HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

Geforce

CHAINTECH GSE88GT

 「西ローカル巡回[16/12/04]」にて超しつこくまた買ったGF8800GTだ。実は動作チェックでも書いた通り部品が一部脱落している。いつも画面ゴミ入りの致命的カード修理不能品を引いてしまうので、今回は部品脱落で動かない奴を意図的に選んだのだ。もしこれを直してゴミが入っていたら…それはそれでかなりの才能と言えるかな(^^;


★不具合箇所
gse88gt_1
 部品が取れていなくて安いのは恐らく起動はするが画面ゴミ入りだと思われる。そこで部品脱落品の中でもなるべく簡単そうな奴を選んだ。と購買者は言っているが1005だし結構面倒くさいぞ。


gse88gt_2
 そこで誰もが考える(だろ?^^)。ピンセットで曲がったMLCCを真っ直ぐにすれば動くのではないかと。で、やってみたけどダメでした…当たり前か(^^;


gse88gt_3
 仕方が無いのでハンダ付け。左の奴は真っ直ぐにする時に割れてしまったので新たに新品で付け直す。まあこのCCの修理はもう何度も記事になったので詳細は不要だろう。


★テスト
hwinfo_gse88gt
 ゴミ無しで動いた!作戦の狙いは正しかったようだ(という事にしておこう^^)。次はG80(GTX・GTS)でブチ当てるぞ!但し100円でな(^^


★5/1追記
 上の記事はもう三か月くらい前に書いた記事だと思う。現在は全くハンダゴテは握っていないので能力低下が心配だ。以下のリストはビデオカード要修理品の残り。あと14枚もあるのかよ…(^^; 全部捨てちまったら楽になるのだがな。

GA-5200X/PCI(3枚目)
GALAXY 7900GS→1点だけドットが有るので直さないで実験用にする
GALAXY 7950GT(4枚目)
HD5450→原因不明
MS-8974
N9800GT-512MX-P→ドット化けなので多分直さないで解体
PV-T84G-UDF3(2枚目)
PWR128AGP→ROMトビなのでもう1枚手に入れないと直らない
PWR128ZX→原因不明
Quador FX1000
Quadro FX1700
SPECTRA WX25
SPECTRA WX25(2枚目)→どちらも原因不明だが生まれながらの欠陥かも
ZOTAC GTX690→原因は判っているがこれまでとは比較にならないくらい超面倒(^^;

 楽なのからやっていくしかない。夏になったら暑くてやる気がしないのは明白だし。他に要修理マザーボードもあるからなあ。

ジャンクGTS240

 GTS240は実は2回入手しているが、これは「新年会[17/01/07]」で手に入れた方である。当初よりMLCCが脱落しているという話だったが…。


gts240_1
 アホが!取れているだけじゃなくて片側のランドが持って行かれてしまっている。それどころか基板が掘れて内層が剥き出しになっているじゃないか。冗談じゃねーよ。1005の脚を繋げってのか。お前がやれm9(^^;


gts240_2
 仕方が無いのでやるか。当初は片側を上のTPに貼りつけようと思ったが、ハンダを除去してみたら片側のランドは正常で生きていた。なので予定変更でオリジナルランドを活かす。まずはこのようにMLCCを上側のランドだけで固定する。あとは周囲を耐熱テープでレジストする。これは必須ではないがやった方が良い。カードエッジにハンダ載せちまったらカッコ悪いぞ。初めて耐熱テープを使ったがこれがとても使いにくい!「ジャンクFIREGL V3200」の時のようにマジックでレジストした方が楽で確実だ。まあこの細いカプタンテープの使い道が無いから無理に使ってるんだけどね(^^;


gts240_3
 ありゃ?写真失敗しちまったぞ!ピンボケだ。いずれ撮り直そう。20倍のルーペで見ていたらタメ息が出てきた。よくこんなもの付けるよな(^^; それはさておき、1005の足を繋いだのは初めてだったがうまく行った。もっと細い線があればよかったのだが、生憎WGの太い足しかなかった。このような細密な作業はハンダ付けよりもそれ以前のお膳立ての方が遥かに面倒くさいという事が解る(肯いた人はデキル人だと思う)。


hwinfo_gts240
 これでGTS240も2枚目となった。9800GTよりはやや速いのでSLIする価値はあるかな?

