HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

P965_Neo-F

775CPUクーラー完成(その後)

775CPUクーラー完成
775CPUクーラー完成


12cm_fan
 あれからファンを12センチファンに変えた。風量は感覚的には2、3倍になったように感じる。それと方向をチップセットの方に向けた。MCHはFSB1066だとかなり熱くなる。

 ソコソコ冷却できるようになったのでOCしまくりだ。やはりせろりんは低クロックの奴に限る。420はベース400で倍クロックが狙えるし、430でもベース333で3GHz台動作が狙える。こうなると最高クロックの450(注)はあまり意味が無い。倍率的にFSBが上げられない分不利になるだけだ。

注:ES品では460があるらしい。これは倍率は変えられるけど、ES品は機能確認用で製品版としての品質は保証されていない。QS品ならば品質も製品同等だけど。

★ベース310MHz
memtest_sl9xn@310
 前回はベース266程度でコーフンしていたが、今回はベース310で楽々起動した。地のメモリも4000MB/sをはるかに超えた。L1キャッシュも自己の持つレコード記録を更新。


sl9xn@310
 CPU-Zでも確認。266の時より全体的に動きが軽くなったような気がする。いや、気のせいでは無く本当に軽い。例えるとアンチウィルスソフトをアンインストールした時のように軽い。


★ベース325MHz
memtest_sl9xn@325
 オイオイ、更に上がっちまったぞ。これならカツ入れ無しで3.0GHzも可能かもしれないな。マザーをP35に変えて実験してみたいところ。実はCPUは定格電圧だが、メモリ電圧は既に2.25Vに達している。ノーマルより0.4Vも上がってしまい、ヘタするとDDR定格2.5Vに追い付きそうじゃないか…(^^;


bench_sl9xn@325
 遂にπ焼21秒!しかしこの辺りに来ると秒単位の更新は難しくなってくるな。HSDLのトップのE6550にこの430で勝ちたいのだが20秒以下はHDDを換えないと無理(^^; 何しろこのMAXTOR D540X-4Kは「振り向けばDMA33」と言うくらいの低速度なので、テンポラリや結果出力に時間が掛かる。RAMDISK等で速くなれば良いが、あれもCPU結構食うからシングルコアではダメかも。それにしてもHSDL最速の石が100円って言うのも何とも切ない…。


★一旦終了
 次回はベース333に行くしかないか?でもそれだとマザーもP35以降に変えねばならないのだ。もしP35使うのならこれじゃなくてもE3300でも良いんだよな。やはりP965で何とかしたいところ。その為にはメモリを何とかする必要がある。PC2-8500はDDR2終了近くに出たからあまり出回っていない。ジャンクパーツの主な流出先であるメーカーPCにはほとんど採用されていなかったからだと思われる。いくらなんでもDDR3の新品が買える様な値段で買う気は無いぜm9(^^


★追記
memtest_sl9xn@333
 メモリ5-6-6ならば仮想333MHzだって大丈夫。つまり石自体は既にFSB1333化には成功している事になる。あとはマザー&メモリ次第なんだよね。シングルチャネルならP965でも大丈夫だけどパフォーマンスが低下するのでお断り。昔のようにクロックを上げるのだけが目的ではないからな。

775CPUクーラー完成

775CPUクーラー完成

 前回記事末尾は完結したように見えるが、実はまだ続きがあるのだった。第一、あれではファンが付いていないから完成してないし。


★ノーマルの取り付け方
http://www.hardwaresecrets.com/imageview.php?image=31195
 これを見ると「冷やす系」じゃなくて「静か系」みたいだね。冷やすには高速ファンと組み合わせるしかない。流石にリテールよりは大幅に冷えるようだが(当たり前か)。もっとも取り付け次第で冷却率は大きく変わる。このクーラーを止めているリテール並みのピンが情けないからだ。他の記事のテストではかなり冷えている結果も見られる。しかしやはり安定して冷えるのはネジ止め系である。

 ネジ止め系の最大の強みは密着率が高まる事。これは無頓着な人はバカにしてるかも知れないが、少なくともグリスに拘るよりははるかに重要だ。極冷OCの最先端では「如何にして密着させるか?」も重要なセッティングポイントで、呆れるほど巨大な万力のようなリテンション(とはもう呼べないが)を使用している。

http://www.overclockersclub.com/reviews/freezer7pro/
 元の写真を見ると、イソテルのリテールと同じピンで取り付けている。これって密着しないんだよね。何回も付け外ししていると緩んでくるし。

