HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

RADEON

調子悪いラデ9600XT

 久々にSocket939に98SEをインストールしたのだが、付けたRADEON9600XTが極度に調子が悪い。ベンチマークを回しているとゴミが発生してぶっ飛んでしまうのだ。ひょっとしてハンダ割れしてしまったのだろうか?カードはクーラーがブチ壊れていたGeCubeのGC-R96XTGである。

黄昏のビデオカード GC-R96XTG
GC-R96XTGその後


★RADEON9600XT壊滅寸前!
 HSDLでは多数あるので大切にされていなかったRADEON9600XTだが、先日登録をチェックしたら何と2枚しか無い事に気づいた。しかも1枚はMAC用(尤も改造したが)なので、このGC-R96XTGが最後の1枚という事か。何でこんなに減ったのかと言うと壊したり他人にあげたりしたからだろう。

RADEON9600XT(MAC)(2014/04/20)
GC-R96XTG(GeCube)(2015/04/30)

 HSDLのビデオカードはPCI-Eに比べAGPカードはダブりが少ない。一番多いのはMS-8881(GF4-MX440、全5枚)だが、それ以外は多くても2枚しかない。常用はよく壊すので予備が欲しいのだが。ジャンク屋に状態の良い9600XTが有ったら確保しておくかな。


★まずはメモリチェック
vmtce_gcr96xtg
 VMTCEを1周回してみたが異常は無い。おかしいな?メモリに物理的な異常が無いとすると発熱だろうか?少なくともハンダ割れではない事が判ったので安心したが、リテールのクーラーで不足があるのだろうか。もう一度重いベンチマークを回すと、最初のうちは好調だったが次第にゴミが出てきた。やはりこれは発熱タレとしか言いようがない。9600XTってそんなに発熱酷かったかぁ?これATIリテール品なんだけど足りないのか。


★多分原因はこれだ
gpuz
 どうも発熱らしいという事でもう一度クーラーを見直してみるが異常はない。で上のGPU-Zステータスを見ていてハタと気づく。メモリが325(650)MHzになっている。実は9600XTの定格は300MHzなんだな。つまりこれプチOC仕様の製品だったのだ。

 考えてみればノーマルのクーラーはノーマルとしては異常に大げさなもので、あれはGPUだけでなくメモリも冷やしていたのだろう。GPUクロックは同じ500MHzだからGPUは足りていてもメモリが付いてこないんだな。裏のメモリにはヒートシンクが付いているが、風が当たるはずの表も貼らないとダメらしい。


gcr96xtg_ht
 という事でショボイけどアルミヒートシンクを貼ってみた。これでテストしたらぶっ飛んでいた3DM03以降も完走できた(気温は28℃)。たった25MHzとは言えOCすると発熱の影響は大きいんだな。これ以上のOCは現状の冷却ではとても無理そうだ。やはり特売で買ったNIGHT HAWKを付けるしかないのか。この程度のカードには大仰でイヤだなあ。


 という事で、この再生品も冬には気付かなかった欠点が露呈したのだった。

TYAN G9000PRO

クソ汚いビデオカードのオーバーホール


 「動作チェック[16/08/07]」にて動作は確認されたTachyon G9000 PROだが、ファンが全く動かないのでバラしてOH(オーバーホール)する。ついでに同時入手のRX155LPCI2もOHする。


★動作チェック前に掃除
g9000pro_1
 イヤこのまま回す人も居るんだろうけどさ、我々はこのホコリを部屋にブチまかれると思うとドン引きなんですわ。


g9000pro_2
 てことでクーラー自体は外さず、ファンだけを外してエアーで吹く。


g9000pro_3
 ブラケットはどうせ洗うので取り外したまま。これで動作チェックをしたところ無事動作した。安心して水洗に回す(^^


rx155lpci2_1
 一方こちらはRX155LCPI2である。これはまず蓋を開けねばならない。見た目あまり汚くは無いのだが…。


rx155lpci2_2
 と思ったら大間違い!中にホコリが詰まっていやがった。これでもエアーで吹いたんだよね。それなのにこんなにこびりついているとは予想しなかった。回すと噴き出してきそうなのでブラシで一掃する。外でマスクを付けて作業しないと病気になりそう。


rx155lpci2_3
 あとは蓋を閉めて動作チェックに回す。アナログブラケットは使わないので取り付けない。動作チェックの結果はOK。これもついでなので洗いに回す。


★やっぱ洗うよな(ゝω・)
rx155lpci2_4
 ローエンドなのでクーラーを外すのは簡単だ。それよりサーマルコンパウンド落としの方が面倒くさい。バラせる限りバラバラにして全部バスマジックリンを噴いてやる。そのあと水をかけて溶液に漬ける。後から書くがこれは一寸拙いらしい。基板はマジックリンではなく中性洗剤でブラシを使って洗う。貼ってあるシールが壊滅的になるが、重要そうなのは写真に撮っておく。ビニールのシールは影響は殆ど無く、消えるのは紙のシールだけだ。転売する訳ではないので気にしない。


radeon_x1550
 一部消えてるけどX1550の名義は入っていないな。2007年51週ってずいぶん新しくないか?ゲホで言えばGF8xxx時代だよね。


★ファンの復活
fan1
 この軸に嵌っているクリップをはずせばローターが抜ける。それでグリスアップすれば完全OHとなるだろう。ただこのクリップは経年劣化により割れやすいのであまり弄らない方が良い。今回は軸は抜かずにシリコンオイルを注してみる。指である程度軽く回るようになるまで回した後、12VのACアダプタを繋いで暫く回して慣熟回転する。