黄昏のビデオカード

忘れたけど多分2013年の記事(^^;

Winfast A350XT TDH

 「A350XT TDH調査」では修理しようと頑張っていたようだが、新たに同じモノを100円で手に入れたのですっかりヤル気が無くなった。壊れたのは既に解体したので、今回は新たに手に入れた奴を動かしてみる。記事は冗長部分をカットした簡易版で行きます(^^


★リコール対象か?
l404
 残念!当該品はリコール対象機種ではないようだ。クレーマーとしてトコトン粘着してやろうと思っていたのに(ウソ)。しかし「基板上のMOSFETにトラブルが発生する」という事は焼損するんでしょうなあ。見てみたいものだ。
・L4020035801〜4020036000
・L4020036161〜4020036210
・L4020071491〜4020071840
・L4020106041〜4020106240
・L4030001461〜4030001560

http://www.leadtek.co.jp/news_release/a350xt_apology.htm
http://www.sycom.co.jp/custom/recall.htm
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0402/18/news076.html
 もっと深く検索したらIRF7458が発火したらしい。全部で5つあるパワーMOSFETの内のどれなんだろう?シロート報告は要領を得ないな。場所によってこれで良い所もあるし悪い所もある。Vmemの上側なら余裕だし、Vcore下側なら(2パラだけど)稍厳しい。HSDLのロットにはこれは使われていない。

http://viva2ch.net/jisaku/1077086088.html
http://viva2ch.net/jisaku/1077287811.html
 「該当チップが手で触れられない位熱い」…ってそんなの当たり前だろバカ(^^; 炭焼きオヤジじゃあるまいし、精々60℃位でヒーヒー音を上げるんだろうが。その程度なら電源のMOSFETとしては欠伸が出るほど普通。火柱が上がったとか大げさに書いてあるが、普通はジュワッて感じで光って煙が出るだけだし火事にもならん。なったとすれば艾のようにPC内外にホコリを溜めこんでるユーザーがアホだ。それ以前に火が出たら騒がず黙って消せよ。ボード上のコンデンサは粗悪品などではない!全てSANYO/SEI製で、最も優秀なアルミ電解コンデンサ・メーカーだ。このスレではまともな書き込みが2、3しかないな(1人?)。何時でもそうだけど事故が起こると愉快犯が嘘っ八のデマを流す。全部真に受けてるとバカを見るだけ。

http://www2.odn.ne.jp/knxinfo2/k7tb/mechlog2.htm
 やっと発見したぞ〜。この人の記事が正しいとすれば、Vcoreを生成するDC-DCのQ4らしい。当該品はIRF7821だが、燃えたリヴィジョンはIRF7458が付いているそうだ。あのー、7821の方が7458より微妙に性能落ちるんですが…(^^; 良くなったのはゲートチャージが少ない分、スイッチングが微妙に高速になったという事だけ。むろん効率は改善されるが、その程度で燃えが解決する事は無い。あ、AMR限界温度も5℃伸びているか。しかしこれとて改善と言うには程遠い。このくらいの温度まで上がって来たら明らかに故障だが、その場合は秒単位で通過して燃える。結論として「当初より部品の選択は間違っていなかった」「元設計が悪いわけでもない」という事。やっぱりMOSFETの単純なロット製造不良だったのだろうか…?今となっては確かめようが無いので永遠の謎だ。
q4_irf7821


★テスト
gpuz
 HSDL指定ベンチマークを取ってみた。PCはHSDL49(GA-K8NS+ADA3700DAA5BN)である。大昔のカードに言ってはいけないのだろうが遅いね(^^; X700PROと比べても勝てるのは僅かのベンチしかない。ビデオカードの性能向上は本当にインフレが激しい。

bench_a350


★終了
 HO等でもAGPカードは完全に終息した。なのでAGP×8、DX9対応以降のソコソコ速いカードの完動品はあれば押さえたい。HSDL的にはローエンド以外全シリーズ揃えたいところ。

