HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

XFX

XFX MB-N780-ISH0

 あのー、突然ですが犯人が分かっちゃったんです。


★これまでの経過
xfx780sli_2
 こんな感じでつぶれていた訳だが、何故かカウントがFFhから進まない。これはCPUが動いていないというメッセージなので訳解らなくなってしまった。この辺りはスーパーIOの管轄でCPUとは関係ないし…。面倒くさいので放置でいいか。


★真面目に見る
 がしかし、このマザーはnForceのヒートシンクのせいで極度に立体的で保存が難しい。箱に入れると2枚分場所を食うのだ。保存なんてしてられないので動かすか捨てるかどちらかにせよという命令が下った。

w83627dhg_1
 この辺りは一応直したんだけどね…イヤちょっと待て!これはおかしい。何処がおかしいか分るかな?スーパーI/Oチップの脚が段になっている。これ実はICが上から押されて潰れているんだな。

w83627dhg_2
 ピンセットで分りやすく起こしてみた。完全に根元から折れて(切れて)いる。全く動作しないのでPOSTカウントが出ないのは納得だ。

 1本消滅している3本ポストピンはファンのコネクタ、潰れていたのを修復した奴はシリアルのポストピンで動作には何の関係も無い。勿論消滅している電解コンも動作には何の関係も無い。ここら辺に注目した人は修理センス無し(^^

kiban_ore
 写真では解りづらいが基板も曲がっている。こりゃもうダメかもわからんね。

 「ビデオカード修理(CT6970編)」でやった足を繋ぐ方法は今回は無理っぽい。何故なら折れている脚は数本どころでは無く、128本のうち半分くらいの脚が根元から切れているのだ。


★続く(時期未定^^;)
 という事で、まずは潰れたスーパーI/OチップW83627DHGをソックリ交換するしかないようだ。その上でもし基板が内部まで折れていたらそこでお仕舞いという事になる。それは目視では確認できないけどな。動かなかったらダメなんだろう。それよりまずはIC入手というハードルを越えねばならない。

XFX PV-T86J-UAL3ファンレス

 このクソ暑い最中に逆行しているが…(^^;


 PV-T86J-UAL3に付けるクーラーが無いので、廃品になったASUS EN7600GS SILENTの大型ヒートシンクを付けてみた。仕様からは足りるかどうかは分からないが、GPUのTDPは同等だろうと思われる(テキトー未確認)。


★外観
ual3_fanless1
 無理やり付けたが、特に違和感が無い程度には付いている。基板が曲がっていなければもっと信頼性が増すのだが…。こればかりは容易に修正できない。基板はSHマークのSHENG HUA ELECTRONICS(現在はPCBは製造していない?)で2007年14週製造だが、アセンブリで気づかないのも相当の重傷(アホレベル的に)だと思う。なので全面的にXFXが悪い。

 以前XFX PV-T86J-UAL3(その3)に於いて全固体電解化したのでコンデンサは問題は無い。あとは「GPUが耐えられるか?」「ハンダが割れないか?」だけである。


ual3_fanless2
 裏面。こちら側までヒートシンクが張り出している。現在は裏側まで伸びたヒートシンクは珍しくないが、このヒートシンクはそのはしりと言えようか。


★温度計測
 この時期のGPUなのでGPU-Zで温度計測が可能だ。感覚でウダウダ言っても意味が無いので温度を測ってみる。

室温26℃=ケース内温度
ドライバ=ForceWare169.21
ベンチマークソフト=ゆめりあベンチXGA最高
温度計測=GPU-Z 0.7.2

=GPU-Z Sensor Log=
22:54:36 ,77.0 ;ゆめりあベンチスタート
22:59:45 ,99.0 ;最高温度98℃に達する
22:59:46 ,99.0 ;ゆめりあベンチ終了
22:59:47 ,94.0 ;1秒後5℃低下
22:59:56 ,89.0 ;10秒後10℃低下
23:00:16 ,88.0 ;30秒後11℃低下
23:00:46 ,86.0 ;1分後13℃低下
23:04:46 ,80.0 ;5分後19℃低下
23:06:04 ,77.0 ;6分22秒で元の温度に戻る

