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主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

RF-P50

Panasonic RF-P50

この記事は、最低でも過去記事と「HSDL用語集」「HSDLラジオ用語集」を読んでいる事を読者の条件とする(リンク条件はこちらを参照)。

Panasonic RF-P50無印を改良する(^^


Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50

 前回まででノーマルで出来そうなことは全てやってしまったようだ。MWの感度はやっぱり上がらなかったし(^^; FMは選択度が圧倒的に不足でこれ以上一歩も進めないところまで来ている。いよいよ改造する日が来たようだ。今までのようなセコイ改造ではなく根本的∧決定的な改造で結果を出すのだ。それにはまずIFフィルターの交換だ。


★FM調整箇所
 前回詳しく書けなかったFMの調整箇所だが一応書いておく。しかし特に異常が無ければ弄らない方がイイと思う。新品及びそれに準じるモノの感度に関しては殆ど上がらないです(^^; 弄らねばならないのは明らかに頭死老がメチャクチャ弄った奴だけだ。


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 このアンテナの傍にあるL1、L4はバンドパス用なので触ってはいけない。触っても感度は上がらないし変わったとしても悪くなるだけだ。実はこれ有っても無くても大して違いは無い程度の存在である。複数の中華ラジオがこれを廃止してコンデンサ一つで済ませている。ダミーアンテナかよ!(^^; 高級品は出来合いのBPFを入れているのはRF-U170で見た通り。あれはTVバンドもあったからね。


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 トラッキング調整で動かすのはこの蝋に埋まった赤色のL2である。既に工場での調整で動かした跡があるが、これを伸縮させることでインダクタンスを可変するのだ。インダクタンスはコイルを伸ばすと下がり縮めると上がる。形を崩すことになるので慎重にやらねばならない。慣れた人でも非常に難しい。


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 このLがOSC用のコイルだ。隣にある黒いコアのT2はディスクリミネータである。なおディスクリミネータの調整は難しいので通常は触らないこと。少なくとも耳では完全調整はできないからね。無調整のCDと比べると面倒くさく感じるかもしれないが、筆者個人としては完全にピッタリ合わせられるのでこちらの方がイイ。CDはアタリハズレによってズレてしまって直せないので気分が悪いよ。ちなみにCDは個別IC専用なので基本的には違うIC用のは流用できない。ムラタでは末尾の数字記号が適用ICを表している(中華はテキトーだと思うが)。


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 PVCのTCは右がMWのOSC、上が同じくMWのANT、左がFMのOSC、下がFMのANTである。PVCを見た瞬間に判るように訓練しましょう(^^ もっともこれはミツミの話で他メーカーだと違うかもしれない。


★IFフィルター全交換
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 この製品は2012年01月27日製だが部品が全部クリンチしてある…昭和時代のブランコ式ディップ槽かよ!(^^; ひょっとして「信頼性が向上する」とか思ってわざとやっているんだろうか?一部だけ信頼性を極度に上げても全体の信頼性は変わらない。弱い部分がより強調されるだけだ。この製品はどうせアンテナが折れて爪が割れるのだから(←バカにしてます^^)。何事もバランスが大事である。

=AM455kHzフィルター=
 何とAMにはICF-EX5と同等の6エレCFを搭載する。これは言うまでも無く超高性能で、ICF-EX5の側波帯同期検波もCFW455HTのシェープファクタなくしては成立しない。驚け、そして跪け。

=FM10.7MHzフィルター=
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 FMは現在のところあまり力が入っていない。しかもこのラジオは上でAMのデカいフィルターを載せてしまったのでスペースが無い。2〜3エレの自作品を載せようと思っていた筆者にとっては不利な状況だ。仕方なくこのラジオには出来合いの3エレを載せる。


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 まずはFMのCF除去。難しい。何が難しいって、温めて抜くと上から大量の蝋がドバドバ流れ込んでくるのだ(^^; 次にハンダ付けできないじゃないか。


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 AMのCFも除去。こちらはクリンチしていなかったので楽だった。


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 ハンダ付けしてみた。穴に詰まった蝋を除去するのに時間が掛かったが大丈夫だった。


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 FM用の青い奴は小型だが内部はラダーではない特殊な3エレで、選択度はSEF10.7標準品の倍くらいの性能(注)である。もっとも帯域幅は230kHzと殆ど変わらないので±0.1MHz隣のチャネル分離にはあまり効果は無いかもしれない。FMバンドに於いてはMWと違ってスカートだけでなく頭もキレないと選択度は上がったように感じない。これはFM用のCF製品の帯域幅が放送の占有域に対して広過ぎるからだ。もし選択度だけを考えるならば帯域幅は110kHzで充分だ。それでデビエーションで飛んでしまう事は無い(FM東京はSメーターを見るとかなり怪しいけど^^;)。実際は単エレメントだと帯域が山型なので110kHzでは恐らくダメで、最低でも150kHz程度は必要だろう。閑話休題、このフィルターにより、安物のFMラジオではよく有りがちな「何故か1MHzも離れたローカル局のカブリ」などが無くなるはず。これは混変調などではなくIF漏れ(ブリードスルー現象^^)の一種だ。


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 AMのは何でこんなに脚を伸ばしたの?実はスペースが無いだけでなく外す時はちょん切るつもりなので長くした…が失敗だった。実は少々発振気味だ(^^; このCFの-6db帯域幅は6kHz以上、選択度は±9kHzで-50dB以上となっている。ムラタのHクラスは帯域幅は公称より広く、大体7kHz弱だった。末尾がHTなので帯域外のスプリアスが無印より10dBくらい少ないらしい。ICF-EX5のも末尾がTだったと記憶している。とにかくこの貧相なラジオに載せるのは馬鹿げていると言うか「完璧に分不相応」の高性能CFであると解ってもらいたい。ちなみに後ろに見える黄色いリード線がアンテナ端子だ(^^;


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 今日交換した部品。たったこれだけで一時間も掛かってしまった。クソが。

注:このCFはモノリシックみたいな構造だと思う。この場合は標準が単体-20dBに対しこれは単体-40dB減衰する。

★AM結果・大失敗(^^;
 ギャー!感度が異様に落ちてしまった(^^; 挿入損失を甘く見たのか?計算上はイケると思ったんだがなあ〜。少なくともCD2003GPならイケたはず(^^;

=CFWS455HTの規格(括弧内はTyp)=
-6dB帯域幅:±3kHz以上(±4kHz)
選択度:±9kHz離調で-50(75)dB以上
挿入損失:6(2.0)dB
入出力インピーダンス:2.0kΩ

=LTP455Bの規格=
-3dB帯域幅:9.5±3kHz
選択度:-9kHz離調で-5dB以上
選択度:+9kHz離調で-3dB以上
挿入損失:最大5.0dB
入出力インピーダンス:3kΩ
*これは全てIFTを伴わない場合のデータ