注:放置しすぎてリンクが全部切れてしまいました。読みたい人はアーカイブでも見てください。



AFOX AF62A-512D2H1

 何かFoxconnの仲間みたいな名前のブランドだなあ。アホックスで良いかな(^^ 動作チェックでぶっ壊れ確定したが、なかなか面白いカードなので見てみたい。その為に買ったわけだし。


afox6200_1
 壊れた原因が判った。この汚いグリスのせいだ。多分コイツの脳内では「グリスが乾いている!塗り直し!」となったわけだが、塗り直したグリスが道端で売っているような粗悪グリスなので逆効果だったわけだ。お前さんが使っている安物グリスなんてビデオカードには役に立たんのよ。


afox6200_2
 な?固まっているだろう。GPUのグリスはCPUよりも上質な物を使わなければいけないのだ。あと最初付いているのは乾いているのじゃなくて固体なので間違えないように。全く余計な事しやがって…それよりタバコ止めろ。壊れたのはユーザーがアホだったから、で確定か。


afox6200_3
 相変わらず安っぽいGPUだな。印刷じゃなくて亜夢のVPUみたく刻印しろよ。全部消えちまっているのは前オーナーの仕業だ。ま、GF6200Aで確定しているが。


afox6200_4
 メーカーオリジナルの特殊品かと思ったらリファレンス基板(P362)だった。こういうタイプも用意はしていたのね。それより何より驚くのはこの基板が2010年47週製造であるところだ。何かの間違いかと思ってメモリを見たら2010年37週だったので間違いない。これGF6200Aだぜ?そんなに遅くまで作っていたのは驚きだ。ダメ押しでGPUも2010年40週なので確定としか言いようがない。

 電解コンは全部ケツ男の1000μF10Vである(金文字だし見た目では低インピーダンス品と思われる)。という事は電圧は全て5V以下という事だ。SMDランドも切ってあるし、VRMからVDDRまで全部交換したくなる。このケツ男は膨らんでもいないし破裂もしていない。もっともGF6200程度の熱量でネを上げられても困るわけだが。


afox6200_5
 あ、本当にDDR2だ!信じていなかったわけじゃないが実際見ないと信用できない。てかこれどう見てもGDDRじゃないじゃん(^^; 一般にGDDRの方がPC用メモリより熱耐性が強いと言われている。CPUが70℃でヒーヒー言って壊れそうなのにGPUは平然と85℃でベンチ回ったりする世界だ。それにしてもこのメモリ周り遅そうだなあ。

 ザッと見た限りでは裏のMEMDCが8個ばかり脱落している。取れた後のハンダが潰れているので洗ったから取れたわけではなさそうだ(^^ これが原因でお花畑になった可能性は…まずないと思うけど。P362はジックリ見た事が無いので容量は分らない。AGPとPCI-Eはクロックが違うので参考にもならない。下は数百PFから上は4.7μFまであるらしい。大きなところはテキトーで良いのだけど。


★終わり
 全然動かないので残念ながらドライバを入れてのテストは無し。途中ですがこれで終わりです(^^ もし直ったらまたやるかも。


★今日の(今日も)粗探しm9(^^ビシッ
 さてやってまいりました、HSDL恒例と言うか売り物の一つ間違い探しの時間です。今日のポイントはここVDDRレギュレータ。

afox6200_6
 D21は転流Diodeだが効果は低いので省略された。それはいい、その下だ。R691とC802はご存じスナバを形成している。がしかしどういうわけかC802が実装されていないではありませんか。つまり上の実装されているR691は接地されずに空中に浮いていることになります(注)。厳密に言うとランド間に極少容量が発生していることになるけど、この設計でそれをアテにしたわけでもあるまい(有っても10PFも無い)。つまりR691は意味無し抵抗だ。

 この場合C802を付けるのが正道だけど筆者ならR691は除去しますね。どうせスナバなんて大した効果は無いし部品代が無駄なだけ。これを除去すれば効果は変わらず抵抗一個分コスト節約できます。細かい事は気にするなって?そんな事言ってるから会社が潰れるんだよ。

注:尤もこの部分は直流的には他の部分を経由してごく低抵抗でグラウンドに接地されている事になる。導通チェッカ等で調べて騒がないように(そういうバカがマジで存在する)。ちなみに導通チェッカだと確実に音が鳴る程度の抵抗だ。

FX5700の謎(その後2)

 本命のハードウェアのバカ記事の方は担当者がサボっているので進展していない。完全に動くようになって常用カードになったのでもうやらないかも。

Geforce FX5700の謎
FX5700の謎(その後)

 FXシリーズは「不人気で市場にあふれていてクソ安い」「XP以前で動くゲームやベンチは全て動く」「7以降の現役Windowsに対応していない(7〜8.1では動く)」等HSDL条件を満たしているのでネタにしやすい。正直言って失敗作と言われるFXがこんなに面白いとは思わなかった。ちなみに5700の記事だがドライバ関連の結果はFXシリーズなら全て傾向は同じだ。


