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主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

ICF-28

SONY ICF-28

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

SONY ICF-28を解剖する(^^


 2018年11月に書き始めた記事だが二年越しで漸く解剖に回ってきた。解剖するのはその時の1号機ではなく2号機だけどね(注)。

ICF-28一号機[28xxxx](2018/10/28)
ICF-28二号機[21xxxx](2020/06/20)

 このように後から入手した二号機の方が古い製造である。

★割る
 他ならぬこのメーカーなので緊張するが中国製なので難しくはないハズ。


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 ネジが多いなあ。全部で5本もありやがります。上がしっかり嵌合しているので2本は要らないんじゃないか?久々に開けたので忘れていたけど上の篏合が外れない。しばらく悩んだけど壊さずに開けられた(^^


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 これは切りそうなので早速外した方がイイな。


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 基板は一応SMD基板である。裏向きなので基板を剥がさねばならないが、その方法がよく解らなかったりする(^^;


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 こういうワイヤリングも覚えておかねばならない。しかし忘れるだろう(^^;


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 剥がれたというか取れた!ネジで止まったりはしていないようだ。しかしまだダイヤルユニットがある。


icf28_08
 これも何とかクリヤー。日本製と比べ破損は無い(^^


★基板
icf28_09
 もう中身は方々で開けられており知っているが、やはり肝心な所を見せてくれないので我々に役に立った記事は無い。そもそもラジオに詳しい人は無暗にバラしたりはしないものだ(^^


icf28_10
 ICは一般的なCXA1019Sだが変だよね。だってS19のラジアルリードの基板ではSMDのICを使ってこのSMD基板でDIPのICを使うんだから(^^; まあこの時期それだけ部品調達がままならなかったのだろうけど。


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 455kHzのCFはムラタではなく東光だった。もうムラタは無かったのか?それにしては以前の1号機は選択度が良かったけど。いずれにせよ取り換えたいのは事実(^^;


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 10.7MHzの方はCF・CD共にTDKだった。まあこれも日本メーカー製なら差は無いので気にしない。


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 気になるFRAはHSDLの精密計測(笑)によって8.0φ×59.7个犯縮世靴拭8称で8φ×6僂箸い事になる。リッツ線は3本っぽい。線径0.25φで推定102回巻きとなっている。タップ方式だがFRAからは4本出力されておりリンク方式に変更する事も可能だ。何となくロッドが反っているようにも見えるが気のせいかもしれない。


icf28_14
 空いているランドが多いけど付けたら性能が上がるのだろうか?(^^ 電源の電解コンは470μFというショボイものだが、背の高いのと交換すると上のダイヤル機構に当たりそうな気がする。これはチョット予想外で困ったな。なおジャンパリードとSWを平滑用抵抗代わりに使用しているっぽい。いやSWが平滑電解コンの中間に入っているからそう思っただけだが考えすぎかも(^^; 電解コンはもっと大きく三倍以上にしたい。少なくともC20はそうする。高さが足りなかったら複数のを束ねても良いし。

 という事でポケットラジオを大きめのケースに入れたラジオと言う感じでした。もう知りたい事は全部知ったよね?


★一旦終了
 ICF-28の概要を理解できたところで一旦終了する。次回記事になるとしたらAC電源改良やCF交換の記事になると思うがいつになる事やら(^^; 実は記事は去年の段階で半分出来ているが実行していないだけ。


注:1号機も2018年に裏蓋だけは開けている。記事を書きかけたが当時は基板が剥がせなかった(^^;


SONY ICF-28

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

番外編:高感度ラジオとそうでないラジオの違い(^^


どーでも良いラジオ話
ICF-28受信音
ICF-28受信音
SONY ICF-28

 「SONY ICF-28」に於いて結構マニアックに感度を測ってみたが、ではその感度差が実際の受信でどのくらい違うのか?と言うのはよく分らないと思う。そこで今回は予定を変更して実際に複数のラジオで同じ局を同じ時間に受信してその状態を比べてみようという事になった。


★受信感度比較
 このラジオは高感度ラジオではないし低感度でもない。いわゆるフツーのラジオなのである。ではこのフツーのラジオと高感度ラジオはどう違うのか?

 比較と言うからには受信周波数・時間だけでなく、ラジオの位置や方向も完全に同一にして測らねばならない。これは全く問題なく同一に出来た。受信する周波数は現在受信可能な数少ない二等ローカル局である1458kHzのIBS土浦・県西局とした。弱くて安定しているのでこれに勝るものは無い。実は下の方のNHKやYBSの方が強いのだがICF-28は選択度が悪くて受信できないのだった(^^;

=1458kHz:IBS(土浦・県西)=
 時間は11時頃だがER-C57WRだけ1時間遅い12時台である。リンクは全部同じです。

>ICF-28
1458_icf28.mp3
 この記事の主役である。ポジションは「普通のラジオ」。高感度ではないし低感度でもない。感度よりも選択度の方が気になる。このようにDX局のようにギリギリ受信できるが実用にはならないな(^^;