 フゴ?挿入損失に大した違いはないぞ。何でこれでまともに動かないのか分らなくなってきた。で、もう一度CFをよく見たら入出力を逆に付けていた…FMと反対向きなのを忘れていたよ。もうハンダ付け道具を片付けてしまったので次回に修正する。もしかすると正しい方向ならまともに動くかも!ワクワク。それでもやっぱりリード線は短くしよう。見た目があまりにもバカすぎるからな(^^; ブサイク∧無教養な改造は知的レベルを疑われかねない。


★FM結果・成功!
 FMは成功だ。バンドを切り替えてダイヤルを回した途端に、今まで経験の無いくらいのキレの良さに気づいてしまった。以前は聞こえる局が全部繋がった感じなのが、この改造版は色々なところにノイズのスキマがある。感度が上がるとそこに別の局が聞こえてくるのだろう。上のAMで失敗した?挿入損失も問題無いようだ。もっともカタログデータでは損失は両CFほぼ同等なのでそれはテスト前から判っていた。FMのCF交換は狭帯域でないと意味が無いかと思っていたがそんな事は無く、多エレメントに変わったのをハッキリと体感できた。今すぐ手持ちのラジオを全部交換したくなったが、150kHz狭帯域CFのテストがまだなのでそれは止めておく。

 懸案の85.4MHzの東久留米はクリヤーチャネルにはなったものの感度が足りなかった。85.1MHzのさいたまは完全に分離できているのであとは感度次第だ。リード線部分に手でホイップアンテナを押し付けたら微かにではあるが聞こえているようだ。現在当地では雪が降っているのだが何か影響はあるのだろうか。

 テキトーに上のすいている方にダイヤルを回していたら、87.3MHzのREDS WAVE(16km)らしき局を発見。もっともこの局の周りは殆どクリヤーなので感度さえ足りていれば普通にポケットラジオでも受信出来ておかしくない(今まで受信できなかったけど^^)。これもホイップをリード線に押し付けて漸く受信できた。この辺りで上のAMほどではないがダイヤルを合わせるのがシビヤーになっている事に気づく。この辺りは選択度とトレードオフの関係なので多少は致し方ない。いつもは嫌っているAFCの有難味が感じられるかもしれない。

 選択度が大幅に上がった為に感度の不足を痛感するようになった。以前は感度など気にもしなかったのだから変われば変わるものだ。恐らくここから改造の無間地獄が始まるのだろうが、それほど狭帯域ではないので恐らくテレスコピック・アンテナ+αで充分だと思う。RFアンプも勿論不要だ(^^ あとはアンテナを何とかしなければなあ。付けるつもりだったのだが不要な1m程度のリード線が発見できなかったので付いてないのね。


★続く
 やはりここ東京に於いてはFM選択度の改良は劇的な効果があるのだ。しかも中帯域の多エレメントCFが充分に効果がある事が判った。昭和時代に高級ラジオやチューナーの中・広帯域多エレメントが特に効果を感じなかったのは当時は局数が少なかったからだろうね。1978年生まれのICF-6700や同じく70年代生まれのクーガシリーズに搭載されていた6エレCFに漸く時代が追い付きてきたと言える(^^

HSDLの日常[20/04/09]

 突然だがHSDLは近々移転する事になりそうだ。今まで冗談のように書いていた階下のババアの電波のお陰で実験研究が二進も三進も行かなくなったので、契約が切れる今季に当地での活動続行を断念したのだ。それなりに努力はしてきたのだが、こればかりは相手がある事なので当方の努力だけではどうにもならない。最悪、移転先でも更に酷いノイズが出る可能性はあるが、物件を見学する際にチェック用ラジオを持って行こうと考えている(^^

 移転の際は現在の荷物を全部持って行くわけにはとてもいかないので、フィルム写真の一部と実用以外のPC系を全部を破棄させられる事になるかもしれない。もしそんな事になったらPC記事は今後書かれる事は無いだろう。もう殆ど居ないとは思うがPC記事の再開を待っていた人には非常に申し訳ないが、もしそうなったら階下のババアでも恨んでもらう事で許していただきたい(^^; 移転に関しては前回移転から10年という事で潮時と言えるかもしれない。

 HSDLという名称もあまりにもかけ離れたら変更するかも知れない。花小金井、保谷、東久留米、東小金井などでも同じ名称が使えそうだが、池袋線沿線にはあまり行きたくないので花小金井と東小金井くらいか(^^; まあそれは冗談としても今回は東伏見だけでなく少々手広く候補を上げているのでだいぶ遠くに離れる可能性は低くない。今回は場所よりも物件で選びたいから。さて次はどこで活動するのだろうか?Hの付く地名で誘致してくれるところは無いか?(^^

 ついでに言うと4〜5月にかけて活動がストップするので、何時になるかは不明だが記事が一ヶ月程度止まる可能性が高い。移転先でのインターネットも開通が不透明なのでなおさらだ。…なんて2月に書いていたら緊急事態宣言なんて出ているし!(^^; どうすんだよ契約切れなのに(正確には5月31日まで)。


★Panasonic RF-P50
 の後日譚と言うわけではないが、まだ改造は始まっていないのでちょっと気になったところを修正する。

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 この部分だ。電池の+線とアンテナ接続用のバネの根元が接触していた。電池のプラス側を触ったら感度が上がったので気づいた(^^; コイツはアンテナが付いていないので影響が大きかったのだ。

 恐らくヒューズに引っ掛けることで線材に掛かるプレッシャーを軽減しようと思ったのだろうが、筆者はRF系人間(笑)なので線材のプレッシャーよりアンテナ系の悪影響を恐れたのだ。FMなら1〜3pFでガンガン繋がるからな。まあ次回改造でこのバネは永久にお別れになるのだが。

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 という事でヒューズに引っ掛けていたのを止めた。+線は他にも電解コンの隙間にも挟まっているから大丈夫だと思う。さてこれで本格的にアンテナかアンテナ端子を付けねばなるまい。テレスコピックアンテナでここに付きそうなのは無いから諦める。ワイヤーアンテナかRCAアンテナコネクタだな。どっちもカッコ悪いけど…(^^;

 次回Δらは改造に入ります。まずはCF交換からだが色々と問題があってな…(^^;


★HOで買ったVCたち
 先日の西巡回[20/03/01]で釣った大物VCたちをチェックしてみた。

=NAGAYAMA製ラジオ用2連=
2ren_vc
 ありゃーこれダメだわ。ここの部分にあるはずのタブ(アースリード)が無い。チェックの時に気づかなかったよ。これが無いと接続ができないばかりか、下手するとローターがフレームに接触しないのでは…と思ったが何とか軸が接触しているっぽい。容量は最大450.3pFで最少が28.1pFだった。浮動が大き過ぎるのはアースリードが無いからではないだろうか?

