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ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

K7N415Pro

MSI K7N415Pro(テスト編)

今日の買い物[20080125]
今日のHSDL[20080220]
哀愁のマザー? MSI K7N415Pro
MSI K7N415Pro(修理編)


★電圧処理
 電解コンデンサを実装したら電圧処理を行なう。特にハンダ付けが長引いた場合、電極周りの電解質は熱で損傷しているので能力を発揮できない。今回は入出力のコンデンサを交換したので、

1.まず入力を電圧処理する。マザーにCPUもVGAもメモリも何も付けずに電源を入れる。この状態ではVRMは動作しない。しかし入力部には5Vがかかるので有効。最低1時間は電圧を掛け続ける。終わったら最低でも2、3時間放置する(重要)。翌日の方がなお良い。インテルなど一部マザーではCPUを付けないと電源が入らない仕様のものがある。その場合CPUだけを付ける。

2.次に出力の電圧処理。方法は任意だがCPUもしくはRを繋いで電源を入れる。勿論他には何も付けない。コンデンサの定格電圧に対してコア電圧はかなり低いので2、3時間はやった方が良い。普通に動作するならMEMTESTを回しながら慣らしても良い。

 ここまで厳重にやる必要は無いかもしれないが、マレに1、2を同時にやって再度破壊する場合がある。上のように安全策をとればMOSFET不良の事故も防げる(注)。入力しか換えていないなら1.で終了。出力だけならやらなくても良い場合も多い。もし出力コンデンサが不良でもCPUが停止するだけでどうって事は無い(燃えたりはしない)。

注:異常発熱ですぐ判る。この場合、いきなり本番で行くとまた炎上することになる。


★テスト
bios_post
 波形をオシロで見ようと思ったが、あまりに酷い波形で動かすのがイヤになると困るので止めた(^^; MOSFETの違いによりスイッチングのタイミングが変わるが、デッドタイムは自動調整されるみたいなので心配していない。以前US3004で切り詰めて遊ぼうと色々手を尽したがダメだった。破綻寸前のスレスレ極限性能で遊ぶのが面白いんだけどな。スイッチング周波数は実測181.5kHz付近×3相だ。


memtest
 あのー、クロック周波数が1200MHzなんですが(^^; DHD0900AMT1Bですよ?もしかしてBIOSが古すぎてモーガンを知らないのだろうか。デフォルトがFSB133か、コアだけ見てパロミノ判定なのかもしれない。nFORCEはメモリの相性が酷くて、安メモリだとまともに動かなかったイメージがあった。しかしV-DATAとMr.STONEというウチの最悪コンビでデュアルが動いているっぽい。

 メモリスロットが溶けているので心配だったが、メモリを回しても特に問題は無いようだ。全体の温度はノーマルを知らないので分らないが、極度に熱くて壊れそうということはない。バートンは仕様上載らないし、サラ以前のなら多分大丈夫だろう。nFORCEは発熱が元々多いので、少々電源の温度が上がっても気付かないかもしれない。同じクロック条件で動かしているが、デュアルチャネルの威力?で前回のAD11より段違いに速い。


 残りのコンデンサも換えねばなるまいが面倒くさいな。石まで換えると久々に修理をした実感が湧いてくる。…と言うことで初代nFORCEを手に入れてしまった。たとえ実用価値は無くとも、マザーボード研究家としては是非とも押さえておかねばならないエポックメーキング。できれば内蔵ビデオ付きが欲しかったけどね。

MSI K7N415Pro(修理編)

今日の買い物[20080125]
今日のHSDL[20080220]
哀愁のマザー MSI K7N415Pro


 またもやSocketAマザーの修理だが、これはHSDLが手に入れたソケAマザーがよくブチ壊れていることを表している。すごい勢いで478マザー(特に865マザー)も追い上げてはいるが。第6世代までのマザーは壊れてなかったんだけどなあ。


