今日の買い物[2010/05/04]で書いた電源スイッチが壊れていて?電源が入りっぱなしのニコンCOOLPIX2000を分解してみた。分解しても直りはしないだろうが、電子カメラをバラすのは初めてなので興味深い。


cp2000_mainbord
 コンデンサは誘電っぽい大容量MLCC、SV又はE/SV、F93などHSDLでもおなじみの面々だ。メインチップは松下製だが、基板ユニット自体松下製かもしれない。というかもっと大胆にカメラ自体OEMの可能性もある。


switch
 シャッターボタン、モードダイヤル、電源スイッチはユニット化されている。このユニットは非分解式でありバラしてOHはできない。良くも悪くも日本製ですね。


gnd
 何回か開け閉めしていたら、液晶パネルのグラウンド線が切れた。こういうのを見るとイラっときますね。何で双方とも同じ処理にしないのか?コストですか、はいそうですか。


connector
 テストしているうちに液晶画面が真っ白になった。どうもフレキを外した時に、付着していたネバネバの接着剤が接点側に付いたようだ。このコネクタは接着剤で止める必要は無いんだけどなあ〜全然意味ないよ。止めるにしても内側じゃなくて外側から止めればこうはならない。バカな製造だなあ。修理の事は考えないのだろうか。電子屋じゃなくて機械屋の発想。


ekishou
 液晶ユニットは三洋製。何かに流用できるかなあ。上記の通り画像が出なくなってしまったのでアッサリと捨てることにした。特に見所も無いし、ツマンネー。


 全体的に見てデキの悪い家電製品という感じで「カメラ」と言う感じではないね。こんないい加減な物にニコン印を付けて良いのだろうか。今回はハズレだったが、機会があったらまた買ってみよう。だが今度は100円位のもっと安い奴にする。ジャンク500円の価値はこれには無いな。