=無銘チューナー用3連=
 これは最大容量が340pFの奴だな。実測最大は341.6pF、最少が9.7pFだった。完全に使える。

=英国製?巨大4連=
 これはかなりの大物だがローター側の繋ぐところが当初判らずに探してしまった。ネジ止めするのかと思ったらちゃんと一か所だけ正式に繋ぐ場所が有った。最大はだいぶ大きく544.4pF、最少は意外に小さく8.8pFだった。昔は最少容量が小さいのを筆者は「キレが良いVC」と呼んでいた(^^

=片岡製タイト2連=
 これも正常動作が期待できる一品だが、最大が442.1pFで最少が12.3pFだった。やはり正常だね。何か昔高価だったステアタイトで勿体なくて(ベークで充分な)受信用にはしたくないが送信はもうしないからなあ(^^;


★SONY ICF-6700
 突然こんな場末で地味に連載が始まる(^^ このラジオはICF-6800と共に筆者のSONY製BCLラジオの双璧だったのだが、6800の方が例のPLL腐り(本当はOSC腐りだが)のためにSWが受信機出来なくなったので事実上は唯一のまともの動作するラジオである。早いところ6800と2001を直さねば…閑話休題、

 このラジオは現在のところあまりMW感度が高くない。正確に言うと1MHz以上の高い方の感度が良くない。上の方では1458kHzのIBSや1530kHzのCRTですら危ういのだから「振り向けばポケットラジオ」である(^^; 調整が狂っているのだが、上の方だけなので例のインチキ修正が使えるかもしれない。カバー範囲は変わっていないし。

 そのような低感度や調整の狂いが影響しているのか、このラジオの相互変調は変わったところに重点的に出る。具体的に言うと666/927/1026kHzの相互変調御三家(^^; はかなり少なく嬉しいが、代わりに他のラジオでは非常に少ない576/711/855kHzに出るのだ。加えて996kHzに何故かTBSのスプリアスが出る。これは局発のスプリアスなのか?これらの評価はトラッキング調整終了後にもう一度してみたい。

 このラジオのフェライトロッドは結構大きいので完調であれば感度は高い筈だ。MWだけなら6800と同等である。どちらも高周波増幅一段付きのシングルスーパーだ。455kHzのIFフィルターは製造番号が30000以下の6800無印と同じでCFU455+CFT455(IFT兼)だ。FMは2エレ×3で、この部分だけは2エレ×2の6800に勝っている。これは6700のSWのIFが10.7MHzだからだろう。但し製造番号30001以降の6800AになってからCFW455+CFU455(10エレ)となり全く敵わない(注)。FMは相変わらず勝っているが。ちなみに6800のFMフィルターを6700と同等にするには、C58を抜いて2エレCFに交換すれば合計6エレになって同等だ。6800AもFMフィルターは同じなのでこの改造は有効だ。もっともFM用の2エレなんて2020年現在は入手は絶望的だが、オークションなどで出てくる可能性は絶無では無かろう。10.7MHzの2エレCFで中華製は無いかもしれない(今まで見たことが無いので)。

 現状はAFフィルターアンプの切り替えの部分が腐っていて、ときどきモード切替後に音が出ない場合がある。イコライジングは何故かAMナローとSSB/CWが同じフィルターに通るようになっている。つまりAMワイドだけフィルターアンプを通らない。これって何故なんだろうか?昔のラジオ本に「サイド混信が気になる時は高音と低音を切れ」って書いてあったのを忠実になぞったのだろうか?そのお陰でAMナローは音が悪い。いずれこれはフィルターアンプを通らないように改良したい。配線を繋ぎかえるだけなので簡単だ。何しろAMナローフィルターと言っても帯域幅6kHzのやつ(4エレのCFU455H)だからこんなに音が悪くなるのはおかしい。筆者個人としては選択度はこれら姑息な手段より正攻法のCF交換で解決したいと思うからである。

 もう一つこのラジオの持病の一つであるバンドスイッチもやはりイカレテきている。SW1までは良いがSW2とSW3に入れるのは相当の忍耐を強いられる。これはSWだけでなくOSCも弱っているのだと思う。何しろこの辺りは殆どが劣化の激しい2SC930だから。いずれ2SC930は全交換せねばなるまい。

 ちなみにこのラジオを「ICF-5900がデジタル化したもの」とか掲示板で書いている人が居たがとんでもない。ブロック図を見れば分るように全然違うし、回路に至っては共通点の方が少ない。例を挙げればICF-5900にはAMモードで高周波増幅は無い。CFはCFT455対CFT455+CFU455なので選択度も比べるだけヤボ。恐らくIFが10.7だから同じだと思ってしまったのだろうが、5900は限りなく普通のトランジスタラジオに近く、6700は通信型受信機に近いです。つまりお互い完調であれば比べ物になりませんです。

注:なぜ6800無印のCFT455+CFU455が6800AのCFW455+CFU455になったか?もちろんグレードアップの意味もあるだろうが、それ以前にCFT455が製造中止になったからだと思われる。このような変更はロングセラーにはよくあり、ICF-EX5のMK2もそれと同じ状況にあった。という事は6800無印のCFT455をAに使われているCFU455に交換すれば6800A相当になる。もっともCFT455はIFアンプの負荷コイルも兼ねているので単純交換は出来ない。CFTを抜いたなら別のIFTを入れる必要がある。いずれやってみたい。


★HSDLブログで学習した事
 このように書くとクズ読者を呼び寄せない(^^

・「〜の改造」と書かずに「〜の改変」「〜の改修」と書く
・「〜の修理」と書かずに「〜の修正」「〜の手術」と書く
・「〜の分解」と書かずに「〜の解剖」と書く
・バーアンテナと書かずにフェライトロッド・アンテナと書く
・ロッドアンテナと書かずにテレスコピック・アンテナと書く
・バリコン・ポリバリコンと書かずにVC・PVCと略す
・短波と書かずにSWと書く
・中波やAMと書かずにMWと書く
・長波と書かずにLWと書く
・「〜のやり方」「〜の方法」「〜の使い方」などは書かない。
・何も解らない奴には一切何も教えない
・決して「まとめない」
・人気記事ランキングの載るようなテーマの記事を書かない
・文章の終わりに結論を書かないで読者に投げる
・有名なモノの全景写真は載せないしキレイな写真も載せない

Panasonic RF-P50

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

Panasonic RF-P50無印を解剖する(^^


Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50

 ちょっと間隔が開いたが前回テストした無印を今回はバラす。ついでに規定より広すぎる(と思われる)周波数範囲を狭めておきたい。


★カラ割り
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 このケース、最初のR-P30から前回のRF-P50Aまで通算すると何回目だろうね?開ける時にどうしても爪が割れてしまうのだが今度は上手く行ったか?あー!今度は横が割れた。ダメだこりゃ!次どうぞ(^^; このあと更に作業はテキトーになった。連載終了まで筐体が持つか?


★基板
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 こうして見ると特に違いは無いように見えるが…強いて言えば、

・C22の大きさが無印は4倍くらいある
・C19がセラコン(無印)→フィルムコン(A)
・10.7MHzのCFがTDK(無印)→中華CF(A)

 くらいか。良くなった所もあり悪くなった所もあるので一長一短だ。しかし基本的には周波数スケールしか違いはないらしい。ケースの印刷が変わっただけなんだね。懸案のダイヤルが途中で重くなる原因は分らなかった。成形が悪いのだろうか?