★前回記事の追記
 P191と言うのはヌビのFX5700リファレンスボードの名称。P191に準拠したものにはヌビのロゴを付けても良い事になっている(CDのロゴのみたいなもの)。0Nと言うのはボードリヴィジョンで、これらの違う基板のBIOSを入れるとGPUが同じでも動作する保証は無い。

 また同じNV36コアでもデバイスIDの変化により違った動きをする。この辺りでいろいろ遊べるかもしれない。

DEV_0341=FX5700Ultra
DEV_0342=FX5700
DEV_0343=FX5700LE
DEV_0344=FX5700VE
DEV_034E=FX1100(Quadro)


★GPU-Zぶっ飛びの謎
gpuz17516
 Ver0.8.5〜から発症して現在進行形なのに誰も指摘しないので不思議に思っていたが漸く理由が判った。最終版175.16(英語版175.19)を入れたらぶっ飛ばずに表示できた。この事から世間の人はFXに最終ドライバを入れているのだろう。何時のバージョンからぶっ飛ばないのか?少なくとも90番台以前はダメである。つまりGF4以前は最新のGPU-Zでは表示できない事になる。そのためGF4以前も普通に使うHSDLでは0.8.4を使うしかない。


★FX最終ドライバ
fw175
 ご存じの通りFXシリーズの最終ドライバは日本語が使える奴は175.16である。がしかし本当の最終版は英語版の175.19だった。これの性能差があるかどうか試してみた。

saishu175
 一部に計測誤差ではないハッキリとした差が出ている。何でここまで差があるのか?我々は最終版を使うとすれば(まず使わないだろうが^^)英語版を使うことにする。

V9999

 「西ローカル巡回[15/11/30]」にて入手した英煤のGF6800カードだが、残念ながら画面にビット化けがあり不動が確定した。まあ通常はこれで捨てるのだが、メモリのパスコンが取れているのを付けてみてくれない?と言われたので調査する事になった。まずはクーラーをバラして洗い、基板自体も中性洗剤で丸洗いした。


v9999_memdc
 取れていると指定があったのはこの1005である。これを付ければ良いんか?でも動作には何の関係も無いと思うぞ多分。


v9999_mem1
 他の部分をチェックするとここにも脱落が…ってちょっと待て!後ろ後ろ!何とメモリが(上からカードが当たったのか?)凹んで割れているじゃないか。恐らく内部配線も逝っちまっているんだろう。


v9999_mem2
 別角度。やっぱりパッケージが裂けている。いや〜メモリが一部割れて画像が乱れるカードは初めて見た。これはメモリチップを貼り換えない限り再起不能だ。HSDLはリボールなんてやってられないのでこのカードはお終いという事になりますね。


 …で結局ゴミ決定となった。でもまあFP-CAPが付いているので50円なら損はあるまい。

VGAカード・デチューン

 世の中に改造記事は多々あれどデチューン改造記事を書く奴はいない。PC製品の性能・機能をわざわざ低下させる事には意味が無いからだ。なのに何でこのような記事を書くのか?勿論HSDLにとっては意味があるからだよ。

 あ、カテゴリは改造だけどバカ記事でもある。タイトルも殆ど釣りに近いし、いつもと同等以上にマジメに読まないようにお願いしますよm9(^^


★その1「3D PROPHET II Ti
3dp2ti_1
 コンデンサはOS-CONメイン。これを前回交換したWGも含め、格下の通常ウェットに交換する。実はバカ記事ではあっても無意味な記事ではない。HSDLにとっては多大なメリットがある改造である。外したOS-CONを他のマザーボードなど有意義な物件に流用するのだ。

SANYO OS-CON
4SP510M[14mΩ/4080mA]×4
6SP620M[13mΩ/4840mA]×1

 SP510も620も現在の標準品には無い。これは同品種・同耐圧・近似容量のSP560と680とほぼ同性能と見てよい。サイズは全く同一のE(8φ×11.5)とF(10φ×11.5)サイズだ。

 OS-CONの代わりに何を付けるか?HSDLでは日本メーカー製低インピーダンス品を付けるのがお約束だが、どうせ軽めの古代のカードだから思いっきりバカな奴を付けようぜ。という事で用意したのがこれ。


suscon_sd
 Su'scon SD1000μF6.3.Vという、アキバで新品で入手できる数少ない中華低インピーダンス品(100mΩ/650mA)だ。もう6年前「ひさびさに部品の話」でちょっと書いた奴だが、チビデブ型なのでビデオカードにはお誂え向きの形状。実は興味本位で手に入れたけど使い道が無かったという情けない物件だ。