 このクーラーもネジ止めしたら、リテールの情けないクリップとは比べ物にならないくらい密着している。グリスを塗らずに手で触っていたら、MEMTEST86+が周回するにしたがって手で触るのがツラくなるくらい発熱が伝わった。普通はここまで熱くなる以前に熱で停止してしまう。締め付けの効果は絶大だ。勿論実際に使う時にはグリスは塗るけどね。


★ファンレス動作
MB:MSI P965 Neo-F
CPU:SL9XN(2008年14週)
MEM:PC5300U-555-12-256MB(SAMSUNG)×2
PS:MIRAGE DR-B350ATX
 この状態で電源を入れた。音がしないので電源が入っているかどうか分からん(注)。これはヤバい!電源落とし忘れ懸念されるな…(^^; この状態でHWINFOを立ち上げて内蔵温度センサーを読んでみた。さすがにCoreとは言え1.8GHzファンレスだと温度はグングン上がり、45℃辺りで伸びは鈍化した。更に粘ると10分後には50℃に達した。ここで安定したが、元々ファンレスで使う気は無いのでファンを入れる必要がある。

注:ファンが付いているのは電源だけ。電源はおなじみ動物電源だが、元々コイツはファンが回ってるのがよく判らないくらい静音である。真夜中でもなければバックグラウンドノイズが有るので、集中して耳を澄ませないと何も聞こえない。

★ファンを付ける
 そこでADDAの1700回転の低速ファンを当ててみた。温度は急激に下がり38℃で低下が止まった。出来ればもっと下がって欲しかったがまあいい。8僖侫.鵑鮑椶擦討い襪、一回り小さくて全面に風が通らないので9〜10僂離侫.鵑望ましい。がしかし9僖侫.鵑郎澹砲無いんだよな。12cmファンもあるけどちょっと大げさか?


adda_fan
 手で持っているのも疲れるので、HSDLでは最早おなじみの輪ゴムで止めてみた。何か北鮮の軍事システム並みに怪しいが…。775なのでPWMコントロールがあるファンが望ましいが、どうせいつも全開にしそうなのでなくても良いか。尚フラッシュの関係で羽根は止まって見えるが、この状態でHWINFOが動作している。

 気になるVRMへの冷却風だが、手をかざしてみた感じではリテールCPUクーラーと同等以上に当たっているようだ。目指すのはこれより上のステージ(FSB266)なのでこんな所で躓いてもらっては困る。


★OCテスト
 いつも使っていたのはFSB240なのでそれ以上を期待する。このマザーはCPUのVcoreは上げられないので、定格電圧でFSB266まで上がればいいな…甘い?イヤ本当に甘かった。このマザーは何とFSB265までしか設定できないらしい。寸止めかよ…(^^; 何とも気が利かないが、これもイソテルの「指導」なのだろうか。仕方が無いので市販機OCの定石であるBSELmodを行なう。これはこの記事で解説されているように、FSB800のCPUをFSB1066製品に見せかける方法だ。これでこのSL9XNは200×9.0=1.8GHzから266×9.0=2.4GHzのCPUとなる。コアは余裕があるので大丈夫だろう。この手法はクロックアップだけでなくダウンクロックにも使える。ベース100MHzにすると900MHz動作となり低電力になって面白いぞ(多分)。

BS_Clk:2-1-0
400MHz:1-1-0(未規定)
333MHz:1-0-0
266MHz:0-0-0
200MHz:0-1-0(定格)
166MHz:0-1-1(未規定)
133MHz:0-0-1
100MHz:1-0-1


bsel_mod
 初めてのBSEL作業だが何かキタネーなあ…(^^; まあこの作業は今後、このプラットホームを使い続ける限り何十回もやるだろうからそのうち上手くなるだろう。この石はまず確実にFSB1066で動くので、面倒ならワイヤを直にCPUピンにハンダ付けしても良いんだけど。どうせ使い潰すであろう石だから。FSB1333の時はBSEL2マスクだから兼用できる。


memtest266
 おおっ!確かにベースが266MHzになっている。モノは見るに堪えないヘボカス改造だが上手く行ったようだ。メモリは例のPC2-6400のクソメモリだが定格で3000MB/s台後半が余裕で出ている。よっしゃ!XP起動させるぞ。


★Windows起動
sl9xn@266
 Windows上でCPUIDを確認。333MHz×9.0は昇圧しないと無理だろうな。420なら出来るかもしれない。あ、でもP965 Neo(Rev1.1)は1333使えないんだった…。とにかくこのクロックではメモリが定格なので超安定だ。何でもっと早くやらなかったのか?(CPUを外すのがネジ止めなので超面倒だった^^)。