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 見えないだろうけどICは同じくCXA1619BMだった。中華の音割れはCXA1619BMだからではないかと思っていたのだが、前回のマレーシア製も1619だったのでシナリオが崩れた。でも何となく1619より1019の方があらゆる面で良いような気がする。


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 フェライトロッドはこのシリーズは全部同じだ。ケースの縦は伸びたが横幅が同じなのでこれしか入らないのだった。よく見るとやたら黒いので着色してあるのかもしれない。のちに手抜きされて色無しになったと。精密測定(笑)ではサイズは6.1×11.85×48.4だった。フェライト指数は434となる。これはポケットラジオの中では大きい方だ。

436:R-P30[2]
434:RF-P50 ←New
431:R-P30[1]
428:RF-P50A

 誤差はあるが規定では6×12×50mmなのだろう。なお当該品は写真では判りにくいがエッジが欠けている。


rfp50_028
 CFは455kHzがLTP455Bで10.7MHzが107MAと書いてあるTDKの青いCFだった。粗ニーや中華メーカー製のラジオと比べれば悪くはないのだが、実用の面から見ればどちらもスッパリ交換したいですね。平均値ではあってもその平均が低すぎるんだな。

 違いが無くて面白くなかったが、元々は「違いが無いであろう」というのを確認するための調査なのでこれでいいのだ。時間が余ったので再調整するか。


★調整
 組み立て後の調整は「一応」レベルで行なわれているけどあまり良くない。海外工場製であっても粗ニーブランドの方が調整に関しては優秀だと思う。粗ニー製品に限ってはむしろ中華の方が良いくらいだ(^^ もっともR-P30/RF-P50系のラジオはHSDLに於いても満足のいくトラッキングがとれた例が無いので、生産工場でも調整には苦労しているのではなかろうか?何が悪いんだろう?考えられるとしたらポリVCだけど、バリコンというものはシロートがテキトーに作ってもそうおかしな変化量になる事は無いのだ。羽根の形が特異な周波数直線バリコンを作っているわけではないのだから(^^ G3がガキの頃はVCなんて自分で作っていたらしいぞ。

 で考えているうちに気づいたのだが、これは間に挟まっている中華ポリプロピレンの品質或いは実装に問題があるのではないか?つまりシャフトを回すとこれが波打って羽根同士の間隔を微妙に変えてしまうのだ。そうすると容量の変化は回す度にその時の波打ち具合によってランダムに変化する事になります。もしこれが正解ならトラッキングは永久に合わないね(^^; 「エアバリコンにはあり得ないポリバリコンならではの欠陥」というのがHSDLの見解だ(注)。閑話休題、

注:以前はPVCバリバリ現象を静電気の仕業ではないかと疑っていたが、一応帯電防止剤は入っているはずだし容量も異常なので違うっぽい。羽根がショートすると局発が止まるからな。

=まず周波数カバー範囲合わせ=
 まずは何を置いてもカバー範囲の修正だ。このラジオのカバー範囲は何度も書いてきたように周波数スケールで合わせるのではない。VC羽根が一杯に入ったところと完全に抜けたところ合わせる。周波数スケールは結果成り行きで良い。目標はP150に習って下517kHzで上1650kHzだが厳密に合わせる必要はなく±2kHz程度は許容範囲だ。ちなみにHSDLのRAD-F770Zは521〜1647kHzだったのでどのメーカーも下は520kHz前後に合わせている模様。


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 下限を合わせるのはこの赤いコアのOSCコイル。これでPVCの羽根が一杯に入った時に517kHzになるようにする(この時TCの方は中間容量にしておいた)。周波数カウンター等を使う場合は局発信号が972kHzになるように合わせればよい。ある程度選択度の良いデジタル同調ラジオがあれば測定器代わりになるので、少なくともこれを読んでいる読者は楽勝だね(^^


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 次に上限はPVCの右にあるOSCのTC(トリマーコンデンサ)を回す。ダイヤルを一杯上にあげた時に1650kHzになるようにTCを回す。この時に局発は2105kHzとなる。

 まずズレないと思うけど上を合わせたらもう一度下を合わせて、その後もう一度上を合わせれば完全だ。筆者はどーでも良いので一回しかやりません。1kHzズレたからってどうにかなると思うか?ラジオのOSCなんて冬はハナ息掛けただけでkHz台まで変わるんだから厳密な調整はムダ。要は受信周波数531〜1602kHz+1ch以上のマージンがあればいいのだ。

=次にトラッキング調整=
 周波数が合ったらようやくトラッキング調整が可能になる。逆に書くと合わないうちはトラッキングも出来ないという事。周波数カバー範囲が広すぎると、局発よりも柔軟性の低いアンテナ回路がついて来られない場合がある。アンテナコイルのパラフィン除去がトラッキング再調整の一番の難関だったりする。これさえ取れてしまえばあとは調整するだけ。

 まずは下の方。定石なら600kHzだが今回は620kHzで合わせる。SG等で620kHzのAM変調信号(400Hz,30%)を出して、それが最高感度になるようにFRAのコイルを移動させる。0.5mmでも効いてくるので慎重に(この時もTCは中間にしてある)。コイルをベッタリ手で持つと手を離した時にズレてしまう。あと調整中は絶対にPVCに手を近づけないこと。PVCの静電容量が変化するから調整がズレる。このように書いているとスーパーラジオのトラッキング調整が如何にめんどくさくて難易度が高いか分かってくる。スーパーラジオの自作で最も難しいのは組み立てよりも調整なのだ。キットを組み立てた事すらも無いシロートは絶対にやるなよな。閑話休題、

 次に上は1500kHzで調整する。同じように1500kHzの信号を出してVC上のTC(上)で最高感度になるようにする。終わったらまた下の調整、それが終わったら上の調整…と繰り返して変化が無くなるまでやる。どうだ?面倒でヤル気がしないだろう?そこまでやらないなら意味が無いのでやらない方がむしろ良い。イマドキのICポケットラジオは20年で経年劣化など絶対にしないから(中華製は最初から悪いのはある^^;)。


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 調整終了後のこの個体のアンテナコイルの位置はこうなった。ノーマルと比べだいぶ外側に移動している。以前からこのシリーズはインダクタンスが高いけど決め打ちなのかもしれないな。調整が終了したらもちろん固定しなくてはいけない。除去の時に削ったのをセコく取っておいて、あとでコイルにのせてコテライザー(←お勧め^^)等で炙ればよい。この炙りはハンダゴテでも出来るけど失敗して焦がさないように。熱収縮チューブをコテを使って収縮させる方法を使い慣れた人なら上手く出来るだろう。

 全部の調整に言える事だが、SGを使わないで放送局を使った調整は夜は不可能と覚えておいてほしい。まあラジオの調整をするならSSG+VTVMとは言わないけどSG+テスターくらいは手に入れて欲しい。筆者はリーダーのSGであるLSG-17を使っていた。LSG-15〜17まで全部使ったけどラジオの調整で困る事は無かった。通常ラジオは周波数に厳密さはあまり求められないのでSSGはイラネーというのが実際のところ。そんな金と置き場所(SSGは機能の割に異様にデカい)があるなら良いオシロでも買ったほうがマシ。調整に於いて信号が見えるのは大きいよ。慣れればIFT+CFの調整もオシロで出来るしVMなんて全く不要になる。DSOなら電圧と共に周波数も判るわけだし。