★始まりの呪文はLelon(これまでの粗筋)
 入力コンデンサ劣化により3相VRMが不調となり、真ん中の相の上側パワーMOSFETが死亡した(安全機能で停止)。これが予想される前オーナーの時の出来事。それを知らずHSDLがコンデンサだけ交換して動かしたら上下ともズドン切りで死亡してしまった(^^; そこでヤル気を無くし放置されていたが、この度「不動マザーは捨てる」HSDL特別法案が可決されたのでもう一度修理に挑戦する。直らなければ心置きなく解体・破棄する。


★困りました
 この燃えたIPB07N03Lという石はRDSon5.9mΩという高性能で、HSDL在庫のP6世代用パワーMOSFETでは能力不足である。まあ石もマザーも捨てても構わない物だし、気にせず付けちまおうか。以前GA-7VKMLS解体で手に入れた一つ下のランクであるIPB10N03Lだ。こじ付け気味にバランスを取るには他の相の上側だけ10N03Lに交換して、そのうちの一つを燃えた相の下側に付ければよい。つまり上側10N03L+下側07N03L×3になるわけ。だがそれも面倒なので故障した相だけ性能が低い電源で行ってみよう。所謂てぬき(^^


★実装
ipb10n03l
 ハンダ付けはこうなれば良い、と言うかこうならなければ失敗だ。このようなのは奥までハンダが流れていない可能性が高いので失敗。それにしてもこの時期(2010/2)は圧倒的にコテ熱量が不足しているな。ケチらず温調付きの高いハンダゴテを買うかなあ。ハンダゴテメーカーはどこも悪意とも言うべき互換性の無さを維持しているので、コテを買い直すとコテ先、ヒーターから何から全部また揃えなくてはいけない。メンドクセーし金も掛かる。

 それはさておき三気筒のエンジンの真ん中がバランスが悪い状態だが、前回のDG45FCは動いたのでこれも頑張って欲しい。小心な人は真似しないようにしましょう。燃えるときのハンダが煮えるバチバチ音は結構怖いよ(^^

 入力コンデンサは出力から抜いて生きたルビコンMBZ2200μF6.3V×4で行く。スイッチング周波数にも依るが、1本当たりの容量が大きすぎるとスイッチング直後の一発目が±共に大きく振れる。がしかし、少なくともスイッチング動作が確認されるまでは周波数が分らないので対策しない。動いたら多分MLCCで高周波対策するだろう。HSDL在庫品だと容量的にはWX1500μF6.3V×4がベストだ。抜いた出力4本の所には三洋WG3300μF6.3Vを差しておく。これもGA-7VKMLSから流用である。ところでこの基板、スルーホール径が大きくて良かった。ヘタな筆者でもレジストが剥がれなかったように質も悪くないしMSIは改造向きか?これは誉め言葉にはならないが。


テスト時間が無かったので次回に続く。

哀愁のマザー MSI K7N415Pro

k7n415pro
 詳細をスッカリ忘れるくらい昔の奴なので”K7N415Pro hsdl”でググったらすぐに出てきた。総目次を見るよりはるかに早いので驚く…役に立っとらん(^^;

今日の買い物[2008/01/25]
今日のHSDL[2008/02/20]


vrm
 HIP6301CB率いる3相DC-DCである。スイッチは上にも書いたがIPB07N03Lでなかなかの高性能。お陰さまで部品が無くて困っているわけだが…(^^; これらエンジンの性能は文句のつけようが無い。問題はそれを支える足回りと言うかコンデンサにある。

 出力コンデンサはルビコンMBZ2200μF6.3V×8で特に問題なし。MSIお得意の極端な省略もまだ無いが(注)、入力はLelon×4で、常用していれば確実に死亡する。そのまま不調に気付かず使用していると当該マザーの如く石が燃えるわけだ。この場合ダメーカーとダメユーザーの合作故障と言えよう。ちなみにnFORCE2のK7N2G-Lは入力もルビコンだったが、今度は何と2相電源にグレードダウンしていた。

