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主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

RF-HT7

ポケットラジオの感度

 遠い昔にポケットラジオを使った事はあるが、それの感度を気にしたことは全く無かった。ポケットラジオは東京の大電力局を受信するためのものであり、遠距離の局を受信するためのモノではないからだ。稀にダイヤルをローカル局以外の周波数に合わせてみたりもしたが、感度・選択度の低さから何も聞こえなかった記憶が微かにある。当時使っていたポケットラジオはどれもアナログだったからどの周波数だったかもわからない。つまりまとめて言えばポケットラジオの性能について現在は何も解っていないという事だ(^^


rf_ht7
 でこの友人の形見ラジオだ。このRF-HT7はTV,FM,MW,SW(NSB1,2)の4バンドラジオで、筆者が今まで使ったポケットラジオと違いMWデジタル表示で9kHzステップ動作する(注)。このくらいの時代から周波数が読めるという事で3Sもそれなりになってきたようだ。実際受信してみるとちゃんと7大局の局間があるし(笑)、今までのIFTしかなかったラジオと違ってCFを採用しているのだろう。残念ながら専用イヤホンは発見できなかった。これはリモコンやアンテナになっているようなのでポケットラジオとしてはかなりの戦力減だが元々形見であって使う為に貰ったわけじゃないからな。汎用のイヤホンはプラグが異なるので使用できない。ちなみに乾電池(1.5V)だけでなく充電池(1.2V)にも対応しているのが現代的だ。マニュアルで例示されている充電池がニッカドなのが時代を感じてしまうところだが…(ニカド電池、カドニカなんて懐かしい^^)。


 で前フリが長いが記事はすぐ終わる(^^; このラジオで昼間どのくらい局が受信できるか?と言う興味が出てきて速攻調査してみた。イヤホンが無いのであまり真剣ではない受信だ。ER-C54/55Tで受信できない局はハナっから試していない。

ERRF
◎◎ 594:NHK東京1
△△ 639:NHK静岡2
◎◎ 693:NHK東京2
◎◎ 810:AFN
◎◎ 954:TBS
◎◎1134:QR
△×1197:IBS
◎◎1242:LF
○○1422:RF
△△1458:IBS土浦
△×1530:CRT

◎聞こえ過ぎで音が割れ加減(^^;
○普通に聞こえる
△弱い
×何か入っているのが分る程度

 御覧のようにER-C54/55Tに感度は負けてしまった。SWも対応しているように回路構成は昔のポケットラジオの中では良い方だが、上写真でも判るようにバーアンテナが細くて短いハンデが効いているのだろう。またMWに於いてもイヤホンがアンテナとして有効なのかもしれない。但し3Sの残りの二つである選択度・安定度はこのRF-HT7の圧勝だ。インチキくさい倒芝TA2003系のようにIFTは省略されていないのだろう。良心的だ(^^

 アナログ世代では新し目のラジオの性能は分ったので今後の参考にしたい。中華製のポケットラジオだとどうなんだろうか?次は違うメーカーやDSPラジオでも試したいなあ(また買うんか^^;)。


注:海外旅行で使う時の為に520-1710kHzの10kHzステップにもなる。勿論FMもバンドが海外仕様に変わる。


ラジオ聞きたい(^^;

 ラジオ系はこれまでのHSDLの路線からは明らかに逸脱しているが、元々は光学メディアやストレージデバイスの研究がHSDLの本道なのでジャンクマザーボードですら明確に畑違いという事になる。なので多少外れても構わないだろうという筆者個人の意見だ。実際は筆者がラジオについて猛烈に書きたいだけだったりするが(^^


csd_sr700
 滅多に開けない押入れを開けたら意外とアッサリCDラジカセが出てきた。1993年哀話マレーシア製の CSD-SR700という機種だ。筆者はCDラジカセの機種は全く知らなが、検索したら一杯出てきたのでそれなりに売れた機種なのだろうか?たしかドヨ橋のポイントでもらったので一文もカネは出していない。FL管やコントロール部がパワーローディングのところなんか90年代を感じるね。押し入れ放置のホコリで小汚いが電源を入れたら普通に動いた。

nsbpoket
 ついでに形見ラジオも出現した。見つからない時は全く見つからず、一つ見つかると芋づる式に次々と出て来るのが不思議だ。これは単4電池なので今は使えない。単4のニッスイを買ってからだな。