 ちなみに正規の調整用信号はAMが[74dBμ(5mV),30% mod]でFMが[60dBμ(1mV),30% mod]となっている。変調信号の周波数はRF-P150のSMには書いてなかったけど400Hzか1kHzで良いだろう。筆者は1kHzは聞いていると頭が疲れるので400Hzでやってます。

 わざと書かなかったけどIFTの調整は誰かに弄られていない限り無用だ。IFTは20年程度の経年でズレたりはしないし、むしろCFの方がずれやすいので455kHzに合わせることは意味が無い。元々IFが455kHzではない場合も多いからね。真空管時代のデカい奴と違って調整はブロードでヤマはハッキリしないので尚更だ(CFが支配的)。もし調整をする場合は局発を止めてからやるのが正規のやり方だ。止め方は局発のVCをショートするだけ。


★トーシロー調整の尻拭い(^^;
 もし不本意ながら誰かが弄ってしまった個体を掴まされた場合、その場合はIFTやOSCコイルのコアとVCのTCしか弄られていないと思われる。頭死老は無知無知デブだからアンテナコイルを動かすなんて発想はハナっから無いからだ(^^ そのシロート習性を利用して比較的楽に元に戻せる場合がある。これなら経験の浅い人でも出来るかも。

,泙詐紊亮蟒腓農騎里兵波数カバー範囲に合わせる(判らなければ520〜1650kHz)。
1400〜1500kHz前後の任意の局が最強になるようTC(上)を回して調整する
2600kHzの調整はしない(運任せ^^)
IFTも信号最大で固定

 △楼豌鵑芭匹ぁ0幣紊虜邏箸派活する場合がある。これは「調整は周波数カバー範囲と上側トラッキングしか狂っていない」という前提でやり直す手抜き方法だ。但しこれは製造段階できっちり調整が出来ている事が大前提だ。これで戻らなければ面倒でも正規の手法で一からやり直しになる。筆者の経験ではこの方法でジャンクの1/3は元に戻る。


★テスト
 調整し終わったので前回バラしたノーマルRF-P50Aと比べてみようか。ノーマル品の1000kHzの時の感度を44dBμ(=158.5μV、当製品の仕様感度)とした時の値である。

=RF-P50Aノーマル品の感度=
531kHz:58dBμ
1000kHz:44dBμ
1602kHz:44dBμ

 ノーマル品は感度に稍ムラがある。これは聴感でも判るのだが、夜でも下の方が矢鱈静かでスッキリしている。夜間のMWバンドがそんなに静かなわけないだろ(^^; 静かな時点でもう異常に気付かなければならない。

=調整版RF-P50無印の感度=
531kHz:46dBμ
1000kHz:46dBμ
1602kHz:44dBμ

 調整版もまだまだ調整の余地が有り高感度とは言えないが、ノーマルよりも下の方の感度低下が改善している。やはりPVCの容量がバラつくのか、やるたびに違った調整になるのが参る。電源電圧の影響もあるし温度・湿度の影響もある。息を吐きかけると周波数がズレるのでダイヤル合わせ直しだ(^^;

 調整の結果ノーマル品と比べ感度ムラが少なくなった。そしてそれが望んでいたものなので調整は成功と言える。一つだけ実受信の成果を書いておくと、ノーマル状態では全く聞こえなかった603kHzの半島局が受信できるようになった。この局は日本局潰しのためか異常に強力だが隣チャネルという事で選択度的には厳しい。しかしラジオの方向をNHK1のヌルに入れてダイヤルを微妙にズラすと曲がりなりにも受信できるようになった。以前と選択度は変わらないのだから感度が上がって半島局が強くなったのが大きいと思われる。

 ちなみにFMの方は周波数範囲を75〜109.5MHzくらいに合わせればいい(TCは左と下)。これも厳密にやる必要はない。トラッキングは76と108MHzで行なう。調整法はMWと同じだがFMはトラッキング調整しても大差無いと思うので、極度に感度が低い場合以外には触らない方が良い。調整の時にコイルを変形して合わせるのでヘタすると二度と元に戻らなくなる。戻らなくなった場合はコイルを一から巻き直さなくてはならない。ある意味MWより難易度が高いかもね。筆者は余程不満が無い限りFMのトラッキングは弄らない事にしている。劇的な感度向上は望めないからだ。


★一旦終了
 これで大体このラジオに附いて理解できた。次回記事があるとしたらこのラジオを改造する。HSDLにはこれ系(R-P30〜RF-P50A)の同じものが多数あるのでノーマルと改造品の違いが分り易いと思う。中で一番良いのを改造せずにとっておき、それをリファレンスにして改造していく。


★おまけ:消費電力
 消費電力は音量VRの位置に大きく依存するのでその定義をしないと議論は出来ない。ここでは正常な製品はどのくらい流れるか?をSMから抜粋しておく。

・Battery current
Vol.min=4.5mA(FM)
Vol.max= 92mA(FM)
Vol.min=6.9mA(AM)
Vol.max= 92mA(AM)

 測定する時はイヤホン端子に8Ωの抵抗を繋いでVR最少と最大で測る。このメーカーリファレンスより大幅に外れていたら何らかの不具合がある可能性が高い。言うまでも無いが刻々と状態の変わる乾電池や充電池で消費電力をテストすることはできない。実際やっている人もいるけど全く無意味だ(それは電池のテストだよ^^;)。

Panasonic RF-P50

この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

Panasonic RF-P50無印を調査する(^^


Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50

 前回はRF-P50A(インドネシア製)を解剖したが、今回はRF-P50無印(中国製)を調査する。周波数スケールが変わった以外は同じものだろうから簡単に見ていく。果たして違いはあるのだろうか?


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 新しい方のAと古い方の無印の唯一の違いは周波数スケール上の”テレビサウンド ´↓チャンネル”だけだ。これ以外は機能も性能も外見も全く同じである。これは粗ニー製品でもあったようにアナログTVの終了による変更である。単に表示の変更でありモデルチェンジとは言えない。


rfp50_021
 RF-P50は中国製、RF-P50Aはインドネシア製となっている。この個体に関しては御覧のようにFMアンテナがモゲている。本質的に折れやすい設計なので致し方ない。この状態では流石にローカルでも強い局しか受信できない。ケーブルTVのアンテナケーブルに近づけると感度が上がるがそれでも同調LEDは1局(何故かQRの補完が最強^^;)しか点灯しない。HSDLは鉄筋だから木造家屋ならもっと聞こえるだろうけど。


★テスト
 動作チェックだがAM/FM共に普通に動作した。受信テストは一応行なったがRF-P50Aとの差は特に認められなかったので省略する。それよりもこの製品はバラつきが大きいみたいなのでそれを調査する。

