HSDL.blog.jp

主にラジオを中心としたジャンク・各種実験の同人誌

SL46T

SL46T再び

 最近、昔のP!!!時代のOC記事を掘り返して読んでいる。既にこれらの記事はまともな手段では読めない。けっこう示唆に富んだ貴重な記事もあるのでもったいないな。特に楽天グループの裏切りは痛かった。あれで消えた有益なサイトは数知れない。いずれ似たような事をHSDLのアイデアを盛り込んで記事にしてみようと思う。あの時代のフロンティアスピリット?を何とか後世に残したい…しかし今回はそんな大げさなモノじゃない。ただの自己満足OC実験だ(^^


★SL46T(B-step)
 昔の記事を読んだ限りでは河童C以前は1.90V辺りから急に変わってくるようだ。今までは加減して1.8V程度までしか上げていなかったので、秘められた本当の力を発揮していなかったかもしれない。それに気づいて、今回は限界まで上げてもう一度挑戦してみる。但し冷却はいつものように空冷だけ。ちなみにギガ余裕のD(SL5L5)とC(SL4NW)はラス一なので使わない。誰もが見捨てる耐性の低いクソ石で結果を出してこそ意義がある。


★VID_MOD
 久々にP6ISA-II(HSDL41)を掘り出してきた。イヤそれは少しウソで、出て来たからヤル気になったのいうのが真相。このマザーはVcore昇圧は出来ない。そこでVID変造で乗り切る事にする。メモリは一応定格内なので昇圧はしない。というかATX電源からの直流しなので昇圧出来ない。370でVID変造するのは初めてだな。775の方を先にやってしまった。


370vid_mod1
 まずはテキトーに撚り線のビニール線を1本用意する。それから撚り線の内1本だけ抜いておく。極細だが扱いに困る事はあるまい。


370vid_mod2
 次にソケットのピン穴(VID3⇔VSS間)に差し込む。ハッキリ言って370のVID変造は775よりははるかに難易度が低い。銀紙もアルミテープも器用さも不要。これでVcore1.90V設定となる。


370vid_mod3
 あとはそのままソケットにCPUを差し込む。僅かに抵抗を感じるがスンナリ入る。CPUが浮いてしまう事も無い。実に安易ですね。

 冷却は懐かしの?ハリネズミである。ファンは危険なデルタじゃなくて5000回転のメルコの奴。それでも他のクーラーよりも冷える。元々雷鳥で丁度良いくらいのクーラーだから。


★テスト
 所有している8個のSL46Tの中ではもっともハズレコアなので、まず目標はFSB100安定という事で。それが上手く行ったら次の目標は1GHzかな。SL46Tは×8.5なのでFSB118で目標達成という事になる。でもさすがに1GHzは無理だろうな。所有品でも当たりの奴なら行きそうだけど。

 電源投入してBIOSで電圧を見るとVcoreは1.88Vと予定よりやや低いが、DMMでは1.91Vなので予定通り。さてこれで行ってみよう。


memtest_sl46t@100
 何と一発で目標達成。この石はBIOSポストで早くも固まっていたので前進だ。推察するに、ハズレコアでも1.90Vまでかければ全てFSB100迄行くのだろう。さてWindows上ではどんなパフォーマンスを見せるのかな。


cpuid_sl46t@100
 1年6か月ぶりにHSDL41でXPを起動してみた。VGAは何を付けていたのか、NICは何処に差していたのか記憶が無い。忘れてたけどNICは内蔵されていないんだね(^^; それでも何とか全部認識して正常動作。SL5L5以外では初めてCeleron566@FSB100のCPUIDを取ったかもしれない。


everest_sl46t@100
 センサーでは1.92Vになっているな。温度はこんなもので、先日までネトバCPUを弄っていた身にとっては呆れるほど低い。どんなに頑張っても60℃なんて絶対に行かない。ぶん回しても精々50℃までかな。これホントなのかなあ〜なんて思ってしまう。


bench_sl46t@100
 CPU・メモリ関連のベンチを回してみる。体感でも遅い!久々にP6のCPUを使ったがこんなに遅かったか?予想以上にSMS3000に毒されているようだ(^^ やはり今ここでこれを使ったのは正解だったかもしれない。もう少し後だと、たぶん遅さに嫌気がさして投げ出していたかも。私用の原稿書きマシンですら1.4GHzだからな。これが終わったら次はクラペン辺りで遊ぶかな。メモリも最低256のDDR以上と比べると不自由だ。HSDL仕様の究極痩身XPであっても256MBは欲しい。