★ひとまず終了
 BIOSでは2.16GHz辺りが限度だったが、これだと2.40GHzで超安定して動く。コア電圧は全く上げていないのでまだまだ余裕綽々。上げたら3.0GHz以上までイケるかな?このマザーはコア電圧も上げられないのでVIDmodも必要だ。とりあえずクーラー交換は成功という事で。

哀愁のマザー MSI P965 Neo(動作編)

哀愁のマザー MSI P965 Neo


★WindowsXPを入れた
 このマザーが今まで何で使われなかったか分った。IDEがプライマリしかないから。通常HSDLではシステム(起動ディスク)とデータ取りドライブをプライマリとセカンダリに単独で繋いでいるのだ。これだとプライマリしかないから、1本線にマスター・スレーブの2台のドライブを繋がなければならない。素直にSATAを使えばいいんだろうけど、生憎データディスクはP6等との互換性の為にSATAは使えない。ここへ来てSATA変換アダプタが必要になって来たな。

 XPインストールの時もCDドライブを何処に繋ぐかで迷った。IDEかUSBか?しかし今回は以前使ったi915?の起動ドライブを繋いだら動いてしまったので、ドライバ類のインストールをしただけで流用してしまった。つまりクリーンインストールではない。チョイと気に食わないけど、テストの結果は問題無さそうなのでこれでいい。

//HSDL46
MB:P965 Neo-F[Rev1.1/1.11]
CPU:CeleronD 326 SL8H5(133x19.0)
MEM:512MB(PC4200x2)
VGA:PC6600L[GF6600+DDR128MB](PCI-E)
PS:MIRAGE DR-B350ATX

 CPUはHSDLの775CPUで最低の326、ビデオカードもPCI-Eで最低のPC6600L、メモリも最低のPC4200(注)とした。つまり考えられる限り最低の組み合わせである。電源はいつものように動物電源DEERである。20ピン時代の古代電源だが普通に動いている。電源容量も足りているが、それよりこのシステムで問題なのは冷却だ。クーラーが狼用リテールなので全然冷えなくて、CPU温度は常時60℃程度を保っている。FSBを少々OCしようと思ったが無理かもしれないな。

注:i965の仕様?でPC5300や6400を載せても4200でしか動作しないようだ。なのでこれで良いのかも。

★おなじみ古代2D/3Dベンチ
 ではいつものように昔のベンチを回してみる。まずはビデオカード系ベンチ。

GDI(HDBENCH_ALL):7036
2D(2DMark):858
DX5(FinalReality_3D):7.870
DX6.1(3DMark99MAX):11690
DX7(3DMark2000):7912
DX8(3DMark2001SE):8862
DX8(夏海ベンチ):7218
DX9(3DMark03):3580
DX9(ゆめりあベンチ):8225

2000_1
 なんでこんなに3DM2000が遅いんだろう?他の3DMは相応の遅さだが、2000は極度に劇遅い。これではGF2GTSどころかTNT2ULTRAといい勝負だ。単なるドライバの相性なんだろうか?試しにソフトレンダリングでやったら6000台で更に遅くなった(^^; この78.05と言うドライバがダメなのかもしれない。基本的にDX7は9xでAGPマシンの方が良いみたい。ちなみにハイパースレッディング入っていると起動しない。その場合は98互換モードで動かせばよい。


2000_2
 あまりに遅いのでOCしてみようと思い、まずは自動で上げてみた。何とコア311MHz、メモリ524MHzまでしか上がらない。なんてひどいカードなんだ…(^^; その状態で2000を走らせたが大差なかった。当たり前か。


pc6600l_oc
 GPU-Zを見たらこのカードの遅さの理由が判った。何とメモリバス64Bitではないか。これじゃ格下製品の6200と同等以下だよ(^^; 名前だけの詐欺に近い製品だ。モノはこれです。


★演算系ベンチ
 何とπ焼で以前テストしたSocket478のP4V800D-Xに負けてしまった(^^; せめて1分は切って欲しかったが…DDRシングルチャネルのセンプロン2600+(56秒)にも遠く及ばない。一体何を得意としているのだろう。

1分01秒:Prescott-V[133x19.0];P4V800D-X+SL7C5
1分05秒:Prescott-V[133x19.0];P965 Neo-F+SL8H5


gogo
 午後ベンチでも915DDRのシングルチャネル(しかも内蔵ビデオ)と変わらない。やっぱり本気出していないな。このBroadwater様がそんなに遅いわけがない。どういうレジスタ設定なんだよ?