=MW感度チェック=
 HSDLの現在の規定の方法は信号発生用ループから一定の距離(注)を置いたところにラジオを置き、400Hz30%変調の信号が何処まで聞こえるか?で感度を測定している。JISのモノとは互換性が無い。他データと比較されると色々面倒なのでわざとやっている側面もあるがハッキリ言って良くないやり方だ。何が良くないって、他でもない計測が非常に大変なのだ。基準の「聞こえなくなる」という耳に頼った方法は誤差が出るだけでなく人的にも厳しい。

 この方式は筆者的にやっていられないので2020年2月で打ち切り、その後はS/N比10dBでどのくらい聞こえるかを測る予定。相変わらず公式測定法とは互換性が無いが、マネ下ラジオは公式カタログデータがあるので推測は可能になっている。今回は以前からのタイマン方式でテストする(^^ 今日の相手はICF-P36(2016年製)である。これは電源SWが逝かれていた奴だね。このICF-P36は感度ムラが少なかったので比較相手には良い。

 結果は、ICF-P36の方はバンド全体が概ね126μV、RF-P50はムラがあり1602kHzが126μV、531kHzは251μVとなった。特に下が極端に落ちて昔のTRポケットラジオ並みになっているのが拙い。これはバラした時にでも調整し直しだな。弄った跡はないのでこれが出荷当時の調整という事になる。ICF-P36には製品として負けた(^^

=MW受信周波数範囲=
 受信周波数範囲は508〜1674kHzとバラつきにしては広い。上はこれでも大体良いので下をもっと上げた方がトラッキングが合いそうな気がする。下の方のトラッキングがハズレている原因はこれかも知れないからね。一般的に受信範囲は狭い方がトラッキングエラーが減る。それと800kHz辺りより急にダイヤルが重くなるのがおかしい。とても正常とは言えない尋常ではない重さなのでバラした時に確認したい。

=FMテスト=
 今年から取り入れたFMテストだが、この個体はアンテナがモゲているのでテストは省略する。いずれFMのCF改造記事が出ると思うので、その時にアンテナを付けるかアンテナ端子を付けるかしてテストしたい。FMはMWと違って内蔵アンテナのビハインドがほぼ無いので、同じラジオICであればソコソコ高価なラジオとも対等に勝負できるのが嬉しいところ。


★続く
 次回はこの無印中国製をバラす。特に違いはないだろうけど確認して、カバー範囲とトラッキングくらいは修正したい。調子が良くなったら思いっきりバカ改造してやろうと思う。


注:ループは例のJIS規格の金属製の立派なモノではなく、ステレオ・チューナーに付属しているようなショボイ奴だ。それをラジオから30冦イ靴得瀉屬靴討い襦0豈最高感度になるよう方向や高さを合わせているがテキトーなもんです。

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 これでも測定に必要な磁界を発生させられる。シールドはされていないけど原理的には測定用ループと同じものだ(実は似たような事を丹羽先生がやっていた^^)。ホンモノは直列に抵抗が入っていて、あとは銅線を巻いたのを直径25僂留澤粗璽僖ぅ廚貌れただけ。測定用というのは規定に沿って厳密に作り、全数検査で品質を完全保証しなくてはならないので高いけど実際中身は簡単なものだ。もし世間で広く使われる量産品だったら精々2、3000円くらいだろうね(^^

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 実はHSLDには某G3の遺品であるJIS規格の既製品ループもあるけど、Nコネのケーブルがどっか行っちゃった(例によって^^;)ので使えない。何で0.5〜30MHz用なのにBNCじゃないんだよ…ただのラジオ用なのに。MやらNやらクルクル回すのが使いにくいったらありゃしない。HSDLでは計測用はBNCでラジオ用はFが標準となっている。昔DXやっていた時も通信型受信機は換えられるものは全部BNCに換えてました(^^ アマチュアの多くが使用するMコネクタを使用した記憶はCB時代まで遡る。だからあまり良いイメージは無いな。



Panasonic RF-P50

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

Panasonic RF-P50Aを解剖する(^^


Panasonic RF-P50

 このラジオは安いからか?方々で気軽に分解されている(^^; なのでHSDLで開けても面白くないかもしれない。がしかし、他のブログやサイトのは大体が肝心な所が抜けているのでやる意義はあるかもしれない。という事でRF-P50無印と、前回「周波数範囲調整が狂っている?」疑惑の出たRF-P50Aを両方バラしてみたい。今回はAの方だ。


★裏蓋を開ける
 このラジオは裏蓋を無傷で開ける事は非常に困難だ。篏合箇所が弱くて一度でも開けると爪が折れるのだ。勿論わざとやっているのだろう。なので読者はマネをして分解しない方が良いと思う。もっと上級機になると分解可能になっているので、多分このクラスはもう二度と開けない前提なのだろう。ユーザーとしては自分で買った所有物を開けられないわけで不愉快ではある。


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 来ましたー!いつも通りのイヤらしい篏合だ。これはバラす度に磨り減るので早晩割れるか閉まらなくなるだろう。仕方が無いのでもし割れたらどっかのアホオヤジみたいに接着するよ…と言っていたら、あれほど注意したのにやっぱり一つ割れちまいました。オレがヘタなのか?まあ両方だな(^^;


★基板表
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 既にR-P30で見慣れた風景だなあ。違うのはFM用のコイルがいくつか増えていること。そしてそれを覆うための蝋がブチまかれて大変な事になっている。もっとピンポイントにしてくれ。


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 フェライトロッドの上の謎のバネはテレスコピック・アンテナの接続用だ。コレだけは中華にはあまり無い歓迎すべき構造だ。だけど分解しない前提ならこれは要らないんじゃないか?とも思える。製造で楽するためなのかな。

 イヤそれより気になったのはFRAの手前にあるTO-92だ。何でこんなものがあるのか?粗ニー統合ラジオICにTRは必要無い筈だが。表面にはN25Vという文字だけ。よく見たら脚が2本しかないのでDなのか?そしてここに接続されている赤いリード線は電池の+コンタクトからのモノである。という事はただの逆接防止か…と思ったらそうではなかった。


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 RF-P50の回路図を見たらダイオードなどは存在しなかった。考えてみたらこのICは3V程度なら逆接しても壊れない(何度もやっているし^^)。実はこれ意外や意外TO-92型ヒューズだったのである。わざわざこんなモノを付けるなんて余裕だな。主にコスト的に(^^


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 注目の455のCFはいつもの通りLTP455Bでした。この時期になるともうムラタ製は手に入らなかったのか、中華製が安いので仕方なく使ったのかもしれない。但しこのCFはそれほど悪くない。HSDLで使ってみた限りでは哀店道に売っていたSFU455よりは微妙に良い。交換したら選択度が下がったので(^^; しかし折角だからこれはもっと良いものに交換してみたい。

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 10.7MHzのCFはこれも同じメーカーの抱き合わせ販売?のLT10.7Aだった。この周りはスペースがあるのでもうちょっとマシなのを付けられるな。帯域幅は280kHzなので何を付けても性能が上がりそう(^^ 秋月に売っているムラタSFE10.7M(230kHz)でも気持ち性能が上がるはず。