fan2
 ファンの裏のシールも粘着力が皆無になったので再生する。ノリの付いていた方を家にあったナイスタックと言う両面テープに貼りつけた。


fan3
 あとは丸く切り抜いて貼り付けるだけ。この場合は何も書いていないシールなので意味はないかもしれないが、例え書いてあっても元と変わらない状態に戻せる。


fan4
 御覧のように高速回転するようになった。グリスは追加しなかったが暫くは持つだろう。


 実は今回はバスマジックリンでドブ漬け洗いしたわけだが、乾燥して組み立てたらRX155LPCI2のファンが全く回らなくなってしまった。あれから2〜3日しか経っていないのだが錆びてしまったのか?軸を回してみると重いのでどうやらグリスが流れてしまったようだ。軸にシリコンオイルを一寸付けたらまた回るようになったが、時折軸がズレた時にブーンと言う軸音がする時がある。グリスがスッカラカンに近いらしい。このファンは入手当初は新品に近い性能だったので洗剤で洗ったのは失敗だった。実際TYANの方だけ激しく汚れていたのだから。

 という事でバスマジックリンに付けておくとファンは回らなくなる可能性がある。洗った後のグリスアップは必須という事で。三軒隣のファン屋が「当たり前じゃアホー!」と怒鳴っているが気にしない。こういうのは試してみる所に価値があるんだよ(^^


 以上、動作チェックの舞台裏でした。

RADEON9500復活

 「西ローカル巡回[16/04/30]」で入手したものの動作しなかったRADEON9500を復活させる。なおRADEON9700については既に書いている


★洗う
 危険度はマザーボードほどではないがビデオカードも通常洗ってはいけない。コネクタ類に少なくないダメージを与えたり、一連の洗い作業中にハンダ割れする危険もある。このカードの場合は動作しないので構わず洗っちゃいますが(^^


barasu
 まずバラせる限りバラす。これは基本だ。今回はファンも洗うが、正常に動いているファンはもちろん洗わない方が良い。以前洗ったら内部が錆びて軸が固まってしまった例がある。今回は一回動けばいいので洗うが。


ht_vpu
 ヒートシンクのサーマルコンパウンドも一掃する。これはグリスではないのでかなり取れにくいが地道に落とすしかないな。HSDLでは油絵の具落としを使う。


vpu_dc
 ちなみにビデオカードの乾燥は特に入念に行った方が良い。当初1〜2日しか乾燥しなかったのだが、写真の左と上に見える黒いタンタル10μF16Vが直間になってしまった。勿論タンタルコンが洗って直間になる事はあり得ない。これはGPUがショートしているのだ。5日くらい間隔を置いてから再び試したら50〜60Ωくらいになっていた。

 ここでやらない方が良いのは乾燥の為に水が多く残った状態でドライヤーやヒートガンで炙る事。これをやると意外と高確率でハンダ割れする。恐らく水蒸気でIC裏面が膨張するからだろう。掲示板で「乾燥する時は基板をドライヤーで炙る」とか書いていた人が居るけど判っているのだろうか?まあ他人の物だからどうでもええけど。


★一寸見る
r300
 2002年44週製造のR300である。コアクロックは9700と同じなので能力も違いは無い。ただバス幅が半分(128bit)であるところが違う。RV360と比較して一見して判る大きなコア。

 基板は2002年46週製造(美維科技製)なのでカード自体はその直後くらいのアセンブリだと思われる。という事は既に製造後14年近い歳月が流れていることになる。普通に動く方が不思議なくらい。


hyb25d128323c
 メモリは2002年34週製造の今は亡きInfineon製HYB25D128323C(DDR600MHz)である。定格がDDR540MHzなのでOCの余裕はそれほど無い。クロック自体は9700と同じだが、バス幅が128bitと半分なのでそれなりに落ちる。9600XTにもVPUコアクロックで負けるので敵わない。


r9500_mem
 RADEON9700との基板上の大きな違いはメモリの位置と並び、あとは補助電源コネクタの位置だろうか。メモリが放射状に並んでいないのはクロックが緩いからだろうか。


★故障原因
 動作テストに於いて一口に「動かない」とだけ書いたが、このカードはハッキリ明確な症状を示している。勿論この頃から問題になったハンダ割れではない。ハンダ割れなら直さず解体しているだろう(^^

1.普通に取り付けて電源を入れると間もなくPC全体の電源が落ちる。
2.その間、画像信号は全く出ない(初期化以前の問題)。

 ハイこれでもう分りましたね?推理もへったくれも無い。これはどこかの電源がショートしているから止まるのだ。ここまでヒントを出されれば誰でもアッと言う間に直るんじゃねーの?と楽観的だ。


si4804bdy
 どうもこのメモリ電源の上側パワーMOSFETがお亡くなりになっているようだ。上側が亡くなるとソース電流が止まらなくなりISL6522CB若しくはPC側の過電流保護で電源はストップする。メモリが動かなければVPUも初期診断動作で止まる。