 しかし前回からの作業で良くなった所もある。BIOSを1.0β2から1.11に書き換えたところ、MEMTEST86+の速度が1907→2255MB/sと向上した。これだとP4M900+SL88Tより微妙に速く現在DDR2ランキング6位。


★終わり
 まだ使い慣れていないのでどうやったら速くなるのか解らない。慣れるまでには時間がかかるだろうが、これが775系メインになる可能性もあるので気長に勉強したい。

哀愁のマザー MSI P965 Neo

 この「哀愁のマザー」シリーズは、第7世代(P4、AthlonXP)辺りのトホホなマザーボードを主に解析している。このマザーはそれらよりずっと世代が新しいが、この時期としてはあまりにトホホ物件なので特別に取り上げる。MSIの型番ではMS-7235[Rev1.1]である。


p965neo
 もう2年も前の今日の買い物[2010/07/25]にてジャンクで手に入れた。値段(100円)的には当然かも知れないが、ピンが曲がっておりコンデンサも破裂寸前。もちろん壊れているのは覚悟の上で買ったのだ。使用されているOSTのRLAが見たかったのね。
http://ascii24.ascii.jp/2006/07/07/imageview/images813490.jpg.html


ost_rla1
 OSTのRLA680μF4Vが見事に全て膨らんでいる。これは設計ではアルミ固体が指定されている所に非固体を使ったからで、コンデンサメーカーだけが悪い訳ではない。もしかしたらメーカー営業が「スペックはこれでイケるよ、外見も固体風だし…ニヤニヤ (^^」とサゼスチョンしたのかもしれないが、生産側がろくに資材検査しないのが全て悪い。部品評価の奴は問答無用でクビ。メーカーサンプルは何の為にあると思っているんだ。外部から見た感じでは、微星は設計より生産部の力が強いように思える。ま、昨今では珍しくもなくごく普通だが。この面から見れば、今日の企画・生産・販売分離への流れは正しいのかもしれない(責任追及という意味でも)。

http://www.msi-computer.co.jp/product/mb/CatalogJPG/large/P965Neo-F.jpg
 カタログ写真から既にOSTのRLAが使われている。このモデルは全てそうなのだろう。エントリーモデルだからって手抜き過ぎ。価格的に厳しかったのだろうか?売値を考えるとそうでもないと思うが。ハッキリとは分らないが「価格以外の何らかの理由」でこの部品が選択されていると思われる。

 RLA680μF4Vは28mΩ/750mAなので、8本並べでは7世代が限度か。低背なのでこれ使うとソケット回りがスッキリするからHSDLでは欲しい物件だ。でも明らかに無理したスペックだから、規定通りに使っても寿命はかなり短いだろう。カタログの2000時間は無理じゃないか?もし仮に持たなかったとしてもメーカーの逃げ道はいくらでもある。(事実だが)使い方が悪いとか生産過程で劣化したとか。医師の医療ミスと同じく裁判で追求するのは至難の業だ。

RLA680μF4V[28mΩ/750mA]
SEPC560μF4V[7mΩ/6100mA]
*同じサイズでもこれだけ違いがある。

 この電源は4相なので静的リプルは元々少ない。高ESRによる内部発熱(影響最大)に加え外部熱(影響微小)が破壊原因と思われる。出力コンは大電流の充放電が短期間に多数行なわれる(=動的リプルの発生)ので、多相電源からのリプルが極小でも発熱で死亡するのはごく普通である。その為にCPU_DCがあるわけだが、それすらこのマザーは手抜きされているから始末に負えない。ちなみにこれに似た構成のMS-7215のVRM回路図にはOS-CONが指定されていた。やっぱり生産に手抜きされたんだろう。


★補修
s775_1
 駄マザー確定なのでこれ以上解析する気は無くなってきた。という事で急遽補修作業に入る。ソケット内のピンが例によって多数曲がっている。何とかならんのか?このクソケットは。恐らくCPUの製造側にとってはコストダウンになるのだろうが(^^ そのツケをソケット製造メーカーに転嫁しているわけだ。当然ソケットが高価になるのでマザーボード生産者はイヤだろうな…というか我々も困る。何しろマザーボードの寿命が確実に縮む。インテルの野郎、ロクな事考えねえな。今に始まったことじゃないが。


s775_2
 しかし残念ながら折れて修復できないピンが2本ある。その内1本はVccだが、もう1本はHighレベルなので信号線か?GndやVcc等は2本無くても何とかなるが、信号線は1本でも消えると全く動作しなくなる場合が多い。これは厄介だな。