>ER-C57WR
1458_erc57wr.mp3
 HSDLのメインラジオ。ICF-28との感度差は歴然だったわけだが、実際受信するとこうなる。やはりS/N比が違う。

>ICF-S60
1458_icfs60.mp3
 高感度ラジオの代表として連れてきた(^^ S/N比が違う。聞いただけで「アンテナが大きいな」と言うのが判る。

>謎のラジオ(^^;
1458_nazo.mp3
 機種名は今は明かせない。個別記事の面白さが半減するから。音からして帯域が明らかに狭いのが判る。安物のくせに感度・選択度はICF-28よりは明らかに高いね。

 これをそこら辺のジジババが聞いたら「どれも変わらない」という感想を漏らすのではないだろうか?実用上はその通りで、実際高感度ラジオとそうでないモノの差はこの程度しかないのだ。例えこれがICF-EX5/RF-U80になったところで差はこの程度しかない。高い金払って高感度ラジオを手に入れても実際はS/N比がやや改善されるだけである。そして我々はその微妙な差を重視しているわけで、このブログがシロートお断りなのはこれが大きな理由だったりする(^^ 数dBの違いを解らない奴に大きな勘違いをさせたくないからね。普通のラジオで聞こえない放送が高感度ラジオでズガーンと聞こえるようになるとかまず有り得ない。ループアンテナならあり得るけど。

 本当はもっと並べたかったのであるが、ここに並んでいる以上の感度の高いラジオが出てこなかった。またこれ以下だとそもそも受信できないので面白くない(^^; いずれ高感度ラジオが出てきたら試してみたいけど、このロケーションでは実現する前に移転してしまう可能性が…。


★続く
 次回は今度こそ解剖します。ヤル気はあるけど場所が無くてできないのね(^^;

SONY ICF-28

この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

SONY ICF-28をもう一度よく見る(^^;


どーでも良いラジオ話
ICF-28受信音
ICF-28受信音

 記事を書き始めてからもう一台手に入れてしまった。2018年に入手した一号は中古完動品であり、使用歴が短い上に全く弄られていないので不具合は全く無い。強いて言えば多少ヤニ臭い?HSDLでは当時初のSONYラジオICだった。二号は2020年にゲットしたジャンク品で、動作は完全だが付属のコードなどは付いていない。ただ性能は変わらないので解剖は二号で行なう予定。付け加えると新しく入手した方が製造番号は古かった。


icf28_01
 ICF-24は電池下ポケットに電源コードが格納できたのだがそれも無く機能が低下している。前回も書いたがコードが異様に短い(社外品の可能石もある)。ちなみに純正ではないそこらのメガネコードを入れることもできた。

 電池は単三4本で6Vだが1本減らして3本4.5Vでも楽勝だし、非常用には2本3Vでも頑張れば動かせそう。むしろその方がS/N比は良くなるんじゃないか(テキトー)。もっともHSDLの使う充電池なら3本以上は必須と言える。


icf28_02
 もう一つ、これが最大の欠点と言っていいのだがダイヤルが気に食わない。据置で使うであろうこのラジオのダイヤルが、その辺のブリスターパックのポケットラジオのダイヤル機構と変わらないのは悲しい。受信性能は比較的優れているのに、これが理由でメインになり損ねたのだった。但し機構は同じだが回る方向は理に適っているし、ダイヤルの径がポケットラジオよりは大きいので見た目ほど回しにくいわけではない。


★特徴
 思いついた順にテキトーに並べてみた。

・このラジオはほぼCXA1019S単体で出来ている
 ちなみに後継のICF-29は周波数スケールのTV表示以外は全く同一の製品である。∴欠点も丸っきり同じ(^^;

・ICはCXA1019Sで当然ながら純正品だった
 CXA1019SはAFパワーアンプまで内蔵しているワンチップラジオICである。周辺はRF/IF/AF全てに能動素子が無い典型的なICラジオである。このシリーズのICは本質的な問題によりガリオームが発生しやすい疑惑がある。これは入力音声信号ではなくアンプゲインを変化させているためだ。電子VRをアナログで無理やり使っているので仕方がない。

・AM/FM共にCFは1エレである
 その割にAM選択度は良い。2エレのER-C54/55Tと殆ど差はない。IFT使用だからかIF漏れが少ないのでこちらの方が良い局面もある。ただやはり頭のキレは負けている。同調でヤマが掴みにくいのは事実だ。この製品は斑多製のSFU455BだがICF-9には中華製の同等品が使われている。そのため選択度はこのICF-28の方が良い。

・SFU455B×1にしては選択度が非常に良かった
 ダイヤルをグルッと回した時のキレが良くて、当初は偽アナログ・デジタルラジオ?と勘違いしてしまったくらいだ。同構成でありながら選択度の非常に悪いRF-2400(A)との違いはやはりオリジナルSFU455BとLTP455Bの差だろうか。