 普通に考えれば「WXで膨らんだのだからSDで持つはずがない」という事になるが、その場合はすぐに破裂するだろうから分るだろう。常用カードじゃないので、HSDLの使用頻度では破裂しないかもしれない。破損する場合は予兆として超発熱するから触ってみればアホでも判る。


3dp2ti_2
 考えがまとまれば後はそれに従って付けるだけ。コンデンサ交換は単純でつまらない作業である。以前の電解コンデンサはWGも含めて全部抜いてしまう。電源等の片面基板ほどじゃないが、多層ザーボード基板と比べると幾らか抜きやすい。この時期のゲフォは5Vか3.3Vソースなので全部同じ6.3Vを付けても大丈夫。挿す位置は記憶しなくても良い。


3dp2ti_3
 OS-CONから大幅にビンボー臭くなったが、昨今の安物ビデオカードを見慣れた目には特に変わりない普通のカードに見えるかも知れない。それどころかこのままジャンクで流しても疑問を感じる人は少ないだろう(^^


hwinfo_3dp2ti
 動かしてみた。何時まで動くかは分らないが、取りあえず当初の目的は果たせたという事で。でも2、3年後には寿命で動かなくなっているかもしれんな…。


★終わり
 お陰様でカードを使用不能にせず(←重要)OS-CONを分捕る事に成功した。加えて高値で買った中華電解コンSu'scon SD1000μF6.3Vも有効利用(処分とも言う^^)できたので言う事なし。SMDランドがあるから、もっと高性能のカードであればPOSCAPなどを使うところだったが…。それはいずれ他の物件でやる事になるだろう。まだまだ山のように部品取りの候補があり、使えない部品も山のようにあるのだ(^^

 もし何か中華電解コンデンサに外見上の変化が有ったら随時ブログで報告する。SDは水系ではないっぽい(未確認)ので保存中に爆発!は無いと思われる。何でもありの中華なので断言はできないけど。

[新]GA-5200X/PCI復活

 前回も書いた通り、この製品は地雷と言うよりミエミエの時限爆弾である。この会社が後に出したGA-8400GSでもそれについての反省の色は全く窺えない。何年も同じ失敗を続けている会社ってどうなの?ネコ電PCを使っていた人(筆者も含む)には昔からなじみのある会社だが、もうあの頃とは中身が全然違う会社と考えざるを得ないな。筆者は騙された奴に同情はしないが、かと言って騙した奴を弁護する理由も無い。

 この記事のGA-5200X/PCIは「ローカル巡回[15/08/08]」で手に入れたもので、「GA-5200X/PCI」の続編である。


★またちょっと見る
ga5200x_pci2
 このロットは基板メーカーがHTでおなじみの永捷電路版有限公司に切り替わった。2006年42週製造なので、約2年間も粗悪電解コンを放置している訳だ。GPUは2006年41週、メモリは廃肉巣に変わって2006年29週製造。ファンガードが地で着色された金属から青色ビニール張りに変わっている。この方が地の着色より安く出来るのだろうが汚らしい。日本企業が販売している製品とは思えないほどの低品質だ。


c45_55
c131_154
 電解コンはASIACONだ。前回はFZだったけど中身は全く同じだと思われる。ASIACONで検索するとHERMEIが出てくる。データシートにもHERMEIとASIACONは同一なのでASIACON=HERMEIという事か。今回の防爆弁はマネ下風に変わっている。これは恐らくマネ下が破棄した製造機械で生産しているのだろう。墓場からの復活は中華ならごく普通である。


★メンテの基本は掃除
ga5200x_pci3
 ホコリまみれだったのでまずはエアーで徹底的に飛ばす。このホコリはもちろん有害なので外で行なう。


ga5200x_pci4
 次にグリスをキレイに落とす。今回のグリスクリーナーは100円のIPAを使う。これで洗う体制が出来た。洗剤は50円ビデオカードに相応しい中性洗剤とした。ファンガードに付いていた汚いビニールは潔くスッパリと剥がした。これで漸く触る気がしてきたな。ファンはもう先行き(寿命)は全く期待できないのでプラが割れない程度の油を注しておく。寿命は短くなるだろうがもう気にしない。

