夫なんですか!?」不安そうな面々。「ああ心配するな。ダメならまた燃えるだけさ!」(^^)v

 当該物件はS58Pから剥がしてきた物。真面目な話、HSDLではメモリをフルに載せる事はまず無いからこれで良いだろう。ケースに入れるわけでもないし、毎日ハードに常用するわけでもない。


 で当然動作チェックと行きたいところだが、何とリテンションがどっか行っちゃったのでまた次回。何かワンアクション毎に次回送りになっている気がするが…(^^;

Intel D850MV 修理編(その1)

哀愁のマザー Intel D850MV


★パワーMOSFET除去
IPD14N03L
 このDG45FCと同じく典型的なAvalanche破壊である。RIMM用スイッチングDC-DCの上側スイッチング用パワーMOSFETで、これを剥がして付け替えてみる。

remove
 除去した。前回のS58Pでも思ったが、このTO252パッケージはG,Sの足が極度に折れやすい。以前にD2で経験のある人でもやっちまう可能性は高い。具体的に言うと足を起こしたときに簡単に折れる。今回は不動破棄する物件なので折れても構わないが。

 作業の都合で、まだ使えるKZEを2本(C2H7、C3H1)抜く事になった。もったいないので能検に回して再利用するか?このクソマザーにはなるべくなら金をかけたくないんだな。


 6層基板なのでなかなか温まらず、しかもコテ先を落として傷ついてしまった。パワーMOSFETの足は練習でも2、3回折ってしまったし、イライラして明らかに冷静さを欠くので今回はこれで終了。次回はS58Pの28N03Lを実装してみるが、果たしてFET交換だけで動くだろうか。

哀愁のマザー Intel D850MV

 生まれた時から既にトホホな境遇、ここ(HSDL)に流れ着くまでの育ちもトホホな運命。そんな「哀愁のマザー」というタイトルがピッタリ来るマザー。

d850mv
 2007年5月にジャンク(500円)で買ったものの、動作前チェックで早速致命的な不具合を見つけてしまった。設計に余裕が無くてメモリ電源部が音を上げたらしい。以後部品取り解体に回される事になり放置されていたが、昨今のHSDL内DRDRAMブーム?により再度復活のお声が掛かったのだ。以下高速でハードウエアを解析後、破損部の修理を試みる。


socket478
 CPUソケット周り。特に可も無し不可も無し。DCが省略されているが、所詮OCできる訳じゃないので問題無い。追加の必要も無い。ここよりもっと強化しなくてはいけない部分があるのでそちらに予算を回す。

vrm
 VRMは3相である。入力コンデンサはニチコンPW2200μF16V×3、出力コンデンサは日本ケミコンKZG3300μF6.3V×2+富士通RE(S1)560μF4V×7である。メーカーも銘柄も共に何も問題は無い。VRMコントローラはADP3163でスイッチは上側がオンセミのNTD4302、下側SDU50N03L×2。50N03Lと言ってもマークを見れば判るようにフィリップスではない。パチもんはいけませんなあ狐さん、イソテルの指定はPHB50N03LTだったはずだが…。まあセカンドソースなのでちゃんと動くだろうが。VRMコントローラ、AC97サウンドチップ、ファンコン?ADM1027は抱き合わせ割引販売か…必死だな(^^

dual_fet
 面白いのは同期整流FET(SDU50N03L)だけデュアルになっていること。基板設計では最大で3つまで増やせるようだ。立ててあるんだけど、これで放熱は大丈夫なのだろうか。

vmem
 これが問題のRIMMに電源を供給するスイッチングDC-DCである。ご覧の通りFETが燃えて死亡している。これはこのマザーの唯一にして最大の欠陥だろう。何故かと言うと不動品のD850MVは大抵ここが死亡しているからだ。原因はメモリをフルに積んでブン回したからと思われる。Vmemの電源容量が足りないのでしょう。この欠陥が大っぴらに発覚しなかった理由は、恐らく当時は超高価なRIMMをフルに満たして使っている人が少なかったから。その中からいつもメモリをブン回していた人は更に少ない。つまり幸運にも?欠陥が発覚しなかったという事だ。

hd_aux
 これはスリーブレスのニチコンHDだ。偽物ではない。大量注文するとこれで作るらしい。勿論納期短縮+低価格になるのだろう。うちの動物電源には#12Vだけしか付けていないのでi850のAUX-PWRにビビっていたのだが、実際は繋げなくても動くらしいのでホッとした。このマザーもATX20ピンと導通しているので大丈夫だろう。

ics9250-22
 この9250-22がクロックジェネレータだが、Intelマザーの常としてクロックを可変して遊ぶことは殆ど出来ない(100/133の2段階しかない)。これがこのマザーを詰まらなくしている最大要因と言えよう。56ピンのSSOPで差し替えられるチップは無いだろうか…。ちなみに右はAGPPro50(AGProではない^^)スロット。

ich2
 これがi850の現在の実用価値を落としている要因であるICH2である。ICH5だと現役で使えるんだが。実験用だからHDDはIDEでよいとしても、USB2.0の為にせめてICH4は欲しくなる。

lan_audio
 LANチップは論理層ICH+物理層562の組み合わせ。基本的にはPro100同等だが、CPU負荷がやや大きくなっている気もする。サウンドチップはありふれたAD1885である。可も無し不可も無し。所詮AC97コーデックだから贅沢を言ってみても仕方が無い。この辺りのチビ電解は一掃したいな。

pci_dc
 10μFのタンタル用のランドが方々に点在している。このマザーはどうしても低ESRや安定性が欲しい所以外は全部85℃品のニチコンVRが使われている。このVRは寒冷時の特性が気に食わないので、もし実用するなら全部差し替えたい。写真のランドはPCIBUSスロットのDCだが、何で縦に付けるんだよ…ハンダゴテが当てられないじゃないか。

yohaku
 FICのAZ11みたいな基板の余白がある。理由は同じで、M-ATXのD850MDと基板設計が兼用だから。HSDLはPCIバス・スロットは必要ないのでM-ATXの方が良かったな。FWHは82802ABだ。基板直付けで飛んだら修復は困難。元々の基板設計段階でソケットを付けるスペースさえない。気にくわねー。


 どう見ても設計者に現実が見えていないのが分る。これは設計者というよりインテルの社風(KY印)なのかもしれない。そうでなきゃDRD-RAMなんて推進しないだろうし(^^
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