HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

M2N78-LA

M2N78-LA

 前回の続き。


★動かす
 動かすうえで最も困ったのがSATAのHDDをどうするか?だ。当面はSATA→IDE変換しかなさそうだが、今回はブートドライブにはSSDを使ってみる。このSSDは以前筆者のメインマシンで使っていたモノで、3回ぶっ飛んだ時点でお役御免となり払い下げられた。CPUはADA3500IAA4CWを使う。AM2は代わりが無いので潰さないようにしなければ…潰すなよ?

//G278
MB:M2N78-LA[Rev3.02/5.22]
CPU:ADA3500IAA4CW(200x11.0)
MEM:512MB(PC5300)
VGA:Geforce9100(IGP)
SATA1:Silicon Power T10
SATA2:[HSDLDATA1]
NETWORK:RTL8201N
SOUND:ALC888S(HDA)
PS:MIRAGE DR-B350ATX
*いつもだけど光学ドライブはインストールの時だけUSBで繋いでいる。

hwinfo_violet
 動作チェックの時はHWINFOすら立ち上がらなかったのだが、今回はわざわざFDDを使って動かしてみた。普通に表示されている。やはりVioletという名称だった。パビリオンというPCネームも入っているのが市販PC用らしい。


bios_menu
 何も弄れないBIOSセットアップメニューである。


hp_shindan
 但しこのファームウェアには診断プログラムが入っていて、CPU・メモリ・HDDのチェックが可能である。この辺りはサポート省力化の努力が認められる。


 試しにXP SP3を入れてみる。実はこのマザー、正式にはVistaと7にしか対応していない。恐らくそのドライバで上書きだと10も動くだろうけど、HSDLでメインに使用しているXPには対応していないのだった。チップセットドライバはNFORCE DRIVERの15.56WHQL(最終)で良さそうだ。このチップセットドライバには、
Ethernet Driver (v73.30) WHQL
Network Management Tools (v73.25)
SATAIDE Driver (v11.1.0.43) WHQL
SATARAID Driver (v11.1.0.43) WHQL
RAIDTOOL Application (v11.1.0.43) WHQL
SMBUS Driver (v4.79) WHQL
SMU Driver (v2.08) WHQL
GPU Driver (v197.13) WHQL
PhysX (v9.10.0129)
Away Mode Driver (v6.0.6000.115) WHQL
Installer (v8.36)
 と殆ど含まれている。唯一単体のサウンドだが、これは蟹のHDAドライバでOK。今回は恐らく最終のR2.74を使用した。


device_m2n78la
 ?マークが無くなってXPでも使えるようになった。正式対応ではないが普通に動く事は判った。


hwinfo
 CPUとGPU情報はこちら。


gf9100
dxva
 GF9000系なので一応現在でも充分使い物になるグラフィック機能と言える。MP4だけでなくFLV再生支援もあるよ。これだけだと判らねえな(^^;


bench_ADA3500IAA4CW
 IGPに負けず劣らずCPUもショボイがSSDのお陰でそれなりのPCになった。だがWriteの数値が不自然に遅いのが気になる。アライメント調整しなかった祟りなのだろうか。一通りベンチマークを取ったところでハードウェアのテストは終了。HP用の7や8.1のリカバリーが手に入ったらいずれテストしたい。

 Geforce9100チップセットはIGPが良さげなのでその後アム・イソ共にヌビチップセットが排除されたのは残念だ。筆者ならこのチップセットで現在のメインマシンにしても充分だな。ただこのマザー、ネットワークが100Mbpsなのは呆れた。939の頃だってGbEだったのにAM2時代に何をやっているのだろうか。


★終わり
 やはりメーカーPC板(特に英煤系)はHSDLとしては受け付けないな。それでも100円ならAM2実験用+OS実験用として買って損は無い。ダメはダメなりに使い道はあるものだ。


M2N78-LA

 当初は英煤名義だったが途中からPEGATRON名義になっているマザー。HPでは"Violet"と呼んでいるらしい。このネーミングには旧Compaq臭がプンプン漂うな(^^ 定例会[16/09/05]にて108円で入手。

M2N78-LA(Viola)
M2N78-LA(Violet)
M2N78-LA(Violet3)
M2N78-LA(Violet6)