・IF周波数は455kHzである
 IFはアナログラジオでは一般的な455kHzとなっている。そのためSC3610等で周波数をデジタルリードできる。アナログラジオと言ってもPLL系は450や459kHzだったりするし、昔は468kHzなどと言う妙な周波数のもあった(TFM-6100等)ので標準なのは助かる。

・電源の出力平滑コンデンサはC20・C16共に470μFと少ない
・ラインフィルターは入っていない
 AC電源で使用すると多少ノイズが気になるので改良できるならしたい部分だ。

・フェライトロッド・アンテナはタップ出力方式
 この方が高感度だが当地ではRF選択度を上げたいのでリンク方式の方がイイな。なおCXA1019Sのリファレンス回路はフルタップ方式でCXA1019M/Pはタップ方式だった。インピーダンスが違うのか?と思ったがそんな事は無くてどっちでも良いんだろうね。コストダウンのために作ったICなので余程の特殊事情が無い限りFEの作り分けはしないだろう。

・フェライトロッド・アンテナは6.5
 このラジオはケースに余裕があるので18僂離蹈奪匹搭載可能だ。このスペースの大きさがHSDLには魅力だ(^^

・感度ムラが少ない
 この個体は非常に良くトラッキング調整されており、上から下までアナログラジオとしては感度ムラが少なかった。これもDSPのように感じた理由の一つだ。

MWカバー範囲が広い
 このラジオは1700kHzまで周波数スケールがあるが、この個体は一杯まで回したら1770kHzまで受信できた(メーカー調整基準は520〜1750kHzとなっている)。これもデジタル系と勘違いした理由の一つ。もっとも単体ではこの辺りの感度は低いので、微弱な海上交通情報は存在(キャリア)のみが確認できただけだ。トラッキングは昔ながらの600kHzと1400kHzで調整されており1600kHz台の感度が低いのは致し方ない。逆にこの辺りを高感度にしてしまうと真ん中あたりはやや低くなる。精度の低い親子バリコンでトラッキングを平坦にするのは神業に近い。

スピーカーの音はRAD-F770Zには負ける
 内装スピーカーの品質や回路に問題があるわけではなく、SPグリルが筐体プラケースの打ち抜きの為だ。この手の方式だと音量を上げるとビビりが出る場合もある。HSDLではスピーカーはあまり使用しないので気にすることでもない。


★感度計測
 感度測定は面倒くさいので例によってMWだけ(^^; FMはアンテナが面倒くさいんだよね。いずれ本格的にFMでやる日が来るかもしれないけど、その時はラジオを複数並べて一気に比べてみたい。ちょっと話が逸れたが今回はMWの感度だけ測ってみる。

 今回から感度計測は放送波を使わない事にした。現在のHSDLではノイズが酷く、二等ローカル局はロクに聞こえないからだ。かと言っていつも移動するのは骨が折れるし面倒くさい。テストには以前やったようにSGを用いてタイマン法で比較する。これはいつも比較相手がまちまちなので参考にならないかもしれないが、今回からは高感度ラジオで定評があるER-C56Fを使用する。このDSPラジオはアナログラジオと比べ感度ムラが殆ど無いので割と公正な比較相手ではないかと思っている。

 このリファレンスラジオで50冦イ譴浸にギリギリ受信できる信号を、検査ラジオでどのくらい離れてギリギリ受信できるか?で比較する。結果はcmで表される。この場合SGの誤差は無視できる。

 今回からはMWの下限である531kHz、中央の1000kHz付近、上限の1602kHzで比較する。中央が「1000kHz付近」と曖昧になっているのは、当地では1000kHzが受信できないラジオが経験上多いからである(注)。その場合は受信できるまで上にずらして受信する。

 余談。今回はSGはTRIOのSG(昔風に言えばTO)であるSG-402を使用した。コレでなくとも結果は同じであるがSSGより手軽なのでこちらを使った。リファレンスラジオがDSPデジタル同調なのでSGの目盛りはテキトーで良く、安定して信号強度が細かく可変できればよいのだ(TOは殆どが無段階可変)。新たにSG(TO)を買うならトリオではなくリーダーLSG-16〜17の方がイイ。筆者も所有しているLSG-17はカバー範囲がVHF(高調波でUHFも^^)までなので下手に不調のジャンクSSGを買うよりも役に立つ。HPやらANRITSUかなんかの場違いなSSGを買って「大きく重く五月蠅く使いにくい」とウンザリしている君にもお勧めm9(^^

 閑話休題、このテキトーなシステムで計測しているので絶対値は分らない。それだと読んでいる人はイメージが湧かないと思うので、文末におまけで他のラジオを測ったので参考にして欲しい。そしてHSDLブログではMWは今後この計測方法をスタンダードとする。

=ICF-28感度計測=
 ER-C56Fが50僂妊リギリに聞こえる(←この部分で誤差が出る可能性)信号強度をICF-28はどのくらいの距離でギリギリ聞こえるか?