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 SPはICの定格ギリギリの0.5W(^^; もう何か必要最小限に切り詰めたところが涙を誘う。コレでイイ音なんてするわけねえよな。先日の無名クロックラジオの方が確実に良いSPを使用している。2011年とあるのでラジオの製造もその位なのだろう。


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 注目のFRAは精密計測(笑)で6.2×11.9×47.3mmでした。接着剤と蝋の分が入っているかもしれない(^^; 公式には6×12×50mmなのだろう。断面は長方形ではなく小判形になっている。フェライト指数では423となる。以前計測したR-P30と同じものだろうが、実はR-P30[2]が436でR-P30[1]が431なので微妙に負けている。感度に差は無いが実は製造者がちょっとずつ節約していたりして。


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 PVCはミツミ製だがあまり信用できない。ミツミ製が信用できないと言うわけではなくPVC自体が信用できない部品なのだ。不具合の大半は絶縁不良で、ダイヤルを回すとバリバリ雑音が出るので直ぐ判る。そうなるともう交換しか直す方法が無いので、事実上この手の安物ラジオは一生を終えることになる。


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 基板はRF-P50専用基板。上のイヤホンジャックはモノラル仕様。水色の電解コンはPC電源などでもおなじみのCapXon製。読み方はキャップエクソンで良いのだろうか?基板には120127とあるので2012年01月27日製造という事か。SPが2011年でICが2009年でCapXonが2011年22週なのでそんなものかな。


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 黒い電解コンは粗ニーラジオなどでお馴染みとなった邪身コンだ。以前も書いたが一部が日本製(日本メーカー製ではなく日本工場製)と言う噂もある。

 これでもう表には用は無いですね?


★基板裏
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 おなじみのダイヤル機構の下にR-P30には無かったLEDの窓がある。あちらを改造する時には参考になるね。おなじみテキトーなダイヤル機構は健在だ(^^;


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 基板裏で真っ先に確かめたかったのは”OWATA抵抗”である(^^ 無い!無いじゃないか。このようにRF-P50には付いていない。何故だ?付けてもFMには影響を与えないはずなのに。コストの関係で省略したのかもしれないが効果自体も疑わしくなってきた。これはRF-P50にOWATA抵抗を付けるしかないですね。と思って既にパーツは去年から用意してある(^^


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 注目のICだが例によってフラックスで塗り固められていて除去が大変だった。結果は良く見えないかもしれないがCXA1619BMだった。これまでR-P30ではCXA1019Mしか無かったのでシリーズ初という事になる。実はカタログデータ上は1019の方が燃費が良いので喜ぶべき事ではないのだが。

 基本的にはR-P30とFM以外は違いはないが、OWATA抵抗のように一部違っているところもあって興味深かった。こんなショボイ製品にも色々な生産上の思惑が渦巻いているのだ。そしてそれが非常に面白いわけだが。


★続く
 今回はRF-P50A[QF2AA]をバラしたが次回はもう一度RF-P50無印の方を調査します。

Panasonic RF-P50

この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

R-P30に続いてRF-P50もゲットしたぞ(^^


 2019/11/04に入手したAM/FMの2バンドラジオ。R-P30の同腹の兄弟という事で何としても直ぐ欲しかったため、致命的な不具合があったにもかかわらず強引に指名された。この状態で本指名はかなり高掴みだと思うが、例によって製品の変遷の研究はHSDLのライフワークなのである。この日はスケール以外は同じRF-P50Aも発見したが、完全品とは言え更に高価だったので余裕でスルーした。翌月にRF-P50Aを2台ゲットしてしまったので買わなくて良かったですね(^^


★外観を見る
 HSDLが入手したのは以下の3台である。実はその後さらに複数増えてしまったのだがこの原稿の時点(2019年12月)での話である。

RF-P50 [2019/11/04]WF6FCxxxxxx (ANT消滅)
RF-P50A [2019/12/16]QD2EBxxxxxx (完全品)
RF-P50A [2019/12/16]QF2AAxxxxxx (電池蓋無)

 どうもパナのこのシリーズは製造番号がWで始まるのが中国製、Qで始まるのがインドネシア製らしい。R-P30もWが中国製でQがインドネシア製だったから。Wの中国製は評判が良くないがHSDLで確かめたわけではないので気にしない。


rfp50_001
 これはRF-P50無印だが、正面から見ると周波数スケールとその下にある同調ランプ以外にR-P30やR-P40との違いは感じられない(実はR-P30等MW専用機より1cm弱下に伸びているが)。型番が変わったRF-P50Aとの違いは粗ニーのICF-8と9、ICF-28と29のように周波数スケールからアナログTVが削除されただけだ。

 無印の致命的な故障として、この個体はテレスコピック・アンテナが折れて存在しない。しかし我々は2019年現在はFMに力を入れていないために実害は少ない。ケース・外装が一部破損しているという事で、このラジオはHSDL規定により完全改造が可能である。テレスコピック・アンテナ移植はこのラジオの構造上難しいのでFM本格参戦時にはアンテナ端子でも付けるのがよいか?


rfp50_002
 他のA付き2台はテレスコピック・アンテナを含み完全な状態だ。しかし如何にも「折れてください」と言わんばかりの実装法だよなあ(^^; アンテナの長さは36僂箸海離ラスでは普通だ。


rfp50_003
 RF-P50A[QF2AA]は電池蓋が無い。他が完全に近いだけに残念なところ。


rfp50_004
 正面の同調ランプを除けば、外見でのR-P30との違いはP30には必要のないテレスコピック・アンテナとこのバンドSWだけ。これもシンプルだよね。

 今まで筆者は同調ランプに必然性を感じた事は無かったが、このラジオくらい何も無いとこれが有った方が落ち着く気がする。ラジオを聞いていても電源が入っていない?という気分になってしまう。


★動かしてみる
 既に予備調査に於いてこの3台のRF-P50(A)は動作する事が確認されている。開けられたフシも無いのでHSDLにとっては実働調査のための絶好の状態である。

=予備テスト=
 ラジオを始めてからの念願だったSGが漸くセットアップされた。以前からPCモニターの台になっていて使えなかったのだ(^^; 今回セットアップしたのはリーダーのSGではなくNational(パナではない)のSSGだが、1985年製の太古品なので動かしたら既に逝かれ始めていた。具体的に言うとメモリが入らない+化けている。これは完全復調までに時間が掛かりそうだな。でも取りあえずは動くのでこれで感度を比較してみる。

 テスト用の「天使のワッカ」は割と見える所にあるが今はまだ使えないので、例の青箱にナンボでもあるステレオ・チューナー用のループアンテナで電界・磁界を発生させた。信号の判別はVMではなく耳である。つまりかなりテキトーな環境である。正式な規格に基づいた比較はまたいずれやってみたい。何時になるか分らんけどやるとすれば暖かくなってからだろう。

 閑話休題、現状では相対比較しかできないので競争相手が要る。今回はその競争相手にOHMのRAD-H245Nを起用した。何でこれにしたか?いや実はこれが見える所にあったからで深い意味は無い。比べ方はテキトーで、RAD-H245Nで400Hz30%変調のAM信号がギリギリ聞こえる位置でRF-P50ならどのくらい聞こえるか?聞こえたら信号を減らし、何も聞こえなかったら逆に信号強度を上げる。それで違いを見るわけだ。これはラジオのタイマン勝負と言って良い(^^

 で結果だが、周波数1MHzに於いてRAD-H245Nがギリギリ聞こえる信号強度を50μV/mとして、その位置でRF-P50は大体45μV/mまで聞こえる。数値的には僅かにPR-P50が上だが耳Sだし誤差もあるだろうから同じと言って良いだろう。選択度は数値で比べるまでも無く明らかに負けているが、この感度であればソコソコ良い結果が期待できるかもしれない。

 参考までにこのRF-P50の感度はカタログデータでは以下の通りである。

FM: 3.55μV/50mW output(-3dB lmit sens.)
AM:158.5μV/50mW output(Max sens.)