 乾燥してからP6ISA-IIに搭載して電源を入れたら全く反応しない。おかしいな?普通はFX5200程度の電源の軽いカードがこの程度の電解コン損傷で起動しなくなる事は八割方無いのだが。ひょっとすると別の所も逝かれているのではないだろうか…イヤな予感がするが取りあえず電解コンを交換してみるか。やった損の無駄足に終わらなければいいけど。


★電解コン交換
 前回はNVVDDの出力にKZHを使ったが、今回はルビコン祭りという事でルビコンオンリーで仕上げる。どうせショボイFX5200なんだからテキトーで良いだろう。ま、そのテキトーより現在のアジアコンは腐っている訳だが。ひょっとすると日本メーカー製の一般用85℃品の方がマシなんじゃないか?とすら思える(流石にそこまでは低くないか)。


test_ga5200xpci2
 ルビコンで統一されて見栄えは良くなった。FB除去が面倒くさいし、基板が汚くなるので(前回は交換した)入力インダクタはスルーだ。C154は横にあるLDO(AMS1084)の出力コンなので固体アルミ電解等は付けてはいけない。イヤ実際に付けているのをどこかのサイトで見たので…アカの他人だし動いているらしいので放っておくけど。無知は怖いもの知らずである意味幸せ。通常はESRが50mΩ前後の電解コンを付けるところだ。ポリマーではなく通常電解ならもう少し低くても(20〜30mΩ)大丈夫だが。これは通常電解のQが低く、周波数特性がブロードでピークが出にくいから。ハンダ付けがヘボピーだとESRが付加されて動くようになるかもしれんな(^^


★使用部品
 前回よりも更にグレードダウンした。「手持ちからギリギリまで性能が低くなるように選んだのでこうなった」と前回書いたが、更に下のギアがあった事になる(^^ 50円のカードには50円なりの部品を使うのが我々の流儀。流石にこれ以下はもう無いだろうが…と言うかこれ以下にするといくらなんでも動作しないだろうね。

C45:Asiacon LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
C55:Asiacon LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
C47:Asiacon LZ470μF16V⇒YXG220μF25V
C60:Asiacon LZ470μF16V⇒YXG220μF25V
C58:Asiacon LE330μF16V⇒YXG220μF25V
C131:Asiacon LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
C154:Asiacon LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V

Rubycon YXG220μF25V[130mΩ/640mA]
Rubycon ZL470μF16V[53mΩ/1030mA]
Asiacon LE330μF16V[90mΩ/360mA]*
Asiacon LZ470μF16V[42mΩ/850mA]
Asiacon LZ1500μF6.3V[26mΩ/1400mA]*
*標準品には存在しない
合計29円(税込・銭単位切り上げ/副資材・電気代・人件費別^^)

 C47、60は当初シルク印刷に合わせて10φのZL470μF16Vにする計画だったが、だんだんもったいなく感じてきたのでYXGで済ませた。勿論YXGの方が余剰在庫が多いからに他ならない(^^


★テスト
 テストの時はファンが間に合わなかったのでファンレスで動かす。こんな所にもこのカードに対する投げ遣りな姿勢が見え隠れする(^^; もし動かなかったらVRAMを全部はぎ取って、前回の奴に移植して256MBバージョンを作ろうなんて思っていた。

hwinfo_ga5200xpci2
 手抜きしまくりなので一寸心配だったが動いちゃうんだね。でもHWINFOだと前回の奴と区別がつかんな。2つあってもしょうがないので前回の奴は友人に進呈したいと思う。Windows上のチェックは任せたぞm9(^^

GA-5200X/PCI

 悪い意味で有名なエロデータのGF-FX5200搭載PCIカード。コイツの酷さは検索すれば直ぐに判る。使えば確実に壊れるという、地雷じゃなくてミエミエの時限爆弾だ(^^ 長年探していたが遂に50円ジャンクで発見した。


★一寸見る
ga5200x_pci
 基板は特徴的なロゴを持つLIN HORN TECHNOLOGY製で、2004年31週製造なのでカード自体もその後間もなく製造(アセンブリ)されたのだろう(Wistron製?)。なおGPUは同年24週、寒チョンK4D551638F-TC50は同年25週製造である。例のXFXほどじゃないが基板が波打っていてあまり品質が良くない。回路的にはAGP版のP162にシフトレジスタの塊(笑)を載せただけ。一応ヌビリファレンス(P165)も存在するので正式対応なのだろう。

gram
 メモリ実装パターンは8個だが256MbitGDDR-SDRAMを4個実装しているので64bit接続となっている。PNYの製品を見ると全部実装すれば256MBになるっぽい。その場合128bit接続になるので多少は性能が上がるが、この場合PCI接続なので性能向上は殆ど無かろう。AGPならば載せる価値はあるが。