531kHz:34cm
1000kHz:40cm
1602kHz:43cm

 市販ラジオにはありがちな感度分布だ。低い方のバンドエッジがかなり低く、550kHzを越えた辺りから上と同じになっていく。低い方は調整の影響が非常に大きく、これに懲りてもっと下の方で合わせると今度は中間が大幅に下がったりする。下側バンドエッジはある程度捨てているのかもしれない。盛岡などの人には非常に迷惑だろうが…(^^; この特性はもしかするとICF-28のカバー範囲が1700kHzまでというのが関係あるのかもしれない。広いカバー範囲をムラ無く合わせるのは困難だ。

 これを「DSPのER-C56Fには遠く及ばない低感度」と判断するか「最新ラジオに対して健闘した」と言って良いのか?筆者は高感度とは呼べないまでもムラが少なくそれなりに健闘したと考えている。以前から書いているが粗ニーブランドの中華製は中華ラジオは言うに及ばず、粗ニーブランドの日本製より明らかにトラッキングが良くとれている場合が多い。それは工員の質というより恐らくラジオ自体が調整がしやすいからだと思う。日本製のICF-S60と中華製のICF-9を自分で調整してみればその優劣は明らかだ。

注:その場合999kHz付近にTBSが聞こえる。ICF-EX5はこれのせいで1008kHzのABCが昼間受信できなかった。TBS絡みの相互変調波にしては変な周波数なので現在のところ原因不明。

★続く
 次回は二年越しの解剖を行なう。記事を書いた時はまだ保証が切れていなかったので躊躇したのだった。解剖は新しく入手したジャンク品の二号機で行なう。


★感度測定おまけ
 時間が余ったのでER-H100を測定してみたら何と51僂ER-C56Fを上回った!但しこれは1000kHzしか測っていない。これだけだとER-H100は良いラジオという事になるが、もちろんAFCで引っ張られミュートでガタガタなのはアナログDSPのデフォ。結局のところ持ち前の高感度を全く活かせないのでした(^^;

 ついでに世間的に低感度で有名な?RAD-H245Nを測ったらこれが意外。上から順に38、41、38cmと意外に揃っている。現状でもこの3点の感度はそんなに酷くはないけど、この均一性を見るとトラッキング調整し直しても感度はこれ以上にはならないだろうな(^^;

 更に兄弟ER-C57WRも測ってみた。何だこりゃ?上から57、58、45cmだって?全然違うじゃねーか(^^; DSPラジオにムラが無いと書いたのは間違っていたかも知れん。どういうわけか56Fよりノイズが少ないので距離がだいぶ伸びたのはそのお陰だと思われる。56Fと回路が違うのかアタリハズレなのか。

 最後にダイソー100円ラジオDD2000-A[1]を試したら上から順に23、29、28cmだった。流石の低感度(^^; 但しこの個体は上限1520kHzまでしか行かないので上はそこで測った。

 いやーやりだすと結構面白い。フェライトロッド・アンテナ採用の小型〜中型機しか測れないけど相対比較としては大体合っているのではないか。人間の感覚だと上の例のようにノイズで騙されるのでアテにはならないんだよね。本当はRF-DR100を測ってみたかったけど怖くなって止めた(^^; 悪かったら正拳突きで壊しそうだし。

 なおSG-402の公式な出力電圧100mVは1000kHzのものだ。周波数が変わると出力電圧も変動するかもしれないが、HSDLの個体は少なくともMWバンド内500〜1700kHzでは全く均一だった。1000kHzで合わせたら他の2つの周波数で合わせ直さなくても良い。もちろん時間による変化はあるだろうから長時間になったら時々チェックする必要はある。

ICF-28受信音

SONYの廉価アナログラジオICF-28による受信


どーでも良いラジオ話
ICF-28受信音


★RCC中国放送(1350kHz)
 RCCの単独周波数だが、当地では無理やり感度を上げると相互変調が出る場合がある。最近はラジオの感度が低いので出ていないが(あまり喜べない^^;)。

1350_181029_1818.mp3
 10月の18時台だが11月になると17時でこのくらいになり、12月だと16時台でもこんな感じだ。ピークは12月かな。


★NHK2(1386kHz)
 盛岡が異常に強いが他の局が聞こえないわけではない。一応出ている全ての局が受信出来ている。

1386_181101_0559.mp3
 朝の開始時。盛岡と金沢が聞こえるが陰で岡山も聞こえている模様。

1386_181103_1619.mp3
 夕方の気象通報。盛岡が断然だが陰で金沢も聞こえる。

1386_181114_0040.mp3
 00:40の終了時。この日は鹿児島が非常に強かった。


★NHK2(1467kHz)
 この周波数は欠陥のあるCD2003GPでは受信できない。LFの+225kHzイメージが被るからである。

1467_181117_1619.mp3
 夕方の気象通報ID。長野本局はいつでも聞こえるがあまり強力にならない。北海道は多分函館本局だがIDが共通なので確かめようがないな。