 しかしこの段階で仮組テストした結果を言うと、この状態のままでBIOS起動してしまった。NCピンなのかもしれないが、何にせよラッキーだな。これだけ膨らんだ出力コンもカツ入れしたら使えるのが驚きだね。動かないと思っても諦めてはいけないという事か。


ost_rla2
 しかしこれはマズイ。最悪、貴重な775CPUが死んだら笑えない。仕様から言っても固体にすべきだろうが、ジャンク100円マザーなので躊躇した。普通の低ESR品アルミ電解に交換する。だが許される幅が8φで、しかも背が高いとCPUクーラーにぶち当たるのは火を見るより明らか。恐らく高さ11个任睫詰だろう。限界で8〜9伉度か。それじゃ固体しかないじゃん。


ax680uf6v
 これ(SUNのAX)付けちゃおうぜ?何かECSみたいだけど、常用ではなく動かすのが目的だから良いだろう。もと空いていた所にも付けるので全部で11本。だんだんバカ記事っぽくなってきたな。カテゴリにはバカ記事も加えておくか(^^ 上司に「これだけで大丈夫なのか?」って聞かれたら「これだとかなりヤバイっす!」って答えると思う。ここ以外に更に補強の必要はあるね。まずソケット内から高周波が漏れてこないようにしよう。ちなみに偶然の思いつきを装っているが、もうお気づきの通り実際はこのネタのために買ったAXである。当初はP4M900T-Mでやる筈のネタだった。


mlcc
 MLCCで補強しようと思ったが、この基板のランドは規定の長さが無く、ほとんど底面電極と化している。ただでさえハンダが溶けにくいのにこれは無理。事実、無理やり付けようとしたら失敗した。しかもやり直す時にコテが当たって、無残にもランドが一か所剥がれてしまった。一気にヤル気が無くなったのでMLCCはスルー。強力なスポットのホットブローがあればいいな。コテライザーではどう頑張っても無理だった。ケチらず設備投資しましょう。


spcap
 MSIの大好きなHiC_CAP(POSCAPの事)の代わりに、パナのアルミ固体CX220μF2.0Vを付ける。これもノートマザーからの外し品でタダだからな。ちなみにこのCX、極度に耐圧が低いために使い道が無いから悩んでいたのだ。やっと売れ残りの嫁ぎ先が見つかった。

 …と思ったら220μFは2つしかなかった。真ん中には同サイズのCD33μF8.0Vを付けてやる。何か見た目バラバラに曲がっているが、よく見たら基板のランドも真っ直ぐではなかった。でも気になるなあ。


 これで「いきなりぶっ飛びor全く動きません」は無いだろう。計算上ではこの構成とノーマルは同等なんだよな。もし経時劣化でぶっ飛んだら一つ々AXをアルミ固体に換えていこう。ちなみにこれにもあのOC-CONは付かなかった。12.5mmだから背が高すぎてクーラーに当たる。ビデオカードでは既に実用化(他人ので^^)されたけど、なかなかPCマザーでは使わせてもらえない。P6・K7なら候補は一杯有るんだけど無駄だし…。


★部品
 マザーボード代(100円)より安く上げようと思ったが、今回は新品部品が殆どなのでとても無理だった。

SEI AX680μF6.3V[170mΩ/450mA]×11
SEI WG1800μF6.3V[16mΩ/1950mA]×1
SEI WG3300μF6.3V[12mΩ/2800mA]×1
SP-CAP CD33μF8.0V[18mΩ/2500mA]×1
SP-CAP CX220μF2.0V[15mΩ/2700mA]×2
MLCC22μF×2

合計169円(銭単位切り上げ、副資材別)


remove
 日本メーカー製のFLやKZGは抜かなくても良かったのだが、SEIに統一するためにあえて抜いた。RLAのまだ使えそうな抜けていない奴はどこかに流用したいな。勿論VRMに付けて爆発させるのだ(^^


★部分的にちょっと見る
vrm
 こうして見るとカッコだけは固体風で良いね。多分MSIの中の人もこういう理由でRLAを選んだのだろう(^^; 何も知らない素人なら充分騙せる仕上がりだ。この後エージングしてからぶん回して勝負してみる。


hda
 このマザーは見るべきものが無いのだが、一つだけ気に入った部分がある。それがこのサウンドコーデック部分。アナログ5V生成回路を見たら78L05ではなくL1087(NIKO)が使われていた。ここにアジャスタブルのLDOを使ったのはMSIでしか見た事が無いな。まあそれ自体は特に意味は無いけど。気に入ったのは入力コンで、大きめの6.3φ用の準備がある。