 このパワーMOSFETは4804としか書いていない。通常はこれで充分なのだがこの場合はかなり困る。何故なら二つ思い浮かぶからだ。一つはSi4804BDYでもう一つはNTD4804Nだ。困るのは後者の方が圧倒的に高性能だという事。がしかし後者にはSO-8は無いようなので前者という事になる。尤もこの石、調べなくても既にHSDLではラデを一杯バラしているので多数所有しているのだ(^^ 不動ジャンクを大量保有しているのは自慢できることではないが、部品取りが出来るのだからさっさと交換してしまおう。


★動かす
hwinfo_xr95c3
 ハイ動きました。なんかこの程度のカードの為に修理させられるとムカつくが、まあ動いたら動いたで全部水に流すのがHSDLだ。HSDL初のRADEON9500である。R300は多数あるが9500はこれしかないので比較用かな。今気づいたのだがファンの音が大きくなった気がする。正確に測ったわけじゃないけど、やっぱり動いているファンは洗わないに越した事は無いな。


★おまけ
 このカードの現役当時は3DMarkは2001SE→03の時代だった。そしてその頃からベンチマーク最適化ドライバ問題が持ち上がったわけだ(ゲホ・ラデ共に)。現在検索しても9500時代のラデドライバ最適化(笑)記事が出てこない。Googleパージされたのか?ゲホのチート記事は出て来るのに。四亀の記事もいつの間にか消えてるし(^^; 隠そうとすればするほど胡散臭さを感じるのだが。つか情報操作なんてしてる場合じゃねえだろ会社的に。

>そのハードウェアベンダ(nvidiaの事)が彼ら(FutureMarkの事)に多額の資金を提供することを拒んだからだ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0527/hotrev215.htm
 この文章を読むとベンチマークソフト屋がまるで総会屋に見えてくる。やだねー。

>Futuremark、NVIDIAのドライバは不正ではなく最適化と態度を一転
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0603/future.htm
 …でこれだよ。一体幾らくらいで手を打ったのだろうか?(^^; この時に筆者は「もうこのベンチマークソフトでカードを選択する事はできない」と悟ったのだった。

 まあ生臭い話は興味ないけど、このベンチマーク向け手抜き技術を何とか生かせないものかと昔から思っている。まだ構想だけで何もしてないけど。

MS-V025について

 去年の「定例会[15/12/08]」にて、見た事が無い変な形状のATI系ビデオカードを発見したので迷わずゲット。HWINFOにてRADEON X300 SE(128MB)と判定されたが、型番をネット検索したところDELLのPCに付いていたカードらしい。このカードもMS-8964と同じく骨皮まで切りつめたOEM用のカードである。非常に興味深いのでちょっと見てみる。


ms_v025
 型番がMS-V025(Ver1.0)ということでMSI製であろう。但し形状から言ってもDELL専用カードだと思われ、MSIに同形状または同型番の製品は無い。メモリが2つしか実装されていないので64ビットのメモリバスと推定できる(だからSE印)。

 基板は寒損等のメモリモジュールでもよく見かけるTRIPOD製で2005年46週製造。分厚くて平坦性は申し分ない。メモリが49週、1117が47週、2.2μHインダクタが44週、ニチコンHC470μFが47週、100μF電解コンが50週製造なので大体のアセンブル時期が判る。少なくとも2005年50週以降の製造である事は確定だ。PCI-EのカードだがASICの中身はAGP版の9600等とほぼ同じだ(ブリッジ接続)。そのためAGP以前しか動かないベンチマークも動作する。


mem_msv025
 メモリは廃肉巣の2.8n(350MHz)品である。64bit接続で2つしか付いていない。メモリバスを減らしてメモリ数を削減するのはコストダウンの常道だが、ここら辺はビデオカードの性能に直接結びつくので出来れば落として欲しくない所だ。実際の動作クロックは後に分るが300MHz(DDR600)である。

 このカードはクーラーにファンは付いていない。つまりファンレスだが、これは静音化も勿論だがコストダウンの効果の方が大きいと思う。つまり手抜き。


vddc_msv025
 VDDCのコントローラは基板裏面にあるRT9232で、このICは設計段階でグラフィックカード用を想定している。スイッチング周波数はRT9232リファレンス回路通りなら200kHzだが未実測だ。スイッチは上側FDS6694+下側FDS6680ASで、この時期のPC用と比べると下側のRdsONがやや高め。

 MS-8964では省略されていたスナバが実装されているのが見える。この辺りは同じメーカーでも製品によって違いが出ているのが面白い。位相補償部分のRCは通常電解コンなので実装されていない。インダクタはMS-8964の1.5μHと違って2.2μHで、これはRV370・RT9232リファレンス設計と同値である。

 出力コンはMS-8964と違いタンタルは無くHC470μF10V×2だけ。ここはDUAL FOOTPRINTなのでSMDタイプも使える。入力コンは思い切ってMLCCオンリーの上にC1002(10μF?)は省略されている。12⇒1.3Vでスイッチング周波数は200kHzだから容量は殆ど必要無い。NX7600GSと同様にこの辺りでコスト低減の努力が図られている。EMI他のお釣りを減らすとしたら、前記のC1002に加えて裏のC2(タンタル)を実装すればよい。

