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主にラジオを中心としたジャンク・各種実験の同人誌

RAD-F126N

OHM RAD-F126N-K

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

RAD-F127Nの前身の製品?を解剖する


 今回はF126の中身を見る。F127と変わっていないと思うけどそれを確認するのも仕事の内だ。


★カラ割り
 某日本メーカーと違って陰険な篏合は無いので安心して開けられる(^^ 但し前回は線が切れやすかったのでこれも注意しなくてはいけない。ハンダ付けは現在のところやる場所が無いので…。


f126n_03
 F127と同じくネジ4本で簡単に割れる。


f126n_04
 更にネジ2本で基板も簡単に剥がれる。その際に部品が脱落するのを注意するだけである。この時点で既にICがCD1691CBであることが判明した。


f126n_05
 SPもおなじみだが薄っぺらくてすぐに飽和しそう(^^; 小型のラジオは音に期待してはいけない。


★基板
 基板も変わっていないだろうが確認のため。F126NとF127Nは同社のF610ZとF620Zみたいに色違いで型番が違うだけなのかもしれない。


f126n_06
 基板には”OHM F126N V2.3”とある。中華製ではあるが本名がF126なのだからこれはもう鸚鵡製ラジオと言って間違いない。なおF127と全く同じ基板だ。


f126n_07
 ICは裏面だった。今や最もありふれたアナログラジオ用ICの華晶CD1691CBである。


f126n_08
 455kHzのCFは哀店道にも売っていたMG製のSFU455Bである。10.7の方はLT10.7MHz若しくは互換品だ。いずれもシングルなので選択度に期待は出来ない。改造するとしたらここだろうね。

 フェライトロッドのサイズだが、HSDLのおなじみ精密計測(笑)に拠れば4.0×7.6×34.9mmだった。公称では4×8×35mmなのでしょう。F1351Mより一ランク低いのだが感度はそれ以上なのだから、この程度のアンテナの大きさの差であれば調整の善し悪しがスーパーラジオの感度を決定すると言い切れる。


★一旦終了
 前回書いたように当該品はいい感じに汚れがこびりついているので(^^; ラジオ洗いのサンプルとする。小型のためケースまで超音波洗浄機に放り込めるので都合が良いからだ。次回はその手の記事で登場する事になる。

OHM RAD-F126N-K

この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

RAD-F127Nの前身の製品?


 「北巡回[19/10/13]」にて入手した鸚鵡のラジオ。F127Nの前身という事でモノ的にはずいぶん高い買い物(330円)をしてしまった。これを買うならもっと他に良いものを買えただろうという話(^^; しかし製品の変化の調査はPC時代からHSDLのライフワークの一つなので仕方がない。


f126n_001
 気まぐれの高解像度写真。実はこの写真の日付けが2019/10/24となっている(^^; これの記事を書き始めたのはその頃だったのか。細部を見れば分る通り価格に見合わない小汚いラジオだ。クリーニング作業のサンプルにイイかな。これが何処までキレイになるのか?とか。いずれラジオ洗いの練習台にしよう。

 F127と比較しながら見て行こうかと思ったがスペースの無駄なので、比較はRAD-F127Nの過去記事を読んでいただく事にする。実際色が黒くなっただけで外見は全く同じだ。


f126n_002
 たしかこの電池蓋は取り外せない仕様だったはず。恐らく爪が割れているのだろうが当該品の唯一の不具合と言える。まあ洗う時はこの方が都合がイイんですが(^^;


★受信テスト
 外見はF127と変わらないので評価は省略して早速テストに入る。

=周波数範囲チェック=
MW下限:505kHz
MW上限:1615kHz
FM下限:75.1MHz
FM上限:108.5MHz

 気温・時間・電源電圧によって範囲は上下する。またこのラジオの場合は選択度が低いので周波数自体も正確ではないかもしれない。このように仕様は満たしているが、MWの下限も上限も明らかに低すぎる。極端に低いとトラッキングが合わない可能性がある。FMは稍狭いけど充分に許容範囲だ。どうせ今のところは95MHzまでしか放送局が無いから上は気にする必要はない。

=MW昼間受信テスト=
× 639kHz:静岡2(PB)
× 729kHz:名古屋1(CK)
〇 765kHz:YBS各局 AFNがかぶる
× 882kHz:静岡1(PK)
×1062kHz:CRT足利
〇1197kHz:IBS水戸
×1404kHz:SBS静岡
〇1458kHz:IBS土浦 RFがかぶる
〇1530kHz:CRT宇都宮
〇1557kHz:SBS熱海

 感度はソコソコだが選択度が低いというF127と同じ傾向だ。但しHSDLのF127はもう少し感度が高かった気がする。あくまでも気のせいレベルだが…。

=FMバンド(76-95MHz)=
△76.5MHz:Inter FM(横浜300W)
×78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市20W)
△88.3MHz:J-WAVE(みなと100W)
△94.6MHz:IBS補完中継(水戸1kW,83km)

 むさしのFMは選択度不足で受信できなかった。これは予想通りだね。


★続く
 F127も選択度が低かったが感度だけは高かった。これは感度もあまり高くないように思える。次回は解剖して違いを確かめる。と言っても多分中見も違いは無いと思うのだが。何しろF127の基板はF126名義なので。

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