 しかしこのP6ISA-IIも、HSDLに来た当初から比べ見違えるように安定感がある。やはり時間をかけて熟成されたものは良い。折角完成したのに使わなくなるのが悲しいが。


★続く
 初期目標は一発回答が来てしまったので拍子抜け。暫くこれでテストを続ける。なじんできたらだんだん上げてみる。次回はビデオカードも換えてみるかな。高性能の板でもこの石だとかなり能力低下するんだろうな。どんな悲惨な結果が待っているのか?楽しみ。

河童アスロン化

(これは6月頃に書かれた)

 マザーボード改良をやっているとCPUの付け外し回数が増える。最初はグリスを塗ったりしているが、そのうち面倒になり塗るのを止めた。正確に密着させればそれでも正常に動くのが河童の良いところ(但し600MHz以下に限るが)。

 しかし先日、とうとう片当たりをやってしまった。そのまま気づかず動かしていたらマザーから警告が出てシャットダウンさせられた。温度警告を入れていて良かったね(デフォではOFF)。CPUコアを観察すると写真のように変色していた。これでも動くのだが。
sl46t_c


 そこでかねてからの計画通りアスロン化してみた。丸く切り抜いたゴムをアスロンのように四隅に配置する。似たような物件に銅製の奴があるが、あれは潰れないので密着しない危険がある。
ath_cele


 これを使ってからは均等に密着するようになり、コア欠けも無くなったような気がする(もう欠けすぎで良く判らないが)。あまり硬くてもやわらかくてもダメで、熱に弱くなければなんでも良いでしょう。今はグリス代わりのアルミホイルと組み合わせている。バラックなのでOCでもやっていけるよ。

SL46Tの簡単な低電力化&高電圧化

 現用のSAHARA3810、P6STP-FLはコア電圧を任意に可変することはできない。その簡易対策法。CPUはいつもの通り、Celeron566[SL46T,1.50V]である。

  VID3210
1.30V:1111
1.35V:1110
1.40V:1101
1.45V:1100
1.50V:1011[SL46Tの規定のVID]
1.55V:1010
1.60V:1001
1.65V:1000
1.70V:0111
1.75V:0110
1.80V:0101
1.85V:0100
1.90V:0011
1.95V:0010
2.00V:0001
2.05V:0000
2.10V:河童死亡電圧

vid_p3

★現在のまま省電力にするには、
VID2を絶縁(ピンマスク)するとVcore1.30Vになる。消費電力は、定格電圧からの降下分の二乗に比例するので約9Wとなる。これだけ下がれば糞遅くて高いC3は要らない。勿論ファンレスで充分に動くだろう。絶縁するにはCPUピンをカバーする必要がある。それにはソケットを開けて、下の写真のようにすれば良い。適当にチラシの紙を使っている(笑)。

pin_mask

★逆に喝入れするにはVID2(既に0になっている)以外をGNDに落とせば良い。
VID0をGNDに落とす⇒Vcore1.55V
VID1をGNDに落とす⇒Vcore1.60V
VID0,1をGNDに落とす⇒Vcore1.65V
VID3をGNDに落とす⇒Vcore1.90V
VID0,3をGNDに落とす⇒Vcore1.95V
VID1,3をGNDに落とす⇒Vcore2.00V
VID0,1,3をGNDに落とす⇒Vcore2.05V

 GNDに落とすのはVIDピンを直にGNDに接続するだけ。ソケットやCPUのピンを弄る必要は無い(足上げしなくても良い)。


 SL46Tの低電圧耐性は高い。これなら1.20V程度でも定格クロックで動くんじゃないだろうか。鱈対応マザーなら1.050V程度まで落とせるので、いずれは実験してみたいと思う。
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