★NHK2(1512kHz)
 複数の局が受信できるがkW単位の局しか確認できない。1kWと100Wの差は極度に大きい。

1512_181102_0559.mp3
 開始時。松山本局と福島・郡山局だけが聞こえる。

1512_181124_1309.mp3
 何と真昼間も受信できるのだ。福島ではなく長野(松本・駒ヶ根だが松本だろう)なのが興味深い。


★NHK2(1539kHz)
 NHK2の100W中継局ばかり集まっているおいしい周波数だ(^^ 毎日聞いていると日替わりで色々聞こえる。

1539_181123_1619.mp3
 夕方の気象通報ID。強いのは福島(いわき・会津若松)だが名古屋(神岡・尾鷲)もハッキリ聞こえる。たぶん福島・いわき局と名古屋・尾鷲局だろう。


★NHK2(1602kHz)
 局数だけは多いがkW以外の局はまず聞こえない。100Wと1kWの差は想像以上に大きい。

1602_181031_1619.mp3
 夕方の気象通報ID。断然の甲府本局だが、陰で渋太く福島本局も聞こえている。

1602_181115_1314.mp3
 昼のスペイン語ニュースID。甲府だが陰で男性アナウンサーの声が聞こえる。恐らく長野か名古屋なのだが確かめようがない。


★受信音
 今回もファイルは全部まとめた。前回もそうだがキーワードは入力しないで良い。

icf28_190112.lzh
 練馬区近郊(半径4〜5km?)の人は中華系アナログラジオと比べてみてほしい。出来れば比較した結果をコメントで聞かせてもらえるとありがたい。ちなみに当方は本体は全くのノーマルで外部アンテナは無し、電源はニッケル水素電池(エコトータル、1.2V)を使用している。誰でも普通に試せる程度の設備だ。受信場所は鉄筋マンションの窓際である。木造・モルタルの方が有利かな(^^ ただ近所のノイズに対しては鉄筋の方が有利な場合もある。レアケースだけどね。


★続く
 2018年10月中頃〜11月中頃はこのラジオがメインだったのだが、その後RAD-F770Zが来てからサブに格下げになった。理由は受信性能ではなくダイヤルである。この安いポケットラジオのようなVC直回しダイヤルはやはり致命的だと思う。こればかりは改造しようがないので仕方が無い。もっとも外見はどうでも良いなら斬新な改造法が無いわけではないが、HSDLでは外見も含めてラジオの価値なのでやらない。一通り受信して能力は判ったので次回があれば分解記事になる予定。

ICF-28受信音

SONYの廉価アナログラジオICF-28による受信


どーでも良いラジオ話

 買った時は一瞬デジタルと勘違いしたこのラジオだったが、後の調査により当初の狙い通り粗ニーICを使用したアナログラジオだと判って一安心。買う時にロクに情報収集していなかったが、そもそもネット上には中身のICを調べるような突っ込んだ情報は表面上皆無に近い。事前テストの評価は「受信性能は廉価アナログラジオの中では良好。特に選択度は同じ構成のRF-2400Aより優れている。ただVC直回しのダイヤルが非常に大きなマイナスポイント」となっている。

 実際受信してみた感想は(アナログダイヤルなので当たり前の話だが)現在受信している周波数が分らなくて戸惑う事が多かった。デジタルマーカー(ER-C55Tのこと^^;)が下りない965kHz以下は局発漏れが少なくて苦労する。今のところ改造不可だがカウンターを繋ぎたい気分だ。未改造で手軽に繋げる事が出来ればいい。もちろん未改造で繋げるアイデアは既に大昔からある。肝心の使えるカウンターが無いだけで…(^^;


★NHK盛岡1(531kHz)
 ダイヤルを一杯まで下に回してそこから上げていくと最初に見つかるのがこの局。MW放送のバンドエッジなのでテストには欠かせない局だ。これが受信できなければ周波数範囲の調整が間違っていることになる。

0531_181101_1859.mp3
 下で聞こえているのはNHK沖縄1(名護)だな。はるばる名護から1kWでよくいらっしゃいました(^^ NHK佐賀1(伊万里)だったらもっと嬉しいのだけど100Wで九州は難易度のハードルが桁外れに高い。


★NHK1(540kHz)
 この周波数は常にNHK1の複数の局が聞こえている。何が聞こえるかは日によって違うので非常に面白い。山形から石垣島までバラエティに富んでいる。

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 NHK山形1(JOJG)の陰にNHK金沢1(七尾)が居る(中華も居るな^^)。日によって色々聞こえるので、これまでに沖縄(石垣)以外は受信されている。


★NHK札幌1(567kHz)
 567kHzは単独周波数だが半島局が超うるさい。

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 100kWなのにサッパリ弱い札幌。アンテナはどこに向いているのだろうか?それとも減力しているのかな?半島局は夜間増力と言うキチガイじみた事をしている周波数があるので迷惑この上ない。


