元OCerの知人に先日のAthlon64 3000+のπ焼スコアをバカにされてしまった。曰く「FSB250ならIGPだって30秒台に入る」そうです。ホントかよ。240+外部ビデオで40.688しか出なかったHSDLの立場はどうなる。しかも「空冷でもFSB300は行かなきゃ話にならん」そうです。仕方が無いので再度挑戦してみた。冷却はK8T Neoから侍Z リビジョンCを流用する。今回はVcoreも限界まで上げてやるぞクソが。でもネックの芋ビーエムHDDは換えられない。しかも実験室はクーラー無しで暑いからなあ。気温は35℃を越えそうだ(^^;

HSDL52
MB:GA-K8N Ultra-9[Rev1.0/F9c]
CPU:ADA3000DAA4BP(2005年16週)
MEM:1024MB(PC3200×2)
PS:MIRAGE DR-B350ATX

 2005年16週がハズレなのだろうか…イヤイヤ、この程度のクロックでアタリハズレを言ったら負けになる。今回はHDDがDTLA-307030なので、もしかするとコイツが裏切るかもしれん。果たして30秒台前半は出るのだろうか。


★FSB250
 まずは軽く250から。厳密に言うとFSBと言う言い方はおかしいかもしれないが、マザーボードのBIOS設定がそうなっているので気にしない。

fsb250
 全く問題無し。今日は気温的に厳しいが何とかなりそう。


★FSB266
 ハンパだが、何となくこれでPCIが定格になるような気がするのだ(^^;

fsb266
 定格電圧で全く問題無し。なんだ、意外と楽勝じゃないか。


★FSB280
 不安を感じてここからVcoreを1.400→1.450Vにしてみた。効果があるかどうかは知らない。

fsb280
 全く問題無し。おかしいなあ。前回は全くダメだったのだが、やはり冷却がまずかっただけなのだろうか。前回の気温は25℃くらいだったんだけどな。


★FSB300
 更に1.500Vまで昇圧。これで動いたらWindowsを動かしてCPUIDをゲットするかな…と思ったら、起動はしたもののBIOSでリセットがかかってしまった。二回目もダメだね。


★FSB290
fsb290
 MEMTEST86+まで行った。少しマシになったがエラーが出るのでダメだね。


★Windows起動
 仕方なくFSB280まで下げてWindowsを起動した。CPUIDはおそらく過去最高だと思う。結果としてメモリ周りさえ安定すればFSB300でも動きそう。電圧やパラメータを弄るところはまだあるので、冒頭のアムダーの話もウソでは無いのだろう。


ADA3000DAA4BP@280
 π焼してみたがダメだった。π焼だけおなじみのエラーが出やがります。このエラーって他のベンチでは見た事がないので87のエラーなのだろうか。他のベンチもクロックの割に上がっていないのでエラーが出ているのかも。なおビデオカードはRageのまま動かしてしまった。

 という事はこれでもまだダメで、更にもっと下げなくてはいけない。ここで今日は時間切れ。次回はメモリを換えてみるかな?でもこの気温ではダメだろうな。


★終わり
 結局大した結果は得られなかったが、気温35℃でもソコソコOC出来るというのは発見だな。涼しくなったらFSB300も実用できそうな気がしてきた(甘い?)。コア自体は問題が無くて、足を引っ張っているのは結局IMC又はキャッシュだというのは分った。