 写真を見ると最初は英煤らしかったのが徐々に変わってい行く様が面白い。Violet3と6はAM3なので同じGeforce9100でもモノは全く違う。現状USBメモリブートできないとかIDEが無いとか色々困ったマザーだが一度は動かしたい。記事を書いて100円の元は取る(^^


★概要
 恐らくGeforce 9100リファレンス回路なのだろう。ただ英煤・PEGATRONなので色々罠や仕掛けがありそう。電解コンはメーカー機なのでVRM周りは日本メーカー製だが、PCI-E周りなどは中華TKで手抜きされている。実際にそのTK(ATWY)が開弁寸前まで膨張しているのだから言い訳は無用だ。「全部固体にしろ」とか馬鹿を言うつもりはないが、せめて日本メーカー製にしてほしい…イヤTKは日本メーカーだがATWYは生まれも育ちも生粋の中華なので(^^;

 PCIバス・スロットやIDEなどレガシー・デバイスが排除されている…がしかし、何故かそこにはFDDのI/Fが…結構アホだろ仕様設計者(^^; どうせレガシーフリーならこれも排除すればよかったのに。USBメモリでDOSを起動しようとしたが全くブートしない。他ならぬHPの起動ディスク作成ユーティリティーを使用して作ったのだが、どうもファームウェアに怪しいところがある。ファームウェア自体を入れ替えたいところだがこの型番はリテール製品が無い。それどころかGeforce 9100チップセット自体HP-Compaq以外のメーカーは検索で引っかからない。採用実績が他に無いのかも。

 PCBはPIOTEK COMPUTERにて2009年13週に製造されており、この製品のアセンブリもその直後という事になる。裏面を見てみたが英煤マザーにありがちな基板ヤケが殆ど見られない。これは他ならぬユーザーの使用法が正しかったこともあるかもしれないが、それ以上にケースの出来が良かったのではなかろうか。基板ヤケしているE社はPCシロートという事(^^


cpu_dc
 久々にまともなCPUのDCを見たような気がする。がしかし、これは次のVRM手抜きの前触れだったかも…。


vrm
 入力コンは固体×3、通常×1となっている。何で1本だけKZGなのだろうか?謎だ。出力はかなりヒドイ。何と設計6本で実装4本しかない。上のまともなDCはこれを手抜きする布石だったのか。ちなみに左の方に3本見える茶色いATWYはVRMのコンデンサではない。普通の人は勘違いしているみたいなので教えてあげよう。下側パワーMOSFETが立っているのがイソテルっぽくて捨てたくなる(^^


vrm_nb
 上で4本しかないと書いたが、「1本固体があるのでは?」と思う人が居ると思う。実はこれはCPU用の電源ではない。内蔵されているNBの電源である。これ用は1本しかないから個体が使われているんだね。目が見えればインダクタの巻き数が他と違うのに気づくだろう。入力電解コンも独立している。このVRMは4相ではなく3相+1相という事になる。但し基板設計では4相+1相となっており実装で省略しただけだ。コントローラ次第で増やせるかもしれない。しかしこれヘノ2の4コア搭載モデルもあるらしいのだが大丈夫なのだろうか。見た目デュアルコアが一杯に思える。


mcp_dc
 MCPのDCもまともにやっている。この辺りにほんの少しだが変色が感じられる。IGPのあるシングルチップセットなので発熱はかなりのものだと思われる。ヒートシンクだけでなくファンも必要か。


usb_dc
pcie_dc
 これと電池脇のを含めの3本のATWYが膨らんでいる。MCPの電源は別として、USBもPCI-Eも「ここで膨らんだら使う所は無い」というくらい楽な所である。話にならないくらいの低品質だな。

 膨らんだATWYはPCI-Eバス・スロットを使わないので放置する。USBもこれで用をなす程度の重要性だ(直流なら関係無し)。スロット周辺のDCは大して重要な物ではない。これらは実はリファレンスには定義されていなかったりする。


bios_debug
 これがBIOSの外部書き換え端子だ。メモリが直付けなので飛んだ場合はここから書きかえる。尤も通常使用でBIOSが飛ぶ事は無いが。端子は繋がっているのは7本だけだ。


★続く


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