★NHK鹿児島1(576kHz)
 廉価ラジオ(ポケットラジオなど)では594kHzのNHK東京1に飲まれて全く聞こえない周波数の一つ。これが聞こえたら実用ラジオとして充分な性能がある。

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 受信できた!単板CF+IFTでここまでやれるのは驚きだ。ノーマルのER-C54/55Tは2エレなのに信号が弱いと厳しいのだ。IFTレスだとダメなのかねー。


★NHK東京1(594kHz)

0594_181104_1159.mp3
 当地のローカルはこんな風に聞こえるのだ。当地では初めて聞いたよ。IDの後一旦ザッ!と途切れたのは放送事故なのだろうか?デフォじゃないよね?何時も聞いていないので分らん(^^;


★NHK静岡2(639kHz)
 NHK静岡2本局は当地で全放送時間に渡って受信できる数少ない局の一つである。これだけ13時台のスペイン語ニュースのローカルIDだ。

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 これが聞こえるという事はホームラジオとして感度・選択度に全く問題は無さそう。ノイズは環境の問題でありラジオの性能とは関係無い。


★NHK東京2(693kHz)
 もちろん単独周波数である。名目上はこの局だけがNHK2の本局である。

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 これがローカルの第2である。耳を澄ますとバックにAFNが聞こえているだろう?これが典型的な混変調だよ(^^; 内蔵フェライトロッドアンテナで混変調なんて聞いた事が無い…SONYのICが弱いのか、それとも環境が異常なのか。


★NHK札幌2(747kHz)
 ここも単独周波数である。

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 IDは北海道用の局名が入らない奴。この場合は単独なので問題は無いが、複数局だと推定は不可能だから困る。何でこんな仕様なの?本当にリモートなのだろうか。


★NHK秋田2(774kHz)
 ここも単独周波数である。

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 ソコソコ良好だが後ろで半島局が五月蠅い。混変調に弱いラジオだとAFNもウザい。


★OBCラジオ大阪(1314kHz)
 NHKだけでは寂しいので民放を唐突に入れる(^^;

1314_181029_1815.mp3
 変な切れ方なのはどうしても15秒にしたかったため(^^; 10月の18時だがこんな風に聞こえた。12月だと24時間聞こえる。2018年現在では当地で一番良好な関西局だ。実は当地では相互変調で多少ヤバい周波数なのだが、この場合信号強度のお陰で何とか抑えている(昼間は微妙にザリザリが聞こえる)。


★受信音
 今回も上の受信音を全部ひとまとめにした。一々上げるのが面倒だったからと言うのもあるが斧が調子悪いという理由もある(予備アップローダーも探すよう努力したい)。ファイルが多少大きくなるがこの程度なら落とすのが楽で良いだろう。

icf28_190112.zip
 聞けば分かるがこのラジオの受信性能はホームラジオとしては上々である。特にアナログラジオとしては感度ムラが少なくよく調整されている。選択度も実用充分で通常はアナログだと一段上のクラスを買わないとこの性能は出ないと思う。これもアナログだから当然だがSi4734デフォルト設定ラジオのようにフェーディングの時にガタガタにならないのも気分良い。これだからアナログは捨てられない。


★続く
 次回も受信テストである。周波数の高い方を聞いてみる。

どーでも良いラジオ話

第3話「SONY ICF-28」偽アナログラジオか!?ドキドキ(^^;


icf28_1
 北巡回で入手したAM/FMラジオ。ジャンクではなく動作保証付き中古品である。当初デジタルの疑いがあり評価は低かったのだが、その後の調査によりこのラジオは純アナログラジオである事が判った。という事は同時にSONYラジオICである事は間違いない。これを知った時は逆転サヨナラ勝ちした気分になった(この当時はまだ粗ニーICのラジオが皆無だった)。

 筐体は昔ながらのラジオらしいラジオで悪くない。ダイヤルがポケットラジオ風VC直回しなのが唯一気に食わないところ。ダイヤルを大きくしてそれなりに使えるようにしているが不充分である。SONYが企画だけして中華メーカーに作らせたラジオではないだろうか?またAC電源コードが実用に困難をきたすほど短いので苦笑した。これがノーマルのコードなのか?そうだとしたらこんな微妙な所でケチるなよ粗ニー。これと似ているICF-24には有った電池横のコード格納ポケットも付いていないのが気に食わん。しかし状態は中古としては上々で金銭的には損した気分は無い。

 中古品なので電源を入れたら普通に動いた。ネット情報ではフェライトロッドアンテナが65个肇ラの割には短いらしい。それでも通常アナログラジオと同等以上の感度は確保しているようだ。少なくともポケットラジオのようにショボくはない。夜なのでザッと回したらバシバシ圏外局が入感する。感度は普通程度なのだが選択度が普通の中華アナログ普及機よりは少し良く、たとえ同じ感度であっても見つけられる局数は増える。現状では受信可能な局数は選択度の極度に低いRF-2400Aを上回る。殆どの局は±9kHzでキッチリ分離するのが大きい。但し絶対的な減衰量は大した事は無く、ローカル局の周りではやはり数10kHzに渡って被りまくる。例えるなら2エレCFのER-C54/55T程度かな。