注:MSIはVRMの重要なコンデンサを省略し過ぎて起動しないマザーボードを売り出す会社なので油断はならない(参考12)。一体どういうテストをしてるんだろうか。名前は失念したが775マザーでVRM出力コンデンサを半分くらい省略したマザーも見たことがある。実用品としては決して採用する事は無いメーカーだが、改造がお仕事のHSDLとしてはこれほど興味深いメーカーもない。現在所有枚数第8位で赤丸急上昇中↑(^^ MS-6167もいつか手に入ればいいな。


s462_dc1
 HSDLが重要視するソケット内DCだが、P6としては良くてもK7としては普通。裏に期待していいのかな?


s462_dc2
 裏はこうなっている。DCは勿論?全部省略。パターンが存在すると言うことは設計では存在したわけで、これは設計者の責任ではない。これらは製造さんの仕業でしょう。OCしなければ大丈夫と言う正論もあるが、ならなんでOC機能を付けるんだ?と言う真っ当な意見もある。


nf_spp_dc
 ノース裏はこうなっている。やはり一部省略があるが、初物は何が起こるか分らないので普通は全く省略しないものなんだよな。度胸があると言うか命知らず(勿論他人の)と言うか。サウスのDC省略は無いが3つしかない。


mem_slot
 メモリスロット周りは流石にデュアルチャネルだけあって手抜きは無い。見た目は安心して使えそうだが。


mem_toke
 しかしこのマザーはユーザーがアホだったから?かメモリスロットのVssラインが溶けてやがります。何でだろう。MOSFETを換えても動かないような気がしてきた(^^;


ost_rlp
 あれー?このOSTのRLPってHSDLで換えたのかなあ。裏を見たけど手ハンダには見えないし、こんなにハンダ付けの上手いよしとみ居たっけ?(^^; 今日の買い物[2008/01/25]の全景を見たらVRM入力と同じくLelonだった。誰か交換したんだね。それにしてもどうして入力にLelon使うかなあMSIは。こいつは精々PCIやmemのDCくらいしか使い道無いぞ。それでもハードに使えば噴くけどな。


nf_mpcd
 nFORCEマザーはかなり前から持っていたが、こうやって解析してみるのは初めてだったりする。で知ったのだが、こいつらはクロックジェネレータを持っていない。いや勿論クロックジェネレータがないとCPUもメモリも何も動かないのだが、実はサウスのMCP-Dの中に入っているのだった。道理でクロック関連のソフトウエアの互換性が低いわけだ。世間ではパフォーマンスチップとして認識されているがそれは仮の姿で、実際はバリューチップとして設計されていたんだろう。つまりビデオ内蔵こそがnFORCEの真の姿と言える。

 クロックジェネレータを作っている周辺チップメーカーとしてはあまり嬉しくないだろうね。あまり見かけないICSのLANコーデック(ICS1893Y)が採用されているのは、穿った見方だがその損失補てんなのかもしれない。


pci_slot
 PCIスロットのDCが全く無い。規格には無くても現実的には無いと色々困るものだ。カードが完璧にDCしていれば必要ないものだが。


ac97
 AC97コーデック周り。松下?のSMDアルミ電解で固められている。中華製コピーではないと思うが。特に問題は認められない。が、SMDアルミ電解は固体を除いて全部気に食わない筆者だった。換えたいなあ。


beep
 このマザーで一番気に入っている所。インフォメーション・ブザーが通常の昔ながらの?ブザーとAC97出力で切り替えられるようだ。地味だがこれは良いと思う。


 全体的に見てMSIとしてはマトモな方なんじゃないか?次回は修理を試みる。

今日のHSDL20080220

K7N415Pro

★これまでの経緯

2. Posted by よしとみ 2008年02月08日 23:33
 K7N415Proのメモリスロットのピンが1本溶けていた。何となく動かすのがイヤになってきた(笑)。だからSoketAは嫌いなんだよな。

3. Posted by よしとみ 2008年02月12日 00:04
 しかしやっぱり我慢が出来ず、Athlon800を付けて電源を入れてみた。動かなかった。

 テスターで電圧を見てみたが、コア電圧が0.4V程度しか出ていない。これは漏れ電流であって、電源が動いているわけではないようだ。オシロで見たらやっぱり、全くスイッチングしていない。