 最高温度99℃とか、2〜3分経っても定常温度に戻らないのはファンレスならでは。クロックが低下する温度まではまだあるのだが、GPUは無事でも電解コンとかPCBはかなりよろしくない。ちなみにハンダが溶ける温度にならなくても、温度で微妙に伸び縮みを繰り返すだけでハンダは容易に割れる。まだ100℃だからと言って安心はできないのだ。


★リファレンス情報
 8500GTリファレンス設計のコントローラ&スイッチが判明した。スイッチング周波数が矢鱈に高いのを除けばP!!!程度かな?ただ多電源なので総合するとかなりの消費電力となる。特にメモリ周りはP!!!時代のSDRとは比べ物にならないくらい大電流で発熱が大きい。

コントローラ:ISL6549(600kHz)
またはAPW7067(620kHz)

NVVDD(Vgpu):1.20〜1.22V(19A)

上スイッチ:IRF7811
下スイッチ:AOL1412またはHAT2165H

 スイッチは上下×1の単相だが、P6時代とは違って高性能なので燃える事はあるまい。効率はあまり変わっていない。


★終わり
 結論として「このまま実用は可能だが寿命は短いだろう」という事。これはこの時期以降のファンレス製品全てに言える。新品同様の健常者ならこれで問題無いかもしれないが、コイツは二度もぶっ壊れた奴なので非常にヤバい。このままだと近い内にハンダが割れるな。やはりファン付きクーラーを付けるしかなさそう。元々このクーラーが付いていたASUS EN7600GS SILENTでもたぶん持ちは悪いと思う(HSDLのも壊れてた)。

XFX PV-T64J-UDF3 修理?

PV-T64J-UDF3
 不良ビデオカードを鬼のように連発して先行きが不安なXFXの8600GTカード(PCI-E)。入手時から電解コンが破損していて、これはもうダメかもという状態。まあ前回のA350XTと違ってHSDLの育成選手枠(入手価格0〜100円)なので、ちょっと弄ってダメだったらソッコーでクビ(金属ゴミ)だ。それではビシビシ行くぞっ!m9(^^

・だいたいリテール品と部品構成は同じみたいだね。
http://image.itmedia.co.jp/l/im/pcuser/articles/0704/26/l_kn_gf86gtzen.jpg

・コンデンサ破損はこのカードではごく当たり前のようだ。
http://wolfnix.posterous.com/graphics-card-went-xfx-geforce-8600gt-256mbdd


★破損部分
sacon
 膨らんでいたおなじみの不良コンデンサSACON FZの破裂部分を丁寧に修復し、電源を入れたが勿論動かなかった。当たり前か。頭頂部の裂けた穴から中に注射器で水を注入してみようか?とか、誰もやった事が無いと思われる斬新(バカ)なアイデアもいくつか思い浮かんだが、それではただのバカ記事になってしまうので止めといた。ただでさえバカ記事をマジもんと勘違いされている(らしい)HSDLである。無用な誤解は面白いけど避けたい(^^

 結局SACONは全とっかえで8か所のやり直しとなる。まあそれで動くなら故障とも呼べないレベルだが、不良率の高さで札付きの8600GTという事でそれでは済まない気もする。最悪、超メンドーな再リフローをやらねばならない。まあ涼しく、というか寒くなってきたから良いか。しかしあまり寒くなると今度はベランダに出たくなくなるんだな。


★プラン
 面倒なので全部固体化しちまうか?だがしかし、動かなかったときにダメージがデカいので、まずは外し品の非固体中古アルミ電解で勝負だ。画像が出れば再交換という事で。


・FZ1500μF6.3V
 これは6.3Vじゃなくてもいいだろう。2.0〜4.0VのSMDポリマー固体は在庫が余り気味なので、動作確認が取れたら最終的にはこれを使う。

・FZ1000μF6.3V
 1本しかない。8φなのがネックだが重要なのはESRなので、8φ以内で容量470μFくらいあればESRで決められる。最終的にはポリマー固体化すると思う。

・FZ470μF16V
 これが8φで16V耐圧なのが困る。但し基板は面実装や10φラジアルリードにも対応しているので自由度はある。KZH390〜680μFとかZL470μFかな。