 MWは特に1200以上は不明ノイズでNGだが、FMはノイズも比較的少なく意外と良好に受信できるようだ。地上高が効いているのか以前(中町、軽量鉄骨、一階)より良く聞こえる気もする。ただ西側に障害物が多く部屋により感度が変わってくる。バンド全域に何かしら聞こえるのは隔世の感だが、これは昔より局数が爆増したせいである。オーディオ機器の宿命でHiFiなので選択度が悪く、ローカル局の±400kHzは全く受信できないが指向性アンテナを使えば何とかなるかも。尤もこのCDラジカセにはアンテナは繋げないが…(これはIC-R7000を掘り出すしかない^^)。

○76.5MHz:Inter FM(横浜,24km)
×76.7MHz:クローバーラジオ(朝霞市1W,9.8km)
◎77.1MHz:放送大学
○78.0MHz:bayfm
○78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市,2.9km)
○78.6MHz:FM-FUJI(三ツ峠,71km)
×79.0MHz:多摩レイクサイドFM(東村山市,9.7km)
◎79.5MHz:NACK5
◎80.0MHz:TOKYO FM
△80.3MHz:NHK FM 宇都宮(112km)
○80.7MHz:NHK FM 千葉
◎81.3MHz:J-WAVE
○81.9MHz:NHK FM 横浜
◎82.5MHz:NHK FM 東京
○83.2MHz:NHK FM 水戸(105km)
○83.4MHz:エフエム世田谷(世田谷区,13km)
○83.8MHz:調布FM(調布市,9.0km)
◎84.2MHz:FM西東京(西東京市,3.9km)
◎84.7MHz:FMヨコハマ
◎85.1MHz:NHK FM さいたま
○86.0MHz:NHK FM 甲府(三ツ峠,71km)
◎86.6MHz:FM東京(檜原,36)
△88.3MHz:J-WAVE(みなと,17km)
◎89.7MHz:Inter FM
◎90.5MHz:TBS(FM補完中継局)
◎91.6MHz:文化放送(FM補完中継局)
◎93.0MHz:ニッポン放送(FM補完中継局)

◎強力(STEREO)
○受信可能
△条件付き
×受信不能

 最近開局したらしいFM東京(檜原)って何でこんなに強いんだろう?300Wなのに。きっと単一指向性アンテナが東に向いているのだろう。逆に東村山・朝霞のコミュニティ局は空きチャンなのに受信できなかった。10km以内と距離的には受信できそうなのだが低電力なのが影響しているのかも。朝霞に至っては1Wと言うミニFM局並みの出力なのでロッドアンテナでは無理か。最も近いFMむさしのも意外にギリギリだった。これが東京で一番早く開局したんだよな(筆者が出演したのは前世紀だ^^)。コミュニティ局は地元と言える西東京以外では世田谷が一番強力で、ノイズを気にしなければステレオ表示が点る。コミュニティ局は出力には制限があるがアンテナを含めた実効出力には制限が無いらしいので送信所の質に因るのだろう。とにかく以前より局数が増えたので昔のテキトーなラジオでは選択度の関係で厳しくなった。アンテナを繋げるステレオチューナーならアンテナで分離するしかなかろう。手持ちのラジカセではそれは不可能なのでこれが限界か。

 という事でCDラジカセによって少しはラジオを聞きたい熱も冷ませた。がしかし、最初は新鮮で面白かったFMの受信も三日もすると頭打ちで飽きてきてしまった。局数が少なく空中状態の変化も無いFMバンドなので仕方が無い。やはりもっと奥の深いMWやSWの放送が聞きたいなあ。ということはラジオを掘り出すしかないのか。面倒くさいのでそれはまた明日(…と言っているとアッと言う間に数年が経過するわけだが)。


★おまけ
 このラジカセのFM部分は普通のアッパーヘテロダインである。つまり局発が上側なわけだが、例えばFM東京の80.0MHzならば+10.7MHzで90.7MHzが局発となる。そのためイメージは+21.4MHzの101.4MHzに発生する。このCDラジカセはワイドFMなのでバンド内に落ちてくることになる。これらイメージはかなりクリヤーに強力に入るので一瞬中継波かと思ってしまった。あと昔は気にしていなかったがFMバンドでも多信号特性は重要だという事が判った。相互変調と思われる汚い信号が数か所で見受けられたので。

 今回最も気になったのはCFの減衰量不足と思われる症状だ。これは選択度をCFだけに頼っている製品には普通に見られるが、強力局はある一定の強さまでしか下がらないため周辺±4ch辺りまで弱いながらもすり抜ける。この時期になるとIFTが無いからこうなるのかもしれない。いつまでも裾を引いているスカート特性が体感できて気持ち悪い(^^;

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