4. Posted by よしとみ 2008年02月12日 00:04
 これは入力コンデンサの影響なのか、そもそもスイッチング回路が壊れているのかはまだ分らない。入力コンデンサを変えてみればいいのだが、新品はもったいなくて使えないし参ったな。ジャンクはずし品でやってみるか。


★コンデンサ交換

 と言うことでコンデンサを交換してみた。国産を使いたいところだが、前期のように動く気がしなかったのでOSTのIQ2200μF10V×4に交換。しっかりフラックス掃除までしてしまった。つまりもうこれで換えるつもりは無いということ(笑)。筆者のこのマザーに対する熱意がよく分る。

 電源を入れたら一瞬動く気配を見せたが、突然パチパチという音と共に煙が上がったのだった。慌ててマザーを見たら半田が沸騰しているぞ(笑)。同時に電源を切ったので火は出なかった。やはりジャンクの動作チェックはバラックに限る。これがケース入りだったら、対応の遅れで確実に基板を焼いていただろう。そうなったらもう復活は不可能だ。


toke
 ちょっと暗いけど見えますか?左側の上FET(infineonのIPB07N03L)にハンダのダマダマが出来ている。実際は沸騰したのはフラックスで、溶けたハンダがそれによって飛び散ったのだろう。この相は上下FETとも諦めねばなるまい…。


★考察

 恐らくこんな感じか?

  1. 入力コンデンサが不良になった。
  2. 超リプル(笑)で下側のIPB07N03Lが直結。
  3. 同時にVRMコントローラが安全装置で停止。ここまでが前オーナーの時。
  4. HSDLにてコンデンサ交換。
  5. 3相の内、2相がまともになったのでVRMが「動いてしまった」。
  6. しかし真ん中の相は下側が死んでいるので上側も燃えかける。

 つまりコンデンサを交換して止めを刺してしまったわけだ。これで上下とも交換しなくてはなるまいなあ。多分それで直るだろうけど、直す価値あるのか?実際。ちなみに3相の内、2相だけでも動くかもと思って上/下FETを除去して動かしてみたが動きませんでした(甘い)。

 あと2月8日のポストでは「K7N415Proのメモリスロットのピンが1本溶けていた」と書いたが、実際は溶けていたのは2箇所だった(どちらもVSS)。前オーナーはかなり鈍感と言うか何と言うか…マシンの悲鳴が聞こえないのだろうか。ここまで壊れるマシンには必ず兆候がある。突然燃えたりすることは初期不良を除いては絶対にない。

 生半可な知識で作った自作パソコンで、夢中でゲームをやったりエロビデオを見ている人達は気をつけましょうね。燃やす前に中古市場に流してねm9(^Д^)



NT4.0ドライバの不思議(追試)

 ドライバ入れ替えを試すべく、PWR128Aを付けてドライバを入れた後G7BBAにチェンジ。再起動したがドライバは有効にならなかった。ドライバのファイル名がオリジナルだから当たり前か。しかしベンダIDの12D2ってどこなんだろうか?CANOPUSは114Bだし、NVIDIAは10DEだし…。PCI-SIGデータベースでも「知らん」と言われたぞ(笑)。それは兎も角、PWR128ドライバはオリジナルだった。

 SPECTRA3200のノーマルドライバもファイル名からしてオリジナルのようだ(よって試すまでも無いな)。ベンダIDは10DEだからCT6870やX20と同じ。ドライバの設定ファイルを見た所、SPECTRA8800以前がオリジナルらしい。X20はソフト的にはリファレンスのカードなんだね。ということで何も収穫が無くてツマラン。その割にちょっと熱中し過ぎて、昼飯のパスタが冷めちまったぞ。
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