 全体的に見て1.2〜1.3V・10A程度の軽装DC-DCだ。VPU周辺にカネを掛けてもビデオカードとしての性能が上がる訳では無いので、仕様で許される限り部品を切り詰めるのは当然の事と言えよう。OCの場合にはこのマージンの少なさが問題となるわけだが。


q302_msv025
 MVDDCはこのPHD3055で生成されているらしい。このカードで(VDDC以外に)電源と呼ぶに値するのはこれと1117が一つあるばかり。他の雑多な電源は全て流用若しくはシャントレギュレータだけで生成されている。小電流だから可能なのだろうが、格上のビデオカードやマザーボードの事を考えるとシンプルさに驚いたり呆れたり。ちなみに右に見える緑色のシールが貼ってあるICがファームウェア(含BIOS)ROMである。右にある抵抗が以前書いたRV370のSTRAPだ。


ura_msv025
 例によってEMI防止フィルタ・ESD保護ダイオード(基板裏)は全省略。もうアナログは使うなという事か(^^; アナログ主体のHSDLとしては何とか復活させたい。ファンのコネクタは御覧のように省略されたが、その為の配線は生きているので使おうと思えばいつでも使える。


★主要な空き部品
 ()内の数値は確定している。

=コンデンサ=
C2(PCI-E5V_dc):EMPTY
C5(PCI-E12V_dc):EMPTY
C8(PCI-E5V)_dc:CV-BS 100μF16V
C9(PCI-E12V_dc):EMPTY
C300(MVDDC):EMPTY
C307(MVDDC):HC 470μF10V
C407(R):EMPTY(5pF)
C408(G):EMPTY(5pF)
C409(B):EMPTY(5pF)
C441(VESA5V):EMPTY(68pF)
C1000(VDDC_in):MLCC 22μF
C1001(VDDC_in):MLCC 22μF
C1002(VDDC_in):EMPTY
C1005[MC1005](VDDC_out):HC 470μF10V
C1019[MC1019](VDDC_out):HC 470μF10V

=インダクタ=
L20(VDDC_out):FALCO 2.2μH
L60(R):EMPTY(82nH)
L61(G):EMPTY(82nH)
L62(B):EMPTY(82nH)

=ダイオード=
D51(DDCDATA):EMPTY(BAT54S)
D52(DDCCLK):EMPTY(BAT54S)
D53(HSYNC):EMPTY(BAT54S)
D54(YSYNC):EMPTY(BAT54S)
D55(R):EMPTY(BAT54S)
D56(G):EMPTY(BAT54S)
D57(B):EMPTY(BAT54S)


★動作チェック
gpuz_msv025
 GPU-ZだとMemorySize=32MBと出てしまう。もちろんGPU-Zの間違いで実際は128MBだ。クロックは概ね正確。サブベンダはMSIではなくATIになっている。ATIがDELLから受注してMSIで製造させたカードという事か…めんどくせえな。まあ準純正と呼んでよいのかもしれない。


ccc_msv025
 CCCで見るとちゃんと128MBになっている。"Hyper Memory"って何だっけ?あー、思い出した。PCのメインメモリをビデオRAMの一部に使うというセコイ節約技だ。後のAMDチップセットでIGPに外付けRAMを載せるものが出現したが、あれが性能を上げるための積極的な改良に対し、こちらはコストのためビデオカードの搭載メモリを減らすという消極的な改良だ。同時期のヌビの"Turbo Cache"も同様の技術と言えよう。

http://news.mynavi.jp/news/2005/03/25/003.html
 ビデオメモリをHDDにスワップとかバカ言ってるんですが…ATIの放談(漫談?)に突っ込み役が居なかったのか?筆者がPC・ITジャーナリストならこの辺でもう帰る(^^


★ベンチマーク
 ATIだけでなくPCI-Eのビデオカード中で最低性能ランクに入るカードなので性能には期待できないが、それでもどの程度の性能が出るのかは気になるところだ。当面のライバルはAGPの9550や9600SEあたりか?それらと同等か、相手が128ビットだと負ける可能性も高確率でありそう(^^;

bench_msv025

 予想通りクソ遅さは否めない。特に3DMark2001SEでは「いくらなんでも何か間違えているんじゃないか?」とCPUや設定を何回も見直してしまった。尤もAGPのカードは更にこれより下の環境でもっと上の数値を出しているわけで、やはりこのスコアの低さはX300SEの低性能によるものと言うしかない。

 定格で一通りテストした後でATIToolでOCしてみようと思ったら珍現象発生。MAXコアクロックを自動設定したら、テスト中に定格クロックよりも下に落とし始めたのだ。これって定格が無理し過ぎという事なのだろうか?(^^; メモリも定格より下げていたし、これがこのカード特有の現象なのか調べたい気もする。まあヒートシンクだけでファンも無いから過熱するのかもしれないが、最悪を予想をすれば何処かが劣化しているのかもしれない。そもそもメモリチップは350MHzなんだから落とす事は無いと思うんだけど。


★終わり
 メーカー向け廉価カードは色々と工夫が有るので本当に面白い。コストダウンのためにネジ一本でも減らしていく努力はこれからも欠かせないだろう。


★おまけ
>Radeon X300 Vmod
http://www.overclock.net/t/1441314/radeon-x300-vmod
 昔の記事だけど、このカードを改造しようとしている人が居て驚いた。世界は広いな大きいな〜。