・PSA1200μF4V
 変える必要はないが、全部ポリマータンタルにするならこれは除去する。テストの時にはこのままでいい。

・PSA330μF16V
 これの替えはHSDLには無い。いずれ16Vポリマー系も大量入手する必要があるな。勿論このままで行く。

・CE-AX470μF16V
 前回のA350にもあったが、これはZL470μF16Vだろうか。容量は減るがKZH390μF25Vでもいいかな。テストの時は重要性が低いので放置する。

・NCCの105℃品100μF16V
 これは以前のPV-T86J-UAL3ではOS-CONを使ったが、CX47はCX50、C39はC32で代用できるっぽい。今回はここにピッタリの物件がある。新たに寄贈されたネコ電のポリマータンタルPS/L47μF6.3V(70mΩ)である。もっと低耐圧のタンタル47μF5.0V(ESR不明)というのもあったな。テストの時はこのままで行く。


 まずは破損品のFZ1500と470を中古アルミ電解に置き換えて反応を見てみる。正常に画像が出れば本交換、正常に画像が出なければ恐らく再リフロー送りとなる。


★実装
 上で色々書いたが、結局選んだのはFC1000μF16Vである。ところでFZの性能ってどんなものなんだろう。中華製にはほとんどパクリ元と言うか相当品がある筈なんだが、SACONEVERCONも11月現在繋がらないし分らん。また逃げたのか?


fc1000uf
 何ともテキトーな補修作業。仮付とは言えカッチョワリ〜!このコンデンサ群を調べてみるとVmemの入出力らしい。メモリ電源という事で軽視されたのかもしれないが、ご覧の通り一番に死んでしまったので読みはハズレだ。最近のビデオカードはマザーボードより熱環境が厳しい場合が多いので油断はできない。


★テスト
xfx8600gt
 ウッシャー!動作しました。今回はドライバを入れて、各種ベンチマークを動かしてみたが完全動作している。ファンが多少煩いのでグリスアップする必要があるが、開けるのは面倒なのでやらないだろうな。コンデンサもしばらくはこのままで行く。背が高いので収納には不便なんだが…。


★次回に続く
xfx8600gt
 とりあえず今季初勝利である。100円で8600GTなら悪くない。

△CT6970[GF256DDR](AGP)→10円
−R98XTP-C3[RADEON9800XT](AGP)→頂き物
−A350XT TDH[GF5900XT](AGP)→300円
○PV-T64J-UDF3[GF8600GT](PCI-E)→100円
−SPAG43[GF6600](AGP)→100円
−GLADIAC 940[GF6800](AGP)→300円

XFX PV-T86J-UAL3(その3)

GF8500GT修理(その1)
GF8500GT修理(その2)
XFX PV-T86J-UAL3
XFX PV-T86J-UAL3(その2)


★再度コンデンサ交換
 先日初めて再リフロー手術成功患者となったPV-T86J-UAL3だが、外部委託に依る動作チェックも無事パスした。この基板は質が悪く非常に曲がりが激しい(末尾参照)ので、熱による歪みで剥がれやすい条件が整っていたのかもしれない。それが理由であればいずれ再発するかもしれないが、現段階では(あまり使わないカードでもあり)安泰と思われる。動くと判れば有り合わせを付けた電解コンデンサを正式な奴に換えてやろう。このクラスのカードだから固体電解にしたいところ。電解コンの本数は極度に少ないので、全固体にしてもコストはかからない。


c13
 まず小さい所から。隣のAZ7805(5VレギュレータIC)の出力コンデンサである。入力コンデンサは省略されている。CE-AX100μF6.3Vの互換品(多分)なので440mΩ/230mAだ。こういう小型のコンデンサこそ固体コンを使用するべき。小さな非固体電解ほど乾き易いからだ。使用頻度にも依るが、大型の物なら10年位はどうという事は無い。


c13_oscon
 何を付けるか?6φ×6mmのCE32は固体だけでも候補が多いが、今回は三洋で統一する為にSVP(旧)56μF6.3V(45mΩ/1700mA)に決定。これ程の高性能は必要ないが(^^; サイズ的にこれしかなかった。サイズというか見栄えとメーカーを気にしないなら通常タンタルのSV68μF10Vが良さそうだ。