 操作面では音量VRが異常に軽くて微妙な音量の調節がやりづらい。欠点は電源コードの異常な短さとVRの異常な軽さ、イヤそれよりダイヤルの方が腐っているな。同調は強力なローカル以外は名人級の指の動きが必要だ。VC直回しのダイヤルが使いにくい上に、選択度の関係でヤマが掴みづらく選局を更に困難としている。スピーカーで聞いた音は了解度は良いが平板で奥行きと言うか低音が感じられない。高音が出ないのはAMだから仕方が無いが低音が出ないのは搭載SPやケースがショボイのだろう。この面ではRF-2400Aに負けている。ケースのプラスチックの打ち抜きがヌケが悪い要因ではないか。RF-2400Aはここが金属ネットだから差が付くのは当然か。

http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/734359?key=kusiki
 下端531kHz、中間1008kHz、上端1602kHzを受信してみた(注)。裏にACコードがあるために窓にピッタリ寄せられず微妙に感度は損しているかもしれない。まあこれでもほぼ力を出し切っていると思う。ソコソコ良い性能で実用品としては申し分ないが、これで遠距離のMW局を受信しようというのはしんどいと思う(主にダイヤルの関係で)。

 全くの頭死老が使うラジオとしてはICF-EX5より安くて堅実だ。ER-C55Tよりもスプリアスが無い分リードしているところもある。選択度が廉価版としては良好なのはCFが良いモノなのだろうか?本物の斑多か?(^^; このポケットラジオのダイヤルを固くしたような辛いダイヤルに慣れさえすれば圏外局のDXも不可能ではない。受信性能は同時に入手したRF-2400Aにも完勝しているし、少なくとも3000〜4000円程度で売っているアナログラジオには負けない。それにしても同じICで同じフィルター構成なのに何故RF-2400Aより明らかに選択度が高いのだろうか?これは両機共にシッカリ比較解析しなくてはなるまい。

 買い物評価は70点。何故同じSONYのICなのにRF-2400Aより20点も低いのかと言うと中古品で高価だから。本質的なネタの良質さではRF-2400Aと同等で、買った当初は「やっちまった!」と思ったけどそんな事は無かった。

注:通常は531kHz=NHK盛岡1本局が95%、1008kHz=ABCラジオ本局が95%、1602kHz=75%がNHK甲府2本局でNHK福島2本局が20%程度(^^;


★追記:DSPとのラジオ比較(比較受信音)
 これまでこのラジオのテストはAC100Vで行なっていたが、試しに電池で駆動してみたらノイズが激減した(^^; これって拙くない?もうちょっとACノイズ対策してほしい。面倒だけど自分でやるしかないな。当初デジタルの疑いがあったのでDSPのRAD-S600Nと比較してみた。

http://www1.axfc.net/u/3944197?key=kusiki
 これが聞こえたら国内MW局は八割以上受信できるという当地のベンチマーク。16時の気象通報を1386kHzで受信してみた。このように盛岡と金沢が聞こえる。他にもう1局聞こえるけど岡山かな?夏にはほぼ盛岡しか聞こえなかった。これが聞こえるという事は国内局は八割方受信できると断定して良さそう。ローカルの真横とかを捨てれば他は全部聞こえるという事だ。このクラスとしては受信性能だけは高い。何故「だけ」かと言うと操作性が悪いから。このダイヤルの使いにくさは同じVC直回しのRAD-F1691Mに匹敵する。アレよりは大きいのでまだマシだけどね。それさえ慣れればそれなりに成果が期待できる。

16時台のNHK2

 11月も中頃を過ぎると日が沈むのが早くなり、それに連れて遠距離MW放送の聞こえるのが早くなってきている。先日も真昼間に既にOBC(1314kHz)やSTV(1440kHz)がスピーカーで単体確認できる信号強度で聞こえていた。その他各周波数も14時あたりには何かが聞こえている状態で、16時になるともう朝鮮や中国局が一杯になる。これは夏には考えられない入感だ。そこで16時のNHK2の気象通報IDを時間の許す限りチェックしてみた。

 実は初秋からライフワークのように続けてきたこの受信だが、お空が冬型(11月〜)になって空中状態が激変したため今までの受信は殆ど無駄になった(^^; 初秋とは信号強度が違い過ぎるんだよ…。この時期16時になるともう電離層反射でバリバリなのだ。そこで11月後半から割と一気に受信してみた。