EAX300LE

eax300le
 PCI-Eビデオカードの中では最下級に位置するX300搭載カードである。「定例会[15/12/08]」で手に入れたものの「動作チェック[16/01/10]」で残念ながら不動が確定した。PCI-Eカードとしては低性能の上に、不動の原因が全く不明な事から解体部品取り→破棄が濃厚となった。と言ってもこの時期解体もままならないので春まで放置だな。そんなわけで年が明けた頃は存在すら忘れてしまっていた。


reg9_r101
 溜まった不動ジャンクビデオカードをゴミ箱に入れようと思って、一枚一枚カードを見ていたら偶然にも不具合を発見してしまった。REG9の足が御覧のように両足とも剥がれかけている。裏面は動作チェック時に見ている筈だが、部分剥がれは慣れていても見落としやすい。写真を撮ってから更に周辺をよく見たらREG9だけじゃなくてR101も剥がれているのが判る。これらは位置からしてメモリのリファレンス電源だろう。


c158
 あ!C158も剥がれているね。MLCCは通常は動作に関係ないのが多いが、このC158の場合はSC1104の位相補償用なので無いと拙いかもしれないし、少なくとも現在付いている同じ位相補償部分のC159とR316が無駄になる。このC158の値はSC1104リファレンス回路では0.01μFだ。出力コンは固体電解ではないのでそのままでよさそう。


 さて困った事にR101の値は不明である。英煤は中途半端にオリジナル回路なので稍不安だが、以前解析したMSIのMS-8964と比較してみた。この辺りはリファレンスと同じようでR101はLM324に繋がった1kΩらしい(1.25V_REF2)。値が判れば後は実装するだけだ。


eax300le_after
 寒いし面倒なので放置していたが、ネタ切れにより漸くヤル気になった(^^ ハンダ付け自体は6か所なので数十秒で終わる。曲がった2本の足を伸ばしたり、ランドをクリーニングする方がはるかに時間がかかる。

 R101とC159は1005なので手に入りさえすれば実装はまだ何とかなるレベル。ビデオカードの修理をしたい人は面実装部品を充実させておこう。HSDLはビデオカード修理は日常茶飯事なので手に入る限りの面実装部品を集めている(まだ充分とは言えないが)。無ければ他のビデオカードから外すしかないが、大体壊れる部品は決まっているので足りなくなるんだよな。


hwinfo_eax300le
 ハイ動きました。今更X300が動いても特に戦況に変化は無いが、英煤のオリジナル基板という事で意味はあるかな。ファンレスなので動作チェック用の予備にもなるかもしれない。HSDLの動作チェック用は使い方が荒いので結構壊れるんだよな。何しろひと月に数十回は抜き差しするのだ。以前修理した特攻用のPC6600Lも呆気なく死亡したし…。

 暇があったのでベンチも回してみたが特に問題になる所は無い。こんな風に簡単にハイエンドのジャンクカードも動いてほしいところだが、ハイエンドの不動品は殆どがハンダ割れに因るもので元には戻らない。カード自身の高熱も勿論悪いが、割れやすい無鉛ハンダも最悪だよな〜。


 ジャンクビデオカード、特に裸で青箱に放り込まれているカードはこのように部品が脱落している場合が多い。全く不動であっても地道に部品を見ていくと修理できるものもあるハズだ。起動はするけどゴミが出るカード(ハンダ割れまたはメモリ死亡)よりは蘇生確率は高いかもしれない。

RADEON X850XT起動

RADEON X850XT修理

R480
 前回修理して復活したX850XTがちゃんと動くかどうか試してみた。


★ドライバ
 あれ〜変だな?ドライバが入らないぞ。具体的にはCCCだけインストールされてVPUのドライバが入らない。諦めてDELL用のドライバを入れてみた。これだとちゃんと入るのが不思議だ(デバイスIDが違うのか?)。がしかし、曲がりなりにも入ってしまえばこっちのものだ。

X850XTPE
 X850XT PE(Platinum Edition)って存在したのね。X800XT PEなら知っていたけど。言うまでも無くR4xxの最高峰であり、確かWindows9xはこれが最後の正式対応(但しAGPのみ)だったはず。

 CCCは入れずに昔ながらのATIコントロールパネルを入れた。これの方がシンプルで軽く使いやすい(.netも不要か?)。新しいドライバにもこれが入ればいいのに。では今回は定格・デフォ設定で回してみるか。PCはいつものHSDL48(SLA8Z@333)である。このカードにとって不足はあるまい。


★GDI
hdb
 このカードというかXシリーズの唯一の楽しみ?はこのGDIだ。DDは案外大したことが無いな。9xでも試したかったが、テスト台がHSDL48(P35 Neo-F)なので無理。PCI-Eマザーに無理やり9x入れてもパフォーマンスはフルに発揮できそうにないし。


★D3D
 このDX9当時はリファレンスはATIのカードだった。なのでMSの意図に沿った描画が期待できる。FRや3DM99はCPUベンチとなっている(^^;

d3d_x850xtpe
 流石にDX9だとこれ以降の新しいRADEONには敵わない。DX9以降なら素直に新しいカードを使いましょう。


★OGL
 RADEONだから多分OGLはダメなんだろうな。元々ラデはOGLが得意でない上に、FireGLとの差別化もかなりある。

ogl_x850xtpe
 やはりOGLはDirectXに比べると全く振るわない。これベースのFireGLだとソコソコ期待できるのだが。なおCINEBENCH(R11.5)のOGLテスト(OGLバージョンが古い)やOGL VillageMark(ネイティブPCI-Eの為)は動かない。