 次にC20(21)、C39(45)だ。これはソコソコ大電流だから良い物が必要で、容量も元の半分程度は必要だろう。容量の点でポリマータンタルにとっては厳しい条件だが、使用予定の無いTPE470μF2.5Vに交換する。25mΩ/2400mAなのでELCON1000μF6.3Vの代用は充分に勤まる。このAPW7067Nは外部補償なので、回路設計によっては超低インピーダンス大容量の物を付けると拙いかもしれない(未確認)。しかしこの程度なら問題ない。

c20_21_39_45
 ハンダが光り過ぎてインダクタが写りこんでいる(写真キタネー)。インダクタが面実装ではないので景観を損ねるが、現在はラジアルリード&ロープロファイルのインダクタの替えが無いので我慢する。


vcore_poscap
 最後はVcore出力コンデンサ。ELCON1000μF6.3VからTPD470μF4.0Vに交換。容量は半分だが10mΩ/4400mAなので何とかなる。実はあと1つ欲しいが、このカードは高負荷時のオン・オフ(Ic)が少ないみたいなので妥協する。オリジナルが1000μF6.3V×2だったのもそれを見越してのものかも知れない。ボード上のアルミ電解は極端に少ないのでこれで全固体化完了だ。

 ということで漸く全てのPV-T86J-UAL3が実用可能な状態になった。固体化したので寿命も飛躍的に延びた筈だ(再度ハンダ割れしなければ半永久)。だが3つは要らないので1つは友人に進呈する事にした。


pv_t86j_ual3
 あーやっと終わった。当分の間はPCI-Eビデオカードは弄らないぞ。AGPはやるかもしれないけど。知人がこれを見て一言「部品を付け忘れたみたい」…言われてみればそう見えるな。あくまで外見的に言えばCE32が一番見栄えが良いような気がする。でもまあ、もういいよこれで(^^;


★おまけ1
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0420/tawada_2.jpg
 インプレスのサイトにヌビリファレンスボードが掲載されていた。これに拠ればPV-T86J-UAL3も殆どリファレンス通りの基板と言える。大きく違うのは初回で指摘した通り入力コンが無いに等しい事(VcoreだけじゃなくVmemもMLCCしかない)。またSLI機能はリファレンスカードも実装されていない。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0420/tawada_1.jpg
 MSIの製品が実に素直なリファレンス設計と言える。直接関係ないが、PCWatchの元記事を読んでいたら「8500GTの3D性能はGF7600GSより劣る」と書いてあって萎えた。そんなに遅せーのか。新しいチップでありながら消費電力も全く変わっておらず、ストリームビデオ再生のハードウェア・アクセラレート以外は役立たずか。市販製品はご覧の通りの粗悪品も多く、今にして思えば8xxxシリーズは、FXで躓いたヌビを更に傾けた製品と言えるかもしれない。またNVIDIAはGeForce4以降「製造者がリファレンスデザインを守れば品質は維持される」と公言していたが、実際はそうではない事がよく分ったね。


★おまけ2
kiban
 何じゃこりゃー!と優作みたいに叫びたくなる基板。曲がった基板は多々あれど、こんなに小さいのに捻ったように曲がった基板は見た事が無いよ。デザインが変わった後期基板は曲がっていないので、初期版だけが明らかに欠陥品だと思われる。

XFX PV-T86J-UAL3(その2)

GF8500GT修理(その1)
GF8500GT修理(その2)
XFX PV-T86J-UAL3


 本当はコンデンサ交換記事を書く予定だったが、時間切れのため動作チェックを先にする。交換記事は次回に書く。なおこのベンチは交換後のものである。


★ベンチ
 動くようになったのでいつものベンチを取る。CPUはセレDや420ではなくE1200に変わっているが、ソフト側が全く?利用しないので速さも変わらないみたい(^^;


・2DMark2011(GDI)
2dm2011
 もう遅いとは言わせない。P4M900T-Mの内蔵より速い(^^

・3DMark99Max(DX6)
3dm99max
 今までのチャンピオンだったGF6600AGPに勝つ。何故だろう?