 解像度はアナログではQXGAだがデジタルではUXGAまでと小さくなる。ワイドはアナログの時はWUXGAだが、デジタルは1440×900とハンパなところで止まっている。HSDLは大画面もワイドも使わないので問題は無いが。BIOSROMは25LV512である。VGA-BIOSが32kBを超えるので昔のマザーでは動かない可能性がある。

 電解コンはFZという謎メーカーのLZという品種である。中華コンのデータベースとも言えるコンデンサメーカー一覧サイトでもメーカーもロゴも発見できなかった。勿論メーカーが判らないので性能は不明だが、色と死に方から見てEVERCON系じゃないかと推測している。現実は隣のASIACONと同一の製造メーカーだろう。ズバリ色も同じだし…。


★先ず洗う
 先ず前作業として洗って干した。知らない人が見たら吉外にしか見えないがHSDLではごく普通の作業である…つか何であんたらの使ったカードってこんなにクサイの?どういう生活してるんだよ。早死にするぞ。

gpu_cooler
 このカードはクーラーのファンが腐って回らないのは平常運転。代品も無いのでバラして洗ってグリスアップする。組み立て取り付け回してみたら新品と変わらない回転数を取り戻した。音も今のところ軸音はしないし問題なさそうだ。


★直す
 さて修理だが、実際このカードでは電解コンを変えるくらいしかする事が無い。電池交換とさほど変わらないがハンダ付けが伴うのが面倒くさい。取りあえず謎のFZを抜く。中身はエバーコンと思われるので、カタログ性能はWGより少々落ちるくらいかな。さて交換品種だが、50円の廉価カードなので固体電解なんて絶対に使わない。それではただのアホになってしまう。なので動作テストで使ったREはご退場願う。

 C45とC55はNVVDD(NV34のVcore)出力コン、C47とC60はNVVDD(NV34のVcore)入力コン、C131とC154はFBVDDQ(メモリ関連)だ。重要なのはこの6本だけど、たった7本だから当然全取っかえだよな?ちなみにリファレンス回路ではC45、C55は470μFでESR≦25mΩのモノが指定されている。C58は大体同じ大きさ(性能じゃなくて形状の事)なら何でもよい。

l15
 予算が余ったので?省略されていたL15(VRM入力インダクタ)を復活させた。付けても特にメリットは無いが理論上は電力損失が減る(^^ HSDLは外見のために付けた。リファレンス回路では1μHか、"For Cost Down"(笑)として0Ω×2が指定されている。このカードの回路は両者の中間で折衷回路と言えるか。

r195_202
 言うまでも無いが、上のL15を実装したら裏のR195、196、199、202を除去する必要がある。これはRとなっているが実際はFBだ。見れば判るだろうけど。


★使用部品
 手持ちからギリギリまで性能が低くなるように選んだのでこうなった。ALLKZHも可能だったがZLの方がチビデブなのでこれを採用。リファレンス設計から見れば性能が足りていないように見えるが、実際動作させるとこのメンツで足りている。ま、少々足りてなくてもこれで行っちゃう訳だが。

C45:FZ LZ1500μF6.3V⇒KZH680μF25V
C55:FZ LZ1500μF6.3V⇒KZH680μF25V
C47:ASIACON LZ470μF16V⇒ZL470μF16V
C60:ASIACON LZ470μF16V⇒ZL470μF16V
C58:ASIACON LE330μF16V⇒YXG220μF25V
C131:FZ LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
C154:FZ LZ1500μF6.3V⇒ZL470μF16V
L15:Empty⇒2.2μH
R195:FB⇒Empty
R196:FB⇒Empty
R199:FB⇒Empty
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Nippon Chemicon KZH680μF25V[32mΩ/1650mA]
Rubycon YXG220μF25V[130mΩ/640mA]
Rubycon ZL470μF16V[53mΩ/1030mA]
SMDインダクタ2.2μH
合計37円(税込・銭単位切り上げ/副資材・電気代・人件費別^^)