★終わり
 このように定格では当初の期待ほどではなかったが、昔のイメージで過剰に期待し過ぎていたのかもしれない。それでもRADEON X8xx〜X1xxxはGDIや2D、DX8以前だとHDシリーズより速いくらいなので遊べるのだ。PCI-EのX8xx系はこれだけを残すかな。

RADEON X850XT修理

 初めて来た人は「HSDLブログは修理ブログ」ではないかと勘違いしそうだが、HSDLは修理ブログではありません(^^ PC系不動ジャンクは八割方故障原因が判明しており、趣味の修理としては面白くないのだ。修理とは「故障原因を突き止める事」に尽きる。部品交換だけなら修理じゃなくてただの作業だからね。筆者はその作業が最も嫌いなのだが、前にも書いたがこれはハズレ物件を引いた人の罰ゲームなのである…という事で今日の作業を開始する(^^


 「ローカル巡回[15/08/31]」で手に入れたATI純正X850XTである。「動作チェック[15/10/12]」に於いてテストされたが、VGA段階で全く反応しない事から早々に「部品を取って残りは金属ゴミ決定!」とされた。そこで部品を取る為に洗ってからもう一度よく検品した。


c1631
 がび〜ん!おなじみMLCC0.1μFが脱落してやがります。これではウンともスンとも言わないのは当たり前だ。こんな分りやすい不具合を見逃すなんて。高級部品が沢山付いている事から、部品取りのための陰謀のような気がしてきた(^^;


c1631_after
 たった一つのMLCCが取れただけで捨ててたら世話は無い。数分で作業完了だが、この後クーラーを組み立てて取り付ける作業が(ハイエンドは)苦行なのだ。部品を取って破棄するつもりだったので組み立て方を忘れている…。


hwinfo_x850xt
 ちゃんと動くじゃねえか!まあHD4870のように解体を始めてから気づいたんじゃないから良いか。GPUとメモリが4MHzというのが気になるが(^^; 誤表示という事で気にしない。

 世間的には既に終わっているカードだが、XシリーズはGDIや昔のベンチマークがクソ速いカードなので楽しみはある。


l65
 ヒートシンクを外す時にドライバをぶつけたらまた欠けてしまった。どんどんインダクタンスが下がっているな。まあ動作に影響は無いと思うが気になるしカッコ悪い。同形状はインダクタンスが2.2μH以上ならジャンク箱にあるのだが、これは恐らく1.5μH以下だと思う。でも交換はしないだろうな。

GC-R96XTGその後

黄昏のビデオカード GC-R96XTG

 もう二度と日の目を見ない予定だったGC-R96XTGだが、驚きの発見があったので再び記事になった。


★膨らんでいた!
 このカードには8φと5φのアルミ電解コンしか載っていない。8φはマネ下FJ1000μF6.3Vで5φは[A]と言う中華メーカーの100μF16Vである。ARKと言うメーカーらしい。問題はその中華コンである。


c157_1
 何と!5φのチビコンがシャキーン(少)状態ではないか。5φの電解コンが膨らんだのを見たのはビデオカードでは初めてかな。マザーでは大昔に一回見た記憶があるけど。

 このC157は裏にある1117相当品の出力コンで、つまり最大でも1Aしか流れないところなのだ。何故壊れるのか見当もつかないので恐らく不良品なのだろう。スンナリと立って漏れてもいないので、容量の違う少々長い電解コンかと思っていたよ。流石GeCube、チビコンでコケるとは詰めが甘い。新品で買ったらorzな物件と言えよう。


★交換
c157_2
 5φのARKは全部交換する事にした。大して重要な役割ではないので抜いたままでも大丈夫だろうが、主に見栄えの観点から似たようなのを付けた。

[A]SZ?100μF16V×7

UTWRZ 47μF25V[750mΩ/180mA]×4
UTWRZ100μF10V[750mΩ/180mA]×3

 多分12Vラインは無いので全部10Vでも良かったけど、均等に減らしたかったので47μF25Vも使用した。使い分けには意味は無い。同サイズなので性能的には同じである。


ark100uf
 外したARK100μF16Vを比べてみる。右の正常サイズと比べて明らかに抜けかけている。まさかこんな小さいのが抜けるとはね。


kzh390
 作業ついでに前回誤魔化した脚の抜けたFJも交換しておいた。FJは持っていないのでお馴染みのKZH390μF25V登場。多分入力コン(確かめていない)なので容量は気にしなくていい。ESR的には{30mΩ/2}が{48mΩ/3}とほぼ同等になるだけ。

 電解コンを交換しないで済まそうと脚を押し込んだりしたのだが苦労は水の泡。やっぱりハンダ付けをやらされる羽目に陥ったのだった。まあ嫌いな作業でもたまにはやらないとヘタになるからな。


