HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

DR-B350ATX

MIRAGE DR-B350ATX

drb350atx
 今日の作業は、「電源調査」で書いたHSDLのメイン電源が気に食わないので手を入れた。


★ケーブル交換
#12v
 今日はHSDLのメイン電源DR-B350ATXの#12Vケーブルを交換。これがやたら短くて使い難かったのだ。


★同じく12V出力コンデンサ交換
 ついでに12Vの出力コンデンサもLZ2200μF16VからPF2700μF16Vに交換してやった。外見的にダメージは見られなかったがこれは気分で。でも最近はネットバースト系で12Vを使いまくっているから、気分だけじゃないリフレッシュ効果があるかも。

LZ2200_pf2700
 10φ×30mmという中華コンらしいモヤシサイズ。何か質量がやたら軽い。カタログに拠れば32mΩ/1780mAなんだが本当にそんな能力があるとは思えないな。水系ではないようだが、感じとしては噴くより乾くタイプだと思われる。中華製はゴム製品の質が悪い。一番実感したのは自転車のタイヤで、昔の日本製と比べやたらに空気が抜けやすい。この封止ゴムも質は日本製には敵わないだろう。電解液は上からは蒸発しないので、このゴムの出来で乾き易さが違う。

 いつもの事だが10φに12.5φを詰め込むのは厳しかった。5Vや3.3V出力コンも換えようと思ったが10φの手持ちがない事と、どうせチビ電解まで全部換えたくなるので自重した。しかし次に開ける時は全部換える事になるだろうな。問題は出力用のモヤシのようなコンデンサが手に入らない事。日本製はチビデブばかりで困る(注)。

注:この種の電源に向いている日本ケミコンLXZとかニチコンP系は大容量・高耐圧は太いのが多い。大容量で細いのは確実に水系だから使いたくない。位相補償もいい加減だから発振の危険もあるし…。

★おまけ
3.3v_out
 この矢印のコンデンサが、触ると熱いと感じるくらい発熱していた。最初その下の抵抗の発熱(触れない位熱い)の熱が伝わっていたのかと思ったが、抵抗を離しても依然として熱いので内部発熱だろう。交換したいが12.5φだと抵抗に当たってしまう。そろそろ寿命的にヤバそうだがどうしたものか。

今日のHSDL[2010/08/20]

★パワーMOSFET
power_mosfet
 いつの間にか、D2Pak(TO263)のパワーMOSFETが貯まってしまった。ちょっと前にマザーボードを破棄しまくったからだろう。

・CET6030L×7個
 本家6030によく似た製品(^^ セカンドソースと言うには特性が違う。カタログデータ上は勝っている部分も多い。どちらにしてもP6世代としては充分な性能だ。古いマザーでよく見かけるPHB50N03LTが下側に使われていたら、この石と交換してみるのも面白いかもしれない。大して違わないだろうけど発熱が減る。もし下側にCEB603ALが使われていたら迷わずこれに交換だ。

・FDB6030L×4個
 これが本家本元(^^ 上下共に使えるオールラウンドプレイヤー。但し下側は7世代用にはチトきついかも。その場合は7030を使おう。

・FDB7030BL×3個
 低RDSonの石。スイッチングの速いFDB6030を上側スイッチにして、これを下側に使うのが通。

・FDB6035AL×2個
 6030の後継。使い方は全く同じ。GA-8IG1000 Pro-Gで使った奴。

・IPB10N03L×2個
 OptiMOSと称する。6030を一段性能アップした感じ。上下共に使える。7世代でもそれほど見劣らない。K7N415Proで使った奴。

 これでD2はいくら飛んでも大丈夫?しかし予備がある奴は大概死なないんだな。やはり入力コンデンサ実験をやるしかないな。態々危険な事をして飛ばす必要も無いんだが。


★i82562
82562et
 実はi82562ETも2個発見された。これをICHマザーの基板の実装されていない部分に付けてみるか?今更100BASEのLANだが。他にクロックジェネレータICも幾つか出てきたが、足の配列が意図的に変えられているので付かないだろう。WS440BXに付けたかった。