・3DMark2000(DX7)
3dm2000
 平凡なスコアでガッカリ。


・3Dmark2001(DX8)
3dm2001
 また例によって3DM99MAX(XP改)を動かしたら動かなくなった。


・夏海ベンチ(DX8)
natsumi
 おーこれは最高記録ですね。以前のチャンピオンはHD4670である。


・ゆめりあベンチ(DX9)
yumerea
 メモリクロックが遅いから?あまり速くない。


 何故か3DMark99MaxでHSDL最高記録。この結果には悩むなあ〜(^^ 今更DX6.1に最適化するわけは無いので何が好結果を生んだのやら…。なお夏海ベンチで10000を超えたのも初めて。FR1.01は9も行かなかった。ソフトが対応していないのは仕方が無いが、何かデュアルがうまく機能していない気がする。

XFX PV-T86J-UAL3

GF8500GT修理(その1)
GF8500GT修理(その2)

 マザー故障と震災の影響で放置されていたGF8500GTの故障品XFX PV-T86J-UAL3。直るなら直し、動かないならサッサと金属ゴミに出す。


★再リフロー
 前回のPV-T86J-UAL3,BIOS書き換えを試そうと思ったが、マザーが起動しないのだから書き換えようが無い事に気づいた(^^; 当たり前やんけ。そこで例のGPU不良と決め付けて再リフロー練習の素材とした。起動すれば成功だから動作確認が容易だ。粗末で部品取りにはならないから是非とも成功してもらいたい。

 作業は書いてもしょうがないので省略。というか成功すると思わなかったので途中の記録を取っていない。時間はテキトーに20秒位か?腹時計なので分らない(^^; 冷やして洗浄した後P4M900T-Mに付けて電源を入れてみる。

gf8500_biospost
 キター!起動しましたよ。ドライバを入れていないので本当に正常か分らない。最近は構成上VGAモードではチェックできない。しかし通常この手の故障はVGA画面にて既にグチャグチャになるのが普通なので成功の確率は高い。単体ビデオカード復活例はインターネット上では見た事が無いので初と言う事にしておこう(^^


★(祝)初の成功
 まとめるとGF6xxx以降の主な不動原因は、

‥轍鬟灰鵐妊鵐吃堽匹原因ではない
BIOS飛びも見た事が無い(POSTCODEでだいたい分る)
GPUハンダ割れで「画面は出るがメチャクチャ」タイプが多い
ず垢垢肇泪轡鷦体起動しないカードも結構多い
イ瓦稀にパワーMOSFETが死んでいるカードがある

 教訓として、不動と分っているGF6xxx以降のジャンクを買うのは止めた方がいい。動作未確認のもタダ同然以外は損する可能性が高い。ちなみにBIOSが問題なく立ち上がっても万全ではない。ドライバを入れたら固まるのも多いのだ。これはドライバやソフト的な不具合と勘違いしやすいので注意。メンドクセーな。

GF8500GT修理(その2)

GF8500GT修理(その1)


★MOSFETを交換する
 STU6025NLはHSDLではお馴染のSAMHOP製だが、予想通り高性能(RDSon5.5mΩ)で代わりが無い。仕方が無いのでinfineonのIPD12N03L(RDSon8.1mΩ)でお茶を濁す。多少発熱が増える事になるが致し方ない(注)。代わりにゲート容量が1/3程度と少ないからスイッチングはだいぶ速くなるけど。もし良い物があったとしても、現在のコイツに使うのは非常に抵抗がある。良い部品をわざわざ死地に赴かせるようなものだから。

注:もっとも後期型はSTMicroのSTD70N02Lに替わったので問題は無いのかもしれない。


hagasu
 と言う事でまずは剥がす。基板が黒マットなので、ハンダ吸い取り線を使った際に傷付き易く目立ちやすい。見かけはカッコいいのだが修理屋にとってはイヤざんす。このパッケージは足が非常に折れやすい。ハンダゴテだけで壊さずに剥がすのは至難の業。どこかのサイトに「熱で劣化して折れやすくなっていた」とか書いてあったけど、実際コイツは新品でも折れやすいのだ。バラして構造を見れば折れ易い理由が直ぐに分る。足は薄いプラパッケージで支えてるだけだから。前にも書いたがInfineonは比較的壊れにくい。


ipd12n03l
 IPD12N03Lを貼り付けた。これでテストしてみたが変わらず全く動かない。Vcoreは供給されるようになったがVGABIOSは起動しない。ひょっとするとコンデンサ故障⇒Vcoreリプル増大⇒GPU破壊の流れだったりして。それだと直しようが無いなあ。BIOS飛びも怪しいんだけど、あのUNIFLASHでこのカードは書き換えられるのだろうか。PCI-EデバイスはPCIと同じ扱いになるのか?やった事が無いのでこれはまた後日。


biosrom
 残りは現在も調査中だが、画面の縞や乱れを見るとコンデンサ交換程度で直るような故障ではなさそう。とりあえず次回はビデオBIOSの書き換えが出来るかどうかテストしてみよう。既報通りマザーが壊れてしまったのでPCI-E関連の修理は中断。