★テスト
GC-R96XTG
 これだけで記事が終わると何なので、前からやってみたかったゲホ・ラデの3D画質の比較をしてみた。比較相手は同時代のライバルFX5700である。ドライバはどちらも最終。


nb_high_fx5700
 まずこれが比較相手のFX5700の最高画質だ。カードはリファレンスそのものとも言うべきLR2982である。最高画質だけあってかなり遅い。


nb_high_r96xtg
 これが9600XTの最高画質だ。載せたのがSL6K8(Celeron1.6A)なのでかなり厳しい速度になっている。このままでは実用にはならないが画質のチェックなので。ゲホと比べると金網の描写は負けているが、何より注目できるのはアンチエイリアス処理だね。ジャギが無いのに加え、文字が殆ど滲んでいないのが凄い。これはゲホより一段どころか明らかに格上の画質。それとゲホより輪郭線が明らかに細くなっているのが特徴だ。これは好みもあるので良し悪しは言えない。何となくAviUtilのワープシャープを思い出す画質だ。


nb_normal_r96xtg
 参考までにこれが9600XTのデフォルトだ。ハッキリ言って上の画質を見ると「何だこりゃ!」レベルだが、ライバルFX5700もデフォルトだとこれとソックリになる(^^ つまりビデオカードをデフォルト設定でしか使わない人は「本当のカードの画質」を知ることはできないという事だね。


★終わり
gcr96xtg_3
 9600の純正クーラーを何故か一杯持っているので純正相当で組み立ててみる。この純正クーラーは以前書いたように欠陥設計だが、HSDLでは長々使う事は無いので耐えられるだろう。

 このカードはカノプー最後?のビデオカードMTVGA 9600XTのベースになったカードで、OEM向けに大量に出た製品なのだろう。クーラーの柔軟性があるのはそのためだろうか。大型の汎用ファンレスクーラーも余裕で付きそうだ。

黄昏のビデオカード GC-R96XTG

 この「黄昏のビデオカード」シリーズは、登場後10年以上経ったビデオカードを鑑賞する企画だ。今回取り上げるのは「西ローカル巡回[15/04/30]」に於いて大枚50円で入手した、現時点では不動のRADEON9600XTカードだ。9600は(2年前の)前々回にProを取り上げたし、XTの電解コン交換記事も書いたのだが成り行きで書く。あ!そう言えば9600XT MAC Editionについても去年書いたんだった…どんだけ9600好きなんだよ(^^; それだけジャンク屋の店先に多いという事だが。


★現状
 動作チェックしたけど動かなかった。動作チェック記事にも書いたようにVmem出力のFJ1000μFがへし折れて電極が露出していたからだ。サックリ交換しようと思ったが、動かないと骨折り損なので電解コンの脚を無理やり押し込んだ。出た〜!得意のインチキ修理。これで動かなかったらまた別の手を考えよう(^^


★外見
 こちらの方が発売当時のレビュー記事(この記事はOEM品のXIAi9600XT-DV128としてだが)を書いてますが、新品の時にはなかなか格好良かったらしいですね。


gcr96xtg
 しかし10年後にはこれだよ!(^^; シールの貼り方がテキトーなのか、それともシールのノリ自体が腐っているのか。ともかくこんなヒドイ状態のカードはあまり無い。剥がしても剥がさなくてもキタネーし、一体どうしたら良いのか途方に暮れてしまう。しかしまあ、いずれは剥がさねばなるまい。とりあえずクーラー洗っちまうかな。


gcr96xtg_2
 バラして洗う事にした。以前ビデオカードを洗ったら配線が燃えてブチ壊れた事があったな…等と縁起でもない事を思い出す。高級でヤバそうな洗剤を使うのは止めて、台所用の激安中性洗剤を使う事にする(50円だし^^)。メモリヒートシンクは剥がしたいけど、無理に剥がしたらハンダ割れで死にそうなのでそのままにしておいた。


vga
 PCの外側に露出していた部分の錆もヒドイな。ブラケットは再生するよりジャンク箱に合う奴が有ったら交換しよう。コネクタは取りあえず錆取りを掛けるけど、一旦錆びるとメッキが無くなるからもうダメかも。長期保存する時は接点復活剤でも塗っておく。このコネクタの換えもジャンク箱に大量にありそうなので、ヒマとやる気が有れば交換しても良いかな。今回は錆びていないDVIコネクタから出力するので大勢に影響は無い。


fan
 それよりもっとまずいのがファンが崩壊した事。前オーナーが無学な奴だったらしく樹脂を劣化させる油を注してやがります(注)。極めて脆くなっており触っただけでポロポロと崩壊した。一応ファンは回るが土台がこれでは取り付け不能なので復元は不可能だ。このカードはこの大仰なクーラーだけが唯一にして最大の売り物だったんだけどな。動かす楽しみは殆ど無くなってしまった。取りあえず動作チェックはファンレスでやるしかないな。ぶん回すとしたらNightHawkでも付けるかね?

注:裏のシールを一度剥がした跡があったので間違いない。

★テスト
test
 洗ったらだいたいキレイになった。外装シールは洗ったら完全に剥がれてしまった。まあ付いていても汚らしいだけなので構わないか。このファンレス・スケルトン状態で動かしてみた。純正クーラーとはヒートシンクの大きさが違うので、動作チェック程度なら何とか熱暴走せずに動かせる。


hwinfo_gcr96xtg
 動いた。しかし起動はしたものの、このままだと3Dぶん回しは発熱で厳しいね。当面はこれで動かすが、実用するには冷えるクーラーを調達しなくてはならない。面戸癖。