★完成
ga5200pci_after
 完成しました。紫色でOS-CONっぽく見せていた?オリジナルと比べるとカラーは地味になったかな。まあ中身は伴っているので良いだろう。

hwinfo_ga5200pci
 動作チェックの時BIOSPOST確認してるけど動いた。これから貴重なDX9対応のPCIカードとして活躍するであろう。FXシリーズはWindowsVista〜10TPでもAero動作するし、敢えてコイツを現役のカードと呼ばせてもらう。実用するならもっと良い部品を付けても良かったかな?と思わないでもない。

今日の作業[14/10/24]

GA-8400GSコンデンサ交換(その3)


 長期間に渡って部品実装作業をしないと腕が低下する。かといって大作を手がけるほどの時間は皆無だ。5〜10分でできる作業は無いものだろうか?という事でビデオカード修理[14/07/19]でやり残したのを終わらせる。


★部品交換&追加
141011
 現在の姿。以前交換した電解コンも暫く動かしてなじんできた。中華電解コンが一つだけ残っているのが気に食わない。また入力インダクタが無いのも気になる。どちらも動作には問題無いのだが。

 G-LuxonはUTWRZ100μF10Vに交換、L522(1.1μH)も追加する。これでマザーボードに帰すお釣りが少なくなる。今回のインダクタは1.1μHで5Aの奴だが、電流的には2.2μHの3Aでも良かったかもしれない。勿論このチョークは絞った方がノイズ防止効果は高いが、あまり絞ると今度は弊害が出てくる。


l522_1
 PCIブラケット脇の付けにくい所にあるなあ。電解コンも邪魔そうだし、全部取っ払うしかなさそうだ。


l522_2
 折角付けた電解コンをまた外す。場所が悪すぎ。元から付いているハンダは吸い取り線を使ってキレイに除去する。残っていると平らに付かない。片側は残しても作業は出来るが、品質がよく分らないハンダなので取り去るのがHSDLの基本方針。


l522_3
 ピントが悪くて汚く見える…位置も稍ずれてしまった。技術は容易に忘れないけど手際は怠けると直ぐに悪くなる。だから定期的にやらないと拙いんだよな。ちなみにインダクタには巻き初めと終わりで方向があるが、この場合はどちらでも構わない。


r598_599_600
 L522を付けたら裏の0Ωは3つとも除去する。これを取らないと入力インダクタを付けた意味が無くなる。


c13
 電解コンは余っているUTWRZ100μF10Vを使う。これも漸く在庫も底が見えてきたなあ。


★動作テスト
 電解コンを交換してからベンチを回したことが無い。もしかしたらぶっ飛ぶかもしれないのでテストしてみる(^^


bench_ga8400gs
 GDIと一番飛びやすかった3DM03、あとは耐久試験でゆめりあベンチを回しておいたが特に問題は無かった。杞憂ですね。


★発熱
 電解コンを全とっかえしたり、入力にインダクタを付けたりしたので温度を測ってみる。合わない奴を付けると発熱が増加する場合がある。

室温25℃=ケース内温度でもある(^^
ドライバ=Forceware169.21
ベンチマークソフト=ゆめりあベンチXGA最高
温度計測=GPU-Z 0.7.1

*Logは時間、GPU温度、基板温度の順に並んでいる。

=GPU-Z Sensor Log=
23:52 , 36.0 , 26.0 ;平熱は36℃
23:53 , 40.0 , 26.0 ;ゆめりあベンチスタート
27:52 , 56.0 , 32.0 ;4分後ピーク56℃に達する
29:05 , 56.0 , 32.0 ;4周で終了
29:06 , 53.0 , 32.0 ;1秒で3℃低下
30:05 , 39.0 , 29.0 ;1分後17℃低下
31:05 , 37.0 , 27.0 ;2分後19℃低下
32:05 , 37.0 , 27.0
32:21 , 36.0 , 27.0 ;3分過ぎに平熱に戻る

 緩いファンなのでそれほど効果は高くは無い。それでもファンレスのカードが90℃くらいまで上昇する事を考えるとファンは必要か。高温でもGPU自体は何て事無いが、VRMの電解コンがかわいそうな事になる。このカードは特に問題はなさそうだ。


★終わり
141012
 これで完成か。GF8000系はまだ充分に現役なので、HSDLではこれからも特攻用として活躍する予定だ。


★おまけ
kotedai
 「今日の買い物[2012/07/15]リザルト」ではボロクソ書いたダイソーコテ台だが現在は大活躍している(^^ 尤も形がだいぶ変形しているが(自分で曲げた)。ノーマルだとバネが弱くて垂れちゃうんだよね。
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