今日の作業は、「電源調査」で書いたHSDLのメイン電源が気に食わないので手を入れた。
★ケーブル交換
今日はHSDLのメイン電源DR-B350ATXの#12Vケーブルを交換。これがやたら短くて使い難かったのだ。
★同じく12V出力コンデンサ交換
ついでに12Vの出力コンデンサもLZ2200μF16VからPF2700μF16Vに交換してやった。外見的にダメージは見られなかったがこれは気分で。でも最近はネットバースト系で12Vを使いまくっているから、気分だけじゃないリフレッシュ効果があるかも。
10φ×30mmという中華コンらしいモヤシサイズ。何か質量がやたら軽い。カタログに拠れば32mΩ/1780mAなんだが本当にそんな能力があるとは思えないな。水系ではないようだが、感じとしては噴くより乾くタイプだと思われる。中華製はゴム製品の質が悪い。一番実感したのは自転車のタイヤで、昔の日本製と比べやたらに空気が抜けやすい。この封止ゴムも質は日本製には敵わないだろう。電解液は上からは蒸発しないので、このゴムの出来で乾き易さが違う。
いつもの事だが10φに12.5φを詰め込むのは厳しかった。5Vや3.3V出力コンも換えようと思ったが10φの手持ちがない事と、どうせチビ電解まで全部換えたくなるので自重した。しかし次に開ける時は全部換える事になるだろうな。問題は出力用のモヤシのようなコンデンサが手に入らない事。日本製はチビデブばかりで困る(注)。
注:この種の電源に向いている日本ケミコンLXZとかニチコンP系は大容量・高耐圧は太いのが多い。大容量で細いのは確実に水系だから使いたくない。位相補償もいい加減だから発振の危険もあるし…。
★おまけ
この矢印のコンデンサが、触ると熱いと感じるくらい発熱していた。最初その下の抵抗の発熱(触れない位熱い)の熱が伝わっていたのかと思ったが、抵抗を離しても依然として熱いので内部発熱だろう。交換したいが12.5φだと抵抗に当たってしまう。そろそろ寿命的にヤバそうだがどうしたものか。