★ちょっと見る
 この時代のカードは概ねリファレンス基板なので見どころは特に無い。勿体ぶって解析するほどのモノじゃないのだがチラ見程度に。


rv360
 あれ?コアの刻印はRV360名義じゃなかったっけ?この記事でも同じなので筆者の気のせいかな。この時代に限らないがGPUのクロックは限度一杯まで上げてある場合が多い。なのでVcoreをカツ入れしても冷却しても大してクロックは上がらない。R300より前の石と比べてハードウェア・アクセラレート機能は増えたけど、OCは主に効果の高いメモリを中心に行なう事になる。


vddc
 これがGPU関連のVDDCだ。シリーズレギュレータICのLT1575と紛らわしいNCP1575使用のステップダウンコンバータだ。安い汎用の石で済ませているが、この時代のGPUはVcoreが可変ではないのでこれで充分だな。


vmem
 メモリ関連の電源はこれ。SC1175を使用したP6マザーのようなVRMである。何でGPU電源より高価と思われる奴が付いているんだろう?コイツがVDDCでメモリが1575なら納得なんだが。コストダウンになっていないような気もするが、色々考えたけど理由は不明。好意的に考えればメモリ電源の方がGPUより繊細だとか。

 以前このメーカー(青ペンXIAi名義)の9200SEを新品で買って使用したが、VDDRが3.3Vからダイオードで降圧させていたのを見て愕然とした。尤もATIリファレンスでは431+パワーMOSFETなのでそれ程大きな品質の差は無いか(^^


memory
 裏メモリにはヒートシンクが付いている。クロックは約320MHzだったのでノーマル300MHzより少し高い。ヒートシンク分なのだろうか。本音を言えば後でどうにかなるクーラーよりもメモリの一段良いやつ付けてほしいけどね。こればかりは自前で交換できないので。


★一旦終了
 このクラスとしては大仰なクーラーに惚れて買ったカードだが、そいつが壊れたので無価値なものとなってしまった。まあRADEON9600系はHSDLでは現役認定されるカードなのでこれからも活躍の余地はあろう。

Windows10TPその後

Windows10TP
Windows10TP

 前回はWindows10 TP版をちょっと動かしてみたが今回はその後始末。前回入らなかったドライバをインストールするのだ。


★AC97ドライバ
 以前8.1をインストールした時、蟹の純正ドライバを入れたら見事にぶっ飛んだ。そのためWindows Updateでインストールしたわけだが、今回10でもう一度蟹ドライバでやってみよう。

w10tp_device_alc655
 今回は問題無く入ったな。もちろん機能も問題無いようだ。ぶっ飛んだ8や8.1でもバージョン次第では入るのかも知れん。今回入れたのはRealtek AC97ドライバVista_Win7用の6305というもの。次回8.1を入れる時はこれを使おう。


★RADEON9600XT
 このカードはWindows8以降は内蔵ドライバでは無視されるが、ATI純正Vistaドライバにて動作したのは以前8.1の記事で書いた通り。今回もこのVistaドライバ(10-2)を入れる。

w10tp_dotnet35
 例によってCCCは.NET Framework3.5をネットワーク・インストールしなくてはいけないのが面倒くさい。ドライバはVista用なので、当然セットアップ・プログラムもVista互換モードで動かす。さもないとデバイスが認識されなかったりする。

w10tp_device_r9600xt
 全く問題無く一発で認識された。いつもインストーラに問題があるラデという事を考えるとよくやったと言える(^^ それはさておき、Windows10のドライバ互換性は高いと見て良さそう。

w10tp_ccc
 CCCも全く問題無く動いている。流石Windows、この互換性がある限り見捨てられる事は無いだろう。画面キャプチャーはやはりちょっとおかしい。最下段に黒いラインが入ってしまった。

 気になるWEIだが10でも表には表示できない。がしかし今回も以前の裏手法で計測できる。今回はいい加減面倒くさいのでコマンドラインを叩くのは止めて(^^; 素直にWinSAT Viewerを使った。使い方はページに書いてある通り。外見がWindowsオリジナルっぽいのでなかなかよろしい。

w10tp32_wei
 数値はWin8.1→10TPで微妙にではあるが確実に落ちている。これはPCの形而上学的劣化という事なのだろうか(^^; CPUはいつものセッティングではないので、マジでやれば4.2が基本スコアになるはず。ゲーム用グラフィックのスコアはWinSAT自体がバグっている模様。何度やっても9.9しか出なかった。


★superfetch
superfetch
 オッと、こいつを止めるのを忘れていた。MS純正のHDDの寿命を縮める機能だ(^^ これを止めるだけで動作が軽くなる。ストレージの能力が高いマシンはメモリにプログラムを読み込んでおく必要がないし、能力の低いマシンではメモリに読み込む作業自体が重荷である。∴どんな能力のPCでもこの機能は必要が無いのだ。それにしても相変わらず常駐サービス多すぎ。常駐サービスの多さ=クソ重さとセキュリティの低下、なのでよろしくない。


★Windows Update
w10tp32_update
 いつの間にかアップデーターが上がっていた。まだ量は大した事は無い(^^


★32Bit版終了
w10tp_device_150218
 全て完全に認識されたので32Bit版は終わり。実は64Bit版はまだ手を付けていない。この32Bit版が完全に動作したので、64Bit版は次回DP版までスルーするかもしれない。


★おまけ
vivaldi
 ブラウザは試しにVivaldiを入れてみた。やはりというか当然か、Operaにソックリだ(^^; プレビュー版だが普通に動いている模様。Opera12が使えなくなったらこれだな。
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