=16時台に聞こえる局(2018年11〜12月)=
 ラジオはER-C55T、ICF-28、RAD-F770Zである。感度・選択度共にどれも顕著な差はないが、ER-C55Tでは±225kHzイメージで受信できない周波数があるのでICF-28やRAD-F770Zも使っている。電源は1.2V充電池を使用した。全てのラジオは全くのドノーマルで外部アンテナなども一切使用していない(ER-C55T[1]以外は裏蓋すら開けていない^^)。受信地も全て一定で移動受信などはしていない。

639:NHK静岡2(JOPB)[10kW] 135km ;全日受信可能
693:NHK東京2(JOAB)[500kW] 38km ;全日受信可能
702:NHK広島2(JOFB)[10kW] 661km
747:NHK札幌2(JOIB)[500kW] 837km
774:NHK秋田2(JOUB)[500kW] 453km
828:NHK大阪2(JOBB)[300kW] 386km
873:NHK熊本2(JOGB)[500kW] 860km
909:NHK名古屋2(JOCB)[10kW] 264km
1017:NHK福岡2(JOLB)[50kW] 869km
1035:NHK高松2(JOHD)[1kW] 525km
1089:NHK仙台2(JOHB)[10kW] 306km
1125:=何か聞こえるが確認できず(^^;=
1152:NHK釧路2(JOPC)[10kW] 908km
1359:NHK長野2(岡谷諏訪)[100W] 140km
1377:NHK青森2(八戸)[1kW] 552km
1386:NHK金沢2(JOJB)[10kW] 280km
1386:NHK盛岡2(JOQC)[10kW] 455km ;全日受信可能
1467:NHK長野2(JONB)[1kW] 157km
1467:NHK函館2(JOVB*)[1kW] 684km
1476:NHK長野2(飯田)[1kW] 157km
1512:NHK松山2(JOZB)[5kW] 659km
1512:NHK長野2(松本)[1kW] 156km ;全日受信可能
1512:NHK福島2(郡山)[1kW] 195km ;全日受信可能
1521:NHK山形2(JOJC)[1kW] 291km
1521:NHK静岡2(浜松)[1kW] 201km
1521:NHK福井2(JOFC)[1kW] 302km
1539:NHK福島2(いわき*)[100W] 189km
1539:NHK名古屋2(尾鷲*)[100W] 359km
1593:NHK松江2(JOTB)[10kW] 618km
1593:NHK新潟2(JOQB)[10kW] 242km
1602:NHK甲府2(JOKC)[1kW] 93km ;全日受信可能
1602:NHK福島2(JOFD*)[1kW] 242km
*は複数局のため推定(ほぼ間違いないと思う)。
全日受信可能局は他にもあるかも知れない(リスト内に入っている局)。
距離は四捨五入のため±500m以内の誤差がある。

http://www1.axfc.net/u/3948320?key=tamana
 ファイル数が多いので代表的な奴(^^ これは1386kHzの9/20と11/3の信号強度の比較である。初秋と晩秋では二ヶ月以内でこのくらい信号強度が違う。ラジオはCSD-SR700→ICF-28→RAD-F770Zと変わったがそれは誤差の範囲だ。現在残っている受信ファイルの殆どがRAD-F770Zによる受信である。

 このように調査した結果、早くから遠距離まで聞こえる放送の条件は現状全く分からない(^^; 何でこの局が聞こえるのか?逆に何でこの局が聞こえないのか?聞けば聞くほど解らなくなっていく。

・距離は全く関係無し(確定)
 ローカルに近い甲府から900kmを越える釧路まで傾向は全く無い。

・局のロケーションに特徴は無し
 山の中から海沿いまで、海抜が低い所から高い所まで様々。

・電離層伝播は山も海も関係無い
 地表波と違って山越えも海越えも全く問題とはならないようだ。

・周波数に傾向は無い(確定)
 一応ローカルの横以外全周波数で受信・確認出来ている。

・送信出力は関係無し
 100W局から500kW局までバラエティに富んでいる(^^;

・日の入り時間は全く関係無し(確定)
 15時台に日が沈む釧路から17時台に日が沈む熊本までムラ無く受信できる。

・方角は全く関係無し(確定)
 北も西も北西もムラ無く受信出来ている。

 これまで有利と思われていた条件は全て否定された。これでは狙いが立たないね。

 これらの受信は通信型受信機と大掛かりな外部アンテナで受信したものではない。そこら辺で売っている「特に高感度とは言えない中華ラジオ」を使用している。つまり余程アンテナのショボイポケットラジオ以外どんなラジオでも受信できるレベルである。放送の受信によりラジオの感度を比較するのは時期を揃えないと不可能だ。ラジオ同士で比較するとしたらほぼ同時に受信するしかないな。昼間に10分以内とかで手早く行なう(^^

 次回はもう少し早い時間に調査してみたい。具体的にはNHK2の13時のIDとNHK1の11時59分のIDである。これが聞こえたらほぼ確実に24時間聞こえる事になるので興味深い。真夏はサッパリだったが冬はどうかな?昼は当方の時間的に難しいので何時になるか分らんけど。

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