 通常マザーではこれはごく少容量のMLCCだけで、このマザーのように出力より大きなコンデンサが指定されている事はまず無い。まさかこの手抜きマザーでそれが見られるとは思わなかった。誰も評価していないだろうからHSDLが評価してあげよう。折角だから実装しろよm9(^^ オチはやっぱりMSIか…。

 D12はSB5V直流しダイオードか?何故5VではなくSB5Vなんだろう。それ以前にSBDだとしても0.5Vくらい降下するんだが、それでコーデックを動かすつもりなのだろうか。もっともALC883自体は3.5〜5.25Vを許容しているのだが、アナログ電源なのでノイズの方が心配だ。

2014/03/15追記:これはHDAのリファレンス回路通りでMSIのオリジナル回路ではない。部品はかなり違っているが。

★動かしてみる
biospost
 ウッシャー!何もしてない暇多君が叫ぶ。仕様的にはヤバい構成だと思ったが特に不安な感じは無い。BIOSがV1.0B2というド古いβ版?なのが泣ける。このマザーはBIOSバージョンがかなり多く、止むを得ないマイクロコード更新以外のバグ取りが多い。何か不安になるんだよなあ。

 それはさておきx965は意外に使える。何しろセレD含む全てのプレス子からC2Qの一部まで載せられるんだから。これ以降の4xマザーはFSB533のチェックが出来ない。ジャンク道楽にはx965系の方がはるかに融通が利く。少なくとも世代限定のSocket1156みたいに役に立たない奴よりは断然上。なおRev2.1は更に加えて狼も正式に動くらしい。同じモデルなのに差を付けられてるな〜。孰れにせよPentiumXE 955/965が対応外なのはOSTのせいだろうか。もし運良く手に入れられたら無理やり載せてみたいね。マザーは耐えられるんじゃないかと思うのだが…(動物電源は無理かも^^)。


memtest86
 いつものようにMEMTEST86+を回してみる。PC4200だと1907MB/sで、915のDDRと大差無いくらいの速度しか出ていない。915どころか865のDDRにも負けそうだ。もっともMSIはデフォルトのメモリ設定が緩々なのでこんなモノだろう。BIOSも極度に古いから熟成不足の可能性もある。このまま2周させてみたが問題無し。CPU温度が60℃なのは気になるが、ウルフデールの薄いリテールクーラーだから仕方がない。出力のAXは温いくらいで、HSDLの使用頻度では破損する事は無いような気がする。勿論実用する気満々です(^^

 Windowsはいずれ機会があったら入れてみる。VmemやVttの空きコンデンサを全て地道に見直した後だろう。でも一旦動いてしまうと急速に興味が失われてくるのは何故か。これがG965だったらP4M900T-Mの後任として即入れ替えるんだが。内蔵VGA付きは実験台には非常に役に立つ。現在のメモリテストには懐かしのRageIICのPCI版を使用している。究極の省電力なので気に入っている。


★終わりに
 マニュアルは日本語の正式なものが存在するし、この辺りは日本法人を持つ有名メーカーの強みだろう。メーカーサポートは文句は無いし、回路図を見た限りでは設計も特に問題は無いんだよな。あとは生産がもっと頑張ってくれないかなーと言うのが偽らざる心境だ。ごく最近は知らないけど、この時期の安いのは実用にはお勧めできない。このメーカーのを買うとすれば自作用の高級機(ウザいほどデカい箱に入っている^^)を買おう。但し廉価版も改造ベースにはいいかもしれない。この辺りになるとそれなりの部品と知識が要るけど。生半可な知識では反って劣化させてしまう世代なのだ。

 という事で965板一丁上がり!そういえば既に3枚持ってるんだっけ(注)。まともに稼働するのがこれだけというのが泣けるが。でもこれが動いたって事は故障中のP5B-E Plusも動くかもしれないな。アレが直るとかなりの戦力になりそうだから、そのうち精密検査に回してみよう。

注:書き始めた時はP55、P45、P35マザーは持っていなかった(G41だけ)。本当にアッと言う間に環境が変わるので、書きかけの記事のアップデートが大変だ(^^;
記事検索
タグ絞り込み検索
Recent Comments
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
livedoor 天気