GF8500GT修理(その1)

 去年の11月頃の話。

 HSDLに故障のGF8500GT(DDR2/256MB)が3枚持ち込まれた。それぞれ症状は「画面に縞が出る」「VGA画面が出ない」「起動しない」と言うこと。縞はメモリが死んでいる可能性が高いが、コンデンサもよろしくないので交換してみようということになった。


gf8500gt
 XFX製で全部同じ型番だ。@500円らしいが、現役のGF8xxx以降だから動けばソコソコ良い買い物と言えよう。しかし粗末な造りで恐らくPCメーカーに供給する廉価カードと思われる。部品配置はリファレンス準拠だが、設計段階で部品が極度に減らされている。これと比べると、前回のHD4670ですら高級感で光り輝いて見えるほどだ(^^;

・ファンレスだが基板はコイツと同じだ。
http://tomcom.ca/catalog/index.php?main_page=product_info&cPath=9_3_63_66&products_id=295
http://www.appinformatica.com/tarjetas-graficas-vga-pcie-gf-8500gt-512mbpasiva-xfx-500m.php


g86
 GPUのG86である。本物だ(^^ 3枚のうち1枚だけ製造時期が違い、コンデンサや基板も違っている。まずはテストを兼ねて2枚あるほう(こちらが古い)を交換してみる。


sli
 何故かビニールテープで潰してあるSLIBus。使えないのか使わせないのか?なお新しい方は使えるようになっている。


elcon
 ELCONのEHZである。これはE(ELCON)のHZという意味だろうか。エルコンのサイトに行ったら何と!日本語ページがある。日本語ドキュメントも用意されておりヤル気満々…しかし肝心のカタログのダウンロードが出来ない。

 手元の昔のカタログには8φ×11mmのサイズは無い。他サイズからの推定ではESR=50程度と思われる。デバイスや基板のシルク印刷から考えて、MCZ1500μF6.3V辺りがアルミ電解としては適当だ。本当はこのくらいになると固体を使うのがベストだが…。

 HSDLはMCZすらままならないので(^^; 元と大差ないWG1000μF6.3Vを採用する。確実に動くと分っていれば素直に固体を付けるが…。WGだと細すぎて収まりが悪い。まあこれはテスト品なのでいいだろう。動いたら正式版ではもうちょっと良いのをつける。


fan
 テストの前にクーラーがチョー汚いのでバラせる限りバラしてから洗う。金属製のヒートシンクだけは新品同様になったが、ファンはプラスチック製なので汚れがなかなか落ちない。


ware
 ぎょぇぇ!気づかなかったけど割れてるじゃないか。T50-8の代えは無いなあ。ATX電源に使われていた巨大な奴しかない。触らないようにこのまま使うしかないな。バラして接着剤で付け直しても良いが、コアとしてはこのままでもだいたい普通に動く。


 P4M900T-Mに付けて動かしてみたら、ファンは回れどポストしない。Vcoreが供給されていないようだ。コンデンサが逝かれた時にMOSFETも死んだのだろうか?愈々面倒になってまいりました(^^;


vcore
 …そんな生易しいものじゃなかった。Q6は上側パワーMOSFETだが、よく見たら入力コンデンサが無いじゃないか。いや厳密に言うとC14,15,16,61,792のMLCCがそうだが、こんなもので足りるわけは無い。おまけに入力Lも無い。R566,567,568の0Ωがその代わりらしいが。あまりにふざけているんで絞め殺したくなります (#^^) つまりこの製品は、既に設計段階でかなりの確率で壊れやすい製品という事だ。現実に壊れているので言い訳は出来ない。満場一致でクソビデオカード・ワーストワンに輝いたのでここに表彰します。

 とりあえずパワーMOSFETを剥がしたところで時間切れ。動くか分らないけど次回はこれを交換する。
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