 これも参考までに筆者が小学校時代に所有していたRF-541のカタログデータは100μV/mだった。2020年1月現在HSDLが所有しているR-1025は150μV/m(注1)であまり感度は高くない。現在不動のRF-527は50μV/mという意外な高感度なので早く直さねば(^^ 大型FRA搭載の昔のBCLラジオなんかは更にこれより感度が高い(特にジャイロアンテナ搭載機種)。でもやっぱり受信に於ける重要度は{環境>越えられない壁>外部アンテナ>越えられない壁>受信機}の関係は変わらないけどね。受信機の感度なんてDXの「最後の一押し」にしか役立たない。ちなみにラジオの感度データは1dBμ刻みとなっている。158.5μV(44dB)というハンパな数値でも判りますね。

=MW周波数カバー範囲=
 このシリーズ製品はP150のSMから推測して517〜1650kHz(標準)になっていると考えられるのだがチョット問題が出たのもある。電源は不安定な乾電池・充電池ではなく3Vの定電圧電源を使用したが1.2〜1.6V電池でもほぼ同じだった。ここら辺の安定度はCXA16xxのレギュレータで安定化しているからか。

RF-P50[WF6FCxxxxxx] →508〜1674kHz(正常だが下が稍広い)
RF-P50A[QD2EBxxxxxx] →507〜1670kHz(正常だが下が稍広い)
RF-P50A[QF2AAxxxxxx] →530〜1654kHz(上はピタリだが下が異常)
R-P30改[QC4BBxxxxxx] →521〜1645kHz(筆者のER-C55T調整、下520kHzで合わせた)

 はVCの羽根を一杯に入れても下が530kHzまでしか下りなかった。上は充分だが下は盛岡などではギリギリ。まあ一杯だと同調しやすいけど経年・温度でズレて範囲外になる事も考えられる。製品に開封された跡はなく(注2)元からこうだった。

=MW受信テスト=
 上の予備テストで感度は予想がついたが、選択度に関しては実戦で使わないと判らない部分がある。そこで実際に受信して確かめる。テストしたのは1月下旬で、夏よりも1062kHzや1557kHzの信号は強いかもしれない。6〜9月と比べ多少ゲタ履いている状況だ。
rfp50_005
 いつものように二等ローカル各局を受信してみる。かなり信号強度にムラがあった為に通常の三段階では不充分だったので五段階とした。729kHzの名古屋1は東京2に飲まれ受信不能。1404kHzのSBS静岡は選択度+感度不足で了解できない。882kHzの静岡も最も弱くかろうじて痕跡が分る程度。バンド内で不規則なムラが有り、素直に当地の信号強度の順になっていない事が判る(注3)。

=FM受信範囲テスト=
 周波数カバー範囲は75.3〜109.3MHzで概ね正確だ。メーカーのアライメント規定は判らないけど他のラジオでは通常は75〜109.5MHz程度だ。

=FM受信テスト=
 MWに時間を取られたので受信テストは間に合わなかった。β版のため簡易テストになる。初めてFMのテストをしたが、テスト中に目的局に同調するのが非常に困難なので焦った(^^; ワイドFMでスケール感が滅茶苦茶な上に周波数が読めないのでどのあたりを受信しているのか判らない。FMなのでゼロビートは無いからデジタルマーカー作戦も使えない。どうすればいいか思いつかなかったので仕方なしに実力がケタ上なER-C56Fとパラチェックした。本番はどうしよう…(^^;

×76.4MHz:RADIO BERRY(羽黒山1kW) ;下側バンドエッジ(注4)
△78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市20W)
△83.4MHz:エフエム世田谷(世田谷区20W)
〇84.2MHz:FM西東京(西東京市20W)
△94.6MHz:IBS補完中継(加波山1kW,83km) ;上側バンドエッジ

 東久留米とか調布とか難易度の高そうなのは全部省略したが全局受信はならず。下側エッジのラジオベリーが飛びぬけて難易度が高過ぎた。△が付く奴は条件が厳しくて、受信は出来るけど実用にはならないっぽい。感度は足りでいるが混雑した80〜85辺りの当地のFM銀座通り(笑)は選択度の関係で厳しい。やはり現代はFMでもそれなりに選択度が重要なのか。だとすれば改造の価値が出るな。

=音質=
 このラジオもR-P30(A)と同じく音に関しては良い話を聞かないが、適度な音量で鳴らした場合には特に問題になるような音ではない。但し電圧が不足してくると歪が出てくると思うので留意しなくてはいけない。個人的には乾電池よりも充電池を使って、あまり引っ張らずに電圧が下がる前に交換したほうが良さそうに思えた。筆者が思うには粗ニーICは4.5Vで使うのが良いと思うんだよね。それだと充電池で終止電圧まで使っても余裕がある。


★続く
 次回はいよいよバラしてみる。しかしこのラジオはバラすとかなりダメージを呼ぶので全部はバラさず2台あるRF-P50Aからバラす。RF-P50はその後だね。

注1:R-1025は条件が5mW出力時のもの。他のは50mW出力時なので他と同一条件にするともっと落ちる。

注2:このラジオは跡を残さずに裏蓋を開けるのは不可能に近い。元々このケースはそういう設計になっている。恐らくユーザーの保証期間中の開封を不可能にする為だろうが、この場合はメーカーによる品質の低さを自ら証明してしまう形なので皮肉だ(^^

注3:他サイトでも見たが、どうも使用している親子VCに依るものなのか不可解なトラッキングムラが現れる。頑張ればフルバンド±10kHz程度にはなるので実用には問題は無い。OWATA抵抗はこれの解消目的なのかな?あまり効いているようには見えないが…(^^;

注4:ラジオベリーはDSPラジオのER-C56Fでも76.3MHzにしないと76.5MHzのInter FM(横浜)の影響で受信できない。今後はFM選択度の良い指標になるだろう。それにしてもInter FM(横浜)って何で300Wでこんなに強いんだ?TOKYO FMの檜原は更に異様な信号強度だけど。FMがこんな受信状況だとMWの強みが発揮できないな(^^;



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