★GA-8IG1000 Pro-G(その後)
 やっぱ変だな。12Vを12A流してもシミュレーションではこんなに発熱するほどリプルは流れないんだけど。FC1000μF25Vが1本だけ離れているのがいけないのかも。FETの発熱にバラつきがあるのも含めて、基板設計が悪いんじゃないかと言う疑いが出てくる。シミュレーションではコンデンサが均等に並んでいる前提だからね。もっとも「4.3mΩだった所へ14mΩを付けて発熱が酷いは無いだろう」と言う声もあるが。ちなみに約700mV振れているのだが、こっちの方が余程ヤバイような気がしてきた(^^; 3相だとどのくらいまで許容されるんだろうか。パワーMOSFETさん、問題解決するまで死なずに頑張って。


★DR-B350ATX(その後)
 手を付けたくないと書いたが、手を付けなければならない事態になりそうだ。P4B533にTi4200を付けたら起動したりしなかったり。起動しない時はマザーの電源チェックで引っかかっているようで、恐らくどこかの電圧が足りていないのだろう。このTi4200は3.3Vからコア電圧を生成しているので5V系が電圧降下しているんじゃないか?(注)でも仕様から行けば足りないはずは無いんだがなー。CPUのVcoreは12Vだし、5VラインなんてTigerMPに比べれば屁みたいなもの。やっぱり精密検査の必要があるか?

注:3.3Vは5VからDC-DCで生成されているので、3.3Vを引っ張り過ぎると5Vが音を上げる。

電源調査

 夏にネットバースト系というのはどうかと思うが、HSDLは最近はs478ばかり弄っているのはご存知の通り。ある日何気なくメイン電源を触ってみると、今まで体験した事のない熱さになっていた。昔Athlon1000で常用していた時でもこんな熱を発したことは無い。これはネットバースト系がVcore#12Vを使っているからだ。

 これはちょっと中身にダメージがあるんじゃないだろうか。タダでさえ電解コンには悪い意味で定評のあるDEERである。メンドーだけど膨らんでいたら交換するしかないだろうな…と思い早速調査に入った。


mirage
 動物電源でおなじみのDEER製”MIRAGE”である。絵を見れば判るが戦闘機の方だ。正式名称は”DR-B350ATX”と言う。公称350Wというが、実際には250W(235W)時代から基本形は変わっていない。シールチューンの可能性もある(^^; 中華電源は毎年自然に50W程度成長する。そうやって時代の流行に合わせていく訳だ(勿論中身はそのままで)。今で言えば500Wくらいの電源も中身はこれと変わらないかもしれない。精々12V側のSBDをグレードアップしたくらいか。5Vの35Aはそのままに、12Vラインを15→20Aにしただけで60Wアップするのだ。

zenkei
 何の変哲もない中華製電源。ギッシリ詰まった最近の電源と違い、申し訳ないほどのスカスカした電源。お陰さまで電磁誘導は少ない。


inlet
 シールドもされていない、基板組みのインレットフィルタ。効果はあまり無さそうなんだが…。


fan
 リアはこうなっている。この電源の最大の特徴は静かなこと。無負荷だと動いているか分からないくらい静か。勿論冷却は犠牲にしているのでリスクが無いわけではない。


1ji
 珍しいコンデンサ発見。GINCONって銀コンかよ。変な中華コンデンサの権威?とも言うべきコンデンサメーカー一覧サイトにもこのコンデンサは無かった。珍しいからどうと言うことも無いんだが。どうせろくなもんじゃないだろうし…(^^;


2ji
 二次側。この辺りのアルミ非固体電解コンは全とっかえしたい。変えてどうなるものじゃないけど。特にダメージは感じられない。交換の必要は無さそうだが…。


dr2003
 DEERはオリジナルっぽいパッケージのコントローラICを使っているが、これは全て同じものである。恐らくはTL494のコピー品。NEC版のようにバグ取り改良されているかもしれないが。


 予想に反して何のダメージも見られず、しかも電源としての挙動も特に変わりない。と言うことでこのまま様子を見ることとなった。やり始めるとキリが無いからなるべくなら手を付けたくないのだが。
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